ドームの組み立て(10月27日) | |||
やっと待ちに待ったドームが到着したので、朝から組み立て作業を開始しました。 9:30 大型クレーン車と荷物を積んだトラックが到着、前々から裏の駐車場を荷揚げのために使わ せてもらえるように地主の方にお願いしてあったので、さっそく屋上への荷揚げ作業を開始しました。 風のないおだやかな日だったのでトラブルもなく、順調に1時間程で荷物を上げ終わりました。 |
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大型クレーンで、ドームの部品を荷揚げしました。 |
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10:30 「すばる光電子」の草野さんと、私の友人の群馬の新井さんが手伝いに来てくれました。 まず最初はドーム部分の組み立てです。 ドームは2つに分かれていて、真ん中からネジ止めして1つにします。接合部はパッキンが入っていて 雨などが浸入しないようになっています。作業はドームを床の上に置いた状態でおこないました。 |
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ドームを組み立て中です。 |
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組み立てたドームのスリットに前開きとびらを付けました。スライドするとびらは最後に取付けます。 ドームの表面は真っ白でピカピカです。 |
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出来上がったドーム部分 |
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組立てたドームを上に持ち上げます。この装置は草野さんのアイデア器具で、クレーンで吊り上げられ ないような場所での組み立てに使うとのことでした。 今回初使用で無事に重いドームがスムーズに持ち上がりました。 |
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ドーム部分を持ち上げたところ、この後壁を組み立てていきます。 |
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つぎに観測室の組み立てです。観測室は円形で、まずドアの位置を決めてから6枚のパネルを次々とネ ジ止めしていきます。 パネルのうち2枚はロッカー(オプション)のついた形のものになっています。(左側に見えているパ ネルがそれです。)ロッカーは内側から物がおける棚のようになっています。 |
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壁を組み立て中です。前面にドアが来るようにしました。 |
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ロッカー部分です。観測所の外壁パネルを直接凹ませて成型していますので注文時に指定しておかない と、後からの取り付けは無理があります。 |
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外に飛び出ているのがロッカー部分です。 |
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ロッカーを内側から見たものです。奥行きが40cm程凹んでいて、棚を作れば色々なものが置けそう です。 |
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タテ、ヨコ80p、奥行き40pの大きさでPCも置けます。 |
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観測室を組み立てた後のドームの内部です。ドームを持ち上げるための装置が見えます。 ドームの壁面は迷光防止のため黒く塗装されていて、観測室はグレーに塗装されています。 |
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ドームの中から見た持上げ装置です。かなり頑丈にできています。 |
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6枚のパネルのネジ止めが終わり観測室が完成したら、いよいよ観測室をアンカーボルトに取付けます。 アンカーボルトの位置に合わせてパネルの下部にドリルで穴を空け、ドームを持ち上げて12本のボル トが穴に入るようにします。 このとき出来る限り真円にするため、何回も穴の大きさを調整しながら修正をしました。 この作業が一番時間が掛かりました。ちゃんとできたところでボルトを固定して終了です。 次にドームのスリットに上下にスライドするとびらを取付け、続いて手動で開閉するためのローラーと 紐の取り付けをおこないました。下の写真のドーム面に開閉用の細い紐が見えます。 |
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ドームを回転して裏側から見た姿です。 |
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最後にドームを回転させるためのモーターとバッテリーの取り付けです。 バッテリーにはソーラ発電用のパネルが接続されていて、晴れていれば常時充電されるようになってい ます。購入したシリウスドームの一番の特徴は、2.3mクラスでも大型ドーム並の充実したオプション が用意されているところだと思います。私が購入を決めたのも価格がリーズナブルな以外に、このオプ ションの豊富差があったからで、国産のこのクラスではここまで充実していないと思います。 |
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モーターとバッテリーの入ったボックスです。ちゃんとフタがついています。 |
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ソーラパネルです。ドーム内部のバッテリーに接続されて常に充電しています。 |
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ドーム回転用のコントローラーです。 手動でのモーター回転の正逆切替スイッチになっています。 |
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15:30 設置作業終了、ドームの組立て完成です。 「すばる光電子」の草野さん(左)組立てのご指導ありがとうございました。 そして新井さん(右)お手伝いありがとうございました。おかげですばらしいドームが完成しました。 |
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