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2003年2月1日  土曜日
午前6時が過ぎた・・・。逃避して現実を見ない。それが目覚めているときのほぼ全てで、あとは眠るだけ・・・。
昨日、夕食も食べてなかったんだっけ・・・今朝は食事とってから寝よう・・・。

午後9時近くに目が覚めた。夕食って一度その前に起こされた気がする。けどさ・・・やはり食欲なんてない。
あと3時間で今日も終わる。とうとう2月だというのにこの日々は何も変わらないまま。
2週間に一度の通院でどうなるというのか、何が改善される・・・?やはり不信感が強まっていく。
だったら自分でどうにかしろといわれてもおかしくないのか。その方法さえわかるのならね・・・。


2003年2月2日  日曜日
午前4時過ぎ・・・薬は飲んだ。後は眠るだけ・・・。
なんだけど6時近くになっても眠気がこない・・・。薬・・・追加しよう・・・。

午後2時頃に起きたかな・・・。で、それから・・・何してこれた?憶えてはいない。
だけど今日は終わる。不毛だよね・・・。だけどもうすぐまた通院か・・・。期待すべきなのかしないべきなのか。
信じていいのかどうなのかわからない。だけど、これしか戻る接点はないような気がする。
これ以外のは考えられない。だから・・・これが駄目だったら・・・こんな生き方しかできなかったら・・・?
いつまでそんな自分を赦し続けるのか・・・。


2003年2月3日  月曜日
そして・・・日記UPして今日になる。そうして何もない夜が続く。いつもと同じ、変わらない、変わる事さえできない。

朝になって、ニュースとか見てから眠ったかな・・・。目覚めた今は午後10時半近く・・・。
もう終わろうとしてる。


2003年2月4日  火曜日
午前4時近くなっても眠れなくてアルコールと薬飲んでる・・・。通院の日が近いから、サイクル直しておかないと。
薬とアルコールが回るまでは映画でも見て過ごそうか・・・。
午前6時近く・・・DEEP IMPACT見てました。久しぶりに、自然と涙が出る・・・。
矛盾してるのは自分で一番良くわかってる、でもだからこそ・・・人をどうしようもなく遠ざけてしまうから、
人の絆に心揺さぶられるのでしょう・・・。僕を取り巻く現実以上に、フィクションがヒューマニズムなんて皮肉。
周りにあるのは唯・・・生かしてくれるものと、未来への経済的、発展的打算とその重圧、
そして・・・今もなお続く歪んだ家族という名ばかりの絆。恐らく僕が無意識に人を遠ざける要因となった幼い記憶、
そんな家族ごっこが今もなおどこかで続いてる。こんな事を語るなんて、どこかでこの人生に恨みを抱いてる、
悔いてるのでしょうね・・・。何度も、何度も・・・この日記でそんな言葉を繰り返してきた。
根に持ちすぎてるのかもしれない。忘れてしまえればいいのかもしれない。でもできずにここまで来た。
それはやはり人であるが故に感情を無意識にでも押し殺せなかったから・・・。だから矛盾を抱えて、
心が独りになり続けてきた・・・。拒絶して、遠ざけてきた・・・。真に心に触れさせずにきた。
得られないでいるからこそ、心からの絆を何よりも強く祈り・・・抱きしめたいと涙した・・・。
人であるが故の矛盾・・・完璧に感情がない、心が死んだ機械ではない証・・・、だけどもどかしい・・・。
いつまでこの矛盾は続くのでしょうか・・・。いつになったら僕は人を・・・自分を赦し・・・
誓いを果たして・・・その輝きを心から抱きしめられるのでしょうか・・・。哀れんで欲しいと思ってる、
同情して欲しいと思ってる・・・それでは何も換わらないと知っていながらも・・・
唯惨めなだけだと解っていながらもそうなのかもしれない・・・。誰かこの手を・・・この心を・・・

もう・・・朝になるね・・・。自分でも信じられないくらいに記憶力とか知識がなくなってる。
もう一度予約票を見て通院が2月6日なのを確認した。明後日、か・・・。通院・・・ね
話はそれるけれど僕は23歳になってる、もう23年生きてる・・・世間では大人と認識される年齢です。
だけど・・・精神的にはまだまだ子供だよ。無理して冷静に、取り乱さないように振る舞おうとしてるだけ。
本当はこんな現状を子供みたいに・・・幼い頃のように我侭に拒んで、ヒステリックに泣き叫んで、
感情のままに流されて、絶望したり、涙に流されていたい・・・。皮肉にも『心が死んでいる』ようになってしまって
そのせいか、もしくは体裁なんてのを今更まだ気にしてるのか、精神的に暴走できにくくなってしまった。
何が自分の本音なのか、その判断さえ自分で下せないくらいに混乱しているのかもしれない。
そしてその混乱が続いてそれが混乱と判断できないほどにそれになれてしまっているのかもしれない。
気紛れで見たDVD・・・それが僅かではあったけれど涙と・・・胸の痛みを想い出させてくれて・・・
それで気紛れでこんな事を日記に書いてしまってる。一昨年の・・・、去年よりはまだ感情的に書けていた日記のように
少しは心が鼓動したかな・・・。泣きたかったのかもしれない、それが少しでも何かにつながる気がしたから。
そしてこの心の鼓動は天秤を揺らし・・・静寂と平穏、光を見せている・・・。希望・・・という輝きまではいかないけどね
久しぶりに空を見つめたいと想えた・・・。こんな事ばかりかいててさ・・・やはり現実の厳しさも知らない
子供だよね・・・。甘い、弱い・・・その通りなんだろうけれど、透明に輝くものは・・・その子供ならではって気がする。
だから・・・そんな心を棄てたりするんじゃなくてもいいよね。それとともに大人としての心も養っていければ・・・。
だから・・・空を・・・輝きを抱きしめようとする心は見失わない・・・。それが誓いの一つを護ることになるはず・・・。
まだ眠れそうにはないから・・・アルコールと薬追加するね。そうして空でも見つめながら過ごそう・・・
夜明けの空だ・・・。冷たい風に曇り空・・・その切れ間に薄紅色の光が映える・・・。
青い空や星空を見つめられはしないかな・・・。まだ・・・こんな心では辛いだけ。2本目の映画・・・。
ARMAGEDDONってのは短絡的かな・・・(苦笑)でも、DVDあまり数持っていないから・・・。
いろいろ欲しいことは欲しいんだけどね。そんなに買える余裕もないしさ。養われてる身でって臆面もあるかも。

