平成12年年賀印情報を新設しました
最新の「郵便最新情報」へ
11月11日(土)に、北海道に平岡ジャスコ内局(札幌市清田区平岡3条5丁目276-1)が開局します。「イオン札幌平岡ショッピングセンター」1F北西側お客様出入口横に所在し、平日は郵便・貯金ともにスライド局となります(郵便は10-18時、貯金は10-17時)。
ショッピングセンターのオープンに合わせ、開局は土曜日となりますが、同局はなんと土日営業を行いません。(土日営業じゃないなら、素直に11/13開局にすればいいのにさぁ・・・ただ、PRという意味ではなかなかと思いますね)
土日は臨時郵便局を開設するケースがあるそうで、開局日は記念押印の関係もあり(※風景印を初日から使用します)、臨時郵便局が設置されます。年内は年賀状販売用に、土曜日開設する方向とのことです。
名古屋駅前にあった名古屋中央郵便局が10月23日(月)から移転し、旧・東海郵政局グラウンドの西区天神山町に移りました(名古屋駅前から市バスで10分)。
これに伴い、旧本局の局舎を使用し、同日から名古屋中央郵便局名古屋駅前分室が設置されました。分室の設置は、岡山中央局長船分室(平成3年)以来、9年ぶりとなります。局番号は「21125F」です。
局舎もそのまま、営業時間もそのままです。そのため、以下のような営業時間となっています。
|
郵便窓口 |
郵便(ゆうゆう窓口) |
貯金・保険 |
ATM |
平日 |
9:00-19:00 |
19:00-翌9:00 |
9:00-18:00 |
7:00-23:00 |
土曜日 |
9:00-17:00 |
17:00-翌9:00 |
休 |
7:00-21:00 |
日曜祝日 |
9:00-12:30 |
12:30-翌9:00 |
休 |
7:00-21:00 |
これにより、初日でも0−8印が存在します。
なお、駅前地区ということで、記念押印事務はすべて分室に残されています。記念押印機も本局でなく分室にあり、ハト印・特印・小型印もすべて分室で押印可能です。よって、本局での記念押印はせいぜい風景印ぐらいしかできません。
建設が進められていた大分東郵便局(〒870-0199大分市大字森字宮田908番1)の建設が完成し、10月16日(月)から移転することになりました。
これにより、従来、大分中央郵便局が行っていた「87」地域の区分業務が、大分東郵便局に移管されます(10/23より)。このため、新型区分機・取り揃え押印機が設置されます。(業務移管と設置日が異なりますので、取り揃え押印機の初日がどちらになるのか不明です)
これに併せ、元局舎付近に鶴崎駅前郵便局(無特)が設置される(10/16)ほか、坂ノ市郵便局が集配廃止され、移転します(10/23より。大分市大字坂ノ市永田1527-1) 坂ノ市郵便局は、和文機械印を使用していますが、使用廃止となります。
三宅島雄山の再噴火に伴う全島避難(9月4日)に伴い、三宅島島内の郵便局が原則一時閉鎖になっています。
対象となるのは、三宅島郵便局(集特)、三宅島伊ヶ谷郵便局、三宅島阿古郵便局、三宅島伊豆郵便局(以上無特)4局で、全業務が、9月5日(火)から停止されています。
残る1局、坪田郵便局は、復旧作業に当たる関係者のため、郵便業務(ゆうゆう窓口を使用)、配達業務、ATMの取扱のみを実施しています。
なお、三宅島は全島避難に伴い、三宅島空港は全面閉鎖・ANKは全便欠航となっており、東海汽船は三宅島接岸を行っておらず、入島は全面禁止となっています。
今回の噴火に伴い、全島避難の一時待機場所となった国際オリンピック記念青少年総合センター(渋谷区代々木)に、9月7日・8日の両日、スペ^スポスト号の稼働を行いました。(9/7は12〜16時、9/8は10〜16時)
全島避難者の転居届の受付は、東京中央郵便局内に設置された「三宅島・坪田郵便局臨時出張所」内で行われています(〒100-8797)。
また、三宅島ライフライン維持作業中に就航していた「かとれあ丸」(東海汽船)内にも、坪田郵便局カトレア丸内臨時出張所が開設されていました(業務内容は明示されていませんでしたが、郵便物の引受のみと見られます)。
伊豆半島地震・噴火に伴う郵便局閉鎖は、現在は三宅島4局のみで、一時閉鎖になっていた新島村の若郷郵便局(無特)は8月18日から業務再開されています。
【臨時郵便施設の開設】
9/5〜10/3 職員2名 坪田局かとれあ丸(臨時出張所)
9/6〜 三宅島局、坪田局臨時出張所(東京中央局内)
9/7・8 代々木・国際オリンピックセンター(スペースポスト号)
※2000/11/15発行の「東京グリーティング/三宅島噴火復興寄付金付切手」に、告示上は閉鎖中の三宅島・坪田両局の印を押したFDC・切手が一部業者で販売されていますが、これは上記臨時出張所で押されたもののようです。
昨年12月に実施され、好評・不評相まみれた「2000年年賀」印と同様のサービスが今回も実施されます。実施内容は以下の通りです。
実施期間 |
平成12年12月15日〜20日差し立て分 |
対象郵便物 |
・官製年賀はがき |
実施郵便局 |
集配普通郵便局(平成12年12月15日現在)・新東京・東京多摩・横浜郵便集中・名古屋郵便集中局(合計1,261局) |
使用機械 |
取り揃え押印機398台、書状自動押印機1486台 |
図案 |
・波なし/各県別図案(図案数47種類)
|
◎配備内容(いずれも使用局全局に配備)
書状自動押印機2001年記念年賀活字 |
2個 |
一体型・逆装着防止機構付 |
2001年記念年賀活字(手押印用) |
2個 |
機械処理困難な年賀郵便物・押印不良郵便物への再押印用。機械用と同様の印(浸透式) |
押印対象局は全集配普通局となっており、郵便線路上、より奥にある集配特定局取り集め分は、手前の集配普通局で押印されることになります(そのため、郵便線路がその局で途切れている場合は、自局管内だけの押印となります)
なお、同印は9月13日付で告示されました。機械印ではなく、小型記念通信日付印として告示されていますが、昭和61年郵政省告示第587号「特殊日付印を使用する件」で告示されている「小型記念通信日付印」とは別建ての告示となりますので、記念押印等についてどこまで応じてもらえるかは、当該郵便局の判断次第と言えます。
2000/7/29付北海道新聞朝刊によりますと、北海道・網走郵便局(集配普通局)で、活字はめ込み時のミスのため、局名なしの印を使用したとのことです。
日付印の種類は明記されていませんが、記事によれば恐らく和文印と見られ、A欄とC欄の両方に誤って時間帯活字をはめ込んだとのこと。
これが発生したのは、7/28の12-18の時間帯で、12時の取り替え時に日付印点検簿に押印しても気づかず、18時の取り替え時に初めて気づくという、お粗末なチェックミスでありました。
なお、押印した郵便物は約110通ということで、和文印という事から見ると、定形外郵便物がほとんどではと見られます。
7月19日から24日まで行われる九州・沖縄サミット(G7/G8・主要国首脳会議)開催に合わせ、臨時出張所が開設されます。
開設内容は以下の通りです。
国際メディアセンター内 |
7/19〜24 |
9:00〜20:00(24日は〜12:00) |
・内国及び国際郵便の引受 |
ザ・ブセナテラスビーチリゾート (名護市) |
7/19-23 |
12:00〜18:00 |
・内国及び国際郵便の引受 |
カヌチャベイホテル&ヴィラズ (名護市) | |||
かりゆしビーチリゾート恩納 (恩納村) | |||
