Tour de Glacier: 観光ガイド
公園へのアクセス 2. 陸路(1) - アムトラック編
公園へのアクセス 2. 陸路(1) - アムトラック編
陸路(1) - アムトラック(大陸横断鉄道)
Seattle(もしくはPortland)からSpokaneを経由してGlacier入りし、 そのままMinneapolisを中継してChicagoへ至る Empire Builder号というアムトラックが1日1往復走っている (因みにSeattle/Portland-Chicago間は丸3日の行程)。
アメリカの鉄道ファンが言うには、 数あるUS国内のアムトラックルートの中でも、 このGlacier Parkに沿って走るロッキー越えルートは屈指の景色だとか。 日本からGlacierにアプローチする際、 Seattleからこれに乗ってというのもなかなか人気が高い。 公園隣接の駅についたらレンタカーを借りるか、 シーニックコーチ(赤バス)で園内を巡るのが良い。
公園隣接の駅は3つ。
- - Belton (West Glacier) 〜通年
- Glacier Park、 西の玄関口。
West Glacierには宿やレストラン、 ガソリンスタンド、 土産物屋、
ジェネラルストアなど、 小さいながらもそこそこのサーヴィスが揃う。
Lake McDonald西端のApgar Villageまでは公園エントランスを経由し
2mi(3km) なので歩くこともできるが、
アムトラック到着の時刻に合わせてシーニックコーチが出ている。
- 夏のみかも知れないが、 レンタカーも借りられるようである。
- 夏のみかも知れないが、 レンタカーも借りられるようである。
- - Essex (Walton) 〜利用客がいる時のみ?
- Lake Isabel, Scalprock Lookout 等、
Glacier南西部のトレイルの拠点がココ
Waltonのレンジャーステーションとなるのだが、
わざわざこのために
Essexからアプローチする観光客はほとんどいないであろう。
- この駅はおそらく鉄道ファンのためにある。 Izaac Walton Inn という西部鉄道開拓史に密接に関わるホテルがあり、 ここに世界中の鉄道ファンが泊まりに来るらしい。
- この駅はおそらく鉄道ファンのためにある。 Izaac Walton Inn という西部鉄道開拓史に密接に関わるホテルがあり、 ここに世界中の鉄道ファンが泊まりに来るらしい。
- - Glacier Park (East Glacier) 〜夏期のみ
- Glacier Park、 東の玄関口にして、 アムトラック利用のGlacier観光ではおそらく最もポピュラーな拠点。 West Glacier 同様、 小さいながらもそこそこのサーヴィスが揃う。 ここでレンタカーを借りるか、 もしくはすぐ近くの Glacier Park Lodge まで歩いて行き(シャトルバスあり) そこを拠点にしてシーニックコーチ(赤バス)で園内を巡るというのが正統派。
アムトラックはWeb Site上から予約を取ることもできる。 体力はあるがお金のない若者にはCoach Sheetを、 もう少し優雅に汽車の旅を楽しみたい人にはCompartmentをお薦めする。 (とは云え、 両方利用経験のある私の某身内曰く、 「Compartment はけっこう狭かった。 あれなら Coach Sheet の方が快適だ。」 という感想も。)
所要約16時間。 SeattleまたはPortlandを夕方に出て次の日の午前中にGlacierへ。 帰りもGlacierを夕方に出て次の日の午前中にSeattleまたはPortland着。 飛行機や車でアメリカを巡るのとは一味も二味も違った旅情を味わえる、 おすすめアプローチ方法。 実際に利用を考えている人は、 下のリンク(アムトラックのサイト)から最新のスケジュールを各自確認して欲 しいが、 園内はレンタカーで巡ることを前提に、 行きのみアムトラックで、 そして帰りは空路で、 という人も多いようだ。
Glacierは元々は鉄道ツーリズムと共に観光開発された公園なので、 アムトラックでアクセスが容易というのは当然といえば当然なのだ。
関連情報