Japan Blues Carnival 2002


 タイトル:Japan Blues Carnival 2002
 日時:2002年5
月26日
 場所:日比谷野外音楽堂
 出演:
コテツ&ヤンシー,ハリー,鮎川・永井”ホトケ”バンド(ゲスト:シーナ),ピーター・グリーン,バディ・ガイ
 
 
コメント:
 豪雨が降るわ,雷は鳴るわ,稲妻は光るわ,虹が二本もかかるわと,雨男と晴れ男がはっきり分かれたライブでした。 
 鮎川・永井バンドの終盤に虹がかかり(雨男),ピーター・グリーンでは降らず(晴れ男),バディ・ガイでは豪雨(雨男)。
 今回で二回目の観戦となるピーター・グリーンが登場したときには仲間内でどよめきが。ギターの二人で体重300kgを越えそうな勢いで,高木ブーが出てきたのかと思ってしまいました(^^;)
 リズムセクションとナイジェル・ワトソンのギターとボーカルはなかなかでしたが,肝心のピーターはギターが鳴らず,仮死状態。
 もはや過去の人と言われても仕方ないでしょう。
 ピーターよりも一回り上の年齢と思われるバディ・ガイは,元気溌剌,体型も維持していて,サービス精神溢れるパフォーマンスを示してくれました。
 歌も演奏もシャキッとしてました。パワフル!
 声もよく出ているし,ギターのシールドで弦を叩いたり,雨粒をぬぐうタオルで弦を擦って音を出したり,ギターを後ろで弾いたり,歯で弾いたり,アコギを弾きまくったり,クラプトンなど往年のブルース・ギターのフレーズを遊んだり,客席に歩み寄って煽ったりと,たいへんなものであります。
 ホントに人間国宝という感じ。真にプロフェッショナルなお方であります。
 我々観客はずぶぬれになりながら,途中からもうどうでもよくなってしまい,年甲斐もなく椅子に登って,(寒さ解消のためもあって)身体を動かしながら観戦しました。
 雨の中見続けてよかったぞ! ありがとう,バディ!
 日本のグループの演奏は,バディを見てしまった後になっては印象が薄く,ちょこっと出てきたシーナの肢体と鮎川さんのかっこよさが良かったかな?
 やっぱりグルーブというか,余裕というか,リズムセクションが違います。
 ところで,おそらくラストにピーターを呼んでギター・バトルをやる予定だったのでしょうか? 代わりに美人ギター奏者−マリちゃん−とのバトル?
 まあ,コンディションからして,ピーターを呼ばなくてよかったかもね。