2000年に五能線・陸奥黒崎駅が「白神岳登山口」駅に改称されたときのものです。フォントが変わりました。太くてモダンなゴシック体で写植の「ゴナ」に似ています。おそらく,ゴナをベースにした切り文字用書体と思われます。「白神岳登山口」「しらかみだけとざんぐち」は入りきらないためか,長体となっています。隣接駅の表示は,「白神岳登山口」を収めるのはあきらめて2段標記にした代わりに,他のものは大きくなりました。ローマ字に使われる欧文フォントは,Arialに似ていますが“S”が違います。和文のものを使っているのでしょうか。隣接駅の松神のローマ字“Matsukami”の“k”はもともと“g”を修正したもので,年々剥がれてきており,現在では松神駅も含めて最新デザインのものに交換されています。
2001年の五能線・ウェスパ椿山駅,羽越本線・岩城みなと駅開業時も,これと同じものが使われています。ウェスパ椿山のローマ字は若干長体になっています。ちなみに,ウェスパ椿山の隣接駅の駅名標は交換されていますが,岩城みなとの隣接駅はこのフォントによるシール修正となっていますので,元々のフォント(見出ゴ)と混在となっています。
(※白神岳登山口:04年8月) (大間越:02年1月) (※ウェスパ椿山:04年8月)
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