フル規格KTXでソウルへ KTXは満席、ソウル・北村북촌・プッチョン) 10月14日(金) 釜山・雨、ソウル・曇
釜山=(KTX)=ソウル_明洞>>イビスアンバサダーホテル>>曹溪寺>>北村>>安國_明洞>>イビスアンバサダーホテル
 
1.より速くなったKTX乗車、ソウル駅→仁川空港のA’REX乗車券購入
 朝6時起床。血圧:H125,L83、正常!日本から入ってくるNHK福岡第一放送ラジオを聴取しながら(ラジオ朝一番のアイモードに書いた便りが見事届いた)出かける支度。外は先日の晴天がうそのような天候。雨天である。天気予報は当たった。しかし全ての人が傘をさしているわけではない。弱い雨なのだろう。天気予報によればソウルも雨のよう。願いは一つ、予報が外れること。8時半にチェックアウト、追加料金無。
 外に出るとやはり傘が必要な雨の降り方だ。しかし本降りではない。道を渡れば駅舎のひさし。すぐ建物の中に入れる。さあ朝食だ。昨年の6月と半年前は3階の綜合食堂街を利用したのでそこは避けて複数ある1Fの店のひとつで食おうと通路を歩く。韓食やスターバックスのような店が数店。見て回ると一番北
日にち、出発時刻、座席番号を充分確認して乗車
の端の店に来た。レシートによれば코레일유통(KORAIL流通?・KORAILユトン)という店。ファーストフードのようなセルフサービス形式の飲食店だ。他に3~4組の客がいる。箸と匙も自分でとる。ユッケジャン(육계장)があったので注文、値段は5,500ウォン。レシートによれば과세물품가액(クァセムルプムガエク・課税物品加額=本体価格)5,000ウォン、부가세(プガセ・付加税)500ウォン。書き方は日本のレシートに似ている。付加税(消費税に相当)は10%、それを見ると今の日本の国会を思い出してしまう。「(震災復興等の)増税なんかするより国会議員の数を減らして税金の無駄遣いなんかよせ!何も発言しないで居眠りしている議員だらけなんだから。なあ、どじょうさんよ。」だ。日本円に直せば税込みで371円、ヤッス。最近日本の焼肉・韓国料理店へは”塩分摂取制限”ということで行かないがユッケジャンは800円位するか?高級店だと1,000円以上するだろう。8時代後半のその店の従業員は2人、受注係と厨房係とがいる。約10分ぐらいして出来上がった。カウンターにのせられたので、そちらへ行き自分でテーブルに運んだ。充分な量。牛肉細切りの他、ゼンマイ、鶏卵、韮、春雨が入っていて、別皿で白飯、カクトゥギやオイキムチが付いている。粉唐辛子が入っているので汗が出てくる。でも辛いのは慣れてしまっている。塩分摂取制限があるので汁の半分くらいは残して(韓国は残すのが礼儀だという)、食器類を返却台にもどし「안녕히 계세요(アンニョンギゲセヨ).」と言って店を去りエスカレータで2階に上がる。乗車するKTXは9時半発。あと30分以上もある。15分位テレビがあり切り株のような椅子がある所で待機し10分頃乗り場の方へ行く。改札口は昨年と同様に無い。が、出発する5番ホームの階段入口はまだテープで閉ざされている。ところがしばらくすると看板の電気がついた。そろそろ降りれる。ひとりのおばあさんが階段の脇にあるエスカレーターに乗ろうとしたが昇り専用、ブザーがなったので引き返していた。その直後ホームから係員が上がって来て階段のテープを開けた。「OK?」と尋ねると「아홉시30……(アホプシサムシップン……=9時30分……)」という返答が来た。乗るのは9時30分発の列車、やはりもう乗れるのだ。よし、フル規格になったKTX、昨年より
これから乗るKTXと特室座席