万座ビーチホテル (恩納村) | |||
リザンシーパークホテル谷茶ベイ (恩納村) | |||
サンマリーナホテル (恩納村) | |||
ホテルムーンビーチ (恩納村) | |||
ルネッサンスリゾートオキナワ (恩納村) | |||
沖縄残波岬ロイヤルホテル (読谷村) | |||
ホテル日航アリビラ (読谷村) |
「知る人ぞ知る」と言われた四国唯一の分室、松山中央郵便局NTT四国ビル内分室が、8月18日(金)限りで廃止されることになりました。
これは、6月19日に通りを隔てた向かい側に愛媛県庁内郵便局(無特)が設置されたことに伴うもので、移転等はなく、純粋に廃止となります。
これにより四国から分室が消滅することになります。同分室廃止後の分室数は、40を割り39となります。
6月21日に発行されたふるさと切手沖縄版「万国津梁館」切手の初日押印で使用された名護局の欧文ハト印が、誤調達により奇妙な印になっています。
どこが奇妙かと言えば、D欄の郵便区番号が、「905-87」・・・・。
確かに名護局の郵便番号は「905-8799」ですが、「-8799」となっている局の郵便区番号は、通常の場合、3桁になります(この場合は「905」が正当)。
そんなこともきちんとできないというのも、郵政の事務遂行能力の低下を示している気がします。
毎年夏の恒例となっています、富士山頂・乗鞍山頂簡易局での、「かもめ〜る」への機械風景印押印サービスが今年も行われます。
期間は7月28日までで、乗鞍山頂簡易局分(実際には旗鉾局で押印される)は今年の開局日の翌日の6月12日から受付、富士山頂局分(実際には富士宮局で押印される)は開局日の7月10日から受け付けられます。
申込み方法は東海郵政局管内の郵便局に備え付けの申込み用紙を使用し、かもめーる50枚程度以上を添えて申し込むことになります。
ただ、これは引受消印に関することで、記念押印で機械風景印を押印依頼する場合は、数枚単位でも依頼することは可能です。(一度拒否された経験がありますが、この時は東海郵政局に善処を依頼し、「押印可能」と通知していただいています。)
◎記念押印を依頼する場合
【乗鞍山頂簡易局】 |
〒506-2299旗鉾郵便局気付 乗鞍山頂簡易郵便局行 (6/11〜10/10開設) |
【富士山頂郵便局】 |
〒418-8799富士宮郵便局気付 富士山頂郵便局行 |
なお、今年から類似のサービスとして、「灯台からの潮風だより」サービスが実施されます。これは御前崎局(静岡)、渥美局(愛知)、大王局(三重)の3局から希望局を選択して申し込むもので、サービス内容は同様です。
ただし、これら3局の押印は、通常の風景印で応じますので、機械風景印は配備されないそうです。・・・今年あまりに押印数が多いようだと、来年からは考えられないこともないでしょうが・・・。
6月26日に突然発生した火山性微動により、三宅島(東京都三宅村)に災害対策法が適用されました。
住民の島外・島内避難も開始されていますが、避難対象区域内にある坪田郵便局(坪田3049-1)、三宅島阿古郵便局(阿古700-6)、三宅島伊ヶ谷郵便局(伊ヶ谷432)の3郵便局について、業務が停止されています(避難勧告が解除されるまでの間)。
また、有珠山噴火の時と同様、貯金・保険関係の非常取扱の実施も同時に行われています。避難所への郵便物の配達については準備中とのことです。
島内の郵便物の集配局は三宅島局と坪田局ですが、坪田局が業務停止となっているため、当面は三宅島局のみで行うことになります。
[災害沈静化のため、順次正常営業に戻っているようです。]
北陸郵政局管内の普通郵便局では、5月29日(月)から、ゆうゆう窓口での取扱内容を変更しました。
また、同様の内容で中国郵政局管内の普通郵便局・特定郵便局(ゆうゆう窓口設置局に限る。)で、7月1日から取扱内容が拡大されています。
|
従来 |
変更(現行) |
郵便物の引受 |
速達・大型普通通常・普通小包・国際(航空便扱いとするもの)郵便物等の引受け |
すべての郵便物の引受け |
切手類の販売 |
郵便物を差し出すため納付(使用)する切手及びゆうパック包装用品等の販売 |
すべての切手、はがき、印紙及びゆうパック包装用品等の販売 |
これにより、現在の24時間営業局と取扱内容は同じになります。なお、同郵政局管内では、従来の取扱局に加え、24時間営業局に高岡局(富山県高岡市)が追加されました(5/29より)
情報出元:北陸郵政局報道資料(5/18付)
平成11年度配備が15局予定されていた「印字式切手自動販売機」の追加配備局が判明しました。一覧表も更新しましたが、ここにも採録します。結果的には4/24開局のさいたま新都心局に2台配備されたので、配備局は14局です。(うち、福島中央局は平成9年4月10日から使用開始になっていますので、配備局数の純増は13になります)
【東北】福島中央[郵政情報プラザ前] |
ふるさと切手『さいたま新都心』(2000/5/1)発行に伴い、郵頼指定局となったさいたま新都心郵便局(集配普通局、4/24開局)で、インキ浸透式印でのハト印が使用されました。
今年から東京・関東郵政局管内を皮切りに新規配備が開始されたインキ浸透式日付印の、平成11年度最終配備局がこの局で、今回の配備物品にハト活字が含まれていたために、同局で通常のハト印だけでなく、インキ浸透式印でのハト印を使用したわけです。
このハト入インキ浸透式印は、今回配備の局で出現する可能性がありますが、記念・ふるさと切手での定例使用局以外にも、追加指定の局で使用する可能性があります。現に4/10・6/2に柏局でエコー葉書発売時に使用されており、今後も続くものと思われます。
なんかミスの話ばっかりしてますね・・(^^;)
▲の印は、直径32mmなのですが、現物を見ない限り、「風景印じゃないんですかぁ?」と聞いてしまいたくなります。
で、何のお題か、印を見ただけではさっぱりわからないと思うのですが、『ふるさと切手発行』(2000/4/28〜5/12)の小型印なのです。
小型印は規定上は記念名称名を入れることは必須ですので、単に「入れ損ね」の間違いです。あまり聞いたことがなく、珍しいですね。
実は▲の印、間違いなのです。
今年4/21から27まで使用された「国土緑化運動」の特印なのですが、全国植樹祭の行われた大分県大野郡の大野局でも追加で使用され、その印が▲の印です。
要は、この局、集配特定局なのです。特印は所管は郵政局ではなくて本省ですから、本省のミスですね。(本来は集配特定局であれば、人口5万人以上の市名・県名が含まれていない限り県名を入れる必要があります。)
報道発表でも県名なしでされており、「誰も指摘しなければ直らないだろうなぁ〜」と言っていたら、その通りになってしまいました(笑)。
昨年12月に入札公示が以下の表の通り出ていて、気になってはいたのですが、冊子小包のバーコードラベルが、この4月から一部使用開始になっている模様です。
冊子小包は通常の小包よりも割安なため、今までは追跡システムの対象外となっていましたが、今回バーコードラベルを導入するということは、当然追跡システムへの追加が考えられます。ヤマト運輸など、宅配業者はそういった管理も行っていますので、郵政としても手をこまねいてはいられない、ということなのでしょう。(枚数等は↓の記事参照)
なお、対象はすべてではなく、大口利用者のうち希望者のみとのことです。(情報提供:たろーさん)
ちなみにいまだにラベルは未入手です。入手できた方がいらっしゃったら、ご連絡いただけませんでしょうか?
