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現在認可されているインプラント材料の純チタンは、生体との親和性（ある物質が他の元素と化合しやすい性質）がよく腐食もありません。また金属アレルギーもほとんどないと言われています。医科においては人工心臓などの人工臓器や人工関節、骨折時の固定用プレートとして体に埋め込まれていますが、副作用は報告されておらず現在最も安全な人工物だといわれています。
世界中で数百万人の人がインプラント治療の恩恵にあずかっています。今日ではインプラントを用いた義歯が、従来の取り外し式の義歯に代わる治療法として認められています。正しくお手入れさえすれば、インプラントは利点が多く、かつ半永久的な歯となり、長期間に渡って満足の出来る状態を維持することができます。念入りなお手入れは確かに大変です。しかし、その労力に対する「歯のある生活を取り戻す」という見返りが非常に大きいものであることは言うまでもありません。
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