(2006.8.16〜2006.8.20) |
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その1 (8月16日以前のこと) |
今回の旅行記も,またもや当日以前の部分から話は始まります。 このメンバーで旅行に行くと,当日より前の話の方がお間抜けというか,何というか…とんでもない話が出てくるのです。 メンバーは,悪いお姐さんTさんとHさんとわたし。行き先はオーストラリア。題して「世界遺産を巡る旅〜海外社会科!?巡検@Australia〜」という…。 今回,「社会科」の後ろに「!?」がついているのは,どう考えても体力勝負系と理科系の内容が含まれているからです。 だいたい,屋久島ツアー以来,絶対体力勝負系の企画が盛り込まれている…。あ,沖縄はそうでもなかったか。まったりだったから(笑)。 これまた,前回の沖縄同様,直前まで本当に行けるかどうかわからない企画だったので,海外私事旅行届けが出せない! 旅行の企画が持ち上がったのは,7月1日。成績処理のある人は忙しいんですね,これが。 大元締めはいつもの通り,ニコニコローンのT姐さん。もちろん,成績処理の真っ只中です。 ようやく7月8日に参加者が決定しました。 その日,T姐さんと話し合いをしました。 職場から20時半過ぎに帰宅したばかりでご飯もお風呂もまだ状態のT姐さんとの話し合いは,何と2時間以上(笑)。 えーん,ごめんなさい。 お互い仕事を抱えて忙しいのに,こういうことには真剣に話し合う(笑)。 で,どうなったのかというと,わたしの休みが8月13日から20日までしか連続で取れる可能性がないということが判明し, 「これでどこへ行けると言うんじゃい!」という展開に…。 海外逃避行の飛行機がないんですね,もう。 最初は「マチュピチュ世界歴史遺産巡り7日間」と言っていた姐さんですが,この案はあっさり却下。7日間というのがすでに無謀。 その後,「万里の長城に圧倒されるツアー」「敦煌で砂漠と戯れるツアー」「タイ料理を学んで食い倒れるツアー」「エアーズロック登山で体育会系勝負ツアー」とさまざまな案が出されました。 所々,「どこが社会科巡検かね。」と思う内容もありましたが,結局「暑いからさあ,涼しいところへ行こうよ!でも,真冬はダメね。」ということで,「エアーズロック登山体育会系勝負ツアー」が第1希望となりました。 ところが,参加予定者のHさんと連絡が取れません。ようやく捕まったと思ったら,「8月15日は日直だよ。代われないよ,たぶん。」という素敵なお返事が…。 今時のガッコにお盆休みはないのです,ええ。 わたしも,14日に日直となりました…。 結局,8月16日から第1希望の企画で話が進むこととなりました。 にしても,T姐さんに企画させると,みーんな体育系になるんだなこれが(爆)! 結局,夏の海外社会科巡検がオーストラリアに確定したのは7月半ば。 で,職場に私事旅行届けなるものを提出しなければなりません。 行程表まで詳しく出すのですが…T姐さん曰く,そんなものは,お出かけ1週間前にならないと旅行会社から届かないんだそうな。 Hさんは,前回の旅において,出発の前日に副社長の席にバンとたたきつけてきたんだと。うーん,すごい! と思っていたら,まさか自分まで同様のことをする羽目になろうとは…。 ところで,オーストラリアに行くには,EATSなるものが必要なのだそうです。 その手続きはインターネットを使うということから,わたしが行うことになりました。 それに関してのT姐さんとの会話。 T姐さん:「ねえ,ネットで手続きっていったらろいぞうの出番だねえ,ふふふ。」 ろいぞう:「…わかりました。やりますよ。」 とりあえず,自分のだけやってみたろいぞう。 ろいぞう:「T姐さん,できましたよ。でも,パスポートないと手続きできないっす。コピーでいいからFAXで送ってください。」 T姐さん:「え,そうなの。FAXはねえ,ないんだよ,うちには。」 ろいぞう:「んじゃ,ネットでの手続き,簡単だから自分でやっても大丈夫かも?」 T姐さん:「うち,ネットには繋げない状態なんだよねえ。」 ろいぞう:「は?」 T姐さん:「引っ越しもあったからねえ。」 ろいぞう:「……。」 T姐さん:「HさんもFAXないし,ネットは解約したって聞いたよ。」 ろいぞう:「はい〜?」 T姐さん:「ほら,Hさんはネットより別の仕事に時間を使うからね。」 ろいぞう:「ああ,そうか。」 T姐さん:「じゃ,郵送でコピー送るわ〜。よろしく♪」 白ヤギさん…もとい,T姐さんからは7月31日現在まだお手紙が届きません。 で,Hさんからはこの日朝っぱらから携帯にメールが…。 Hさん:「ただいま,HPの作り方研修中。イータス,相談にのってね!」 ろいぞうは,研修が終わりそうな4時頃にTELしました。 ろいぞう:「パスポートのコピー送ってくれればやるよ。ニコニコローンより良心的っす。」 Hさん:「早速送るっす!よろぴく〜。」 ろいぞう:「あ,今送るとろいぞうの家で受話器をとっちゃうよ。」 Hさん:「パパかママが出ちゃうの?そっかー。出張終わって,今は家だけど,これから出勤なんだ〜。」 ろいぞう:「退勤まであと1時間ないじゃん。」 Hさん:「そっちじゃなくて,いつもの方。」 ろいぞう:「…あ,そう…。」 Hさん:「今日は出そうな気がするんだよね〜。」 ろいぞう:「んじゃ,怪獣が起きている7時頃でもいいの?仕事の途中になる?」 Hさん:「大丈夫!札掛けてもらうから♪」 ろいぞう:「…がんばってね…。」 Hさん:「おう!」 7時頃…。Hさんから電話。 Hさん:「ねえ,さっきから3回くらい送ったけど,中止になっちゃうんだよ。」 ろいぞう:「え?おかしいなあ。もう1回送ってみて。……あ,非通知設定になっているじゃん。これじゃうちは弾いちゃうんだよ。ねえ,どうして非通知になっているの?」 Hさん:「コンビニから送っているんだ。そうか。非通知なんだねえ。」 ろいぞう:「…うちの設定変えるから待って。」 数分後,無事にFAXは送られてきました。 Hさん:「どうぞよろしく。今ね,けっこう出ているんだよ。頑張ってくるね〜♪」 こうして,Hさんは旅費を稼ぐべく(?)お仕事を続けるのであった。 T姐さんからのコピーはそれから1週間ほどで届きました。 あとは,職場に出す私事旅行届けだけ。でも,直前で乗る飛行機がかわってしまい,結局出発の2日前に旅行届けを出しました…。 |
(06/08/26)