「来年度より０.１.２歳児は育休に入った月末から退園。」？

〜3.4.5歳児は継続して在園可。育休明けは兄弟姉妹同じ園配慮するが無理な場合も。〜

　１０月４日（金）、児童支援課との懇談会を市役所第２会議室にて開催しました。平日夜の開催で、父母の参加は６名でしたが、午後６時から９時近くまで（終了予定８時）、細かい意見交換ができました。担当課からは、佐々木児童支援課課長と千田高津南保育園園長が出席しました。[詳細後述]

　懇談会の最後に、児童支援課からのお願いとして、保護者の育児休業中の上の子の保育の扱いを2003年度より以下のように変更することの了解を求められました。

「0.1.2歳児(特に２歳児)に待機児が多いこと。育児休業は育児のための休業なので家庭で保育してほしいこと。の2つの理由で、2003年4月から、保護者が育児休業に入った月末に上の子は退園とする。3.4.5歳児については、幼稚園という選択肢があるが、年度途中での入園が困難と判断し、保育園での継続入園とする。又、育児休業明けの保育園入園の際、下の子が上の子と同じ園に入れるよう配慮はするが、年度後半になると難しい場合がある。」

　この件については、1999年・2000年要望書を通じて、2001年4月から改善し実現していたものです。[連絡会ニュースNo.18。No.26。No.29参照] 次回運営委員会にて皆さんの意見を伺っていきたいと思います。また、Web掲示板やメーリングリスト等でもぜひご意見をお寄せください。

　この懇談会で話題にした内容は、９月２２日（日）の第５回定例運営委員会（福祉センターにて開催）にて協議しました。要望書の５項目については、特に職員の配置基準の改善、正規職員の増員・新規採用（１項目目）を強く訴えていくことが確認されました。

　又、連絡会ニュースNo.47記事「車上荒らしに遭ってしまいました。そのときの警察の対応が…」に象徴される防犯体制について市側の姿勢を問うことと、警察への協力要請をしてもらうことが大きく取り上げられました。八千代台西保育園や茶々おおわだみなみ保育園の父母からも車上荒らしの被害にあったことがある旨が報告されました。「送迎時、車中にカバンやバッグを置き去りにしないこと」が車上荒らしの被害に遭わないためには重要です。が、保育園環境の安全を確保するために、管轄の警察による定期的な保育園周辺のパトロール体制等がどうなっているか、質していく必要があります。

　同日の会合で、保育園送迎時の駐車場問題・園行事の日程等のあり方・行事の際の記録写真やビデオ撮影のあり方も話題になりました。この日の情報交換を元に、園毎に懇談会等で話題にしていくことになりました。

会合前30分を使っての、「手話勉強会」も好評です！

第3回の手話勉強会は、新しい参加者も加わって、好評でした。掲示板の書き込みにもありましたが、楽しいですよ！ぜひご参加ください。

「今後も正規職員採用を総務に要望していきます。」（課長）

〜１０月４日午後６時より市役所第２会議室にて児童支援課との懇談会を開催。〜

　１０月４日夜３時間近くにわたって、連絡会代表父母６名と児童支援課（佐々木課長・千田高津南保育園園長）で要望書の内容を中心に懇談しました。特に「車上荒らし」の話題では、8月に被害に遭った当事者が出席し、事件の概要や警察の対応を詳細に説明しました。児童支援課は、懇談会前日に２園で連続発生したことも踏まえ、保育園としての安全対策は勿論、警察へも再度強く協力を求めることを表明しました。以下、項目ごとの要旨です。

１．子どもの発達の保障や公立保育園の維持・発展のため、職員の配置基準を改善するとともに、正規職員を増員してください。又、担任には必ず正規職員を充ててください。

• 年齢別の保育士等職員配置基準について

　国で定められているのは、保育士と調理員と嘱託医のみ、八千代市では園長・園長補佐・フリー、それに看護士と栄養士を各園に配置している。昨年度までと同様、４月現在の定員で上記表に基づき職員を配置している。クラス担任に正規職員が配置されるよう、予め育休等が分かっている職員は複数担任クラスに配置している。

• 障害児保育については、どこの園でも対応している。障害の程度と発達段階に合せて、必要な数の保育士を配置している。

• 来年度の保育士の新規採用は、担当課としては要望していたが、清掃センターの緊急補修等の予算がらみでできなくなった。退職者補充や職員年齢のバランスも考慮し、担当課としては、次年度以降新規採用を要望していく。

２．時間外保育は無料のまま継続してください。

• 来年度については無料のまま継続する。行革案では有料化の話があるが、事務量の増大に対し、歳入が割に合わないとの判断をしている。再来年度以降については検討課題である。

• 時間外保育については、祖父母の有無や夕刻の仕事の忙しさの判断等実態に合せて、自営業にも認めている。

• 子どもの発達･生活保障の観点から、19時以降の保育は考えていない。夕食をどうするかの問題も出てくる。ファミリーサポートセンターを活用してほしい。

３．休日保育実施園を増やしてください。

• 昨年度の休日保育園の利用状況は、約６０日間実施して、延べ349名利用。１日平均６名ほどで、４歳児が多かった。昨年度は、昼食持参が負担との問題があり、今年から300円で給食を提供している。毎回、専任を含め保育士２名と調理員が付く。市からの補助もあるが、財政的には厳しいと聞いている。特に当日の突然のキャンセルは困るそうだ。

