1.「Ten More Turnips From The Tip,Ian Dury & The Blockheads,CD,2002年」
2.「Love Makes The World,Carole King,CD,2001年」
3.「a hundred days off, Underword, CD, 2002年」
4.「barsaat,Musafir,CD,2002年」
5.「The Nashville Sessions,The Chieftains,CD,2002年」
6.「My Pieces,原田知世,CD,2002年」
7.「DAVID BYRNE Live in Japan 2002」
8.「Japan Blues Carnival 2002」
(特にBuddy Guy)
9.「Altan Festival 2002」 (特にAltan)
10.「Celtic Christmas 2002」 (特にEileen
IversとHaugaard &
Hoirup)
※聴いた(観た)順であって,順位ではありません。
毎年恒例の音楽ベスト10。CDから6枚,ライブを4つ選びました。
キャロル・キングのアルバムは昨年発売ですが,聴いたのは今年なんで,許してね。
ディスクの方は,とにかく回数を聴いたものを選びました。
イアン・デューリーさんの遺作となった1は,ファンキーでシニカルで素晴らしい内容でした。最後の曲"You're
the Why"には何度も泣きました。もし一枚だけを選ぶとしたら,これですね!
キャロル・キング2は衰えを知らない出来栄えで今さらながら感心しました。ずっと後になってから,アルタン・フェスティバルで見たポール・ブレディー氏も参加していることに気付きました。
CMでかかり大ヒットしたアンダー・ワールドの新作3は,BGMに良く聴きました。ずっと変わらないと言えばそうなんですが,良いものは良い,好きなものは好き!
インドのジプシー軍団の新作4は,衝動買いでしたが,実に楽しい音楽でした。こういう人達がいるから世界は楽しいんだよね。
これを気に入ったワケに最近気がついたんですけど,昨年のBest
Musicに選んだガース・ハドソンのガースの世界に,一脈通じる部分があったのでした。
デレク・ベルさんの遺作となったチーフタンズの新作5は,あーだこーだと言ってないで楽しめ!とばかりのノリの良い,ゴキゲンな作品。沈んだ心を癒してくれました。
知世さん,3年ぶりのオリジナル・アルバムの6は,ドーということはないんだけど心地良い作品。いつも歌詞の内容は同じじゃんと言われようが,このドーと言うことないけど良いという域に達するのは実はたいへんなことだと思います。知世さんの成長にバンザイです。
トーキング・ヘッズ以来のライブ観戦となったデビッド・バーンのライブ7は,それほど期待していなかっただけに,感動しました。パフォーマンスも実験精神も,ベテラン健在です。
ジャパン・ブルース・カーニバル8は,バディ・ガイのことですけど,内容よりも「豪雨→虹→雷鳴→ずぶ濡れ」という状況ではじめて見た野外コンサートだったので,たいへん印象に残りました。
アルタン・フェスティバル9は,ようやく見たアルタンのパフォーマンスやポール・ブレディ,シャロン・シャノン等の出演者全ての演奏が楽しめたイベントでした。また演ってほしいです。
記憶に新しいケルティック・クリスマス10も同様で,特にハウゴー&ホイロップの楽しい演奏と,アイリーン・アイヴァース&イミグラント・ソウルの豪快かつ繊細な演奏に驚愕しました。
どちらも再見を希望します。こんどはクワトロかSPCかTLGくらいの小屋で見たいです。Sさんも来てね(^^;)
選外のCDでは,ボニー・レイットの「Silver
Lining」,アルタンの「The Blue
Idol」,ロス・ロボスの「Good Morning Aztlan」,フレイミング・リップスの「Yoshimi Battles The Pink
Robots」も我が家のプレーヤーに数多くかかりました。
ライブでは,はじめて観たドクター・ジョンや,たぶんこれが最初で最後になるであろうロジャー・ウォーターズも共に貫禄を感じさせて良かったです。
CDの方は,2002年に発売されて聴いてみたいものもたくさんあります。それはまた来年の候補ちゅうとことで・・・