昨年の同じ時期(4月)にも同じ話を書いたのですが(このページのかなり下の方にあります)、今年も「郵政省電波監理局」から、エコー葉書が出ました。(4月20日発売)
昨年から引き続き、イメージキャラクターは高橋由美子さんですが、それにしてもPRが少ないのが不思議です。とはいえ、今回は枚数が前回の700万枚から900万枚となりました。整理番号は「全国-28」で、実は去年の4月20日のものが「全国-27」です。
なお、郵政局別の枚数は以下の通り。 ( )内は枚数(単位:万枚)
北海道(50)・東北(72)・関東(150)・東京(180)・信越(28)・北陸(30)・東海(72)・近畿(128)・中国(56)・四国(40)・九州(84)・沖縄(10) |
平成7年度(関東、東京の特定局)、平成10年度(全国の普通局)に試行配備され、テストが行われてきた「インキ浸透式和文印」(正式名称は「棒形通信日付印(浸透式)」)が、この4月から本配備へ移行することになりました。
既に「郵趣ウィークリー」誌などで報じられていますが、今回は東京・関東管内722局に723本が配備されます(東京234局、関東488局)。使用開始は4月3日以降とされていますが、実際には3月最終週に局到着次第、使用開始してしまっている局もあります。(来年度以降、他の管内に拡大されます。)
注目の配備局ですが、(1)普通局全局、(2)特定局は部会ごとに1局、(3)特に配備効果ありという局(なお、この(3)の配備局ですが、千葉県の松戸西部会に2局配備がありますので、松戸根本局か松戸二十世紀が丘局がこれに該当するようです) に配備となっています。ただ、普通局といっても無集配普通局はどうなるかですとか、既に平成10年度(平成11年2月)から配備されている局が両管内にもあります(東京14局、関東29局→以下参照)ので、その分がどうなるにかにも注目です(既に配備されている局には配備されません。無集配普通局にも配備されます・・4/2記述追加)。
また、いつものことですが、「4月3日以降使用開始」と郵政が言っても、到着後すぐ使い出す局は今回もあります。まぁ、これだけ局数があれば徹底するのが無理というものなのでしょうが、早ければ3月31日印からあるようです。
私はといえば、さすがにこの本数、全局やる気にもならず、注目の局を重点的に攻める予定です。
ちなみに郵頼してみた結果です。
心なし時間部が上に押し上がっている感じですが、これはインキ浸透式印共通の特徴ですから、特に今回に限った話ではないのでしょう。
調査の意味も兼ねて関東管内の「市名が2字名以降の局」にも郵頼しました。この場合、関東の「癖」として、「市名が先頭にないから県名が必要」という、よくわからない解釈をすることがあり、今回も予想通り、このような例も県名付加になりました。逆に言うと、こうなっている以上、局名の選定や、局名表示の確定といった作業は、本省ではなく、各郵政局であったことがわかります。
なお、4月3日初日には、東京中央局でハト印が使用されたそうです。どこの局にハト活字が配備されているかは、これから調査したいと思っています。
昨年12月13日付入札公示によりますと、冊子小包のバーコードラベルが登場する模様です。
数量は以下の通りです。
冊子小包用バーコードラベル(東京・信越用) |
40,365 |
冊子小包用バーコードラベル(北陸・東海・近畿用) |
33,535 |
冊子小包用バーコードラベル(中国・四国・九州・沖縄用) |
10,070 |
納入期限は3月17日となっていますので、4月から使用開始とみられます。
2000年(平成12年)4月3日より、郵便局の営業時間が、基本的に全国同じ基準となります。
いままで、沖縄県以外の郵便局は午前9時から、沖縄県の郵便局は午前8時30分から営業(貯金の場合は両方とも午前9時から)していました。今回、この沖縄県の「8時30分」が「9時」に変更され、全国同一の基準となることになります。
午前8時30分開始は、沖縄の復帰(昭和47年)前の時間を引き継いだもののようですが、ここ何年か前から、「9時開始」にしようとする話は聞こえていました。
沖縄県内で唯一9時開局だった沖縄パークアベニュー局(9〜17時)は、結果的に特に何の変哲もない局に変わることになります。
(2月24日付郵政省告示第98号)
2000年4月に街開き(イベント自体は5月5日を予定)が行われる「さいたま新都心」(埼玉県浦和市・与野市・大宮市=平成13年に政令指定都市移行予定)に、関東郵政局・関東郵政監察局・東京貯金事務センターが移転します。
この郵政庁舎に隣接する「さいたま新都心郵便局」(集配普通局)が4月24日に開局することになった模様です。同局は関東管内では第4位の建物(1位から順に横浜郵便集中、綾瀬、川崎港)となる敷地面積9724m2を誇る地上7階地下1階の局舎です。
郵便区は「330-08**」「331-08**」区域全域で、大宮・大宮西局から郵便区を移管することになります。大口事業所については、上記エリアに属している事業所はいままで通り「330-85**」「330-86**」「331-85**」「331-86**」となり、新規付番事業所(もしくは現在付番されている事業所でも希望する場合は)「330-95**」「330-96**」「331-95**」「331-96**」を使用し、管轄することになります。
また、入居する郵政機関、官公庁は「330-97**」、料金受取人払は「330-98**」を使用します。
さいたま新都心の合同庁舎内には、「さいたま新都心合同庁舎内郵便局」(無集配特定局)が設置され、こちらは一足早く2月14日に開局する予定です。
まずは1つの法律をご覧にいれます。
=========
郵便法の一部を改正する法律をここに公布する。
平成11年5月19日
法律第44号 郵便法の一部を改正する法律
郵便法(昭和22年法律第165号)の一部を次のように改正する。
第32条第8項中「前項」および「同項」を「前2項」に改め、同条第7項の次に次の1項を加える。
郵便に関する料金(省令で定めるものに限る。)を納付すべき者(以下この項において「納付義務者」という。)からの申し出があり、かつ、その申出を郵政省が承認したときは、当該料金の納付について当該納付義務者から委託を受けた者(省令で定める要件を具備すると認めて郵政大臣が指定した者であるものに限る。)は、当該納付義務者のために、当該料金を納付し、又は当該料金の納付に代えて当該料金の額に相当する金額で当該料金に係る金銭債権を買い取ることができる。この場合において、当該委託を受けた者が当該料金を納付し、又は当該料金に係る金銭債権の買取代金を納付したときは、当該納付義務者が当該料金を納付したものとみなす。
