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『オルゴールのひみつ』では,はるひというひっこしてきたばかりの女の子が公園に500年住み着いていた神様(アカネヒメ)と出会います。2人は夜外に出て,「夜走るゆうれい」を追いかけました。ゆうれいの女の子が何かほろうとしているのでほってみたら,オルゴールがありました。そのオルゴールにはヒミツがあるのです…。どんなヒミツなのか知りたい人は読んでみてください。
次は『こもれび村のあんぺい先生』です。ある日,あんぺい先生はきっさ店「月夜の森」に入ってジャムを一口食べました。その時,あんぺい先生はなつかしい人に呼ばれたような気がして,目を閉じました。すると,あんぺい先生の目の前に,お医者さんを募集しているはりがみがありました。そこで,こもれび村のお医者さんになることにしたのです。そしてある日,あんぺい先生のもとに,不思議な人やありえないかん者さんが来ます。これは,不思議なかん者さんたちの物語です。
『七日間のスノウ』は真実という女の子が主人公です。真実は公園でネコを拾いました。本当は家で育てたいのですが,お姉さんがぜんそくで飼えません。そこで,真実のかくれ家で育てることにしました。最後に悲しいことや不思議なことが起きるお話です。
ぜひ読んでみてください。
この3冊の本はみんな「だれかを助ける」というものになっています。
『アカネヒメ物語』では,事故でなくなってしまった人をじょうぶつさせるため,その死んでしまった人をさがすのですが…。この続きは読んでみてください。
『シェーラひめのぼうけん』では,主人公が石に変えられてしまった王国「シェーラザード」と人々を助けるためにたたかっています。どうやって石の王国と人をなおすのかは,自分で読んでみてください。
『少女海賊ユーリ』のしょうかいです。「時光石」というものをユーリは持っていて,それはだれかが悲鳴をあげたり,つかまったりしたら教えてくれるのです。ユーリが助けた人は安全な所に行きますが,そのかわりユーリは時光石を使用するたびにどんどんせなかにきずができてしまいます。助けた人をあずかるま女ばばは「このままではきずに食いつかれてしまうぞ!」と言って,ユーリのせなかに薬をぬります。それでもユーリは「人を助けなければ!」という強い心を持っているので,そんなユーリをだれも止めたりはしません。実は,時光石には他にもひめた力があるのですが…。その続きは読んでみてください。
3冊ともおもしろいですよ!
『魔女の友だちになりませんか?』は,ルルーという女の子が主人公です。昔,ルルーの小さかったころに,魔女がりというのがあって,その中でルルーのお母さんの魔女が殺されて,人間で魔女とけっこんしたお父さんまで殺されてしまいました。ルルーとそのお姉さんはにげて,旅をしていました。お姉さんはくらしていくためのお金を集めていました。そして,ある夏の日,それは町の人たちがたおれるほどの暑い日,お姉さんは夜も働いていて体が弱ってしまっていたため,たおれて死んでしまいました。ルルーは魔法で命をふきこまれたぬいぐるみのペルタといっしょに,友だちを求めて旅立ちます。さみしがりやのルルーに,どんなできごとが待っているのでしょうか?
『魔女がひろった赤ん坊』には,カシガリ山に住んでいる3人の魔女,ピクルス,タイム,ジンジャーが出てきます。3人は人間の赤ちゃんをひろいました。赤ちゃんをりっぱな魔女にしようと一生けん命になるのですが,その赤ちゃんはシュービルさんの落とし物だったのです。それを聞いたねこのダヤンは,赤ちゃんをとりもどそうとします。さあ,どうやってとりもどすのでしょうか?
『オズの魔法使い』は,人間のドロシー,犬のトト,かかし,ライオン,ブリキがオズの魔法使いにたのみごとをしにいくお話です。でも,魔法使いは東の悪い魔女をたおして帰ってきたらねがいをかなえてくれると言いました。ドロシーたちは東の魔女をたおして,自分のねがいをかなえられるのでしょうか?
