過去の個展・企画展
2004年
 


仁平幸春<染色>・長谷川まみ<金工>2人展

2004年11月27日(土)〜12月5日(日)
11:00 -19:00 会期中無休


天然染料で引き染め。
仁平さんは今では珍しい技がいる仕事を、
自分のつくりたいものを表現するために
当然のようにこなします。
そして素材の良さを引き出す技法や模様を、という
謙虚な姿勢ながら仁平さんはその見事な技と感性で
今の空気を抽象/具象の独特な模様と微妙な色合いに
とじこめ染め上げています。
糸目友禅、ろうけつ染めなどで、着物・帯そしてストール、
テーブルランナーなどテーブル周りの小物が出品予定。

珈琲やデザート用に探し続けていた銀の匙。
イメージ的にはイギリスのアンティークのスプーンだけれども
デコレイティヴでなくシンプルなもの。
長谷川さんの匙を最初見たときに「出会った」と感じました。
シンプルな中に強さを穏やかさを秘めた作品たち。
和洋どんな器にも馴染み、なくてはならない存在になるはず。
他に帯留や装身具、小さな器なども。
銀の匙と器でテーブル上にさりげなく上質な空気が流れます。






橋口信弘展  ・・・織部・灰釉など・・・

2004年10月30日(土)〜11月7日(日)
11:00 -19:00 会期中無休


透明感のある織部のみずみずしい発色。
すこんと気持良く伸びやかな形。
初めて橋口さんの器と出会った時の感激は忘れられません。
いえ、本当にドキドキと鼓動が激しくなったのです。
織部は特に好きでもなかったのですが、橋口さんの織部は普通の織部とは 一味も二味も違うのです。
将来器の店を始めたら絶対作品を置かせていただきたいと思った、 まさにはじめての作家さんでした。
そして10年位経った今でもさらなる新しい表現にどきっとトキメクのです。

お正月にぴったりのお重や蓋モノ、なが〜いお皿や小さい器などを出品予定。
そして普段あまりつくらないロクロ成形の大き目の鉢などもお願いしました。
ゆったりと大らかなロクロの味、そしてそのロクロ目に織部釉が溜まってとても良いのです。
最初私が購入したのも大きな鉢。そして湯のみでした。





ココロにビタミン!!

2004年9月25日(土)〜10月3日(日)
11:00 -19:00 会期中無休


作家さんの’作りたい’パワーがそのまま形になったような
にぎやか元気、ついついにっこりな作品たちです。
エネルギーがこちらに伝播してくるようで、お疲れ気味の
ココロにちょこっと触れる何かがあれば幸いです。
それにホントたまたまなのですが、作家さんそれぞれ
プライベートにも良いことがある方ばかりというのも
びっくりで嬉しいやら楽しみやら。

内田京子/ 陶のあ・うんと動物たち。

普段は器をつくっているのですが
宙のレジ台にマスコットとしておいてあるあ・うん君が大人気なの
で、長い間待って作っていただきました。


ぎん/ 宙初登場の作家さんです。

布を染め、バッグや布小物を作ります。通常の染織作家さんがつくるバッグとは全く発想から違って驚くことでしょう。
今回は出品されませんが、コスチュームなども作ります。(写真アルバムは置く予定)


田辺京子/ 陶器・磁器にて食器や小物たち。

去年2人展にて大人気を博しました。
九谷の色にて、大胆な発想による形・絵柄・色の組み合わせで意表をつく作品をつくります。


林大輔/ 田辺さんの旦那様で、本職は植木職人さんですが、作品を作り続け展覧会なども行っています。

「箸置つき皿」などやはり!!!という思わぬ作品をつくります。
林さんが成形し、田辺さんが絵付けなどの共作も出品予定。


松岡装子/ 宙吹きガラスにエナメルで絵付けした器たち。

ネコちゃん好き必須!
そしてシュールな表情の動物、架空の生き物など、妙なかわいさと物語性をもった楽しさで人気急上昇中。


 

菊地勝 陶展

2004年6月26日(土)〜7月4日(日)
11:00 -19:00 会期中無休




わが家ではパン皿として菊地さん作のダエンザラが大活躍。
色といい、ざらっとした質感といい、パンと同化するような感じで
ぴったりはまり、とても素敵でフォトジェニック!
忙しい朝の食卓が、菊地さんのお皿1枚で気持ち豊かな感じに変わります。

今はあまり作っていない浅めの変形小鉢は、やはりお漬物に重宝しています。
菊地さんのスタイリッシュな器にぬか漬?!と思うなかれ。
これまたぴたっと合うのです。

モダンなカタチと素朴なニオイが同居したフトコロ深い器たち。
カップ・ボール・カタクチ・グイノミ、そして人気のハナイレとカケハナもいろいろ進化して出品予定。

そして珍しいロクロ成形の器たちも登場予定。
菊地さんは素晴らしいろくろ技をお持ちなのですが、普段は型成形のため、めったにお目にかかれないので貴重な機会です。
お見逃し無くどうぞ。


 

 

中野幹子ガラス展
えほんのうつわ・なつのうつわ
絵本ノ宙・夏ノ器

2004年5月29日(土)〜6月6日(日)
11:00 -19:00 会期中無休



不思議な動物と三日月と。
そらから降りてきた階段に。
金魚も会談ひそひそと。
妖怪たちがお手手つないで宴会を。
みんな酔っ払い瓶も踊りだす♪

中野さんの小さな器には想像をかきたてる魔法がいっぱいつまっています。
単にデザインとしてではなくて、きっと頭の中で、ある物語のこんな場面、こんな場面と 想像しながら描いているのではないのかなあといつも思っていました。
それならオリジナルの小さな物語を何篇かつくってもらって、絵本の挿絵のように作品が展開されたら どんなにステキだろう!と無理に?!お願いしてみました。
絵本仕立ての器たち、こんなお話のこんな場面の器で今夜はおいしいお酒を♪

などなどと楽しんでみてください。 そして夏にぴったりの線刻を施した透明な器たちも並びます。
ビールグラス・冷茶グラス・お皿・小鉢・ぼうる、そして人気の風鈴も。

土日は中野さんも在店予定です。
是非わくわくしにお寄りください。

中野さんの素敵なHPです。
http://www.ideaquest.co.jp/kan/
その中で中野さんがギモンに思っていた店名の由来。。。
ご期待に沿えるものではないと思うので、後日こそっと(笑)。
まあ何気なくつけたのですが、好きなミュージシャンの方々が
「そら」(空のほうと思いますが)という言葉が入るタイトルの曲をつくっていたり、 歌詞の中にしばしば登場していたりするので、つくづく宙という名前にして 良かったと、shyな店主(・・・認めます。。。)もこればかりは自画自賛しているところです。

 

 

ロバート・フローズ 展

2004年3月27日(土)〜4月4日(日)
11:00 -19:00 会期中無休



In Japan, I've been making simple and jentle forms
decorated with contrasting layers of slips and glazes
in black, white, grey and mauve.
The marks I make on the clay sueface are meditative
movements; unconscious play that becomes for me images of
grass, wind, clouds and stars. 

Rob
 


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