附則
この法律は、平成12年2月1日から施行する。
==========
この法律はもう半年以上も前に出たもので、今ごろ部屋の片隅から出てきたのですが、この日の「法令のあらまし」を見ると、「郵便に関する料金の納付を他の者に委託して行うことができることとした。」と書かれています。これだけだと「なんじゃこれ?」って感じなのですが、この法律,要するに来年2月1日スタートの「ハイブリットメール」に必要な法改正なのです。
つまり、ホームページから郵便物を差し出す、これによる料金納付義務者は、お客さん、ユーザです。で、本来は郵便物を差し出す人から料金を徴収しなければならないわけです。が、ネット上の金銭のやりとりは、実際には郵政省は直接タッチできない。なのでクレジットカードで決済ということになります。そして「(ユーザから)委託を受けた者」がユーザに代わり郵政省に代金を支払う。これがいわゆる決済業者になります。VISAとかSAISONとかですね。(まだ実際には指定を受けていませんが)で、通常のクレジットカードの決済方法と同じく、「(ユーザの)支払保証を担保として、決済業者が先払いを行い、決済業者が責任を持ってユーザから回収する」、その「代理としての料金納付」を認めた条文なのです。(た、たぶん・・・)
ただ、これで見る限りは,郵便局の窓口で,クレジットカード決済が可能になるのも、それほど遠い将来ではない気がします。本人認証をどう行うかという課題はあるとはいえ、今後話題に上がることでしょう。
実際の省令上の改正は、12月24日付で行われ、省令上は「特定コンピュータ発信型電子郵便」として扱われることになりました。差し出しのホームページは、http://www.hybridmail.go.jp となっています(12月24日付郵政省告示第873号)。既にページは開設されていますが、今のところはサービスの案内が掲載されているのみです。
・・・という方針を打ち出したのは、近畿郵政局。始まる前からわかっていたことですが、年賀葉書に小型印を押すと、「年賀」の印刷が邪魔になってしまう・・・ならば余白に押してもよいです、ということなのです。
なお、対象になるのは、
・窓口・臨時出張所での引受消印(1月1日)
・機械処理できなかった郵便物への消印(2000年年賀印の代用)(※)
・郵頼での引受消印
で、※のみ、私製葉書も可能とされています。
当然、消印の規定では「印面にかかること」が必須であり(そもそも消印は料金収納のためですので・・)、今回はあくまで例外措置とされています。そのため、「これを前例として今後、依頼がきた場合は対応できないので、説明すること」という記述があります。規定にはずれた規定を作って置いて、何馬鹿なことを言っているんでしょう(笑)。
p.s.桑名局(三重県)で活字部分を逆に取り付けて押してしまったリカバリー用に、同じく余白押印の小型印が使われるそうです。もう、何でも有りですね(^^;)
平成11年度に使用開始となる和欧文機械印(取り揃え押印機)の追加配備が判明しましたので、記録しておきます。
今回の2000年年賀機械印(502局)については、1999年11月末までに機械が配備される局について、対象となっています。(★印を付けました)
郵便物自動選別取り揃え押印機(4局) |
代々木★(99/11/22移転)、川崎港★(99/11/1開局)、綾瀬★(99/6/28開局)、北九州中央★(99/6/28移転) |
選別台付自動取り揃え押印機(11局) |
札幌北、函館北、塩釜、秦野、八王子南★(99/9/27移転)、富田林、泉佐野★、大和高田★、橿原、明石西★ |
「郵便切手・はがき発売機(印字式)」の調達がようやく出ました。台数はいままでで一番少ない「15台」となっており、12月10日に入札公示が出ました。
今回の配備で合計配備台数は752台(前年比+15台)となります。
それにしても、いままでの機械の耐用年数切れのものだけを切り替えるという感じしかしないですね・・・。
アメリカ合衆国あての「お年玉付き年賀葉書」の郵送が、1999年11月16日から可能になりました。
・・・といって、「いままでは送れなかったのか?」と驚かれる方もいらっしゃるでしょうが、規定上は1997年以降、送付禁止品となっていました(昭和37年郵政省告示841号・「郵便に関する条約により外国へ郵送することを許さない物品」に規定。)今回、11月6日付郵政省告示805号により、送付禁止品から除かれました。
国際郵便は商習慣などの違いがあって、意外なものが送れないことがあるのですが、その中でも「お年玉付き年賀葉書」の送付禁止は異色でした。(国際郵便には年賀郵便という制度はありませんが、普通の便として差し出しても当然、アウトでした)
なお、「くじ」が禁制品に入っているのが30か国以上あり、これらの国へのくじ付年賀葉書の送付は、できればやめた方が無難でしょう。(返送された実例もあり、またどうせ当選品を引き取れないのだし^^;)
11月18日付中日新聞夕刊によると、12/20に完成する新しい名古屋駅ビル「JRセントラルタワーズ」に郵便局が設置されます。
名古屋駅デイリー1郵便局を廃止(廃止の時期がいつになるかは不明)し、3月上旬、1階に本局、15階に分室の2つを同時に開局。東海郵政局によると、ビルの高層階にある郵便局としては東京都渋谷区の東急東横店局の10階を抜いてビルでは日本最上階の郵便局になります。
現在、無特局の分室は存在せず(集特局としては沖縄県与那国局の久部良分室がある)、本局といっても名古屋中央局の作業分室か、新設局(無特)の常設出張所のどちらかになるのではと思われます。
また、来年秋に設置される予定の名古屋西局(名古屋市西区天神町)に名古屋中央局の業務が統合され、名古屋中局が新・名古屋中央局になるという話も出ているため、本局がどこになっても、流動的な要素があると言えそうです。(この場合は現在、名古屋中央局の分室となっている柳橋、第二豊田ビル内、貯金事務センター内の3分室が、どうなるかも注目です。局所コードも含めて。)
【中日新聞記事提供:岡田吉弘氏】
11月4日に発行されたふるさと切手北陸(福井)版「東尋坊と越前ガニ」の郵頼指定局となった福井県三国局で、既に図案改正となった旧印を使用して郵頼・窓口処理を行ってしまいました。
(左が11/4に郵頼・窓口で押印した印。本来は平成8年9月30日までの印)
(右が本来の印。平成8年10月1日使用開始)
ふるさと切手に限りませんが、切手の初日押印指定局となった場合、その局の通常の日付印では本数が足りませんので、追加で風景印や和文ハト印を郵政局が調達し、該当局へ送付することになります。(その本数は郵政局によって様々で、関東みたいに2、3本しか、しかも初日間際にしか送ってこない、「現場を全然知らない」郵政みたいなところもありますが)