みなさんは魔女を信じますか?これから紹介する本は,みんな魔女が出るお話です。
『魔女の宅急便』は,宮崎駿,スタジオジブリでおなじみですね。ここでもキキは,あいぼうジジと旅をしています。あらすじは,コリコの町の1けんのパン屋さんでオソノさんに出会い,忘れ物のおしゃぶりをとどける所から話が広がり,キキはパン屋さんの運送屋になります。そして,運送先で大変なことになってしまうというものです。
『魔法少女マリリン 時計塔の魔女』での魔女は,死霊術師のシャリアという少女です。若き天才歌手「銀のユナイア」をさらい,死んでしまった自分の妹を死霊術で生き返らせようというお話で,この魔女はキキとは少し違う感じです。『魔法少女マリリン』と『魔女の宅急便』はシリーズで出ているので読んでみてください。
『西の魔女が死んだ』は,まいという少女がある日の4時間目の授業が始まろうとしているとき,お母さんがむかえに来るところから始まります。まいは車に乗り,「何があったの?」と聞くと,お母さんは「魔女がたおれた。もうダメみたい。」と答え,魔女の所に向かうことになります。その魔女はまいのおばあちゃんで,西の魔女ともよんでいます。
どのお話に出てくる魔女も,読み進めるとみんなやさしいということがわかってくると思います。いろいろな魔女がいると思うので,本を読み,調べてみるのもいいと思います。おすすめなので,ぜひ読んでみてください。
みなさんは『空へつづく神話』と『ハッピー』というお話を知っていますか。『空へつづく神話』は,学校の図書室でおきたお話。主人公は理子(さとこ)。理子が図鑑ばっかり読んでいるので,先生が「ちがう本を読みなさい。」と言いました。理子が本を探していると,とつぜん1冊の本が落ち,理子の目の前に白い大きなひげにおなかが出ている神様が立っていたのです。これが理子と神様の出会いでした。理子が家に帰ると,また神様がいました。神様は記憶がぜんぜんなく,名前すら分からず,帰る家もないので,理子は神様が何か思い出すまで部屋にとめてあげました。そして,理子も協力してあげることにしたので,神様の呼び名を「ヒゲさん」と決めました。やっとの思いでてがかりを見つけた理子に,思いもよらぬできごとがおこるのです。続きは読んでみてください。
2冊目は『ハッピー』というお話です。これはマンガで,盲導犬が主人公です。ある犬から,赤ちゃんが何匹も産まれました。その1匹がハッピーです。その犬を飼っていた家の子(ちか)がハッピーという名を決め,盲導犬にするために一生けん命育てたのです。そして,1年がたち,ハッピーともお別れです。日本盲導犬協会で訓練するためです。ハッピーは初めはあまりよくできませんでしたが,訓練するうちにきちんとできるようになったのです。それから,目が見えない香織という人とハッピーは出会い,パートナーが決まったのです。最初,ハッピーをこわがっていた香織は盲導犬はいらないと思いましたが,だんだん慣れてきました。何日かたち,香織は1本の電話をもらいました。中学時代の同級生からの同窓会のさそいだったのです。みんなに会いたい香織は,ハッピーといっしょに出かけました。ところが,その夜,火事になってしまったのです。さて,香織とハッピーは助かったのでしょうか。
この2冊はわたしのおすすめです。ぜひ読んでみてください。
最初に紹介するのは『かいぞくぶろ』です。あやちゃんは熱を出してしまい,行くはずだった海に行けなくなりました。それでもあやちゃんは「海へ行くー。ねつ,出てないもん。」と言うことを聞きません。でも,おじいちゃんが「ぐっすりねむったらなおるかもしれんで。」と言ったので,あやちゃんはふとんに入りました。その日の夜,あやちゃんは海の夢を見ました,すなはまの方から波の音が聞こえてくるのでそちらの方へ走りました。でも,走っても走っても,海は見えてきません。いっぱい走ったので,のどはからからです。気がつくとそこは,すなはまではなくさばくだったのです。そしてあやちゃんは,「おかあさーん」とさけびました。