速くなったKTXに乗車できる、ワクワク。階段を下り車内に入り乗車券に書かれた5号車6Cの席につく。2人掛けの窓席である。定刻より1分位遅れて、31分に出発した。空席だらけだ。隣席には人はいない。前回と同様にソウルまでこのような状態が続けば良いのだが。気持ちよく寝ることができる。開業当初は釜山から東大邱(동대구・トンデグ)までは在来線使用だったが、今はフル規格。この列車の停車駅は新慶州(신경주・シンギョンジュ)、東大邱、大田(대전・テジョン)で、2時間29分後にソウルに着く。昨年6月に乗車した時は、東大邱と大田停車でソウルまで2時間44分(多少の遅れはあった)。在来線特急セマウルだと同じく東大邱と大田停車で4時間10分。随分早まったものだ。釜山・ソウル間ノンストップの一番速いKTXもあるが、午後1時50分出発で、時間が合わないので乗らなかった。所要時間は2時間8分。新幹線のぞみでは、現在東京・新大阪間のノンストップはない。名古屋人からの苦情が多かった等でのぞみ誕生当初あったノンストップ列車は廃止となってしまった。今乗っている列車は新慶州に向かっている。やたらとトンネルが多い。10時丁度ごろ新慶州に到着。10人ばかりだろうか乗ってきた。後ろの席に座った人2名は話し声から日本人であることがわかった。スーツなので出張だろう。他に観光目的の客もいることだろう。先日は晴天だったので佛불국사・プルグクサ)は充分満喫した事だろう。今日訪れる人はあいにくの雨なので「はまってしまったあ」だろう。視界も悪いかもしれない。新慶州の次は東大邱。なおもトンネルばかりだ。トンネルを通過する音は日本の新幹線に似ている所あれば、モーーーなんていう音の所もある。またトンネル以外は雨天のため雨が列車に当たる音。前回乗車した時に聞いた風を切るピューピューなんていうのはない。縦揺れが多いのは前回と一緒。そして東大邱到着。えー?人だらけ。一般室に乗る客だろう。特室はチョボチョボだろう。ところが特室も結構乗ってくる。とうとう隣席に人が座った。後ろを見ても前を見ても席は埋まっていた。土日や公休日(祝日のこと)でもないのに、また金曜の午前中だというのに、一杯だとは想定外だ。尚、日本の新幹線と違って、東大邱や大田駅ホームは専用高架のホームではなく、在来線のホームと並べられ、元在来線の物を使用しているみたいだ。天井のテレビ画面は、李明博(이명박・イミョンバク)大統領の米国訪問に関するニュースがメインだ。オバマ大統領とにこやかに会談。字幕には한미若しくは韓美(ハンミなどの表示、つまり韓米だ。来週は日本の、最初っから支持なんかする気はしない“ドジョウ”が訪韓だ。列車は大田をれば終着・ソウル。雨はやんでいるようだ。ソウルの街を歩く予定にしているから降らないでほしい。そのまま願いどおり雨は再び降ることなく有名な大河・漢江한강・ハンガン)を渡りソウル駅に到着。時刻は12時を過ぎていた。約5~10分位遅れたのだ。KTXはよく故障するそうだが今回はなかったし、中国のCRHのような追突、高架からの転落もなかった。よかったあ。そのため遅れなんて気にならない。車両端に置いておいたキャリーケースを取り車外に出る。やけに涼しい。あっ、上着を忘れた!早めに気づいてよかった。すぐ車内に戻り掛かっている上着を着て再び車外に出る。キャリーケースを引きながらエスカレーーへと向かう。すると日本人の団体客に遭遇。ガイドさんが「きのうは晴れてて暖かかったのですが、今日涼しいのは雨のせいでしょう」とか言っていた。また、KTXが満席だったのは団体客が占めていたからだろう。一般客の一部は一般室に乗車するつもりだったが満席のためやむを得ず特室にまわり、特室も一杯になってしまったのだろう。でも韓国の鉄道は日本に比べずっと安い。値段は下準備の頁に記載したとおり。先月の3連休の日曜、のぞみで名古屋から東京へ行くために普通車の窓席の乗車券・特急券を券売機で購入しようとしたが、通路席と座りたくない3人掛けの真ん中の席しかなく、やむを得ずグリーン車の窓席の券を購入。14,270円もした(普通車は通常期料金で10,780円、自由席で10,070円)。タカ!しかし乗り心地は新幹線の方が上のようだ。
尚、KTXは火曜~木曜に乗車するともっと安くなる。

