グルメは釜山 자갈치(チャガルチ)で鰻のテークアウト。 10月13日(木) 大阪は曇後小雨、
釜山は晴れ・暖かい 
大曽根 - 名古屋 =(のぞみ)=新大阪-大阪-(快速)-関西空港 ^^(アシアナ航空)^^ 金海空港 **(リムジンバス)** 釜山驛>>東横イン釜山驛1>> 釜山驛_南浦>>チャガルチ>>南浦_釜山驛>>東横イン釜山驛1
 
1.またまたアシアナ航空、大阪は曇、釜山は好天
 朝の血圧:H118,L75、上も下もは正常値、OK!先日までは名古屋は晴天に恵まれたが、見事今日以降は気圧の谷にはまってしまった。不運だ。前回の今年3月の時と同様に午
釜山の天気は晴
先發 スケジュール11:50
搭乘開始11:25
前11時50分関空発アシアナ航空に充分間に合うよう、7時6分名古屋発ののぞみ97号に乗車。曇天の中、琵琶湖を望めることなく京都、そして8時前に新大阪着。在来線に乗り換え大阪駅へ。新聞の写真で見た通り斜めの屋根ができていた。が、各ホームの屋根は残っており一部解体工事中っていう段階。関空行きが発車する環状線ホームより8時28分発の快速列車に乗車。1人掛けは向かい合わせの席しか空いておらず、しかも向かい側の席には人がいる。しかし西九条で席が一つ空き、座ることができた。阪和線の途中で昨年の6月の時と同様、遅れが生じてしまった。暫く停止。踏切に異常が起き、詰まっているとのこと。事故ではない。故障のようだ。すぐに動き出せばいいのだが……。約10分位して動き出した。よかったあ。日根野で阪和線から関空方面へ分岐するので、そこからはもう遅れることはないだろう。その通り、再びりんくうタウン駅以外で停止することなく、そのまま海を渡り関空駅に到着した。出発時間前、アシアナ航空11時50分発のOZ143便、搭乗手続きは並んで待つことなくすんなり済ませた。時刻は10時10分頃。11時35分までには搭乗しなければならないが時間は充分ある。その間、前回も寄った浪華で天ざるそばを食す。韓国人の僧侶ら4人ばかりの客が後から入って来る。テンジャルではなくテンザルと発音していた。なかなか発音は良い。11時頃そろそろ手続きした方がよいと判断し手荷物検査、出国手続き。何れもパス。搭乗口は一番南の1番。いつもと同様に無人運転のウィングシャトルに乗車し
釜山驛行きリムジンのバス停標識には出発時刻が加わった。
搭乗口へと向かう。すでに20人位だろう、搭乗口前にいた。モニターでは釜山の天気は晴。今日の天気はもつようだ。ラッキー。搭乗は予定通り11時25分に開始。19A、左側窓席。A320-200のエアバス社。11時50分、定刻通りに出発。小雨が降っているようだ。が、釜山の晴天を期待しながら離陸。雲の中を通り抜け上に出る。強い日差し、綿飴のような雲だらけだ。機内モニターによれば島根半島を抜けた所。未だに下は見えない。2003年の梅雨入り直前に行った時を思い出す。ようやく雲が切れはじめたのは、韓半島沖に達してから。船が見えたのでわかった。そして半年ぶりに見る韓国の陸地。窓席であっても左側なので釜山の街は見えない。主にビニールハウスだらけの農地だ。前回は右側だったし、好天だったので、街並
左:前回撮り忘れた釜山驛前の空港行きリムジンバス乗り場標識
右:駅前にそびえ立つ東横イン釜山Ⅰ
みをはっきり望めた。車の通行は右側だったのも韓国に来た実感の一つだった。そして午後1時10分頃着陸、そして到着。ベルトを外す音があちらこちらからカチカチ。乗客は一斉に立ち上がり、出口へ前進。入国手続きパス。手荷物検査はなかった。預けた荷物は10分ぐらいでやってきた。2時丁度の釜山驛行のリムジンバスには充分間に合う。両替、30,000円出し、427,500ウォンが入った封筒が渡された。1円≒14.8ウォン(計算書では14.25ウォン)だから、ドバっと入っている。時刻は1時35分頃。釜山驛行き2番バス停には、親切に前回はなかった出発時刻が書いてある。次は1時55分発。分早まったのか?それでも時間はまだあるので中のベンチで待機。海雲臺(해운대・ヘウンデ)方面行のバスが出て行ってしばらくしてバス停前へ。さっき飛行機に乗っていた人もいた。他にも2人ばかり。すべ