また、映画見終わってしまった。例によって泣く(苦笑)もうすぐ10時・・・。アルコールと薬が効く気配はない・・・。
もうこのまま夜まで眠らないのも手かもしれない・・・。だけど、アルコールとかが半端な時間に効いてくるかも。
もっとも、この時間に眠ってもサイクル乱れたままなのは同じだけれど・・・さて、どうするか・・・。

逃避し続けて・・・夜に。これでサイクルも戻せるかもしれない。もっともこのまま朝まで目覚めている事無く
眠れればだけれど・・・。そんな事も何度もあったから、改めて薬飲んで確実に眠れるようにしないと。


2003年2月5日  水曜日
最悪・・・。僅か数時間しか眠れないとは思わなかった・・・。薬も飲んで眠ったのに目覚めてみたら午前1時・・・。
仕方ないのですぐさま薬追加して今はその効果を待ってる。午前4時過ぎてる・・・ねぇ・・・眠れる?
眠らなきゃ・・・サイクル戻さなきゃ、明日が辛い・・・。そんな焦燥が余計眠りを妨げる。つくづく矛盾を抱えるな。

午前9時に目覚めたけど頭痛・・・。夜に一度目覚めてるからか目覚めも悪く浅い眠りで疲れが残る。
それから・・・逃避だけ。そうして夜になって、サイクルを戻すようにして眠る・・・それだけだ。


2003年2月6日  木曜日
そろそろ眠らないと・・・。薬を飲んで、通院に備えて早く眠ろう・・・。

午前6時半・・・なかなか寝付けなくて朝方に眠ったというのに浅い眠りにしかならず、2,3時間で目覚めた。
サイクルを矯正しようとしても睡眠導入剤では多少無理があるようで、体調は良くないです。
準備・・・始めたくないな。そうなると、精神的なものから変調がひどくなるのわかるから・・・。
それで・・・軽い頭痛を抱えたままで動けずにいる。疲れてるよ・・・目覚めたばかりだというのにさ。

準備を進めてる・・・。軽くシャワー浴びて髪を洗い、着替えて腕時計をつける。財布と
なんとなく癖になってる定期入れとPHSも持つ。ポータブルMDセットして鞄に必要なものを仕舞い、
まだ乾かない髪はいつも気にしない。・・・といいつつも流石に長くなりすぎたかな。もう十分肩に届いてる。
じっと動かないで人の前にいることはできないから散髪も店でできない。後ろは難しいから大変なんだよね、切るの。
まぁ、それもそのうち。今は準備。朝食も食べず、午前12時過ぎたけれど食欲はまだあまりない。
食欲・・・あったとしても、それが何なのだろうというくらい、食べても食べなくてもどうでも良くなってる。
だから、こんな一日一食とかいう食生活。食べれないのは身体の変調の影響もあるし。
こうして日記書きながらも変調には耐えてる。気持ち悪い・・・。強張る・・・。この感覚を消すために
気休めにいつも薬を飲む。そして、MDのボリュームを上げて周りから隔絶させては気を紛らわす努力。
そうしてないと人込みになんて溶け込めないもの。そろそろ時間かな・・・。身体に力が入らなくなるから、
少しは食べていかないといけない。軽く食事して通院してきます。

いつまでこの惰性は続くのかな・・・。それは必要な時間だといつも言われる。
だけど・・・いつまで赦し続けられるかな・・・。今日も唯疲れて・・・一日は終わる。


2003年2月7日  金曜日
起きたのは9時・・・ちょっと前だったかな。これからの今日・・・どうして過ごせばいいのかな・・・。

いうまでもないですよ。逃避しただけ・・・。
昨日の疲労を抱えたままで、一日が終わる。


2003年2月8日  土曜日
午前10時過ぎくらいに起きたかな・・・頭痛はしていたきがする。そして・・・今も。
今日は、違う・・・今日も逃避だけの一日。逃避しない日なんて来るのでしょうか・・・。
少なくとも今はそんなものがない。何もないまま夜ではない時間も過ぎ、今日は終わるだけ。
疲れは抜けきらない・・・身体が衰弱してる・・・疲れやすくはなってる。だから9時だというのに眠い
このまま眠って・・・そして眠り続けるのならいいのに・・・目覚めるの、知ってるよ。
だから・・・眠りにつけるという救いに似た安堵感とその後に待つ目覚めと何もできない時間がもどかしい
とりあえず明日は家族で墓参り・・・。久しぶりの事、それで何が残るのかなんて信じることもないけどね。
骨が埋葬されて・・・そこに何が宿ると?どこかで理論的で信じ切れていない存在なのに・・・
心という容なきものを求めて・・・馬鹿馬鹿しいほど矛盾を繰り返しています。

思い出した・・・。人は死によって痛覚から解放されるのか・・・、そんな事を考えたこともあった。
神経も・・・機能しなくなるの・・・?意識もなく身体が動かなくて冷たくなっても・・・
それで痛覚は消えるのでしょうか・・・。火葬される痛み・・・脳死判定を受けて、切り刻まれる痛み
そんなものが本当にないのかどうかなんてわからない。人は死んだ後で痛みで自殺させられる・・・
はぁ・・・とりとめもない、か。
何に対してかも解らずに僕は祈る・・・だけどその反面では理論的に全て否定してゆく。