 エスカレーターを上がると、前回と同様改札口はなく乗車券はもらえてしまい自動扉が開きコンコースへ出られる。今度は帰国する16日に仁川空港へ行くための

A’REXの乗車券

港鐡道(AREX)乗車券を買うため案内板に従って西口へ行き、エスカレーターに2回乗って降り地下へ行く。ソウル駅から仁川空港までノンストップで行ける直通列車(직통열차・チトンヨルチャ)はエスカレーターを降りた後、左に行ったの改札機を通って行く。改札機の右に券売機がある。日本語で購入することもできるのでそれで購入。乗車日や出発時刻を指定し13,300ウォン(=898円)投入する。高級リムジン(明洞・명동・ミョンドンから14,000ウォン)よりは安いが一般リムジン(明洞から10,000ウォン)よりは高いだが明洞より地下鉄でソウル駅に行くとすると重い荷物を持って階段を下りねばらなず、またアーム式の改札口なので持ちあげねばらなないから、ソウル駅までの移動手段はタクシーとなる。このためタクシー料金を足せばA’REXの方が高級リムジンよりも高くなってしまうだろう。が体験、料金は気にしない。今日の“お仕事”の一つは片付いた。再び地上に出て、8月に改装工事を終えたばかりで文化驛서울(ソウル)284(문화역서울284・ムヌアヨクソウルイーパルサ)に改称した、旧駅舎をこの目で見て撮影。工事が完了したばかりの時は無料で入れたが今は有料、中に入るのはよした。尚284は、国の史跡第284号から来ている。

文化驛ソウル284(ソウル驛旧駅舎)と抗日運動家・姜宇奎(강우규・カンウギュ、1855~1920)の像(旧駅舎の北にある)

 そして地下鉄乗り場へ。前回、アーム型改札機にキャリーケースがひっかかってしまったので(失敗その1)今回は持ち上げて中に入れ、Tマネーをタッチ、エラーせずにアームを押せ、自分も中に入れた。地下鉄4号線へと向かい、ホームに降りる。すでに電車は来ていたが、逆方向に行くといけないから(前回の失敗その2)見送った。ホームドア上、次の駅・會賢(회현・フェヒョン)の表示が、反対の淑大入口(숙대입구・スッテーイック)より濃くなっているのを確認し次の電車を待つ。そう長く待つことなくやってきた。2つ目の明洞で下車。

イビス前の仁川空港行きバス停
공항버스=空港バス
이비스명동호텔=イビス明洞ホテル
6001:高級 6015:一般リムジン

 ソウル駅に近い方の階段を上って宿泊するイビスアンバサダーへと行くため端へと歩く。それにしても随分長いホームだ。後に調べたら10両編成だ。なじんでいる名古屋市営東山線や名城線は6両だからより長く感じる。東京メトロで古い銀座線や丸ノ内線も6両。エスカレーターと階段を上がり改札機の所でキャリーケース再び持ち上げ外に出しTマネータッチ、エラー出ず、アームを押せた。各出口には案内地図がないのでどこから出るのか迷ったが、かすかな記憶から6番出口より出ることとした。反対側でなくてよかった(前回の失敗その3)。反対側に出てしまうと、駅上を走る退퇴계로・トェゲロ)には横断歩道がないので再び地下に入って上がり直さねばならない。一旦外に出ればもう道順はわかる。中国人学校のそばの裏道を通って広い道に出てそのままイビスアンバサダーに行けばよい。

左:イビスアンバサダーは安くてきれいなのでまた利用する気になる。
右:外を見ると
南大門路のソウル驛方面はものすごく渋滞

 時刻はまだ午後時前。ホテル1階の案内係にチェックインは何時からかとたずねたら、もうやっているとのこと。フロントは19階。エレベーターで上がる。ここに宿泊するのは3回目。もう慣れている。チェックインは済ませ、部屋のある12階に降りる。エレベーターでカード式のキーをセンサーにタッチ。タッチしなければ12階のボタンは押しても点灯しない。今回は押した後ちゃんと点灯した。慣れていない人は手こずる。セキュリティーはしっかりしている。客室もセンサーにタッチすれば開く。部屋は南側、明洞のメインストリートの一つである忠武路(충무로・チュンムロ)、ロッテ百貨店ヤング館、新世界百貨店(신세백화점・シンセーゲーペックァジョム)が見える。広い道・南大門路(남대문로・ナムデムルロ)は渋滞、バスは連なっている。とにかく疲れたー。自動販売機でジュースを購入しを潤し、30分ほど休憩し、19階フロントにキーを預け、外に出る。 

 

