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「天使降臨「バカラック湖」」 [Dr. K様]
2008年12月 メキシコ、レイク・バカラック
−準備〜出発〜1日目−
計画は約1年前から。
「あんた、バカァ〜!?」
はい、バカです、こういうシチュエーションで言われるのかもしれません・・・。
釣れなければ、帰国後「ホントにバカね、」決定?
それだけは避けたいと思い、アクセス様のサイトを中心に情報収集に力をいれて準備もそこそこ整ってきたところへ驚きの報が。『満水、バカラック』。前回のバカラックは生木も沈む超満水の大苦戦、今回もかなりの高水位ということです・・・。
ですが、出発2週間前、アクセス様より情報のご提供&IK社のHPで画像の一部がアップされていたのを発見! 90%位の貯水率? 少し安心。。。
いざ出発、空港行きのバスで成田空港NRTへ向かいます、が途中渋滞。予定より30分遅れでNRT到着。
「すいません、遅れてしまいました!」無事に同行の先輩と合流、ドル換金を済ませてKE大韓航空カウンターへ。
ここで今回最初のトラブル発生、ロッドケースにペナルティーチャージを請求されることに(泣)。渋々承諾、(ここで悪い事は全て終わり!と願って)気を取り直していざ出発!!
目指すは金翼12枚の天使を求めてメキシコ−バカラック湖です。
→1翼=1lb、目指すは過去最高記録更新12翼の天使(最高セラフ位ミカエル相当)
ロスLAX到着、長い空の旅もまだまだこれからと奮起して乗継ぎのAMアエロメヒコカウンターへと向かいます。
途中で「ここで荷物を渡して下さい」と空港関係者に言われてしまい、心配になりながらもロッドケースのみを持ってAM便のカウンターへ行きチケットチェック。
ここからHMOエルモシオ空港まで、スーツケースの到着を皆で心配×3しました。
過去にバゲージロストに遭ってしまった話は聞いていましたが原因は乗継ぎカウンターまで自分で持って行かなかった・・・が主原因と聞いていましたから心配は募りました・・・そしてLAX出発、スーツケースは大丈夫だろうか?→ZZZ(爆睡)
HMO到着、荷物コンベア前でドキドキしながら待つ(長かったです)こと、最後の最後に出てきました!
再度、LMMロスモチス行きに乗継ぎ出発。もう暗闇のLMMでしたが無事到着。ロッドケースとスーツケースを受け取り、送迎のクルマへ乗り込みロッジへ。
→海外旅行をされる皆様、こんなに荷物を心配するのは私達「釣人」だけ?でしょうか。
夕食を済ませて、疲れていることなど忘れて明日への準備。
ロッドの無事を確認後、ラインを巻いてリグをあれこれ考えてセット(この時間が幸せ、とはあるショップ店長のお言葉)。そして計量器具の確認。正確な数値を表示するかを確認、セカンド、サードオピニオンで信頼性を確保。
お約束のモーニングコールとコーヒーで始まるメキシコトレイル、朝食後に桟橋へ送られて、いざ出発です。
まだ暗闇のバカラック湖、星座が教科書通りに並ぶキレイな夜空を見ている間に、まず最初の場所へ到着。
暗くて湖のシチュエーションがよくわからないこともあり、ガイドのMr.アンソニー氏へASK「ワイヤーベイト?」、
「グッド」とのこと! 投げ続けても反応ナシ、でバモノス(皆様ご存知、『移動』)。
次の場所へ到着後も結構投げたかな〜、で最初のヒット! 巻く力を込めるもバレてしまい、ここで「バモノス」。
今度はワームで、とお約束のリザード・・・しばらくすると、コンッと当たり。期待を込めてフッキング、グランデ!?と期待させるに十分な引きでハリアーが絞り込まれる!!が、痛恨のバラシ。なぜ?不運はNRTへ置いて来たはず・・・。
(さらに悲しいことが続きます)
ブッシュが沈んで立枯れ木が点在するイイ雰囲気の場所、アンソニー氏が私の「ギガンテス」を推奨。トップだけあり(よく見える)明らかに50UP確実グランデ級と分かるサカナがヒット!ファイトの末にフックが破損!? ここでもバラシです。
で、バモノス→気分転換かな・・・優しいガイドさんだな・・・えッ英語で返してくれるこの人。英語OK、ラッキー。
移動の道中、英語でお話。色々教えてもらうゾ〜。季節的にイイ魚がいるのは〜〜だ、とか説明してくれるので頼もしい! アンソニー氏、何だかいい感じ!!