て日本人だった。釜山驛方面行のバスは約分位してやってきた。運転手が降りてきて、行き先を一人一人に尋ねる。「어디에……(オディエ……=どこへ)」と。私は「부산역(プサニョク=釜山驛)」と答えたけど、わからないような表情、このため英語で「Busan station」と言ったらわかってくれた。キャリーケースを座席下の収納庫に収めてくれ、5,000ウォンを支払い、座席に着く。2時少し前に出発、やはりダイヤの変更があったのだ。次に国内線のバス停に停まり数人が乗車し、出発。空港敷地外に出る。洛東江(낙동강・ナットンガン)を渡る。その後通るのはいつもと違う道のようだ。地下鉄2号線上の道を走行しているようだ。地下鉄駅の標識がやたらと目に入る。帰国後調べたらやはり京釜線(경부선・キョンブソン)線路南の道を通行したことがわかった(昨年は線路北側を走行)。いつもと同様、西面(서면・ソミョン)のロッテ百貨店正面口前に到着、空港バス停より乗車した日本人が2名ばかり下車、そしてバスは出発。交差点を右に曲がる。釜山驛に向かうのだと思われる。国鉄線線路を渡る。間違いない。釜山鎭驛(부산진역・プサンジニョク)などのバス停を通過する。時刻は2時40分頃。前回の地震が起きた時刻が気になる。起きたのは2時46分でバスに乗車している時、釜山日報社前のバス停に停車している頃だったかな。しかしその時刻が来る前に釜山驛前に到着。やはり5分早まったのだ。座席下のキャリーケースを受け取り、道路を渡り駅前広場経由で予約したホテル、駅前の東横イン釜山Ⅰに入る。フロントは正面入口のまん前にある。日本に本拠地があるホテルなので日本語は使えると確信していた。このため「今日は」とフロントにいうと日本語で応対。パスポートを提示、氏名等を記入、先払いなのでカードで宿泊費を支払う。60,500ウォン(=4,087円・後日来たカード利用明細による)キーを渡され、部屋番号から9階であることがわかる。そしてフロントの左にあるエレベーターで9階に上がり部屋に入る。いい所だ。駅前広場がよく見える。客の多くは日本人、化粧室の便器もNational。広場の真正面は前回宿泊した廣場觀光ホテル(광장관광호텔・クァンジャングァングァンホテル)。もしかしたら夜、噴水ショーがよく見えるかも。そう期待しながら、30分位の休憩後1階に下り鍵を預け、釜山驛で明日乗車するKTXの乗車券を入手するため2週間前に予約した時に印刷したバウチャーを渡しに行く。2階の賣票所(매표소・メピョソ=切符売り場)の窓口は10以上あり、8か所ばかり開いていた。2か所ずつに列ができるよう設定されており、何れも数人並んでいた。昨年6月は誰も並んでいなかったって言うのに。自分の番が回ってきた。パスポートとバウチャーを差し出し、前回と同じ要領で乗車券を得、別の紙にサインし渡した。尚既にカード支払いをしているので、ここでの支払いはない。

 

 
2.チャカルチ(자갈치)でヌタウナギをテークアウト
 釜山驛を後にし、地下鉄に乗車。半年前に購入したハナロカードは使え、改札機は緑のランプ、アームは押せた。ほっと一安心して南圃(남포・ナムポ)へと向かい下車。ところが改札機は赤ランプ。ヤバイ。アーム下をくぐることも考えたが、どこかに係員が潜んでいるかもしれない。脇にいるかもしれないのでそちらへ歩こうとしたら、真正面(外側)から係員がやってきた。
오천원 있습니다.(オチョヌォンイッスムニダ=5千ウォンあります)」と言い、ケースからカードを取り出して渡す。そしてタッチしてくれる。緑のランプ!よみがえったのだ。「OK?」と尋ねると係員は頷いたよう。腹でアームを押し、外に出て、釜山デパート(부산데파트)の前へ。ガイドブックによれば老舗百貨店らしいのだが、1Fの道に面したところは数件の店舗がテナントとして入っていて、地下に入る狭い階段を覗くとそのさきは“デパ地下”かなと思ったが、食堂だった。2階へ上がる階段も人が全くおらず上がりにくいか、もしかしたら閉店中か?客は向かいのロッテ百貨店の方へ流れてしまったのか?