次に紹介するのは『少女海賊ユーリ』です。海賊ユーリが海を見つめていると,だれかが「たすけて…。」と風にかき消されそうなほどかすかな声でよんでいるのが聞こえてきました。ユーリはすぐに船の進路を変え,「たすけて」と言った方向に行きました。そこでは,子どもがどれいとして売買されていました。その中に,女の子とは思えないほど顔は真っ黒になり,かみもぼさぼさになっている子がいました。この子は,秘宝ザリアの指輪を持っていたのです。
最後は『シェーラひめのぼうけん 海賊船シンドバット』です。シェーラは船をあこがれいっぱいの心で見上げていました。でも,「のせてもらいましょ。」と言ったシェーラに,ファリードは「だめです。」と言うのです。ギャーギャーさわいでいたのですが,ゆう福そうなお年寄りが来て,のせてもらえることになりました。ハイルやシェーラは感動していたのですが,ファリードはごきげんななめです。海賊が来て,シェーラがけがでもしたらどうしようと心配だったのです。すると…。
お話の続きは自分で読んでみてください。
みなさんは岡田淳さんの本を読みましたか。わたしは,今までに読んだ岡田さんの本を3冊紹介します。
『放課後の時間割』には,とある学校の図工の先生と学校に住むネズミ「学校ネズミ」が出てきます。音楽室ネズミ,1年生ネズミ,図工室ネズミなどを入れて,13種類の「学校ネズミ」がいます。「学校ネズミ」は毎週先生にちがう話を聞かせるのでした。どんなお話かは読んでみてください。
『学校ウサギをつかまえろ』は,男の子がウサギを見たことから始まります。ウサギが工事現場に入ってしまい,助けるためにいろいろなやり方を考えます。そうこうしているうちに,友だちともっと仲良くなって,ウサギを助ける話です。
『ネコとクラリネットふき』は,家にいたネコにクラリネットを聞かせたら,ネコが大きくなって家をこわし,旅に出るお話です。次にどんな大きさになるか楽しみです。
岡田さんの本は,私が読む限り,友情ものが多いなと思いました。わたしはもっとたくさん本を読みたいなと思いました。みなさんも,岡田さんの本をたくさん読んでみてください。
ぼくは,主人公が冒険をする物語を集めました。
1冊目は『シェーラひめのぼうけん』です。これは,シェーラという力持ちのお姫様と,ファリードというちょっと気の弱い魔法使いと,ハイルというもとどろぼうだった男の子が,悪い魔法使いサウードに石に変えられてしまったシェーラザード王国を救うために,7つの宝石を集めて魔法の杖を探し出す話です。
2冊目は『二分間の冒険』です。このお話では,さとるという男の子がダレカという黒ねこを他の世界に行って探し出そうとします。その世界には竜がいて,さとるはその竜をたおすことになりました。かおりという女の子と一緒に旅をしながら,ダレカをさがします。さて,ダレカは見つかるのでしょうか。
3冊目は『かくれ山の冒険』です。なおという男の子は,友だちとドッジビールをしていて,林の中に入ったボールを探しに行く途中で,かくれ山というところに迷い込んでしまいます。そこには,ねこ夫人というねこがいます。ねこ夫人は子どもたちをかくれ山に連れ込んで,ねこにかえてしまいます。なおは,人をねこにしてしまうねこ夫人の出したスープを飲まなかったので,他のねこにされてしまった人たちにたのまれて,ねこ夫人をやっつけることになってしまいました。ねこ夫人をやっつけるには,いろいろな道具が必要です。さて,なおはねこ夫人をやっつけられるのでしょうか。
3冊ともおもしろいので,ぜひ読んでみてください。
(01/12/29)