今回の場合、北陸郵政局が風景印を追加調製する際に、旧図案を使用して印を作成し、三国局側も「印が変わったと思い」郵頼・窓口押印すべてに使用してしまった模様です。(逆に言うと、11/4付の「本来の印」は全く存在しないそうです。)
局側は回収に乗り出しており、大口郵頼についてもストップがかかっている状態のようです。
11月19日付郵政省報道資料によりますと、来年(2000年)2月より、ハイブリッドメールサービスが正式に開始されることになりました。
同サービスは、ホームページから文章を送信すると、郵便物として届けるもので、今までも郵政省所管の財団法人・ポスタルサービスセンターのホームページから差し立てることが可能でした。
今回は、ポスタルサービスセンターを介していた処理を、新東京郵便局が設置するホームページ経由に変更することで、本格サービスを開始することとされています。
今までは郵政省が直接クレジットカード決済ができなかったために財団法人を通していましたが、今回法律の改正も済ませ、晴れて本省が直接行えるようになります(よって、今回も決済はクレジットカードです)。
新東京郵便局に送信されたデータは、直接各地の局(郵政局管内各1局、おそらく地域区分局)へ伝送され、そこで封筒に入れて差し立てられます。この間はほぼリアルタイムと考えられますので、送達スピードは全国どこへもほぼ翌日となり、普通郵便に対して優位といえます。
なお、封筒は一部の郵政では違うものを使用するようです(現地で封筒詰めするので、実逓の入手は割合容易でしょう)。
料金は、A4のモノクロ1枚100円。
11月15日郵政省告示(804号)で、通信日付印の形式が、規定上全面的に改定されました。
いままで規定には「旧印」といわれる櫛型印や三日月印についても記載されていましたが、新型印への切り替えがほぼ終わったこともあり、規定からも削除されることになりました。新印への切り替えが始まった1986(昭和61)年以降、13年間かけて規定上は旧印が消滅したことになります。(ただし、「当分の間は、従来の印を使用することがある」とあります)
表現上興味深いのは、「通信日付印の形式は、別に告示するもの及び試験のために使用するもののほか、次のとおりとする」という表現です。なかなか含蓄があるお言葉です(^^;)
告示された様式を整理してみます。
種別 |
印の種類 |
告示上の番号 |
補足 |
和文印 |
県名なし |
(1) |
|
県名あり |
(2) |
| |
D欄県名入り |
(3) |
告示「阿佐谷北通」局は現在はA欄都名入り | |
D欄区・町名入り |
(4) |
告示「上祖師谷二/世田谷」は現在はD欄東京 | |
D欄分室名入り |
(5) |
告示「青森西/駅前」は現在はA欄併記表示 | |
A欄本局・分室名 |
(6) |
| |
年賀印 |
県名なし |
(7) |
|
県名入り |
(8) |
| |
D欄県名 |
|
今回、告示なし | |
新超特急・新特急印 |
|
(9) |
銀座、名古屋中央、大阪中央、福岡中央、札幌中央局のみ使用 |
欧文印 |
D欄空欄 |
(10) |
交換局用(告示には特に明示なし) |
D欄県名入り |
(11) |
簡易局はこの形式を使用(※1) | |
D欄分室名入り |
(12) |
| |
D欄郵便番号入り |
(13) |
無集配特定郵便局に限る | |
和文機械印 |
県名なし |
(14) |
|
県名入り |
(15) |
| |
機械年賀印(和文) |
県名なし |
(16) |
|
県名入り |
(17) |
| |
和欧文機械印 |
県名なし |
(18) |
|
県名入り |
(19) |
| |
機械年賀印(和欧文) |
県名なし |
(20) |
|
県名入り |
(21) |
| |
和文ローラー印 |
県名なし |
(22) |
|
県名入り |
(23) |
告示は「・」なし | |
欧文ローラー印 |
郵便番号入り |
(24) |
分室も簡易局もこの形式(※2) |
(※2)郵便番号入りしか告示されていないため、本局名+分室名といった表示はできなくなる
実際に使用されている日付印と不一致の部分もあるわけですが、もともと各郵政局が発注段階で間違ったものを配っているだけなのですから、気になるのは「D欄入り年賀印」と「郵番入り欧文印が簡易局を含まない」ぐらいですね。
9月17日に発行された関東(群馬)版「岩宿遺跡50周年切手」の解説台紙とゆうペーンの表紙に誤りが見つかり、差し替え版が急遽送られ、前の版は廃棄するように指示が出されました。(10月末に差し替え版が送付されています)
理由は、発見者の名前が書いていないという指摘から、だったそうですが、それにしても最近、関東郵政局はポカが多いですね。
←下の「山」の部分の真ん中。本当は、真ん中も太さは一緒なのです・・・。
かなり前の話になるのですが、7月21日から、東京郵政局管内の無集配普通局の営業時間が延長になっています。
対象となるのは、宮内庁内、第二霞ヶ関、三田台、東京高等裁判所内(、昭和基地内)の5局を除く全無集配普通局で、平日18時までに延長されています。
いままでも18時まで営業していた局はそのままで、17時終了だった局は18時までに延長となります。
5局が対象から外れているのは、物理的に17時以降立ち入れないためです(第二霞ヶ関局は霞ヶ関合同庁舎三号館内)。
11月12日に発行される「天皇陛下御在位十周年」記念切手の発行に合わせ、郵頼処理局となった東京中央局で、窓口押印の便を図るため、宮内庁内局臨時出張所が開設されます。(12日のみ)
皇室関係の場合は毎回開設されていますし、今回も開設は当然と思いがちですが、どうも今回は動きが鈍く、本当に実施されるのかがいままでわかりませんでした。
もちろん、郵便の記念押印のみで、貯金は扱いませんので、念のため。
11月11日より、「トキ」のふみカードが発売されます。地方版ということになっていますが(99年7月発売の信越版と図版が異なります)、現時点で発売が確認されている東海・北陸ともに「全国的なもの」と回答しています。(その後、東京でも発売確認。東京中央局で売っています。四国でも売っています)
本省の回答は、いつものごとく「知らない」でしたが(^^;)
99年7月のNTT再編に伴い去就が注目されていた大崎局関東逓信病院内分室。フライングして新分室名のゴム印を使ってしまうなど(笑)、いろいろと話題が先行しましたが、局名改称は12月1日(火)から行われることになりました。
