ブックトーク3
ストーリーテリング


☆2006年度

読み聞かせ
ほぼ毎年恒例の岡田淳『ネコとクラリネットふき』の音楽付き読み聞かせ。
これを,やり始めて何年になるでしょうか?
初任校で3年担任の時に本を買って,その年はオルガンの音をクラにして自分で演奏し,
その次の年にクラリネットふきの教頭が来て一緒に演奏してもらいました。もしかして…8年目?

演奏曲は,その年によって変えます。というより,何を演奏していたか覚えていません(笑)。
映画音楽シリーズのときもあれば,クラシックシリーズもある。
でも,子どもの反応が一番いいのは,やはりジブリシリーズ♪
ところが,今回は『ハウルの動く城』がなかったと子どもたちから指摘が…。
実は,あの作品はあまり音楽が印象に残っていないのです。
その代わり,風の谷のナウシカから「鳥の人」と「ナウシカレクイエム」の2曲をとってしまいました。
あとは,
「カントリーロード」(耳をすませば)
「時には昔の話を」(紅の豚)
「さんぽ」(となりのトトロ)
「風の丘」(魔女の宅急便)
「君をのせて」(天空の城ラピュタ)
「もののけ姫」(もののけ姫)
「いつも何度でも」(千と千尋の神隠し)
「テルーの唄」(ゲド戦記)

この本は,猫がどんどん大きくなっていくところがやっぱり魅力です。
子どもの反応がまったく違います。
身を乗り出しています。


ストーリーテリング
昨年度も実施した「コカの亀」というお話。
昨年度は,お子さまにやっていただいた作品ですが,今年は自分でやりました!
去年さんざん聞いたから,よーく覚えているお話。
自分なりに勝手に変更したところもありますが。
「コカーのかーめー」の部分を一緒にやってもらったから,子どもたちもノリノリ。
参加型のストーリーテリングは,子どもたちの聞く態度がガラリと変わっておもしろいですね。
(06/12/21)

☆2007年度

ブックトーク
「わくわくどきどき,冒険の旅へ!」というテーマで,ブックトーク。
冊数が多かったので,あまり深くは突っ込んでいません。

☆映画やアニメになった作品
・『ライオンと魔女』(ナルニア国物語)
・『ゲド戦記』
・『デルトラクエスト』

☆同じ作者繋がりで…
・『フェアリー・レルム
☆日本の作品で…
・『シェーラひめのぼうけん』
・『少女海賊ユーリ』
・『放課後の時間割』

※『放課後の時間割』は冒険じゃないという指摘を受けそうですが,
6年生ネズミの話で冒険が出てくるからいいか〜ということにしてください(笑)。

『ライオンと魔女』『ゲド戦記』は思ったよりも映画を見ていませんでした。
『ライオンと魔女』は字の細かさに退いていたので,
「絵本もあるよ。2種類あるから読み比べるのもおもしろいかもね。」と紹介しておきました(笑)。

『ゲド戦記』の1巻『影との戦い』を持っていき,
「ここに出てくるゲドは映画のようなおじさんじゃなくて,子どもなんだよ」と言ったら
「えーっ!」と驚きの声。
「アレンは3巻,テナーは2巻,テルーは4巻にならないと出てきません」でさらに
「えーっ!」と驚いていました。

そういえば,『デルトラクエスト』はテレビアニメにもなっていたから,
知っている子が多かった!
本を夢中になって読んでいるのは男子なんだけど。

女子は『フェアリー・レルム』が大好きという子がいました。
同じ作者なんだけど,男女できれいに読むか読まないかが分かれるのです。

『シェーラひめのぼうけん』は怪力シェーラの様子をご紹介。
『魔神の指輪』の冒頭で,
ファリードをくくりつけてロバをかついでいくシェーラの様子が一番インパクトがあるので,
そこを採用(笑)。
子どもたちは大笑いしていました。

『少女海賊ユーリ』はユーリの年齢当てクイズをしてみました。
適当に言った「280歳」がニアピン賞(笑)。
ほとんどの子が10歳から20歳の間と答えていました。

『放課後の時間割』は子どもたちに馴染みの深い「プラタナス」が出てくる話を読み聞かせしました。
クイズを入れながら話すと,けっこう子どもがくいついてきます。


ストーリーテリング
だいぶ飽きてきたお子さまたち。今度はストーリーテリングをやってみました。
これまた定番の「コカの亀」です。これは参加型で,子どもたちにも一緒にやってもらう部分があります。
去年うちのクラスにいた10人ほどの子たちは知っているのですが,ネタバレしないでくれたのでよかった♪
というより,けっこう忘れていたのか,わたしが勝手に話を変えていたためか(笑)。
やっぱりストーリーテリングは子どもたちの集中力が違う!
こちらをよーく見ていましたから。こっちも何も見ないで語っているから,子どもの様子がよくわかります。
「このあとどうなるのかなあ」と真剣に聞いていました。
(07/04/21)


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