このバトンは、かずいさんから回ってきました〜。
1.小説を書いてどのぐらい?
「小説」ってプレイ日記も入るのかなぁ〜(^^;) 入るんだとすると「やじピカ」開始が98年9月だから8年半くらいだけど、最初の作品が「お気に入りの場所」だとすると、2001年2月に発表してるので(暖めてたのはもっと前から)6年過ぎたぐらい。
(・・・と思ったけど、よく考えたら、高校の時に友達とリレー小説を書いてたのを思い出した(^^;) それだとすると、ン十年になってしまうんだけど;;; ・・・忘れよう)
2.処女作はどんな作品だった?
「お気に入りの場所」。 ポケスペネタで、キャラクターの過去話。 (上のリレー小説なら、一応オリジナルだけど、マンガとかのパロディが入りまくり)
3.どういった話を書く事が多い?
って分析できるほど、多く書いてないなぁ〜(^^;) 全体を通してなら「気に入ったキャラに関する妄想」ってなとこでしょか? あと、「実際にあった(ゲーム内で体験した)できごと」を元にして膨らませた話。
4.プロットは立てる派?立てない派?
手順としては、まず描きたいシーンが断片的に頭の中に浮かぶ→頭の中で補ったりつなぎあわせる(ここまでが長い)→ある程度形になりそうだったら書く→文章の整合性のとれないところ、つながってないところを書き足したり直したり(ここも長い)→文章表現を磨きなおして仕上げ〜。
・・・という格好で書いてるので、「書く前にメモとか箇条書きで構成を立てる」という意味だったら「立てない」になるのか?
5.視点は主観と客観どちらが多い?
主観かな〜。 というか、誰かの視点じゃないと書きにくい・・・何というか、キャラクターになったつもりで書くので。 そのわりに視点が移動したりすることも多いけど。
6.長編体質?短編体質?
「やじピカ」以外は短編しか書いてません。(^^;) でも短編連作形式ってのはやってみたいな〜・・・というか、ワールドと登場人物が共通で、あちこちから出来事の断片を切り出したような短編ってのは、「短編連作」になるのかしら。 だとすると、もうやってるか。
7.今まで長編短編合わせて何本書いた?
「お気に入りの場所」(正&続)、「鴻鵠女房」、(の後日談)、「あるポケモン一家の物語」、「出会い」、「空の柱の上で」(短編小説集「COMPASS」所収、ネット未公開)に、オリジナルで「ダイダラボッチの話」・・・って、多めに勘定しても、8つしか書いてないがな!
「やじピカ」を長編として数えても、9本しかないです〜(^^;) 半分書いて寝かしてるやつはもう1本(「出会い」後日談、というより直後の話)あるけど・・・あとは全部脳内か。
8.今まで書いた話でお気に入りを教えて下さい
「やじピカ」は別格として(^^;) 「あるポケモン一家の物語」あたりかな。 一番完成度とかまとまりがいいような気が。
9.話を書くに当たって自分なりのこだわりは?
まず整合性というか、現実味?
プレイを元にした話なら、あくまで実際の手持ちやプレイの流れに基づいた上で、現実世界とも矛盾のないように物語としてまとめること。 そうでない話なら、あたりまえのことながら、設定や人物造形に無理がなく、感情や話の流れが自然なこと。 その上で考察などしっかり盛り込めれば言うことなし(笑)。
登場人物は基本的に普通の一般人(かポケモン)。 もしかするとちょっとだけ変わった才能があったり、たまたま何か特別なものと出っくわしたりするかもしれないけれど。
伝説の勇者だの神様の化身だの最強の超天才だのはおよびでない。(そんなキャラ、描ける気しないし(^^;)) キャラクターが殺しあってバタバタ死ぬ話なんぞも書きたくない。
極端な状況でなければ感動する話が書けないとは思わない。 10tトラックにひかれた痛みを想像するより、ドアに思いっきり小指をはさんだ、なんて状況をイメージするほうが、よほど痛さをリアルに想像できるはず。 なるべく日常に近い状況での、だれにでもある身近な感情の動きを描きたいと思う。
あと、必要以上に難しい言葉や文字は使わない、かな?
10.書いている時にBGM有り?無し?
没頭すると聞こえてないかも。 下手なもんかけるとかえって集中できないから、なくてもいいか?
11.これから挑戦したい話や目標は?
目標:とにかく書き上げること(笑)
いま書きかけてるやつと、頭の中に物語の形でまとまってる話だけでも、とっとと書き上げたい。 半分書きかけで寝かしてある「出会い」続編に、クリスタルがらみでとりあえず短編?3本(最初の日と雨の日と遺跡)+外伝(?)2本で・・・何年かかるかなあ・・・;;
ほかにも、特に紅碧、物語としてまとまった形になってない「描きたいシーン」の断片はあちこちにあるし、「50の質問」でのサファイアの語りも、物語の格好にまとめてみたら面白そうかも、・・・等々と思ってるんだけど、さて、どうなることやら・・・。
(4.4追加) あたりまえすぎて忘れていたけれど、なんといっても描きたいのはポケモンとの触れ合い。トレーナーならだれもが体験しているはずの最初の子との出会い、初めてのゲット、進化、勝利と敗北、そしてポケモンとすごす日々。
……結局ワタシって、ノベリストというよりむしろ、プレイ日記が本分のノンフィクション・ライターなんだな〜(^^;)……読んでゲームをやりたくなってくれたなら、それが最高の賛辞だと思う。
12.憧れている作家さんを3人程教えて下さい
極めて土台のしっかりとした&のびのびした想像力を兼ね備えたファンタジーで追随を許さない佐藤さとる、一切無駄のない文章&卓越したアイデアの星新一、生命感のある文章で、世界観も描写も好きな宮沢賢治。 あと小説家じゃないけど、読むたびに「コトバ」の力を感じさせられる谷川俊太郎もぜひ。
13.次に回す素敵なノベリストさん5人どうぞ
我と思わん方、持ってってください〜(^^;)