(2006.8.16〜2006.8.20)

その4　（8月18日）

３日目。この日は早朝からエアーズロックへ。日の出を見る…というよりは，日の出とともにうつりかわるエアーズロックの様子を見るという方が正解ですね。 まだ暗い内にホテルのロビーへ集合。 その時空を見上げると…くっきりと三日月が見えたのです！ （写真はぼやけているけど…。） これで，月の満ち欠けは逆だということが判明！ 日本に帰ってきてから再度月齢も確認しました。オーストラリアで夜明けに見た三日月は，日本に帰ってきたら夜明けに逆向きに見えました。 夜明けに三日月が見えるというのは，日本ではありえません。 月の満ち欠けは太陽との位置関係で決まります。 三日月は，日本だったら太陽が西の空に沈む頃に西側（つまり，南の空に向かってみると，右側）が照らされるから，あの形に見えるのです。 でも，オーストラリアでは，三日月が明け方に見えた。太陽は東から昇る。ならば，月は北の空にないと東側から照らされて三日月になることはできなくなる。 ということは，太陽も月も，オーストラリアでは北の空を通っていることになる。 これがたどり着いた結論です。 …まあ，赤道の位置を考えれば，当たり前なんだけど…。 あと，オリオン座も明け方に見えました。でも，逆さまのオリオン座だった！さそり座もそうだったけど。何だか不思議でした。 はい，これで理科巡検を兼ねたことが確定（爆）！ 次は夜明けのエアーズロック（ウルル）です。 朝食のおにぎりとお味噌汁で日の出を待ちます。 前日に見たサンセット・ウルルもきれいでしたが，サンライズ・ウルルもよかった〜。 刻々と色が変わっていくのです。 日の出直前 日の出後のウルル 見事に赤く染まる さて，いよいよ体育実技研（笑）のエアーズロック（ウルル）登山です。 でも，強風のため，登山口は閉鎖されたまま。結局，ウルルの周りをぐるっと観光することになりました。 実は，前日に下見をしていたのです。その時は閉鎖されていなかったので，途中まで試しに登ってみました。 結構ハード！どう考えても体育実技研です。 壁画。 鳥の足跡のよう。 巨大足跡？ オーストラリアの 国花（らしい） ウルルの登山口 その後，空路ケアンズへ。 朝食に出たおいしいリンゴをおやつにして，飛行機に乗り込みました。 そこでもまたまたおいしい機内食が！ またしてもフルーツジュースをもらい，すっかりご満悦♪ しばらくは赤い砂漠とステップが見えるだけだったのですが，途中から雲がたくさん出てきました。 見事な雲海です。 あまりの美しさにボーっと見とれていました。 ケアンズに近づくと，緑が増え，畑もたくさん見えてきました。 ケアンズの空港は少々暑いくらいでした。 今度はちゃんとツアー担当者に巡り会えました。 ホテルまで直行…かと思いきや，車でケアンズ一周ツアー（笑）。 でも，担当者曰く，「ケアンズは田舎ですから，車で１５分あれば全部回れますよ。」とのこと。 実際，自分たちが行くところは，全部徒歩で回れることが分かりました。 ホテルで今後の予定を打ち合わせましたが，気になるのはこの日の夕食。 「いざとなったら，世界のマックか？」 という声も出ていました。 ツアー担当者に「安いお店はありませんか？」と尋ねたら，あっさり， 「５０ドルで食べられるおいしい焼き肉屋がありますよ。」と曰いました。 …５０ドル！？ 日本円だと，ほぼ５０００円です。 ５０００円の焼き肉だと！？ さて，ここで問題です。 わたしたちが成田空港で両替した金額はいくらだったでしょう？ １．１００ドル ２．１５０ドル ３．３００ドル 正解は，全部（笑）。 そう，それぞれこの金額を両替していたのですね。 誰がどの金額だったのかは伏せておきます（笑）。 １００ドルしか持っていない人にとって，５０ドルは大金です。全財産の半分ですから。 それを，「５０ドルが安い」……。 でも，「焼き肉」という言葉につられた人々は，OKしてしまったのでした。 結局，１００ドルしか持っていなかった人は，ホテルで両替しました。 でも，５０ドルするだけあって，焼き肉はおいしかった！ さらに，おみやげ屋さん見学〜。 翌日以降はお土産をいつ買えるかわからんということで，いろいろ買い込みました。 怪獣へのお土産も早々にゲット♪着ぐるみさんです。１歳のお誕生日プレゼントも兼ねています。 本人は，あまりお気に召さなかったようですが…。かわいいからいいのだ♪

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（06/08/26）