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秋田新幹線開業に伴い,岩手県内の田沢湖線ではデザインは同じで,フォントが「平成角ゴ」のものが設置されています。切り文字ではなく,印刷によるものです。隣接駅のウエイトはW5,当駅のものはそれより太くW7程度になっていますが,重ね打ちをして太くしている(例えば,MS-Wordで和文フォントをBoldにしたときのように)ような気がします。また,ローマ字はHelveticaですが非常に小さいです。読んでもらおうという気がないようにも思えます。(大釜:03年11月) |
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気仙沼線の一部の駅でも,平成角ゴを使った駅名標が設置されています。隣接駅の漢字名が大きいのが特徴です。ローマ字は先頭以外が小文字となりました。陸前階上のローマ字はこれでもかというほどツメているのに対し,当駅のローマ字はゆったりしています。(大谷海岸:05年4月) |
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花輪線の田山,横間の両駅では,田沢湖線のものと同じ「平成角ゴ」および「Helvetica」のものに一時交換されました。こちらのローマ字は先頭以外が小文字となっています。なお,花輪線内はすべて新しいもの(後述)に交換されましたので,この2つは現在では見ることができません。 (横間※:03年3月) (田山※:03年8月)
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青森県内の旧・東北本線(陸奥市川・下田・向山・上北町の各駅)でも,平成角ゴを使った駅名標が設置されていました。切り文字により製作されたためか,見苦しい“重ね打ち”はなくなりました。ローマ字のHelveticaは当駅と隣接駅でウエイトを使い分けています。 (陸奥市川※:07年11月) |
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八戸線の多くの駅では2007年冬から2008年夏までの間に同様の駅名標に交換されました。路線カラーが反映されています。後述の盛岡以南で整備されているものではないことに意表をつかされました。現在ではすべて新デザインのものに交換されました。 (陸中夏井※:08年8月) |
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釜石線の一部の駅でも平成角ゴを使った駅名標が設置されていました。ローマ字はArialとなっており,文字数が少ないと字間を空けているのが上記の駅とは異なる特徴です。路線カラーは反映されておらず,切り文字により製作されています。現在では新デザインのものにすべて交換されています。 (綾織※:13年7月) |