2.ホテルより伝統家屋の北村북촌・プッチョン)
 昼食としてすぐ裏にある明洞純豆腐(명동순두부・ミョンドンスンドゥブ)で굴순두부(クルスンドゥブ=牡蠣の豆腐入りチゲ)を注文。席は半分くらい埋まっていた。すぐ近くの席に
日本人がいることも確認できた。韓流目的と思われる壮年女性だ。クルスンドゥブはすぐワゴンで運ばれてきた。店の人はテーブルの穴に入れられている卵(赤玉Mサイズ)を指し、「タマゴイレテ」と言っていた。コレステが気になることだし、朝食として食したユッケジャンにも卵が入っていたので(半分残した)、今回も半分残すこととし、割って入れかき回した。牡蠣はタウリンがあり、血中コレステを減らす作用があるから丁度良い。牡蠣は結構入っている。小型5つ以上はあっただろう。石釜に入ったご飯をステンレス茶碗によそう。残りのご飯はこびりついているので茶を入れてはがす。食べ終え7,500ウォン(=506円)の勘定(値上がりしている)をして外に出る。今度は南大門路を北へと向かい
途中大きな交差点・乙支路入口(을지로입구・ウルチロイック)驛の上を、左から来る赤信号でも走れる右折車両に気をつけて渡る。しかも車は右側通行なので反対方向(右方向)を見てはいけない。無事渡り終え、淸溪川(청계천・チョンゲチョン)を渡る。9月の台風に襲われた時に溢れたというが全くその面影はない。更に北へと足を進めると鐘閣(종각・チョンガク)にさしかかりそこ道は郵政局路(우정국로・ウジョングンノ)と名を変える。この道は並木道。たくさんのスズメが樹冠でチュンチュンさえずっている。スズメの会議だ。その光景は日本でもよくある。やがて曹渓寺(조계사・チョゲサ)の前の向かいに到着。信号付きの横断歩道を渡り、合掌して門をくぐる。境内は結構人がいる。欧米系の外国人3人ばかりもいる。書物販売店も結構混んでいる。大雄殿では2人の僧侶を中心に大勢の信
左上は派出所角をま曲がりまた左へ曲がった所にあった韓屋(北村方面間違いなし)、右へ伝統家屋が密集・向こうは景福宮、上より二~三段目は北村
五~六景、最下段は信号のない北村路の横断歩道とその道東側の三景へと続く道。
徒たちが五体投地のお祈りをしている。帰国後知ったことによれば、1ヶ月後に全国一斉大学入試(日本の国公立統一一次試験に相当)、{수능(受能?、スヌン)というらしい}が予定されていて、受験生の親たちが合格のお祈りしているらしい。柄付きの木魚の日本のそれとは一風異なる音を聞くのも楽しみである。そこでも合掌。大雄殿裏は博物館になっているが時間の関係上中には入らなかった。門で再び合掌し景宮(경복궁・キョンボックン)方面へと向かう。栗谷路(율곡로・ユルゴンノ)に出ると道路は渋滞している。景福宮南東の東十字閣(동십자각・トンシッチャガク)前の横断歩道の信号が青になったので渡るが、道は更に渋滞、動き続ける車が多いので充分気をつけねばならない。そう考えていると幸いにも前に韓国人が歩いていたので、ついていくように向こう岸へと進む。無事渡れたー。目的は景福宮ではなく北村(북촌・プッチョン)だ。伝統家屋が立ち並んでいる有名な所、今まで行ったことがない。YAHOOから出した地図に従ってそちらへと向かう。景福宮東の道・三
삼청동길・サムチョンドンギル)は駐車している観光バスだらけ。日本人団体客のバスもあるにちがいない。それらを横目に見ながら北へと進む。やっとのことで辿り着いた二股に分かれる所に来て、右の分かれ道に入り派出所角をまた右に曲がる。そして今度は左の脇道に入る。このあたりは住宅道だが数軒のカフェなどの飲食店がある。観光客目的なのだろう。脇道は左に折れる。まっすぐ北へと進むようだ。上り坂にもなっている。平らに所に来ると、道の左は低くなっていて伝統家屋群を見下ろせる。そして向こうの方には景福宮や國立民俗博物館(국립민속박물관・クンニムミンソッパンムルグァン)。そしてその向こうには仁王山(인왕산・インワンサン)、鞍山(안산・アンサン)、白蓮山(백련산・ペンニョンサン)か?まだ北村への曲がり角ではないようなので更に歩き続ける。他にも通行している人の姿数人。道の間違えはないようだ。下校中の女高生が現れた所を右に曲がる。また急な上り坂である。坂を登りきると見えてきた。北村の街並みが。数人の観光客が眺めていたり、写真を撮っていたり。赤い服を着た2人の案内係もいて、一人は日本語とかかれた、もう一人はEnglishと書かれた札をつけていた。道には迷っていないので尋ねることはしなかった。今度はまっすぐの下り坂を下りる。ロケになるような街並みだ。坂を下り終えると脇道から車がやってきた。坂道、曲がりくねった道、地理に詳しくなく、また慣れていないと通行は難しい。私もこういったところは道に迷った時はやむを得ないがあえて車での通行は避ける。車は無事私を跳ね飛ばすことなく通過。2回ほど左に曲がると、センターラインがある片側1車線の道・北村路(북촌로・プッチョルロ)が見えてきた。ファミリーマートがある。地図に書いてあるファミマとみられる。そこでTマネーのチャージをしようと思う。残りは6~7千ウォン、数回地下鉄に乗れば空っぽになってしまう。今日、安國(안국・アン