2003年2月9日  日曜日
ウィスキーが入って少し酔いが回ってます。
今日も確か午前10時頃目覚めて・・・昼食を食べて、それから家族で墓参り・・・。
その意味を自問しながら、どこかで心の存在を祈り、その心を抱いて既にいない人へと心で語りかけました。
それから、疲れてる家族・・・少しでも生き抜きできないかとボウリングへ・・・。
久しぶりに身体動かしたから筋肉痛になるかもしれませんね。スコアは2Gしてどちらも100超えず・・・。
久しぶりだしこんなものか。それに、最中に怪我もしましたしね。右手親指の爪が割れて出血・・・。
血には慣れてる・・・痛みにもね・・・。だから気には留めなかったけれどね。それから父と家で飲み。
うちの父親、アルコールにはあまり強くなくて僕ばかりウィスキー何杯か飲んでた・・・。
そう・・・こんな日が、こんな風に家族で何か忘れていられる日があればいいとおもい続けた。
束縛されすぎているから、誰もが辛くて・・・だから、みんなで死のうなんていいたくなるのさ。
少しは家族らしいことしていきたい・・・僅かな時間でも、ね。いつかそんな日が来ればいいな・・・。
近いうちに今後のことについて話さなければいけないでしょう、それぞれの問題を・・・。
そうして僕は・・・また一つ決断を迫られる。いいよ、覚悟はできてるはずだから。
だから・・・この無意味な日々をどうにかできる道なら構わないはず・・・。どれだけ病みが辛くても、ね。
アルコールと薬の併用なんてタブーをまったく意に介さず、今日という終わりが近づく時間に服用する。
そして、意味のないループする明日に目覚めるだけだ。この病みはまさに終わりなき螺旋。
そうだ・・・怪我で血を見て・・・それが余計欲しくなった。忘れていられたもの。
それが・・・狂気が目覚めかけている気がする・・・。血に溺れて笑う・・・そんな日々が迫っているのかもしれない。
胸も痛みを強めた。・・・だから、ね?終わりを祈る心・・・傾き始めているのかもしれない。


2003年2月10日 月曜日
怪我・・・。それで見た血・・・、血が欲しい・・・痛みが欲しい・・・
薬が聴いて眠りにつくまでの間・・・個の左手に冷たい痛みを・・・

今日のことは覚えていません・・・。そんな価値もなかったのでしょう。
ただ、もう戻らない時間が過ぎただけです。


2003年2月11日 火曜日
午前2時半過ぎ。もう・・・眠ろうかと思います。この時間が救いと・・・そして憂鬱を運んでくるのはいつものこと。
やっと眠れるという想いと、目覚めて何もない虚無が延々と繰り返されることへの憂い・・・。疲れるのです。
昨日の夜は痛みという感覚と血を思い出したから手首を切った。冷たい血がさらさらと流れてた。
狂気が始まりかけている・・・もうずっと踏みとどまっているのか、溺れられないでいるのかわからず・・・
それが曖昧さという現状と重なって苦しい。イメージは破綻しているよ・・・激しく壊れて・・・
それが・・・心を殺す時も迫るのかな・・・?楽になりたい・・・。

しばらく寝付けなかった・・・。いつ眠ったのかは覚えていないけれど目覚めたのは午後2時過ぎでした。
何があるというのでしょうか・・・?何もないから、わけもわからず暴れだしたくなる・・・。
そんな手段も知らないのに・・・どこか苛立ちというか・・・衝動に駆られる。何してる?
その疑問を繰り返して・・・何処にも行けない。夕方・・・K君からメッセージ・・・。
結構長い時間はなしたかな。心配してくれてるのはわかる。こうしたら?って言葉ばかり見かけるもの・・・。
だけど、弱いんだろうな・・・現実が怖いし、落ちることが心地よくてこのまま終わりたいとさえ思う。
ふぅ・・・以前の、生きるということに意味と理想を見つけたがっていたのが嘘のように消えて、
抜け出すのが怖い。周囲が、人が、全てが怖い・・・。それは全てを拒絶して遠ざけてきたから・・・
独りになったのは自分からだったでしょう・・・?強く・・・ならないと駄目なんだよね。
矛盾してばかりの心だけれど、在り方への誓いを破ってまで赦してはいけないよ・・・僕を・・・。


2003年2月12日 水曜日
午前7時になる。やっと眠れるのか・・・。

目覚めたのは午後2時・・・。それから・・・何をしてすごせたというのでしょうか・・・。
無意味・・・それがこの日々。だけど、だからといってここから抜け出すだけの力を持っていない。
矛盾と破綻の繰り返しがこの日々の真実。いくら何かで暇をつぶしても、逃避しても・・・
本当の逃避にはたどり着けないまま。うまく言葉にできないやるせなさ・・・そればかりが日々の全て
何もかもをやめてしまいたいと思いながら・・・結局は呼吸するのです。
そして、時だけがとどまる事なく・・・置いていかれる。この刹那、刹那にも・・・。
取り戻せない、わかってる。だったらここから始めるしかない、それもわかってる。
けど・・・心はどうしようもない。全てが無意味にしか見えなくて・・・それでも在り続けることが
矛盾と破綻を少しずつ呼び込んで・・・そして、壊れる。その繰り返しなだけです。
そして・・・この無意味な世界に狂気が這いよる時が近い・・・。


2003年2月13日 木曜日
新しい一日・・・繰り返される今日、新しいものなんてほんとはどこにもない。午前1時・・・
目覚めていても変な気を起こすだけだな・・・今日は。薬で無理矢理眠ろう・・・

早く眠ったつもりだったけど・・・薬が効くのに時間がかかって、目覚めれば午後2時近く・・・。
さて・・・これからどうしたものか。
・・・とはいってもね、横になって、過ぎる時間を苦痛にしてるしかなかった。
逃避してみても・・・忘れようとしても・・・一時だけで無意味が押し寄せる。
目覚めた時から眠りたいと思う日々・・・。そうじゃないと、気配が近づくのが解るから・・・
狂気で壊れる・・・それでいいのかもしれない、いっそ戻れないのならそれでいいのに・・・。


