シーン14  エンディング(蓮雅 朱美)

GM: 蓮雅
GM: その後、彼女は霧谷に呼び出され、彼のデスクの前に立っている。
GM: 霧谷「お疲れさまでした。大変だった様子ですね」
蓮雅: 「任務の大半が失敗したことの方が問題ですね・・・ これが今回の報告書です」ファイルを提出。
GM: 霧谷は黙ってそのファイルを受け取り、軽く目を通す。
蓮雅: 「研究員であるクルセイダーの確保に失敗し、そのデータディスクをFHに取り戻された・・・ 今回こちら側にあった利点と
言えば、エージェントである堂島幹也を倒せたことだけでしょう」
GM: 霧谷「…………………データディスクは未回収、カウンタートランスのサンプルも残らず、収穫はΣトランスだけ、ですか……。
確かに、さんさんたる結果ですね」溜息を吐いて、霧谷は言う。
蓮雅: 「申し訳ありません・・・」頭を下げます。
GM: 霧谷「…少々、あちらに後れをとりました。その分、頑張って下さい」
蓮雅: 「了解しました・・・」
GM: 霧谷「ところで−」と、彼は顔を上げた。
蓮雅: 「・・・?」視線で何かと尋ねる。
GM: 霧谷「報告にあった黒服の男ですが、恐らく最近FHに加わった“ガーゴイル”というエージェントでしょう。…興味はありませんか?」
蓮雅: 「無い、と言えば嘘になりますね・・・」
GM: 霧谷「……実は、彼が石川に居た、という報告があるんですよ。そこで…」と、机から一枚の紙を取り出す霧谷。
蓮雅: 「石川、ですか・・・」紙を受け取りながら。
GM: 霧谷「少し、気分転換に石川まで旅行はいかがでしょう?」と、彼は微笑んだ。
GM: 紙は、石川の温泉旅館の広告だった。
蓮雅: 「・・・了解」
GM: シーンエンド


シーン15  エンディング(連城 聖)

GM: 10/26。
GM: 文化祭が迫ってきた今、2−Bは大忙しだ。
GM: 実行委員の聖那は滅茶苦茶近寄りがたい殺気を放ち、雪希は廃テンションで張り切っている。
連城: 「一難去ってまた一難か……って、そっち看板のペイントずれてるぞー!」あわただしく、指示
GM: そして、連城は今、教室の外装を指揮しながら、接客の練習をしていた。
GM: 秋「腰が入ってないわよ、ちゃんと膝を軽く折ってスカートの裾を持ってお辞儀!」>聖
連城: 「たかが学園祭の接客業でそこまで……(とほほ)」と言いつつ、いらっしゃいませー、と練習
GM: 秋「声が出てないし、恥じらいが残ってるわよ。肺から声を出して」
連城: 「恥ずかしいわ……全くもう。……いらっしゃいませー(丁寧にお辞儀)……ってこれで言い?」溜息吐きつつ……
GM: 結局あの後、G君(仮名)の葬儀はひっそりと行われ、クラスは一時沈んだ。だが、それもすぐに文化祭のあわただしい雰囲気に
飲み込まれ、今は省みられることもなくなっている。
連城: 「(Gも楽しみにしてたんだよな……せめて気合い入れて、その分頑張るか)」
連城: 思い直して愛想良く笑顔で「いらっしゃいませー!……よしっ、こんなもんだろ」なんだかんだ言いつつ、学園祭が楽しみな連城、と
GM: 秋「はい、よろしい。それじゃ、次いってみるわよ」
GM: そして、2−Bは今日も、文化祭に向けて突き進んでいくのだった。
GM: シーンエンド



シーン16  エンディング(東雲 薫)

GM: #4r10 謎判定
◆ダイス A-GM:4r10=(8,4,6,9)=9"

GM: 薫は今、聖那に言われて、彼。須賀洋介の寮の部屋に来ていた。
GM: 彼の…、そう。遺品の整理をするためだ。
GM: …だが、何もない部屋。それが、彼の部屋の第一印象だった。
GM: ベッドと、机、それに椅子が一つ。
GM: それだけの、寂しい風景。
東雲: 「こざっぱりし過ぎて、整理する物って、そんなに無いですよねー」
東雲: とりあえず、机の引き出しなんかを開けてみたりしますが……。
GM: すると、中には一枚の古ぼけた写真、それに、小さな日記帳が入っていた。
GM: 写真の中に写っていたのは、少しやんちゃそうな男の子と、その姉らしき女の子。
東雲: 「これは……」とりあえず写真と日記帳を順番に見ていきます。
東雲: (ごめんなさい、須賀くん。ちょっと覗かせてもらいます〜)好奇心には勝てないらしい(笑)
GM: 二人が仲良く手を繋いで写っているそれは、おそらく彼の、姉との最後の繋がりだったのだろう。
東雲: 日記の方には何が書いてあります?
GM: 日記の最初のページの日付は、約2週間前になっている。


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10/12 晴れ

今日から姉のいる、星陵学園に通うことになった。本当に久しぶりに見ることが出来る。とても嬉しい。
だけど、追っ手がかかる前に、姿を消さなければいけない。迷惑をかけることは、出来ないから。


10/13 曇り

学校で、友達が出来た。
東雲薫と言う子で、とても快活な女の子だった。
彼女の話はとても楽しく、それに、色々と助けて貰っている。とてもいい子のようだ。


10/14 晴れ

とても平和だ。姉の顔も、今日見ることが出来た。相原誠二という男子の近くでよく見る。彼のことが好きなのだろうか?
いずれ、彼と話がしておきたい。できれば、だけど。


10/15 雨

文化祭の準備が本格的に始まるそうで、とても楽しみだ。
薫さんと同じ班に入り、とても嬉しい。
とてもよく世話を焼いてくれる彼女に、いつかきちんとお礼が言いたい。
         ・
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10/20 曇り

