うるま市の安慶名闘牛場と並んで”沖縄闘牛”の中心をなす沖縄市*営闘牛場。収容人員は最大約４０００人。沖縄高速道の南インターのすぐ近くで、もっともアクセスがいい闘牛場として知られる。那覇インターからだと約１５分。

* 沖縄市は、沖縄本島の中央部に位置し、那覇から北へ約22kmの地点にある。現在の沖縄市域は、1908年の島嶼町村制の施行によって成立した美里村、越来村よりなる。戦前はのどかな純農村地帯であったが、沖縄戦とその後の米軍基地建設に伴い中部一帯は基地一色に塗りかえられた。1956年6月に越来村がコザ村と改称。同年7月にはコザ市が誕生した。1974年4月にはコザ市と美里村が合併し、新生沖縄市が誕生した。市制施行25周年となる現在の沖縄市の人口は約12万人余、総面積48.8km2。沖縄市は、沖縄固有の文化に 外国人が持ち込む文化や本土の文化が違和感なく渾然と混じり合う「チヤンプルー文化」を形成している。