○タイトル :DAVID BYRNE Live in Japan
○日時・場所 :2002年2月5日 SHIBUYA-CLUB QUATTORO
○内容 :
2日前に原田知世を観たのと同じ会場で,デビッド・バーンのライブを見てきました。
バーン氏はトーキング・ヘッズ時代に一度観ているだけで,コアなファンではありませんが,ソロ・アルバムもそれなりにチェックしてました。これらのソロアルバムはラテン色を強く感じられます。
当日の客の入りは,知世ちゃんほどの芋洗い状態ではありませんでしたが満員。知世ちゃんと違って外国人が多い(^^;)
核となるバンドの編成は,ギターとボーカルのバーン氏の他,終始コーラスも担当したベースマン,ドラムス,パーカッション。
ソロパートを取るリードギターとかキーボードはいません。曲によってはコンピュータ(?)による味付けが施されていました。
ワタシが個人的に期待していた通り,グイグイとリズムが引っ張っていくサウンドです。
途中から5−6人編成のストリングスが入ってきました。アンサンブルがなかなか素晴らしく,かなりリハを積んで臨んでいることがうかがわれます。
ラテンナンバーの他,トーキングヘッズ時代の名曲がリアレンジされ,演奏されました。
会場のせいもあってか,客席はもうはじめから踊りまくり状態となり,ワタシもいい歳して,ずっと身体を動かし続けました。
サウンドはソリッドでタイト。
シンプルながら壺を得たベースと,おそらく同期信号を聴きながらもアグレッシブで的確なドラムスが心地よく,これに色々な楽器を操るパーカッションが加われば,もう踊らざるをえません。
バツグンにノリノリ(死語?)の演奏でした。
アンコールは合計3回行われ,2回目の時にはサウンドトラックの曲(?)が3曲演奏され,これらはキューバなどラテンチックなリズムにヨーロッパ的なメロディーを持つサウンドで,他と色合いが違っていて楽しめました。
ちょっと白髪が目立つバーン氏ですが,例の妙ちきりん(またまた死語?)なパフォーマンスも織り交ぜ,エンターテイメントとしても完成度が高いものでした。
ホントに明るくて,楽しくて,踊りまくりの2時間,ワタシも他のお客さんもニコニコ顔で,心地よい疲労感を味わいつつ,帰途に着いたと思います。
※P.S.
途中,パーカッション奏者が竹竿みたいに長い棒の下部を叩いて,シャリシャリという感じの音を出していた楽器の名前と原産国はなにかしら?