さて岩盤から小岩混じりの急なラインへと変化する場所へ到着、「ラトルトラップは持ってるかな?」「Yes,
sir.」で、TDバイブレーションUS108Sをセット。メキシコお約束のブルー/シルバーカラー。
キャスト開始。すぐに45cmクラスをゲット。初のバカラック・バス、ここから!と気負うも続かず・・・。
でもバモノスのコールはありません。でキープ・キャスティング・・・やや岸の状態が変化してきている?でヒット! ロッドがグラスコンポジットなのでそこそこに絞り込まれる、そんなレベルではありません、バットから絞り込まれる!! でも楽しいファイト。
やっと上がってきたサカナは「58.5cm−9.5lb」。
9.5翼の天使をゲット、これで無事に帰れる・・・ホッと一安心。
もう1匹「52.0cm−6.0lb」を追加。
その他、結果は4lb台×1匹、2lb台×4匹、1lb台×5匹。
楽しかった!(でも疲れました)初日終了、本日はビール15本。
−2日目〜3日目−
2日目、今日も快晴間違いナシであろう夜空を見ながら出船。
シャローのブッシュ周辺を2−3箇所流すも反応ナシ、でバモノス。
前夜の情報交換で「バイブレーションがイイ」ということだったのですが、カバーがキツい場所なので直感でスピナーベイトを投入、ガイドが「ピッピ」(エチケットタイム)中に強烈な当たり(グランデ確定−暴走モード)、続いてブッシュへ突入されながらもファイト、悪戦苦闘の末に捕獲、25lbラインが傷だらけ。「58.0p−8.5lb」。
うれしい、サカナ。8.5翼、これもかなり上位級の天使。これでお世話になったアクセス様へもいいレポートできるかな(笑)・・・。
そしてバモノスすること、やってきたのは昨日と同じような岩盤→岩混じりのブレイクへ変化する筋。
「ラトルトラップ?」とASK、「GOOD。」ということで「I, sir.」でキャスト開始。ひたすら投げる、投げる、信じて投げました。
40cm−45cmを3匹ゲットした後、「重い」当り。今までの「ひったくるような感」ではありません・・・でも、デカイ! 覚醒バカラック!!
凄い勢いでディープ側へ突進、潜行されるもオープンエリアだけに耐えること数分(多分)、上がってきたサカナは間違いなくグランデです。顔が大きい、胴体が太い。慎重に計量、61.0p。重量にも期待・・・10は超えている・・・アンソニー氏にもセカンドオピニオン、11.5lb。
アンソニー氏も無線で「ハポネ(日本人)がやったぞ in Spanish」(多分、このような内容)と仲間に連絡。
11.5翼の上位天使降臨、バカラック万歳!
その他、5lb×1匹、3lb×1匹、2lb×1匹、1lb×2匹 。ビール12本。
この日、アメリカ人も団体様御一行がロッジへ到着・・・すごい人数。
3日目朝一番はブッシュエリアから。暗くてブッシュの具合がよく分からない中でこの日はバクラトスイマーから発進。
ブッシュに引っ掛かるのを外してリフト&フォール、スイミングと探ると「コツッ」と押さえ込むようなアタリ(直感&確信)。ここぞとフルパワーフッキング、凄い引き。グランデ確定−覚醒モード!? Hパワーのハリアーが見た事ない程に曲がる。ブッシュに入られながらも、まだ暗闇の中やっとの思いでランディングに成功。
グランデ、天使の衝撃再び。計量に期待。61.0cm、重さは・・・10.5lb。アンソニー氏も「11?」と間近に見るが「10.5」。
ここにも上位天使が降臨、凄すぎるぞバカラック湖。
この日は昼にも55.0cm−8.5lbをワンナップシャッド・テキサスリグで追加。他、1、2lbクラスを各1匹。暑かったせいもあり 本日はビール15本。
もう十分です(!?)
