■質疑応答 9:00 川口さんの漢方の学習会では、いつも「質疑」から始まります。 漢方薬というと、大変まずい苦い薬のように思っていますが、どうなのでしょうか? 「その人のいのちに合っていれば、すっと入りますね。のどが乾いているときに水が美味しいと感じるのと同じですわ」 「ただ、例外も在りますわね」とのこと。 参加されている実践者の方も「見立て(診断)が合っていると美味しい」と言われていました。う〜ん。漢方は美味しいぞ!? ■実習 実際に、川口さんが自分で飲まれている漢方を処方していただくことになりました。 和尚さんも漢方を処方されておられますので、自前の天秤はかりで調合です。 川口さん用に処方した謎の漢方の内訳は... ←紫胡(さいこ)3g、桂枝(けいし)3g、牡蛎(ぼれい)3g、甘草(かんぞう)2.5g、乾姜(かんきょ)2g、黄ごん(おうごん)2g、葛根(かっこん)2g、芍薬(しゃくやく)2gでした。 何に効くのかわかりませんが、不老不死の薬かもしれません... 煎じるとこんな茶色になりました→ 昼食を挟んでお勉強です。今日は、第三十五章まで進みました。 ■ご飯 19:00 食べてばかりいるわけではないのですが、勉強が一息した?ので夕食です。 今日のご飯は紫芋を入れたご飯です。なんと紫色です→ 昨日の夕食も今日の夕食も、学習会に参加している私達が勉強に集中できるように、 松尾さんのところにお手伝いに来られている自然農の仲間が作ってくれています。 ありがたいことです。 その後の懇親会では、この龍国寺から古い「傷寒論」が出てきた話や、江戸時代に村の医者であった家から古い医学書が出てきた話などをしていただきました。 昔の人も傷寒論を学び悩んでおられたようで、どうやら傷寒論を聞きたかったのは私たちだけではなく、 時代を超えた想いが重なり、この龍国寺での漢方学習会の開催となったようです。 今日もあっと言う間に、1日が過ぎてしまいました。 なんだか1日中、食べてばかりいたような氣がします...では、また明日。 |