2005年度3年生で実施。3学期の国語の授業でやりました。
ストーリーテリングのポイントは,視線です。聞き手と視線を合わせるのがコツです。
語り手が自分の方を見て話してくれていると感じるので,よりお話の中に引き込まれていくのです。
まずは教師がお手本を見せます。
比較的短く,覚えやすい「ぴょんとこしょ」を語りました。
普段の読み聞かせとはやはり違う!
語り手は子どもたちの「聴いてるぞ!」というオーラを真っ正面から受けることができるし,
子どもたちの集中力も格別に良かったと思います。
本来は,ひとりで全部語るのがストーリーテリングですが,
授業で子どもたちが実施するときにはセリフを分割しました。
中には,ぜーんぶ覚えて語れる子もいましたが…。
「コカのカメ」「たいへんだぁ!」が非常に印象深いお話でした。
参加型のストーリーテリングで,子どもも一緒になってお話の中に入っていけるのです。
「全部覚えるなんて大変!」と思う必要はありません。
短い話だし,一語一句間違えずに語る必要はないからアバウトでOKなのです!
わたしは,語るたびにセリフが変化しています(笑)。
読み聞かせをやっている皆さん,ストーリーテリングにもぜひチャレンジしてみてください。
ストーリーテリング用の本として,末吉正子さんの書いているものがおすすめです。
この方,佐倉在住なので,研修会の時に呼ばれることが多いらしい。
(わたしがなんちゃって国語科だからよく知らないんだな〜。)
『むかし話ワールドへようこそ! 5分で語る』
『お話とあそぼう 楽しいお話集と聞き手も参加できる語りのガイド』
『もっとお話とあそぼう 聞き手参加とタンデムのストーリーテリング』
がおすすめです。
(06/12/02)