■自己紹介 9:00 今回の漢方の学習会には、遠くは関東関西からいろいろな人が来られていました。 全員で30数名。これまで何年も自分で処方されている方、始めて参加された方、年齢も経験年数も違う方々がおられました。 全体的にはやはり女性が多いですね。男性は7名程度です。 平日の昼間の学習会ですから、男性が少ないのは無理ない話かもしれません。 しかし「いのち」の事に関しては、女性は行動力がありますね。理屈でない感性が突き動かすのでしょうか.. ■真の医学 10:00 川口さんの漢方の学習会では、いつも「質疑」から始まります。 質問の受け答えの過程で深い広がりが生じ、漢方の事だけでなく時にはそれを取り巻く宇宙観にまで話が広がり、 それがまた漢方を理解する大切な要素となります。 漢方とはいったい何なのでしょうか?皆さんの質問に答えてくれました。 「マクロビオティックや民間療法と漢方は立っているところが違うわけで、本当に病気を治せないといけないわけで。マクロは病気になる前の道筋、漢方は病気になってからの道筋じゃないかと思います」 「傷寒論は東洋西洋の別を越えています。地域性、民族性、時代を超えた医学。いのちの道に沿った医学。全ての病気に対応できる真の医学だと思います」 「漢方医学はひとつで完結しています」「漢方の働きは、本人の意思を越えたところで働くんですわ」「いのちを全うさせてくれるものやと思います...」 川口さんは漢方に関してこのような事を言われました。いかがですか? 短い言葉の中で表すことは誤解が生じ易いのですが、こんな言葉から漢方の奥深さが伝わりましたでしょうか? ■お勉強 13:30 福岡ではこれまで既に「傷寒論」をひととおり勉強しており、これから3回(秋、冬、春)×3日間に渡り、おさらいの意味で初めから読み直す事になっています。 今回の3日間がその最初です。 傷寒論の第一章は「太陽之爲病、脈浮、頭項強痛、而悪寒」です。 う〜ん。さっぱりわかりませんね。こんなのが、百八十二章まで続きます。そうそう、勉強するためには、漢和辞典もあった方が、より理解が深まると思います。 この日進んだのは、第十三章まで。
と言うことで、お勉強はおしまい。 ■ご飯 19:00 初日は、夕食の時間まで食い込んで講義をしていただきました。もうお腹が空いた頃ですね。 ←こうやって、みんなとワイワイ言いながら食べると、美味しい料理がもっと美味しくなるから嬉しいです。 夕食の後に少しお勉強をして、その後懇親会のはじまりです→ 懇親会では、1日終わっての皆さんの感想を聞かせてもらいました。 その後、お風呂に入って第1日目の終了です。 では、また明日。 |