◆人は神になれるか(未定稿) * 神の姿 神道の指向する世界は、正に現実の天壌無窮の宇宙である。 そこでは、太陽を中心とした万物 − 森羅万象 − は、 いわゆる自然の摂理に従って、悠々と生産活動を永続している。 もし万一、天変地異に類することが起こったときは、 人々は、その持てる叡智を結集して取組むこととなる。 ※注:摂理(せつり とは、 「@ (神学) - キリスト教における概念で「すべては神の配慮によって起こっている」ということ。英語の"Providence(神意)" に相当する。 A科学者などが上記のキリスト教の概念を模倣して用いる言葉。万物に適用される法則のことを「providence」(摂理)"と呼ぶことがある。(例.重力の法則) 」(Wikipedia) のことであるが、本稿の場合は、Aのことを云う。 人は、その生涯において、宇宙の中で、何がしかの業績を残したと認められるときは、 当然にして神(=祖霊神)として、国つ神の仲間として列せられ得るものと考えられよう。 また、志しある者は、敬神生活の綱領を旨として、それを実践する。 * 神社神道・神道:参照ページ 〔神の道〕 〔神道とは〕 〔私の神道〕 * 祖霊神 祖霊神になるための第一条件は、子孫後進の者が崇拝の対象に値する(と心に想う)、 感動的な業績を遺すことであろう。 単に血が濃いと云うだけでなく、その生きざまが、 子孫後進の者に対して、普遍的に適用される記念すべき業績を遺し、 長く人々に感銘を与え続けていることによって、 やがて神として広く祀られ得るものと考えられよう。 * 祖霊神:参照ページ 〔末法思想 − 最後の審判〕 〔先祖霊考〕 〔死後観〕 〔ファーストのこと:おわりに〕 |
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