上から、釜山デパート、チャガルチのゲート、新東亞水産物綜合市場
ここはまるでデパートではなくアパートだ。このため獲りたての魚介類を売っている店の密集通り、자갈치시장(チャガルチ市場)へと向かう。ところが辺りの雰囲気が違う。海が良く見える道だ。チャガルチは過去2回行ったのだがこんな所あったっけなあ?道を間違えたのか、橋を渡りそうになった。このままだと影島(영도・ヨンド)へ行ってしまうことになるみたいだ。渡りそうになった橋は影島大橋(영도대교・ヨンドデギョ)でやはり道を間違えた。無駄な時間を費やすこととなる。引き返して南圃驛前にに出て通りなおすこととする。交差点角には日帝時代に建てられたと思われる古い木造店舗が3軒程並んでいる。前はタクシーが並んで止まっているし逆光でしかもまぶしいので撮影はあえてしなかった。九德路(구덕로・クドンノ)を西へと足を進め、ようやくチャガルチ入り口にたどり着いた。ゲートに書かれているハングルは読めて訳せるから楽しい。부산의 관광명소 자갈치 오이소보이소사이소(プサネクァングァンミョンソ オイソ.ポイソ.サイソ=釜山の観光名所 チャガルチ 来てちょうだい、見てちょうだい、買ってちょうだい)。市場の道に入るとやけに人が多い。なぜか?(答えは帰国後にわかった、後述)男性ののど自慢の歌声が聞こえてくる。大勢の人だかりのため見えない。背伸びをすると何と上半身の多くは肌を露出するタンクトップ姿のオカマだった。顔も濃いアイシャドウ。気色悪いからすぐその場を去った。オカマのこと、韓国語で何と言うかグーグルやライブドアの翻訳サイトで調べたら「오카마(オカマ)」と出てきた。韓国でもオカマと言うのか?ただYAHOOだと「남자를 밝히는 것(ナムジャルルパルキヌンゴッ=男を明らかにする奴)」とあり不自然ぽい言い方だ。やはり오카마(オカマ)か?
今回はチャガルチのビル内には入らず、外の通りを通り、鰻の一種・ヌタウナギ(먹장어・먹長魚・モッチャンゴ)のコチュジャン炒めをテークアウトで購入することが主な目的だ。途中、食堂内に引っ張り込もうとする人がいたが相手にしなかった。さしみ(・フェ)だろう。刺身も食いたいがウナギが腹に入らなくなってしまう。暫くしてウナギの店が並んでいるところに着いた。どこで買おうか歩いて回る。呼び込む人はいない。ついでだから、新東亞水産物綜合市場(신동아수산물종합시장・シンドンガスサンムルジョンハッシジャン)のビル内に入る。そこはカレイ(가자미・カジャミ)などが売られている。そこでも「こんにちは」と言って呼び込む人がいたが、今度の機会にそこで刺身を食することとし、そこでも相手にはしなかった。再び外に出て、鰻をヤンニョムジャンで炒めて食べる或る店で「포장 할 수 있습니까?(ポジャガルスイッスムニカ=テークアウトできますか?」と尋ねたら、店の어머니(オモニ=ママさん)から「(イェー=はい)」という答えが来た。OKだ(雲が取れた気分、ホッとした)。「하나 주세요.(ハナジュセヨ=一つください)」すると「2만원(2万ウォン=1351円).」という返答。韓国もウナギは高い。網焼きしたウナギと切った玉葱(양파・洋・ヤンパ)や양념장양념醬=ヤンニョムジャン)、食べる時に包むためのサムチュをビニール袋に入れてくれ、さらに黒いレジ袋に入れて渡してくれ、2万ウォン払う。「안녕히 계세요(アンニョンギゲセヨ).」と言ってそこを後にし、前回買ったクジラの皮の店のそばを通る。結構客が来ている。ママさんの息子とみられるお兄さんもいる。他に売られている魚は昨年と同様太刀魚が多い。蛸が水を跳ねた。生きている!驚いたあ。北に曲がり、一筋隣の道、자갈치로자갈치路・チャガルチロ)を東へと戻る。日本へ輸出するための焼酎(참이슬・チャミスル)の箱などが積まれている。鮨などがある日本料理店だってある。そしてあった。ここでものど自慢。気色悪いオカマではなかったが、さらに歩くとまた別のオカマがのど自慢謡いをしていた。さっきのオカマがいた通りへの曲がり角だ。雑踏の中を通り過ぎ、地下街を経て向こう岸へ出る。南圃のメインストリートである光復路(광복로・クヮンボンノ)に来ると、太鼓、銅鑼や鉦の音(ね)が聞こえてくる。聞こえる方へと急ぐとそれらを
光復路を歩行する祭の列、新東亞市場の広告宣伝も兼ねているようだった。