−4日目〜最終−
4日目 ロッジも湖も満員御礼のバカラック、どうやら漁師も昨日はフル稼働だったらしい・・・網を上げるために。
今日、明日は禁漁日らしい・・・でもアメリカ人御一行はすごい人数です。会話もはるか彼方のボートより聞こえてくるのでサカナ達もこれでは相当神経質になっているのは確実。
案の定、釣れるのは中−小型がポツポツの状態。
これといった決め手、幸運もなく夕方の最終エリアへ。
アンソニー氏がエレキをピックアップ時、巻いていたワイルドアイ・スイムシャッドに コツコツッとアタリがありタイミングを合わせてフッキング。上がってきたのはアフター間違いナシの魚。52cm−5.0lb。
すでに暗闇、ここで終了。1〜2lb×11匹と最後の50cmUP、ビールは12本。
バカラック湖、沈黙。
最終日、バカラック湖は今日も満員御礼。
好調だったバイブレーションなども反応激減、ワーム主体へチェンジしてみますが芳しくありません。(今思えば4日目の昼頃に気付けばもっとイケたかも・・・残念、「後悔は次回の動機になる」。なるほどネ。)
デスアダー6&8、デスアダーグラブ6で色々丁寧に打っていくも釣れるのはチキータばかり・・・ランチにロッジへ戻る直前に51.0cm−6.0lbをゲットするものの、午後は続かず小型が5匹。時間は過ぎて夕方に。
いよいよバカラックとのお別れが近づいてきましたが、よい返事はありません・・・暗闇せまり「STOP
FISHING」。
最後のビールでサルー、今日12本で合計ちょうど60本。満足。
*記念に台帳記入してきました。詳細は現地で開いてご確認、ご査収のほど。
ありがとうバカラック、また来ます。
[以下アンケートより抜粋]
●釣果はどうでしたか?(わかる範囲、概算でも構いません)
あなたの本数:[ 42 ]本
大物ベスト5 (体重順)
(※○.○lbでも○lb○ozでもOK。1lb未満の表記に注意。1lb=16oz)
1位:体重:[ 11.5 ]lb[ ]oz 体長:[ 61.0 ]cm
ルアー:[ TDバイブレーション TDUS108 ] 色:[ ブルーバックシルバー相当 ]
リグ:[ ] バイト深度:[ おそらくは、2.0−3.0M付近 ]m
2位:体重:[ 10.5 ]lb[ ]oz 体長:[ 61.0 ]cm
ルアー:[ バクラトスイマー ] 色:[ ブルーバックトラウト ]
リグ:[ ] バイト深度:[ 2.0M前後のブッシュ ]m
3位:体重:[ 9.75 ]lb[ ]oz 体長:[ 58.5 ]cm
ルアー:[ TDバイブレーション TDUS108 ] 色:[ ブルーバックシルバー相当 ]
リグ:[ ] バイト深度:[ おそらくは、2.0−3.0M付近 ]m
4位:体重:[ 8.5 ]lb[ ]oz 体長:[ 58.0 ]cm
ルアー:[ ワンナップシャッド 5ich ] 色:[ ウォーターメロンペッパー ]
リグ:[ テキサスリグ 3/8oz−5/0 フック ] バイト深度:[ 1.0 ]m
5位:体重:[ 8 ]lb[ ]oz 体長:[ 55.0 ]cm
ルアー:[ B カスタム 3/4oz ] 色:[
チャート系のスカートへリタイイング&Wウィロー・ゴールド ]
リグ:[ ] バイト深度:[ 1.5M前後付近 ]m
50cm超の本数:[ 8 ]本 (うちロクマル[ 2 ]本)
7lb超の本数:[ 6 ]本 (8lb台[ 2 ]本、9lb台[ 1 ]本、10lb台[ 1 ]本、11lb台[ 1 ]本 )
同行者の本数:[ ]本
大物ベスト5 (体重順でも体長順でもお好きに)
(※○.○lbでも○lb○ozでもOK。1lb未満の表記に注意。1lb=16oz)
1位:体重:[ 12 ]lb[ ]oz 体長:[61.0 ]cm
ルアー:[ USラッキークラフト・バイブレーションLVR-D15 ] 色:[ ブルーバックシルバー相当 ]
リグ:[ ] バイト深度:[5.0M付近とのこと ]m
●全体的に最も効果的だったと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は?