• 平成22年[2010年]には休日保育を2園で実施予定だが、詳細は決まっていない。

４．２００４年新設の保育園について具体的な内容を聞かせてください。また、市全体の今後の保育園の整備計画を聞かせてください。

５．２００４年新設の学童保育所について、及び既設学童保育所との関係について、具体的な内容を聞かせてください。

• 新設保育園150名定員・新設学童保育所50名定員規模の併設で考えているが、該当地区のフレッシュタウン自治会や学童保育の父母会との合意がまだできていないので、具体的な内容を伝えられない。11月１日に県のヒアリングが予定されているが、その時には確定しているはずなので、説明できると思う。

• 産休明け保育・時間外保育・障害児保育に加え、一時保育や地域子育て支援センターの役割を持たせたいと考えている。

• 保育園としての条件は、茶茶おおわだみなみ保育園移管時とほぼ同じ。茶々おおわだみなみ副園長が新園の園長に就任する予定だ。

• 茶茶おおわだみなみ保育園の建替え計画は、2005年には新しくしたいとの計画を出しているが、県からの回答がまだ来ていない。

• 市立保育園の新増設計画は無い。県からの補助金が出ない。修繕は必要に応じて随時行っていく。

• 学童保育所単独建設は、第1種低層住宅内では法律上不可能。児童福祉施設（保育所か児童館）との併設で解決。

• 該当学童保育所父母会と協議中につき、詳細未定。来年1年間どうするかについても検討中。

６．各保育園からの要望を実現してください。

• 保育園の安全対策については、大和田西保育園の車上荒らしの件を含め、八千代警察署に強く要望している。池田小事件後は、全園巡回すると言っていた。昨日（10月3日）には6時30分大和田西、7時高津南と連続して発生した。園長会議でも話題にして父母に注意を呼びかける。

• 警察の巡回強化の要請、防犯灯の設置などの防犯対策と危機管理体制を早急に検討する。

• 私立保育園への指導としては、担当課に直接苦情がくれば、当該園にストレートに伝える。補助金打ち切りもありうる。ただ最近は、「園の方針に合わないなら、他園に。」と開き直るところもある。

• 保育園行事は各園の裁量＋今までの流れで日程等も決めているが、不都合があれば、各園の父母会で要望してほしい。

参加保護者村上南保育園Ａ.Ｏ.さんの感想

出席してみて、子供のことを考えるという点では敵対するものでなく一緒なんだと思いました。ただ、やはり非常に厳しい状況にあるということもわかりました。佐倉などで時間外を有料化したら利用者が３分の１減った。これは、費用削減の点で成果があったと判断しているとのコメント。時間外の有料化ももうそこまで押し寄せているという感じですね。有料なら時間延長と安易に考えたくないですね。時間延長については、父母会でも子供のことを考えて慎重に取り組む必要があると思いました。公立のいいところっていうことも考えて。
　八千代市が国や他の市よりもいいのに、父母も保育士もこの状況に慣れてしまっていると言われましたが、他のところが子供にとっていい保育をしているとは限らない、今の八千代市の状況を下げないでほしいと思います。そのためには、こういう場で定期的に話すことも必要なのだと認識しました。
　有意義な時間になったと思います。ありがとうございました　

「第４回あそぼうよ　みんなよっといで」は１月下旬or２月上旬に開催予定！

〜保育園支部（共催団体）とともに、八千代市に後援を依頼〜

　1999・2000・2001年度と３ヵ年連続して開催している「あそぼうよ　みんなよっといで」（連絡会＆保育園支部共催で地域も含め親子で遊ぶ催し）は、今年度は１月下旬か２月上旬の日曜日に開催する予定で準備を進めています。連絡会会長と保育園支部支部長連名で八千代市に後援を依頼しました。今後具体的な企画について、定例運営委員会でも話題にしていきます。

全国保育署名に協力を！

　「保育・学童保育予算の大幅増額を求める請願書」

すべての子どもに輝く瞳を　　生きる力と学ぶ楽しさを
第35次　習志野市八千代市教育研究集会

〜10月19日（土）午前9時受付　於：八千代台小学校〜入場無料、誰でも気軽に参加できます。

記念講演　午前10時30分〜12時

水内　宏氏　千葉大学教育学部教授

『学力低下への疑問に答えるー学校5日制の中の子どもたち』

午後１時〜４時30分　分科会

�@楽しく学ぶ子どもたち

�A生き生き中学生

�B不登校（中退）

�C学力について考える

�D新しい教科書を考える

�E学校5日制

�F子どもの人権・権利条約

主催　教育研究集会実行委員会(実行委員長東大講師石渡延男)

八千代市不登校・中退を考える親の会　教育懇談会in八千代　村上ネットワーク　子どもネット八千代　ならしの子ども劇場　習志野八千代教科書ネット21　八千代市新日本婦人の会　習志野市新日本婦人の会　虹と風（ひよこの会）　習志野市八千代市教職員組合

後援　八千代市教育委員会　習志野市教育委員会

事務局　043-259-3768（習八教育会館）

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