2003年2月14日 金曜日
午前1時半・・・薬は飲んだ・・・もう、早く眠りたい。その効果が現れるまでは・・・
激しい音に身をゆだねて何かを飛ばして忘れている。そうしないとどうなるかはわかってる。
1時間半過ぎて薬も少しは効いてきたかな・・・。追加して後は眠ろう・・・。

午前12時過ぎに起きた・・・気だるさと頭痛が暫く止まなかった。
それから・・・少しでも身体を慣らすために続けてる外出・・・。仙台まで特に目的もなく
久しぶりに行ってみたけれど、やはり身体の症状は変わらない・・・。
左手の疼きも変わらない。いつまで『この程度』で抑えていられるかも解らない。
何かに当り散らしたい・・・暴れてしまいたい・・・。だけど、それでは何も変わらないと予見するから
身体は動かない・・・。そして狂気との同調に癒しを求める・・・。
血は流さなくても・・・OVERDOSEはしなくても・・・このイメージは狂気・・・
ふぅ・・・わかってる、これが僕という人格が形成された頃からのほぼ全ての時間を共有してる。
霧が晴れない・・・何も見えない・・・だから何もなくて無意味・・・


2003年2月15日 土曜日
午前5時が近い・・・。静寂を映した水面の様でいて、そこには微かに波が立つ。
虚無でしかない日々でありながら、僅かに心が揺れる。だから、無意味であることを赦しがたかったり、
何かを見つけようとするのでしょう・・・。でも、これは主体的に感じられるものではない。
客観的に自己を判断してそう思わせるだけだから、自己認識に欠けていて相変わらず僕がいない。

午後2時過ぎ・・・目覚めて何をすれば・・・?

時が来ました。耐える事が限界になりました・・・。狂気の儀式・・・。
そうする事でしか、例え一時でも忘れられない。この夜に・・・禁忌が禁忌じゃなくなる。


2003年2月16日 日曜日
自分が汚れていくような錯覚・・・錯覚ではないのかもしれない・・・だからこそ禊・・・。
ウィスキーロックで飲みながら久しぶりに少し派手に傷痕を作ってゆく・・・血が流れて・・・
そうしているうちに何かが吐き出されていく。嫌悪している、拒絶している何かが。
それからOVERDOSE。ホリゾンて軽めの安定剤104錠とカフェブリゴット1錠、まだ追加したい。
以前みたいに倒れてしまうくらいのOVERDOSEを望む。そうすれば考える余地も現実を見る余裕もないから。
さて・・・あとは何を追加しましょうかね・・・もう少し傷を増やしてもいいかな・・・
だってこの狂気の夜は始まったばかり・・・儀式は長いよ・・・
とりあえず、注いだウィスキーを飲み干してシャワー浴びてこよう・・・酔いと薬で痛覚が麻痺すれば
更に血を流せもするでしょう・・・。そして苦痛だけでもいい。明日が何もかも忘れて過ごせますよう・・・。
あ、ちなみに、現在処方されてる薬はドグマチールとホリゾン、テルネリン、ユーロジンとリスパダール・・・
リスパダールは飲んでません。頓服だしね・・・効果が割合強い薬だから貯めておきたいと思った。
バルビツール酸系の処方は絶望的だから服薬自殺なんて相当難しい・・・。ふぅ・・・もっともさ、
絶望の鍵を回してしまえば日常に死のマニュアルはありふれてる。それもまた誓いの一つ・・・
自分勝手では歩けれど、生き方、人生観・・・どう生きるかは縛られるものではないと思うから。
酔いか薬効かは解らないけれど、知覚が曖昧になってきてる。シャワーの前に筋弛緩剤のテルネリンも飲んでおこうか。
テルネリン8錠ロヒプノール1錠追加。ここまで飲んで・・・自身を赦せない衝動も不安も全てが消えた・・・。
逆にここまでしなければ狂気と・・・現実と焦燥と苦悩を消せない。ふぅ・・・少し、息苦しいかな・・・
胸痛も始まってる。・・・シャワー、浴びてきます。夜はまだ長いよ・・・今は午前1時半・・・これから、だね。

・・・の予定が自分でも覚えていない、眠っていました。しかもPCとかはしっかり落として。
こんな事は今まで何度かあった。軽い健忘なのかもしれない。体調は、強いふらつきと軽い眩暈・・・それから、気持ち悪い
テルネリンとか他の薬も飲めなかったし、傷の処置もできなかった・・・。まぁ、傷は処置なんて普段してないけど。
だってそうでしょう?この傷から死に至る病が侵食して蝕んでゆけばいいのだから・・・。
あ・・・馬鹿だ。テルネリンも望んだより数は少ないけれど追加してる。日記読み返して思い出した。
さて・・・問題は午前9時ということなんですよね。昨日のおかげで精神的には少しだけ軽くはなった・・・
もっとも、体調崩しててそちらに意識が集まってそうでないと変わらないのだろうけれど・・・。
けど、これからの時間・・・無意味さを思うと逆行しそうで。実際こうしていることで少しずつ重くなってゆく。
動けなくなるまで薬とアルコールが回ればよかった。もっと血を流していればよかった・・・。生と死の境界を探る儀式・・・
もう少し踏み込めたはず・・・そして、かなうなら終わっても良かった。
何もできなくて・・・誰かのためにもなれなくて・・・自分の誓いさえ霞んでゆく。そうして生かされるだけだ。
自分で納得できる生きる意味を抱きしめていたい・・・。だけどそれが叶わなくて・・・
生きていたいから生きるなんて思えない・・・。心は何も答えを返さない。だから、誰かが幸せになっていけばいいと思った
それが意味の欠片にでもなると・・・。だけど・・・僕は無力だった。
誰かのために・・・そうエゴでしかないかもしれないけれどそれさえも届かない
調子、悪い・・・このまま少し休みます。