コンビニGS25のレシート
グク)から明洞に戻るし、明日は結構乗る予定だ。その道路に来る。ファミマは向こう岸にあるので渡らねばならない。車の通行が多いので渡るのは横断歩道でないと危険だ。左へ
20メートル程行った所の横断歩道を渡ろうとするが、信号がないので充分注意が必要だ。しかも今度は先に渡ろうとする韓国人はいない。左を見て南行きの数台の車が通り終えセンターライン辺りまで進み、今度は右を見、遙か向こうに青信号になったばかりのためこちらにやってくる3台ばかりの車が来るので歩道へと急ぐ。そしてファミマに入る。「안녕하세요?(アンニョンハセヨ)」、Tマネーと1万ウォン札を提示して「충전해 주세요(チュンジョネジュセヨ=チャージしてください).」。すると店の30代くらいの女性はわかってくれた。充填器は目の前にあることがその時わかり、マネーを置いてくれる。そして1万ウォン札を渡す。「OK?」と尋ねると店の人は「아니아니아니 (アニアニアニ=だめだめだめ).」と。数秒して終わったと思われる表情、再度「OK?」と尋ねるともういいようだ。Tマネーを取り「안녕히 계세요(アンニョンギゲセヨ).」、店の人は「안녕히 가세요(アンニョンギガセヨ).」。店を出て別の古い街並みがあるので再び撮影。そのあと安國驛へと向かう。すると案内所を見つけ日本語の案内地図があったので手に入れる。回るべきところは回ったので引き返す事はない。そのまま駅へ。ところがまた信号のない交差点。外国人がよく来る観光地と言えども危ない所だらけだ。左見て右見て、曲がってくる車にも注意!本当にタクシーが曲がってきたが一時停止してくれ渡れた。安國驛入口階段を下りると、数人の小学生のかたまりがいて、パーンという音がした。そのうち一人が落ちていた風船を踏みつぶしたのだ。思わず「あーびっくりした。」と言ってしまう。急な
イビスアンバサダーの窓から夜景を見ながらの一杯。左:南大門路の渋滞は1時頃より和らいでいる。右:明洞ギルの明かりが眩しい位にもれてくる。
出来事があれば母国語が出てしまうものだ。一面の島式ホームに降り、方向案内図に忠武路(충무로・チュンムロ)があることを確認して乗車。まだラッシュ時間ではないので混雑はしていない。シートは全て埋まっていてドアがある所に数人ずつ立っている状態。忠武路驛で4号線に乗り換えて明洞へ戻る。忠武路驛はまるで洞窟のように壁がでこぼこしている。また長いエスカレーターもある。しかし乗り間違えることなく明洞に到着。前々回、前回に引き続いて明洞の賑やかな道の一つ・忠武路沿いにある海苔名家(해태명가・ヘテミョンガ)にて土産を購入、イビスアンバサダー裏のコンビニ・GS25で缶ビール
リサイクルマーク(PET)
(2,450ウォン=165円)とチャミスル(1,450ウォン=97円)2本、豚焼肉弁当(2,800ウォン=189円)、明日朝の薬服用前に食するおにぎり(800ウォン=54円)、レトルト食品2品(チャジャン1,600ウォン=108円、カレー1,700ウォン=114円)、全7品を購入。釣りと一緒に渡された右のレシートを見ると、合計金額のうち消費税に相当する付加税がいくらなのか書かれているのは日本と同じ。しかし課税売上つまり本体価格まであるのと空瓶・封套等80ウォンと書かれている部分があるのが異なる。つまり支払い金額の中に、付加税の他容器リサイクル料が入っているのだ。日本だったら買物の際には容器リサイクル料は払わないのだが(容器に関わりのある業者が支払う)。課税売上は11,063ウォン(=747円)、付加税1,107ウォン(=74円)、空瓶・封套等80ウォン(=5円)、合計12,250ウォン(=827円、円で合計すると誤差が生じるが端数を切り捨てて計算しているため)。酒類は安いし、超円高のため円に換算するとえらく安く思える。日本なら2,000円はするだろう。尚、コンビニでは日本と同様に袋代は取らないようだ。得した気分、しかし海苔名家で土産を買ったことだし、重くなった荷物を持ってホテル部屋に戻り、お疲れの一杯&夕食。時刻は16時頃。
 今日の歩行距離:4.7km。就寝前の血圧:H105,L61、アルコールのせいだろうか、低め。
 
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