GLN 宗教を読む

宗教を読む / 導入

◆教育
 聖書の神は言う。
「わたしはもはや二度と人のゆえに地をのろわない。 人が心に思い図ることは、幼い時から悪いからである。 わたしは、このたびしたように、もう二度と、すべての生きたものを滅ぼさない。 地のある限り、種まきの時も、刈り入れの時も、暑さ寒さも、夏冬も、 昼も夜もやむことはないであろう。」(創世紀)。
 聖書の宗教ではこのため、幼児教育、 つまり改宗のための教育に力を入れています。
 〔聖書の起源/アブラハムの物語の項参照〕
 
 釈迦は説かれたと云う。
「お釈迦さまが悟られたことがらは、仏と仏のみがよく理解できるのであり、人々に直接説いても難信難解であって、疑問を持つだろうから、これまでは直接に真実は説かずに、わかりやすい方便のかたちで説いてきた。さらにこれ以上は教えを説くことはしない……。」
 仏教でも、より深く仏典を理解してもらうため、教育のことが重要視されています。 仏教はまた、”知恵の宗教”とも云われています……。
 〔法華経/方便品の項参照〕
 
* 義務教育
 義務教育とは、 「国民が子女に受けさせねばならない普通教育。日本国憲法では、子供が教育を受ける権利を保障する性格をもつ。日本の現行学制では、六歳から一五歳の九年間がその期間。」(goo 辞書)です。
 即ち、子女(子供)は、教育を受ける権利を有しているのです。
 〔教育観の項参照〕
 〔恭倹とは教育勅語に示された倫理の項参照〕

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