午後2時半近く・・・早速現実を考えてしまって嫌になった・・・。
あぁ、なんか忘れてゆく・・・様々な事を。昨日の狂気から未だおかしい。だけど・・・まだあの血に惹かれてる
いいさ・・・もう。これからはまた狂気に身を任せればいい・・・。
白ではなく・・・黒く濁った赤だけど、そうして翔べる・・・ノイズのない世界へ・・・
何も・・・何もない・・・どうしてこの時をやり過ごせばいい・・・?これ以上は眠れない。
また狂気に陥ってみる・・・?(微笑)・・・馬鹿馬鹿しい。耐えるしか、ないのか・・・この嫌悪する感覚に・・・。
時間だけが過ぎる・・・午後6時を回った・・・後数時間で眠れるけれど、その数時間後には苦痛が来る。
繰り返される無意味な狂気に・・・それが癒しでも・・・凌駕する痛みによる死でも・・・どうか終わりを・・・

夕食後・・・時間に意味を探してばかりいる・・・。身体は未だ少しふらついてる。
死・・・か、それは生きるための支えなのかもしれない。OVERDOSEもリストカットも死に至るものではないと自覚してる
薬も弱いものだし、傷も浅い・・・。生きていたいのか・・・生きようとしてるのか・・・
だけど赦せない在り方・・・。はぁ・・・断続的に意識が途切れる。今日も狂気は連鎖するのでしょう・・・


2003年2月17日 月曜日
くらくらする・・・断続的に意識が消える・・・。ここで昨日もうちょっとアルコールか薬を追加していたのなら
望むことになっただろうに・・・。少しのぼせたかな・・・シャワーで傷を洗い流して開いてきた。
火照った身体・・・氷付けのコップにウィスキー・・・。そして、PCとコンポからノイズ・・・。
音楽が聴きたいんじゃない・・・だから同時に音を流してディスコードを創りあげる。
薬は処方分くらいにしておく。致死量の薬を集めるためか・・・死ぬのが怖いのか・・・どちらかは判断できず。
ウィスキーで薬飲み干したら、あとはいつもの儀式・・・。そう、一度始まると禁断症状のように抑えられない・・・
だからこその禁忌だったし・・・一度始まったからには狂気に溶けるだけ・・・それだけなの・・・
辛口のウィスキー・・・昨日の後遺症がより強く狂気に溶け込ませる。さぁ・・・はじめましょうか・・・
採血のように・・・二の腕を縛り・・・麻痺して感覚がなくなり、変色するまで手を握って・・・
浮き上がる血管一つ一つを裂いていく・・・。その度にすっと何かが、重さが消える・・・。
血だらけの左手・・・だけど、身体から紅が流れて僕は少しだけ透明になれた気がする・・・
一時だとはわかってる。眠って目覚めれば・・・繰り返される痛みでしかない・・・それでも・・・
こうしてやり過ごしていくしかないじゃないか・・・
いい感じに酔いが回ってきた。また傷を増やしてみる?それもいいかも・・・。少しだけ重い感じが残ってる。
午前1時・・・か。眠ってもいいけれど・・・また目覚める今日が嫌だな。
それでも眠るしかないか・・・こんな精神状態では独りでいるしかない。睡眠薬を飲んだ。
2時・・・そろそろ薬が効いてきてもいい頃・・・ウィスキーは結局ボトル半分あけたな・・・
もう・・・眠ります・・・目覚めないことを・・・それだけを悪戯に祈ってみながら。

・・・午前7時に目覚めた・・・この異常なサイクルをどうにかして欲しい。
思い通りに眠れず思い通りに起きられない・・・例え薬を飲んでも・・・。どうして過ごせばいいかもわからず、
また日が暮れるのを待つだけなのでしょうか・・・。

そう・・・、そして終った。何をしていたのか・・・無意味で、動けない時間ばかりだった
左手はとりあえず暴走をとめた。一時しのぎにしかしすぎないのはわかってるけれど・・・イメージも薄れた。
これで僅かな間でも安らげるの・・・?


2003年2月18日 火曜日
午前7時・・・ですか・・・。何か、精神的に疲れてる感じ。どうしていいかわからない・・・。
眠るしかない・・・だから薬は飲んだ。とりあえず今まではゲームして現実逃避。でも、
そうしていながらも無意味さを消せなくて・・・時々イメージが壊れた・・・。
1時間が過ぎた・・・薬も効いてくるかな・・・。眠りますね、安らぎの中へ・・・。

午後5時過ぎかな・・・起きたのは・・・。それから暫く何もできずにいて夕食。
そしてまた意味もなく時間が過ぎる。


2003年2月19日 水曜日
午前4時半ですね・・・狂気はまだ遠い・・・。久しぶりに少し派手に壊れたからね・・・。
イメージや疼きは完全には消えることはなくて、時々じくじくと暴れるけれど、それも以前ほどではない。
まだ、もう少しの間は健康な振りして過ごせそうだ。そうそう、21日は通院。
診察とか受けると前々から話そうと思っていることをいつも話せなかったり忘れたりしてる。
何かが通院で変わるとはそうそう思えない。時間はきっとかかる・・・。
希望と絶望・・・どちらを抱きしめるのかはまだわからない。唯・・・どちらにもつけない、
意味のない今をとても嫌悪してる・・・。どうすればいい・・・?何を見つめればいい・・・?
ふぅ・・・そろそろサイクルも戻さないといけないかな・・・今日は、今は眠ろう・・・。