@奥に産卵場所となるような環境のエリアが控えている筋、岩盤から軽石へと変化するゾーンに沈木
などのストラクチャーを絡めている場所。ビッグバイブレーションのリアクション(!?)で手数勝負。
Aシャローのストラクチャーをスナッグレス効果のあるルアーで。朝一番のフィーディングモードの魚に期待。
●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的?
[ 11.5lb→@ 10.5lb→A 9.75lb→@ 8.0lb→A ]
●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は?
・シャローでもディープでも、テラピア(大)が連発する場所はNGらしいです(が、私達のガイドは行か
なかったと思います)。
・小型(といっても、40−45cm付近)とグランデが同場所で釣れないというのが不思議でした。
・今回はトップ系には反応「悪」であったように感じます。
●今回のベストルアーは?(名前/大きさ/重さ/色 ※複数回答可)
・TDバイブレーションUS108S
・ベスト5のサカナはゲットできなくとも使いやすさでデスアダー6&8にデスアダーグラブ
●釣りに関して他に読者の参考になりそうなことはありませんか?(テクニック、トラブルやその対処等何でも)
・二日目からはアメリカ人の団体様御一行が来てしまい湖上は大混雑、そして沈黙。
・先手必勝で初日から頑張る。
・こんなルアーで釣れればいいな・・・は後廻し。
・カバー周辺での疑わしきは「キッチリ合わせてみる!」→万一スタック(根掛り)してもプロガイドが
外してくれるから大丈夫です。
・ラインは万全の太さで
★現地の方が言っていましたこと
今年は蚋をはじめ、寒さで死滅するはずの昆虫が多数生き残っているとのこと。
特に上記にも述べました「刺し虫系の『蚋』」かなりの被害者が出ています。
私のように腫れる体質の方は、虫除け対策は万全にして出向いて下さい。
外国製の日焼け止めは昆虫忌避効果(というか日焼け止めと虫除けが一緒になっている)が望めるので
時間があれば、LAXで購入されるといいかもしれません。
[サイト管理者より補足]
それにしても、数はそうでもなかったようですけど、1人で11.5ポンドと10.5ポンドの2匹の10ポンドオーバーを釣ってしまうというのはやはりものすごいですね!バスの体型も「ぶっとい」!こういう超デカバスを手にすりゃあ、そりゃもう幸せの極地!水位の関係でこの時ちょっとタフだったバカラックですが、やはりあなどれません!
お手伝いと言えるほどのお手伝いはこちらもしていなかったんじゃないかと思いますけど、この方は「少しでもお役に立てるなら」と釣行記を書いて下さいました。このサイトの趣旨をご理解いただき、後に続く日本人のために貴重な情報を残していただいたことに感謝します。こうした釣り人同士の助け合いでこのサイトは成り立っています。
大韓航空はこれまで多くの人が利用していますが、実際に課金になったのはこの方が初めてです。成田で7000円だったとのこと。ただしロサンゼルスからの復路では課金されなかったそうだし、この方より後の正月明け出発で同じ路線を利用した別の釣行者は往復共に課金されてません。ひょっとするとその時強く反論すれば課金されなくて済んだかもしれません。
ロッドケースへの課金に関する対応ってほんとに一貫性がないですから、その時の運みたいなところがあります(最近のアラスカ航空(ロス-マサトランでよく使う)のように路線によっては一貫性が見える場合もある)。一貫性がないということは「課金される可能性がある」ということですけど、裏を返せば「反論すれば課金されない可能性が大いにある」ということでもあります。皆さんももし課金されそうになったらすぐ払ったりせずに可能な限り反論してみるようにしましょう。
現実にこんなのを狙えるレイク!
日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら
このロッジも手配サポート可能です。もっと情報が欲しい方や予約したい方はこちらへご連絡下さい。
今回の釣行記もぜひ参考に。
「役立つサイト」目指してます! →今日のバスサイトランキング
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