とても幸せだ。
幸せすぎて、却って怖いくらいで、落ち着かない。
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         ・
10/24 晴れ

町で、見たことのある人影を見た気がした。
そろそろ、去った方が良いのかも知れない。姉のためにも
それと、薫さんに迷惑を掛けないためにも


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GM: そこで、日記は途切れていた。
東雲: 日記を静かに閉じ……胸にひっそりと抱きしめた後、聖那の方を向いて一言。
東雲: 「あの、遠野先輩。この日記、私がもらっちゃっていいですか?」
GM: 聖那「…………本人に了承を取ってからにして」
東雲: 「本人って……須賀くんはもういないんですよ?」
GM: 聖那はそう呟くと、部屋の入り口に向けてゆっくりと手を上げ……光を撃ち放つ。
東雲: 「せ、先輩!?」びくっ
GM: 轟く爆音 渦巻く爆風
GM: それらが収まった後、跡形もなく消し飛ばされた扉の先には、彼の−須賀洋介が呆然と立ち竦んでいる姿があった。
GM: 聖那「……入ってこないから…こっちから行ってやった」>洋介
東雲: 「す、須賀くん!?」あたふたしつつ日記を取り落とす
GM: 洋介「あ、はは…こんにちは、薫さん」
東雲: 「……遠野先輩。これ、どういう事か説明していただけます?」ずずいっと詰め寄り
GM: 聖那「………………妹…」>薫
東雲: 「……香苗ちゃんの仕業ですね?」ジト目>聖那
GM: 洋介は、薫が落とした日記帳を見て、顔色を変える。「……中身………見た?」
東雲: 「それはもう、思い切り」
GM: 洋介「……………………そ、そう…なんだ」洋介は顔を真っ赤にして顔を俯かせてしまう。
GM: 聖那「……遺体を回収してる最中に……香苗がばったり。…………そしたら…後はいう必要、ある…?」>薫
東雲: 「いえ、納得です。それより須賀くん?」詰め寄りっ
東雲: 「私を謀った罪は重いですよー。………日記の件も含めて、どうしましょうか」
GM: 洋介「ごめん…でも、迷惑がかかると思ったから………」
東雲: 「……アトリエ幻月のケーキセット」ぼそり
東雲: 「アトリエ幻月のケーキセット、奢ってくれたらチャラにしますよ?」にやにや(笑)
GM: 洋介「…………うん」
GM: 洋介は、嬉しさと残念さが混じり合ったような、複雑な表情で微笑んだ。
GM: シーンエンド


シーン17  エンディング(相原 誠司)

GM: 相原
GM: 昼休み。文化祭の準備で忙しい中、相原は雪希に呼び出された。
相原: 「…文化祭か…」ボーっと待ちながらつぶやく
GM: そこに雪希が駆けてきた「ごめんなさい!待った?」
相原: 「待ったよ…」ボーっとしながら
GM: 雪希「…ごめん」
GM: 珍しく、しおらしく彼女は頭を下げる。 ちなみに、本当に珍しい。
相原: 「いや、別にいいよ。それよりどうしたんだ?」にやっと笑いながら
GM: 雪希「あの、さ……この前話した…弟の話とか、誰かにした?」伏し目がちに問うてくる。
相原: 「…そんなに口軽いようにみえるか?」苦笑しながら言う。
GM: 雪希「あはは、ごめん。そうだったね」苦笑しながら彼女は言う。付き合いは長いからわかってたのに、なんでだろ、と呟き
「ええと、あれ、あんまりいい話でもないし、これからも秘密にしててくれない、かな?」
相原: 「了解。口止め料はもらうけどね…」にやり
GM: 雪希「…りょーかい」渋い表情で言う雪希。
相原: 「さーて なにがいいかな〜」と言いながら歩き出す。
GM: 雪希「…じゃ、もどろ。文化祭の準備、今修羅場なのにあんまり進んでないんでしょ?」そう言って、彼女は相原の首根っこを
掴んで教室の方に引きずり出した。
相原: その手をはずして教室に向けて駆け出す。
相原: 「おせーぞ雪希!」
GM: 雪希「あ、ちょっと待ってよ!誠二ーっ!!」
GM: 二人は駆け出す。教室へと。
GM: 喜ばしい日常が待っている、、そこへと
GM: シーンエンド


GM: マスターシーン
GM: 聖那「………………香苗を誘導したな……?」
GM: 聖那「……高くつく。……そう思っていろ…………」
GM: 彼女は、底昏い顔で、携帯の電源を切った。
GM: そして、文化祭の闇に消えていった。


アフタープレイ


相原 誠司(PL:ヨースケ) →最終侵蝕率73% 良いロールプレイをした、他のPLを助けた     = 4点
東雲 薫(PL:葉隠)→最終侵蝕率75% 経験点2+良いロールプレイ+他のPLを助けた、ログアップ  = 5点
連城 聖(PL:giwa)→最終侵蝕率70% 経験点3+良いロールプレイ+他のPLを助けた        = 4点
蓮雅 朱美(PL:ジェイ)→最終侵蝕率73% 経験点2+良いロールプレイ+他のPLを助けた+ダイス   = 4点

GM(安藤)取得経験点 17÷2 =



プリプレイ/オープニング/ミドルフェイズ A-Part/ミドルフェイズ B-Part/クライマックス/エンディング&アフタープレイ/>