午後5時に起きて・・・気だるさと軽い頭痛がしています・・・。時間をもてあます。
何もない、何もできない。嫌な夢を見た気がするけれど覚えてはいない。感覚でわかる。
疲れた感じだけ残ってる・・・煩わしいものもある・・・、すべてなくなればいい。
そうして今度は矛盾して孤独に苦しむのでしょうけれど・・・。・・・自分がなくなればいいのでしょうか・・・。
今日は夜に眠ります・・・。そうしないと通院の日苦しいし。あと数時間しか起きていないことになって
眠れるかどうか微妙だけれど・・・そのときは薬もアルコールもあるさ・・・。

やっと午後10時・・・時間を数えてばかり過ごしてきた・・・。何もできない、何をしていいかわからない。
それが苦痛で・・・身悶えするような時間を過ごした。今日の終わり・・・それくらいの時間に眠れれば
サイクルも戻せると思う。あと2時間ちょっとくらい・・・だけどその時間をどうやってやり過ごすか・・・。
学生してた頃は自由に憧れていた。でもこれは違う・・・。束縛された自由だ。


2003年2月20日 木曜日
午前1時、薬は飲んだ。眠ります・・・。効いてくれるといいのだけど・・・薬。
眠れた・・・けど目覚めたのは午前4時。今日は辛いかも。明日のために夜まで眠るわけにはいかないしね。
睡眠誘導型から、持続型の薬に睡眠薬変わってるのにこの有様・・・。
もっとも、起きていた時間が短かったからかもしれないけれど、あまり効果がない。
合わない薬なのかもしれない・・・。これも診察で伝えないと・・・ね。

眠らないといけない・・・。午前2時回って今日じゃなくってるし・・・
薬は飲んだ・・・後は明日をまた耐えるだけ。明日が終ったら・・・また何もなくなる。
無意味なだけになって・・・狂気が這い寄る・・・。いったいいつまでこんな日々を繰り返す?
心労ばかり・・・。そしてそれが自己嫌悪と焦燥とをもって狂気で壊してゆく
心に微かに残るイメージは歪んだノイズ・・・断片的に繰り返される終らない悪夢・・・。


2003年2月21日 金曜日
眠らなければ・・・やっと、眠れる・・・。だけど目覚める事の意味を見いだせなくて・・・嫌になる
今日は少なくとも通院という目的があるけれど、普段は僕が止まってる・・・。
身動き出来ずに何を傍観してるのだろう・・・。無力で・・・惨めで・・・何処にもいけないまま
そんな僕をいつまで赦しておくの・・・?きっと、生きるという意味が見つけられない・・・
そう・・・このまだったらきっと死んでしまったほうがいいんだ。そうするべきなんだ。
強迫観念かもしれない。自己容認かもしれない。でも・・・この終らない、時が動くことのない現実と
そこにいる存在をどうしても・・・認められなくて、何かが違っていると感じて・・・嫌いです。
狂ってしまいたいほど・・・何もわからなくなってしまえればいいと想えるほどに、
壊れることさえも出来ずにいるこの刹那は痛い・・・。

午前3時になるか・・・薬、まだ効かないな・・・。傷口を開いてみた・・・それを見ていると少しだけ落ち着くから。
現実から切り離されて、狂気の手前で逃避してる感じ。眩暈と胸痛・・・相変わらずです。
いい加減眠らないと起きてから辛いよね・・・。シャワーでも浴びて身体温めて眠ろう・・・。

通院終了・・・。変化なし。次回は3月4日だったかな・・・。


2003年2月22日 土曜日
午前2時が過ぎました。疲れているはずなのに眠れない・・・。病院の待ち時間で軽く切った左手の人差し指、少し痛む。
午前5時が近い・・・。薬を飲んで眠ろう・・・。目覚めたくはないな。また意味を探し始める苦痛が始まるから。

午後7時に夕食だと起こされた・・・。睡眠薬がまた変わって今度のは効き目が長いらしい。確かに。
唯、飲み続けると効果が薄れると調べたら載っていた。・・・使えない、か。とりあえず効果のあるうちは飲もう。
夢・・・思い出してた。狂気のイメージに囚われて・・・僕を壊してゆく夢・・・。胸を貫こうと考えた・・・
だけどできはしなかった。高所から踏み出せないのときっと同じ。致死量の薬を飲めないのと同じ。
死を望んでいるのではなくて、死を脅迫されているから・・・自分に。何も望まない自分がいる・・・
それが無意味な日々で赦せなくて・・・何か意味を抱きしめたくている。そして意味さえ見つけられないのなら
死さえ望ませて欲しいと・・・。だけど未だ届かない。何も想いを見つけられない・・・。
夕食は起きたばかりで食欲なく、パスしてます。そうして意味もなく時間だけが流れる・・・。


2003年2月23日 日曜日
いきなりの友人からの電話・・・。・・・。さらわれました(苦笑)で、ドライブして岩沼の海を見てきた・・・
真夜中にですけどね。こうして、孤独じゃないのが救われる・・・。誰かがいれば意味を求めないですむ。
短かったけどね・・・今日はありがとう。そして昨日は追いコンだったらしいとの情報入手・・・
これはちょっとね・・・納会にしても今回にしても呼んで欲しかったかな・・・。もう、サークルの主将時代の
無力感や後悔は消えたと思うから・・・違う視点で接することができると思う。気を使ってか使わないでかはわからないけど
もしかしたら呼びたくないと思われてるのかもしれないけどさ(苦笑)できれば参加したいですね。
今回連れ出してくれたのも気を使ってくれたのかなとも思う・・・。自分なんて・・・とどうしても卑下して考える。
まだ・・・人を恐れて・・・自分を信じられずにいます・・・。
午前4時・・・静かな時間です。少しだけアルコールが入ってる・・・。眠れるかな・・・。
眠る以外に壊れたイメージを消し去ることなんてできず・・・、だから望むんです、唯一眠ることだけを。
薬・・・飲みます・・・。・・・1時間経過、か。ふぅ・・・どうせ眠っても目覚めるさ
目覚めればまた・・・狂気のイメージに囚われる・・・。この非現実のどこに救いが?癒しが・・・?