新分室名称は「NTT関東病院内」となります。
NTT関連では、大阪の「NTT西日本ビル内」(旧:NTT大阪ビル内)、「天王寺局NTT西日本大阪病院内分室」(旧:天王寺局逓信病院内分室)がともに11月1日から改称されており、残るは研修所関係の、「NTT中央研修センタ前」(東京都調布市)の対応ということになりますが、こちらも「NTT東日本研修センタ内」郵便局に改称となります(99年12月1日より)。
今年夏の「かもめーるエコー」に続き、今年は初めて「年賀葉書エコー」が発行されます。
これはかもめーるエコー同様、発行最低枚数が引き下げられたことによりスポンサーが登場したもの。1種類目は、11月1日から九州全域(100万枚=つまりくじ1組分=B2496組)で発行される「十津川株式会社」(福岡県嘉穂郡桂川町)です。
ただ、関東でも発行の噂があります。はたしてどうなることやら。(結局、出ないようです)
また、今年から年賀葉書を急な喪中で使わなくなった場合、その年賀葉書を無料交換する制度がスタートします(年内のみ)。厳格な審査など、たぶんできようもないのでしょうから、「45円で買ったもの(年賀エコー)を、50円分として交換、、、」という話が出てきてしまうのでしょう。
7月に西日本地域の国際郵便通関・交換業務取扱局の業務統合が行われましたが、これに引き続き、東日本地域についても、川崎港局新設(11月1日。詳細は↓の方参照)に合わせ、業務統合が実施されます。(正式な日付まではまだ確定ではありません。)→日付確定です
◎11月以降の通関業務
|
航空便交換局 |
船便交換局 |
今回(11月より)通関局から一般局へ変更になる局(確定) |
東日本地域 |
東京国際、新東京国際空港 |
川崎港(新設) |
札幌中央、函館中央、横浜港 |
西日本地域 |
名古屋中央、大阪国際、博多、那覇中央 |
神戸中央 |
京都中央、長崎中央 |
(結果)札幌中央、函館中央は11/1より道名入りに。横浜港局は変更なし。
9/17発行予定のふるさと切手群馬版「岩宿遺跡50年」切手の初日指定局は今年8/1普通局に昇格した藪塚本町局です(実際の郵便物での受付は前橋中央局気付ですが、なぜか実務処理は桐生局で行っています。ちなみに郵頼の返送は前橋中央の通信事務封筒)。
が、藪塚本町局、風景印がありません(^^;)
本省の報道発表に「風景印」による押印を公示しているにもかかわらず、なので後々大問題になると思われます。
一応、小型印はあるので、代用はできるものの、前代未聞の珍事で、誰もが当事者意識を持っていなかったせいなのでしょう。(風景印がないことが問題になるということを気にしていない郵頼処理実務担当と、普通局に風景印がないはずがないと思っている郵政の担当のいずれもが・・・)
まぁ、和文ハト印が前日になって初めて1本、郵政から来て、当日になってようやく2本目が来るぐらいだといいますし、小型印も2本・・・関東郵政って、いったいやる気あるんでしょうか?
川崎市臨港地区に建設が進められていた大規模普通局:新川崎局(仮称)の局名が「川崎港郵便局」に決定しました。
現在川崎中央局内にある新川崎郵便局開局準備室は8月末で閉鎖され、開局は11月1日(月)となります。
この局は川崎中央局の業務の大部分を引き継ぐ(幸区内はこれに合わせ、郵便番号が11月1日から変更になります。〒212-****。21地域の地域区分業務も引き継ぎます)ほか、船便の差し立て・受け取り業務の全部を横浜港局から引き継ぎます(横浜港局は通関・交換業務を廃止)。また、東京国際局からの業務の移管も予定(外国からのSAL郵便物の通関・交換業務を移管)されており、この7月に通関局の再編を行った西日本地域と同様、東日本についても11月に通関局の再編が行われる模様です。(上に記述してあります)
なお、局自体の郵便番号は〒212-8799ではなく、〒210-0899となります。
このため、「船便郵便物差立処理機」が配備されます(大阪の椿本産業(株)製。郵政の入札では初見の業者です。輸入物?)。ただこの機械、初日に早速故障したのだとか・・・。また、国内用の区分機、取り揃え押印機ももちろん配備される予定です。
正式な発表はまだ行われていませんが(注:簡易郵便局規則の改正については、9月13日付で公布されました。郵政省令第68号)、9月27日から一部の簡易郵便局で国際郵便の引受事務が開始されます。(当初は9月1日からの予定でしたが、郵政の手続きが間に合わないため、延期されました。)
これに伴い、欧文印も配備される予定です。(一部の局には欧文ローラー印も配備)
配備予定局数は18局とされています。
該当する簡易局は、以下の通りです。
新郵番 |
簡易局名 |
局種 |
所在地 |
欧文ロ有無 |
192-0016 |
創価大学内 |
簡易 |
八王子市 |
|
192-0351 |
中央大学内 |
簡易 |
八王子市 |
|
487-0027 |
中部大学内 |
簡易 |
春日井市 |
|
470-1101 |
藤田保健衛生大学病院内 |
簡易 |
豊明市 |
|
480-1103 |
愛知医大病院内 |
簡易 |
愛知郡長久手町 |
|
920-0064 |
石川県立中央病院内 |
簡易 |
金沢市 |
|
921-8812 |
金沢工業大学内 |
簡易 |
石川郡野々市町 |
|
920-0265 |
金沢医科大学病院内 |
簡易 |
河北郡内灘町 |
|
930-0152 |
富山医科薬科大学病院内 |
簡易 |
富山市 |
|
693-0021 |
島根医大病院内 |
簡易 |
出雲市 |
|
753-0841 |
山口大学内 |
簡易 |
山口市 |
|
879-5503 |
大分医科大学内 |
簡易 |
大分郡挾間町 |
|
889-1601 |
宮崎医科大学内 |
簡易 |
宮崎郡清武町 |
|
903-0125 |
琉球大学病院内 |
簡易 |
中頭郡西原町 |
|
990-2331 |
山形大学病院内 |
簡易 |
山形市 |
|
078-8307 |
旭川医大病院内 |
簡易 |
旭川市 |
|
890-0075 |
鹿児島大学医学部内 |
簡易 |
鹿児島市 |
|
874-0011 |
別府国立 |
簡易 |
別府市 |
|
※配備局中、中央大学内簡易局は、本来郵便区番号は「192-03」ですが、誤って「192」の欧文印が配備されました。新印へ交換される見込みです。(11月4日現在、未交換です)
8月8日から、本省HP「ゆうびんホームページ」で、郵便窓口の営業時間が掲載されています。
今までは「通常の窓口営業時間」しか掲載されていませんでしたが、今度は集配局については「ゆうゆう窓口」を含めた全局の時間を掲載しており、無集配局については例外局は原則としてすべて掲載されています。
