altan Festival 2002
タイトル:アルタン祭り2002
日時:9月1日(日)
場所:渋谷公会堂
出演(演奏順)
Four men & a dog
Gino Lupari(ボーラン,ボーカル),Cathal Hydon(フィドル,バンジョー),
Kevin Doherty(ギター,ボーカル),Gerry O' Cornnor(バンジョー,フィドル,ボーカル)
Sharon Shannon band
Sharon Shannon(アコーディオン,ホイッスル),Mary Shannon(マンドリン,バンジョー)
Jim Muray(ギター)
Guest:Dessie O' Halloran(フィドル,ボーカル)
Special Session:with Four men & a dog
altan
Mairead Ni Mhaonaigh(フィドル,ボーカル),Ciaran Tourish(フィドル),Ciaran
Curran(ブズーキ)
Daithi Sproule(ギター),Demot Byme(アコーディオン)
Guest:Pole Brady(ボーカル,ギター),Dan Stacey(アイリッシュダンス,フィドル)
Donal Lunny(ボーラン)
コメント
2曲ほど遅刻してしまいました。4時からなんだもんな〜 成田から渋谷は遠いよ〜
ピーター・バラカン氏が司会進行役を務めます。
ともあれ会場は大盛況で満員の入り。よく考えてみるととても贅沢なコンサートです。
むさ苦しい男ばかりのフォー・メン&ドッグ。演奏の方は軽快でよくドライブしていて,気持ち良いんです。
ボーカルもよく張る声で,ゴキゲンでした。選曲はアイリッシュ・トラッドからブルースまでバラエティーに富んでいて,お客さんを楽しませるコツを心得ているところも感じられました。
正式に再結成され,新作の製作も進行中とのことでした。
昨年に続いて楽しみにしていたシャロン・シャノン。前日のギグ後に朝まで飲み屋で演奏していて,2台持ってきたアコーディオンの1台を紛失してしまい,演奏の直前まで練習をしていたとか。
そのせいか,やや元気がない感じでしたが,爺さん(デジー・オハロラン)の2曲(お馴染みのsay
you love me)を挟んだ後半は調子が出てきたようで,特にフォー・メン&ドッグの面々を従えたラストの”ペンギン”(retour
des hirondelles & tune for found harmonium)はサイコーで,思わずジーンとしました。
なお紛失したアコーディオンは,シャロンのスーツケースから出てきたそうです(^^;)
シャロンとメアリーの姉妹(顔がそっくり)は,アルタンの演奏の時,舞台の袖で仲良く並んで膝を抱えて,ずっと見入っていました。
なんか気のいい姉ちゃんなんですね〜
さてこの日のメイン・アクト−アルタン−は,やはり素晴らしく,貫禄さえ感じさせる演奏と歌声,パフォーマンスを披露してくれました。
ダンサブルなリールとしっとりしたバラードを交互に配した選曲で,緩急を付けた演奏でした。
個々の演奏も感動的で楽しかったですが,余裕しゃくしゃくのアンサンブルが素晴らしかったと思います。
ゲスト出演したポール・ブレディーのギターが良い音を奏で,ボーカルもパワーがあって良かったです。
ダンスのダン・ステイシーは上手いんだか下手なんだかよく分かりませんでしたが,時折彼が登場すると凄く盛り上がりました。
途中からドーナル・ラニーも参加して,アンコールではアルタンの演奏で出演者それぞれのパートを楽しませ,最後は全員が舞台で出て大団円。
きっちり4時間,実に内容の濃いライブでした。
さーて,次はいよいよアイリーン・アイヴァースだな!