午前10時・・・こんな時間に目覚めるとはね・・・。何かが不安になって襲ってくる・・・
ほとんど毎日そんな感覚が続いてる。目覚めてすぐ狂気に囚われかけた。今という日常をそれだけ嫌悪してる。
どうしたらいい?問いに答えはないとわかってても、それでも自問してしまう・・・。
何をすればいいんだ・・・どうすればいいんだ・・・。なにも・・・できないよ・・・。
煮え切らないな・・・この感覚嫌いだ。何も決められないでいる・・・何も。
眠れるものならもう一度・・・このまま忘れさせて・・・

そして、昼過ぎに睡眠薬追加してもう一度無理矢理眠った・・・。イメージに囚われて血を流しながら、ね。
今は午後7時になる。起きたばかりで食欲なくて、今日も夕食はパス。
そして時間だけが過ぎて今日が終る・・・。いつもと同じ・・・


2003年2月24日 月曜日
午前1時半・・・手持ち無沙汰。何をしているのか自分でわかってない。何をしていいのかもわからない。
こんな自分は一体何者になれるというのだろう・・・?一度囚われたら抑えが効かない狂気・・・
今日も左手が暴れる・・・。この行為さえ無意味だとわかるはずなのに・・・また傷つけて血を流すのか。
眠っても目覚めるのがいや・・・。時間だけが流れて置いていかれる・・・。何できずにいるだけなの。
無意味・・・。その言葉だけが頭に響き続ける。そして何もできない。時に意味はない・・・。
だから、死までの長すぎる生は要らない・・・要らないはず・・・。これは理性か?だけど本能が・・・
DNAが死を赦さない・・・恐れさせる・・・。生きる間に意味がないのだとしたら死を選ぶべき・・・
滅んでゆくべき・・・。だけど・・・生きる事の意味が在るのならどうか見つけさせて・・・抱きしめさせて・・・
今は何も持たないでいる僕です・・・。唯、意味にのみ執着する意志があるだけ・・・。
臆病にもなったね・・・色々な事に。だから・・・だから動けない・・・。
それを支える力・・・それだけの心をもう一度お与えください。死を支えとする滅してゆく未来ではなく・・・
どうか輝きを・・・。そうじゃないと、このまま少しずつ堕落して、いつかは死を受け入れる。
午前3時半・・・眠るための薬を飲んだ。そして1時間半・・・少しは作用してきたみたい・・・。
眠れる・・・この眠りにつく前だけが僅かな安らぎに変わる。

・・・。また5時間で目覚めて偏頭痛・・・。とりあえず頭痛薬を飲みました。外は細雪。
昼になってますね・・・昼食、頭痛が治まったら食べておかないと。最近まともな食事をしていない気がするしね。

昼食後、睡眠不足を感じてまた眠りました。で・・・今目覚めて午後9時。夕食はまだ入りそうにもない。
記憶が曖昧・・・それだけしか残っていない。


2003年2月25日 火曜日
午前7時・・・寝ます。・・・と書いておきながら午前9時半です。薬を飲んでも眠れない・・・。
アルコールを入れても変わらない・・・。朝は・・・社会が目覚めている時間は嫌いなのに・・・、眠れない。

なかなか眠れず・・・10時は過ぎていた。いつのまにか眠って、午後8時半です、目覚めた今は。
夕食は要らない。相変わらず・・・です。何も変わらない、変えられない・・・。
どれだけ薬を飲み続けても外に出るたびに苦痛・・・。そして日々は同じ・・・。
ふぅ・・・最近似たようなことばかり書いてるかな?でも書くことがそれくらいしかないからね。


2003年2月26日 水曜日
今日になるまで横になるだけで、何もできずに過ごした・・・。意味なんて何も見えてこなかった・・・。
これからの事についても・・・主体性がなくてどこか傍観していて、そこには何もなかった。
だから、死ぬべきなんだろうとそう考える。無意味さを見出すといつもそうだ・・・。
だけど・・・身体は動かない。とても嫌な感じがする。何もなくて・・・、何も想えなくて・・・
意味を見つけたいとさえ想えなくなって来ているのだから・・・死にたいと想わせて欲しい・・・。
だってこれからの時間・・・どうして過ごせばいいのでしょうか・・・。
何もできなくて午前8時・・・。朝食を済ませて、後は眠るだけ・・・目覚めてしまうまで。

昼過ぎに一度目覚めて・・・目覚めていたくなくてそのまままた眠りました。
午後10時半・・・目覚めればそんな時間。いつもと変わりません。だから何も書けなくなる。


2003年2月27日 木曜日
午前2時になる・・・。いつもの言葉を繰り返そうとしてる・・・、そう自分でわかってやめた。
今頃になって食事して・・・後は何もすることがないから・・・眠るだけかな・・・。
そう思って薬を飲んだ。2時半・・・今から1時間もすれば眠れているでしょう。

午前5時なんかに目覚めてる・・・何もないというのにね。
時間だけ流れて朝食を食べて・・・午前9時・・・。依然として身動き取れないまま・・・。
それから手持ち無沙汰で家の事を手伝って昼食で休憩して、また手伝って過ごした。
家の事といっても床に塗ってあったニスを剥がす作業。久しぶりに手、腕を長時間使って疲れた。
たぶん筋肉痛になる。この程度の作業でそうなるほどたぶん身体は衰弱してる。実際既に少し痛む。
それから漫画読んで過ごした。『羊のうた』っていう弟が買ってたコミック借りて最終巻まで読んだ。
で・・・なんとなく同調。儚さと・・・血と狂気と・・・そんなものがイメージに溶け込む・・・。
僕の中にある現状の暗転した未来と自棄・・・病みと血と狂気・・・全てを拒絶する心・・・
イメージが揺り動き、重なっては離れる。似てる・・・なんて思うのは勝手すぎる解釈か。
この話の中では苦痛もなく一瞬で死ねる1錠の錠剤が出てくる。憧れる・・・そんなものに。
いくら死を支えにして意味のない生に傾倒していても、僕の持つ死は幻想・・・。
確実なものなんて一つもなく・・・それだけ想う心もない・・・。歯痒い・・・。
大量の薬も致死量かどうかもわからず、成功するかどうかも知らない。
ナイフも・・・力任せに胸につきたてられるかなんて自信はない。覚悟もない。
その手の本はいくつか購入してある・・・読んでみてもいいかな。
心が・・・死の絶望を抱きしめるかもしれない・・・。
もしくは軽い気持ちの自殺ごっこで本当に終れるかもしれない。
この日々・・・1年と半年は続いた無意味な・・・虚無な時、それが少なくとも来年度のもう1年間は続く。
気が狂ってもいいだろう・・・。できるならそうしてくれ。目覚める事には疲れたんだ。
天秤は傾く・・・心が抱きしめたいのは・・・
・・・〜終わらない生命の眠り〜・・・