JAVAアプレットを使用したページで、各県別に見に行かなければならないなど、私にとっては(笑)面倒ですが、便利と言えるでしょう。
ちなみに、無集配局の営業時間ですが、近畿・中国は一部記載が漏れているものがあります。完全でもないようです。
http://www.postal.mpt.go.jp/jikan/
7月9日付で,東京郵政局から記念押印に関する新しい通達が出されました。
主な内容は以下の通りです。
(1)50円未満の切手への満月消印を明確に禁止
今まで,「1枚の台紙にまとめて切手を貼り,その額面が50円以上なら,同一日付印で最低回数の押印ができる」という規定が有りました。
例えば10円切手5枚を台紙に貼ったとして,切手間の距離が日付印の直径以上に離れていたら,5枚の切手にそれぞれ1回ずつ押せる,というありがたい規定でした。
が,今回,「満月印による記念押印は,1枚50円以上の切手にのみ押印できる」という規定ができましたので,上記の事例について,切手の真ん中に押すことはできなくなります。
が・・・・・普通切手(18.5x22.5のサイズ)の場合,和文印でさえ印影が切手の外にはみだします。「印影が切手からはみ出す場合には,これは満月印ではない」(関東郵政局法規担当回答。平成9年3月7日付)という見解が存在しますので,普通切手の真ん中への押印は,たとえ50円以下であっても押印できる,と理解できると思われます。(本当にこの見解がまだ残っていればの話ですが)
逆に,国土緑化サイズの切手で,昭和40年代とかに出た切手(額面10円)のようなものには,「台紙に印影をかけない」状態では,中央消しはできないことになります。
文章が明解でないので,「切手の大きさと日付印の大きさで決まる」という,わけのわからない話になっています。
(2)台紙に貼付されていない切手への押印を禁止
「台紙等にちょう付していない切手及び単なる白紙等には,押印しないこと。」とあります。しかし,「ただし,小型シートおよび切手シートは,台紙にちょう付していない場合でも記念押印(引受消印は不可。)に応じられる」とあります。
これから導かれる結論は,「小型シートと切手シートは台紙に貼っていなくても記念押印できるが,切手の田型はシート単位ではないので,記念押印できない」という,これまたわけがわからない話になっています。
明確に禁止を打ち出したまではいいのですが,要件をきちんと煮詰めないで作られた(としか思えない)ため,矛盾がそこかしこに存在します。要件を理解しないで物事を作ると,ろくなことにならないという,悪例のようなものでしょう。
7月1日のNTT再編(NTT東日本・NTT西日本・NTTコミュニケーションズなど)に伴い、NTTに関係するビル名や組織名が変更になっています。
これにより、関連する局の名称の変更が予定されています。全国に「NTT」に関係する局は7局ありますが、(実は局名録を探しても6局しか探せない・・・)行方は以下の通りです。
変更予定なし 3局 |
NTT日比谷ビル内局(東京都千代田区・ビル名変更なし) 広島NTT基町ビル内局(広島市中央区・ビル名変更なし) NTT鈴鹿研修センタ前簡易局(鈴鹿市、名称変更なし) |
局名改称(平成11年12月1日より) 2局 |
大崎局関東逓信病院内分室→大崎局NTT東日本関東病院内分室(東京都品川区。病院名変更のため)※ NTT中央研修センタ前局→NTT東日本研修センタ内(調布市。施設名変更のため) |
局名改称(平成11年11月1日より) 1局 |
NTT関西ビル内局→NTT西日本ビル内局(大阪市中央区・NTT西日本本社ビルにビル名変更) 天王寺局逓信病院内分室→天王寺局NTT西日本大阪病院内分室(大阪市天王寺区) |
ビル名は変更されたもののそのまま 1局 |
松山中央局NTT四国ビル内分室(愛媛県松山市・NTT西日本愛媛ビルにビル名変更) |
(情報協力:739163さん)
東京都中央区の銀座郵便局(無集配普通局)の局舎増築に伴い、同局局舎内にあった超特急郵便課が臨時に移転しています。
ここはいわゆる「超特急郵便センター」と呼ばれている部署で、東京発着の超特急・特急郵便の引き渡しとライダーの管制業務を行っています。
移転は平成11年4月26日から2年2か月間の予定で、
〒105-0021 東京都港区東新橋2丁目8-41 芝郵便局汐留分室内
に移っています。(旧・東京輸送郵便局の建物です。同分室は年賀状の作業分室として使用したこともありましたが、しばらくは超特急郵便業務に使用されることになります。)
昨年度(98年度)の発行分から、地方版・ホワイト版問わず裏面が共通(「9903」表示)となったふみカードですが、今年度はまたもや表示方法が変更になっています。
初登場は6月に発行された「ドナルドダック65th」の500円券のようですが、裏面表示は「(平成11年度)」のように表記されています。
毎年のように変わる理由自体が、どうにも理解できないのですが・・・。
7月1日(木)に発行が予定されていた新潟版グリーンエコー「(有)ヤスダヨーグルト」(新潟県、10万枚)の発行が7月21日(水)に延期されました。(安田局連絡文書による)
昨年、開局50周年を記念して開設期間を7月1日からに延長した石川県の定期開設局(季節局)・白山山頂局ですが、今年からは通常通り、7月15日から8月20日までの37日間の営業となることになりました。(6月17日北陸郵政局報道発表。告示済み)
従来通り、郵便のみの業務を扱います。
なお、季節局の営業時間などについては、北陸郵政局HPがご丁寧に掲載してくださっていますので、リンクを張っておきます。参考までに。
http://www.post-hokuriku.go.jp/general/info3/1999/0617-1b.htm
「郵便局の郵趣会名義での発売」(ちょっと前に記事を載せてあります)指摘に伴い、そういった例が一番多かった北陸郵政局管内の郵便局でのホワイト加刷カードの発売ができなくなり、すべて郵政局版とされることになりました。
各郵便局に任せておくとコントロールができないことを郵政局サイドが憂慮したためのようで、今後は北陸郵政局管内のDMは減少することが想定され、また実際の発行は信越郵政局と似た形になる模様です。
福音なのか混乱の始まりなのかは、まだわかりませんが・・・(^^;)
7月1日に実施される普通局関係の異動のうち、無集配特定局へ降格となる、神戸商工貿易ビル内局(神戸市中央区)の異動の関係で、同局サンパル内出張所(ポスタルショップサンパル)の動向が注目されています。