たたいている行列にでくわす。鉦は日本の「キンキン」という音ではなく「シャンシャン」という音か低い音。起源は同じと思うが、国違えば音が大きく異なる。行列は5グループはあっただろう。チャガルチのオカマの歌謡いとかかわりはあるのだろうか?今度は再び地下街経由でロッテ百貨店に入る。荷物になってしまうので、そこでは何も買わず見るだけとした。上階の生活用品売り場。食器は日本以上に西欧化している。食器は探さないと見つからないほど乏しい。だけど非常に高い。贈答品向きだな。次に電器店へ移る。冷蔵庫などはSAMSUNG(三星)がほとんど。液晶テレビもSAMSUNGLG。3Dが一台ついていた。店の人に「,3D?일본에도 있습니다.(あ、3D?日本にもあります)」というと専用眼鏡を貸してくれ見ることができた。海水中を泳ぐ魚の画像(チャガルチがある釜山ふさわしい画像だ!?)、SHARPPanasonicの3Dは名古屋市内の電機量販店で見たが、それとどちらが良いかはわからないが「Very good」といって眼鏡を返却しそこを後にした。ピアノ売り場は日本のYAMAHAばかりだ。道路を走るオートバイの多くもYAMAHAYAMAHAは人気ブランドなのか?1階、B1のデパ地下へと降りる。吹き抜けになっている所があり、噴水というか水が滝のように降りてくるようになっている。そのあとホテルに戻ることとし、南圃驛の改札口でハナロカードをケースから取り出しタッチ。緑ランプ、よかった。さっきエラーが出たのはケース内にソウルのTマネーも入っていたからだ。釜山驛に戻ったのは夕方5時半ごろ。もう日没かな。駅前東横イン隣・アリラン観光ホテル(아리랑관광호텔)1Fのファミマで缶ビール、焼酎のチャミスル、ハンバーグとキムチが入った小さい弁当(ウナギがあるから小さいのにした)を購入。勘定は7350ウォン(=496円、ヤッスー、日本だったら1,400円以上はするだろう)ホテル室内に戻る。チャガルチから帰る途中歩きながら、「ウナギは熱してあるから大丈夫だが玉葱は生のまま。コンロはない。さあどうする」と考え「あ、そうだ、バスルームで蛇口からお湯を出すことができる。洗面の流しにそれを入れ長めにつけるとよいのだ。」と思いついた。それを今実行。お湯を出す。結構熱い。素手では触ることはできない。絶対やけどをする。よかったあ。栓を閉め、ためた湯の中にウナギの入った袋を入れる。約20分位してお湯を取り換える。再び約20分待つ。その間小弁当を魚に一杯を始める。お湯を取り換えて約20分して、ウナギの袋を取り出し部屋に持ち込む。袋を開ける。弁当についていた割り箸を用いてウナギやタマネギを取り出す。玉葱は半生だったが、生玉ねぎは血液をサラサラにし、詰まるのを防ぐ作用があるという。よし、食おう。サムチュ(サニレタを小さくしたもの+紫蘇を大きくしたもの=大葉)に包み、チャミスルのつまみとして食す。うまい!辛すぎず、すっぱすぎず。腹いっぱいになってしまわないようゆっくりとテレビを見ながらだ。韓国の公共放送・KBSや日本のNHKBS1も入る。約1時間くらいかな、やっと食い終わった。でもウナギは2匹分だろうか、結構量が多かった。ヌタウナギは普通のウナギに比べ小ぶりだそうだから、普通のウナギ1.5匹分にしとこうか。帰国後摂取したコレステロールを計算したら494mgと摂取上限300mgを194mgもオーバー。だがサムチュも20枚はあっただろう、バランスはとれたといえる。窓から外を見ると日はもうとっぷりと暮れ、駅前広場では色鮮やかな噴水ショーが行な
ホテル窓から見た釜山驛前の夜景(広場向こうの右端に3月に泊まった広場観光ホテルが見える)、赤緑青と変わる噴水ショー、ショー終了後はアーチにWELCOME TO BUSAN(ようこそ釜山へ)の表示そして駅舎上には丸い月が姿を現した。
われていた。昨年の6月と同様にだ。窓ガラス拭きがされておらずはっきりと見えなかったその時泊まったアリラン観光ホテルと違って、充分見物することができた。おまけに外へ出てそばでも撮影をしてしまった。 
本日の歩行距離:3.21km+空港内等歩行、血圧:H106,L59、記録を書き、風呂に入り、床に就いた。帰国後に、チャガルチで行われていたのは{자갈치축제(祝祭)・チャガルチ祭}で毎年10月に行われる海産物が捕れたことを神様に感謝する祭りだということを知る。
 
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