これからのことを話したいと思ってる。家族に何度もその話を持ちかけた。
家庭でいくつも問題を抱えているからね・・・。祖母の世話。そして来るべきその後・・・。
父の職・・・公務員だけど民営化が進む中で無理は利かなくなる。退職も近いのかもしれない。
家としての事・・・この家を護るという事。殆どが経済的な問題。ネックになったのはまさしく僕だ。
その問題に加えて僕が普通じゃなくなったから・・・普通じゃなかったから・・・
破綻しかけているのだと思う。詳しくはわからない。どれだけ危機感があるのかも知らない。
だけど、だから不安だし、自己嫌悪するし逃避する。だから知っておきたい・・・タイムリミット
それから、今後どうしていけるのかを・・・。ふぅ・・・胸が痛み出した。重圧や狂気に誘発して痛む。
まったく・・・相変わらず普通になれない、人間失格のままだ。とにかく、話はしたい。
逃避をすれば弟に全てを背負わせるのだろう・・・。わかってる。でも・・・情はない。
思いやっている、優しいふりが出来るだけだ。普通らしいリアクションをするだけだ・・・。
本当の僕は見えない・・・何も想えていない。だから無関心だ。心・・・未だ見失っているまま・・・。
唯、死への畏怖が生きながらえさせているのか。確実に死ねる薬が一つ・・・この手にあればいい。
そうすれば確かめられる・・・。そして、絶望するのなら誓いを護る事も出来る・・・。
ふたつの対極にある誓いのひとつを・・・
午後7時が近い・・・。夕食だな。続きは食べたあとで。もうひとつの誓いについてでも書いてみる?

・・・〜終わらない生命の輝き〜・・・
生きる意味・・・そしてその意味のために生きる生命の在り方・・・
心を見失って・・・未来にも自棄して・・・壊れかけた誓い・・・
死ねないのは何処かにこの誓いが眠るから・・・?
信じたい・・・壊れていないと・・・死んでいないと・・・
いつか・・・心から抱きしめたい・・・
だけど今は・・・見えない誓い

今は・・・左手も暴れているもの・・・死に近づきましょう・・・
そして支えとして狂気のイメージを癒して・・・


2003年2月28日 金曜日
午前1時・・・薬は飲みました。後はもう眠るだけです・・・。

睡眠薬に耐性でもついた・・・?午前5時に目覚めてる・・・。4時間も眠れていない。
それから食事して午前11時も近い。なんか眠いな・・・少しだけ。
することがあるわけでもない。何もなければ昨日のように傷つけて過ごす。
だったら薬追加して眠ろうか。・・・。書いたら、意識して息苦しくなってきた・・・。
あの眠りにも似た安らぎの感覚・・・狂気に囚われてしまう事・・・
・・・薬は飲んだ。リスパダールも。血が流れ出した。だけどこんな痛みと深さで
足りないのは自分でよくわかってる・・・。それなのに・・・踏み込めない領域・・・。
昨日の傷を開いて少し深くなる・・・。まだ・・・足りない・・・。
辺り構わず左腕を叩きつけても加減してる・・・。矛盾してるじゃない・・・。
意味が見えなくて・・・それが狂気を誘い込む・・・息苦しさは癒えない・・・。
まだ・・・ぜんぜん足りない。もっと壊れて・・・わからなくなればいい・・・すべて。
・・・落ち着いた、狂気のイメージに囚われて・・・壊れて・・・
薬・・・効いてるのかどうかわからない。あまり効果がなくなってる気もしてる。
だから増やしたくなる。また衝動が生まれた。OVERDOSEもか・・・。
悪くない・・・、それも悪くない。壊れていけばいい・・・何処までも終れるまで。
リスパダール6錠、筋弛緩のテルネリン85錠、睡眠薬ロヒプノール2錠、市販頭痛薬10錠
・・・あとは?・・・薬はあまり数を減らしたくはないな・・・、アルコールを・・・。
本当は市販の1日2回タイプの風邪薬。あれ1、2箱でそれなりにきついところまではいける。
むしろそっちのほうが効果が強いくらい。普通に吐いて、眩暈止まらなくて2度倒れたしね・・・。
成分の違いなんだろう。その辺は知識不足だからこれから補えばいいか。
ふぅ・・・信じられないくらい落ち着いてる・・・。カルアミルク(?)でも作って飲んでくるか。
そうして眠ろう・・・。昼食の時間だけど関係ない。やっと楽になれた・・・
久しく忘れていた心持ちに今いる気がする。何も考えられなくて、わからなくなって・・・
そしてそれでよくて・・・何も想わない・・・心を見失いかけているという痛みさえもない・・・。

身体を動かすと眩暈がして視界が回った。アルコールつくりに移動したとき、
薬の効果がやっと実感できてきた・・・。眩暈と息苦しさと脱力感・・・。
焦点が合わせられなくなってきている・・・。
おやすみなさい・・・これが最後の挨拶でもいいのにね・・・。


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