同出張所は貯金関係は振替業務とATMのみではあるものの、独自局番号の「42016」を使用しているため、今回の異動での変動があるのか注目されましたが、現時点では『変更の予定はない』とのことです。
なお、神戸商工貿易ビル内局の欧文印は、通例なら「D欄県名入り」から「D欄郵便番号入り」へ変更されるはずですが、『変更の予定はない』とのことです。
全国に14局ある国際郵便通関局のうち、平成11年7月5日より、西日本地域の業務の一部(門司、下関、神戸港)が神戸中央局へ統合されます。
これは、神戸中央局の新築落成と神戸港局の廃止に伴うもので、通関局整理の第1弾となります。
神戸中央局は西日本の船便関係の拠点局となり、航空関係の大阪国際局と並べる存在になります。11月1日に新設される川崎港局が東日本の船便拠点局、航空は東京国際局となる予定となっているなど、整理が続くものと思われます。(記事はず〜っと↑の方を参照)
これに伴い、門司・下関両局の欧文印がD欄空欄からD欄県名入りに変更になり、神戸中央局の欧文印がD欄県名入りからD欄空欄に変更になる模様です。(注:神戸中央局の欧文印は、7/5ではD欄空欄とD欄県名入りと2種類存在します。)
◎国際郵便通関局(平成11年7月5日現在)
通関局(12局) |
札幌中央、函館中央、東京国際、新東京国際空港、横浜港、名古屋中央、大阪国際、京都中央、神戸中央、博多、那覇中央、長崎中央 |
交換局(9局) |
上記のうち、長崎中央、京都中央、函館中央を除く |
6月・7月の普通局改編に伴い、同一名称の普通郵便局が2例誕生します。
6月28日(月) |
沖縄県 沖縄宮古→宮古(改称) |
岩手県 宮古(とばっちり) |
7月1日(木) |
香川県 三木(集特→集普) |
兵庫県 三木(とばっちり) |
関連する郵政局は東北・近畿・四国・沖縄の4カ所ですが、相互に連絡を取り合っているとは思えず、本来は調整機能を持つはずの郵政本省が何も手を付けていないことから考えると、今回も一波乱ありそうです。
香川の三木局は、平成9年10月6日に池戸局から局名改称になりましたが、この際に新しく調製した和文機械印の表示がただの「三木」となっており、現時点で兵庫の三木局と同一の表示になってしまっています。
(※いつのまにか更改されたようで、昇格直前には「香川・三木」になっていました)
(香川・三木は県名入りのまま継続するようですので、正当処理がされる模様です。兵庫・三木、岩手・宮古は県名入りするという発表がありました。)
岩手県宮古局は以下で書きましたとおりインキ浸透式日付印試行局で、こちらの動向も注目されます。(6月27日12-18限りで廃止されました。)
6月28日に局名改称となる、沖縄宮古局は特印の定例使用局です。となると、今後「宮古」か「(沖縄)宮古」のいずれかの表示に変更する必要が出てきます。
6月16日〜22日「家庭裁判所50周年」(「沖縄宮古」表示最終)
7月1日〜7日「弁理士制度100周年」「更正保護制度50周年」(表示は不明なれど変更初日)
特印の局名表示の変更は、平成2年11月30日の胆振千歳→北海道千歳(局名改称)以来、8年半ぶりとなります。
とりあえず郵頼をおすすめします(^^;)
結果は、7月1日の分も「沖縄宮古」となっております。変えていないのですね。
2月1日から全国159の普通郵便局で試行使用されています「インキ浸透式日付印」の試用局のうち、早くも改廃に関係する局が出現しました。
いずれも6月28日付で2件です。長野県川中島局が隣接する篠ノ井局を統合して長野南局に改称するものが1件です。
もう1件は、沖縄県沖縄宮古局(集配普通)が宮古局に局名改称することに伴い、同一名称の普通局である岩手県の宮古局の日付印に県名付加しなければならなくなります。もし、東北郵政局が気が付いたとしたら(※気が付いているらしい)、インキ浸透式日付印も当然変更の対象になります。
しかしながら、現在、予備の軸は残っていないらしく、どちらかといえば新しいものは配給されないのではと思います。(あくまで予想なので、郵頼をおすすめしておきますが)
※両局とも、6/27 12-18の使用を最後に、廃止となりました。
なお、7月末で試行期間は終了していますが、信越郵政局では、本省指示で、全局の使用を継続しています。(破損局は郵政へ再請求となっているとのことです。予備軸、あるんでしょうか・・・)
6月1日に発売される「くじ付き葉書」(かもめーる)に、くじ付きでは初めて「広告付きくじ付き葉書」が発売されます。
今回発売されるのは関東版2種類(関東郵政局管内全域発売)で、「(有)あすなろ」と「ゆうゆうギフト」で、それぞれ100万枚の発売です。(6月1日から発売)
くじ付きのエコー葉書は今まで規定されてはいましたが、実際に登場するのは初めてとなります。
ちなみに、この葉書、ちょっとした秘密があります。あんまり大きな声では言えませんが・・・・。
北九州地域(80)の地域郵便輸送業務を行っている、東小倉輸送局が7月5日をもって廃止されることになりました。(最終印は7月5日8-12)
これは建設中だった北九州中央局が新築完成(6月28日)し、業務を移管するための措置で、これにより昭和61年10月1日に登場した「輸送局」が全廃となることになります。
なお、北九州中央局の移転(6月28日)に伴い、元局近くに無特局(小倉駅前局)が設置されます。(現行の北九州中央局の営業時間と同じ。)
東小倉輸送局は郵便業務のみの取扱ですが、ATM(74710)が設置されています。ATMは7月1日17:30までの営業となります。
【情報提供・ご協力:小島純二氏】
各郵便局で加刷されて販売されているいわゆる「ホワイト加刷」のカードの在庫の販売が、かなりの部分について、行えなくなることになりました。
郵便局で作成されている商品(絵葉書、ふみカードなど)にもかかわらず、実在しない「××郵趣会」の名称を使って販売している事例は最近、特に北陸・北海道郵政局管内で目立っていました。この販売方法について、「会計処理が不明確になる」という理由で会計検査院から指摘され、郵政局では「該当する商品について販売を直ちに中止し、残数量を報告するように」指示を出しました。
対象はふみカードにも及んでおり、「郵便局が郵趣会の名をかたって出した」ふみカードは、今後一切販売できないことになります。逆に言えば、未入手のカードでも、入手は不可能になります。
※実際には、それほど強制力のある通達を出したのは東京だけのようで、販売を継続している郵政もあります。
【情報提供・出典:HYPER Philatelist誌創刊号】
郵便局で日付印の記念押印を依頼する際、応じてもらう条件として、「50円以上の切手(or葉書、郵便書簡、航空書簡)が貼ってある」もしくは「50円以上になるように(何枚かの)切手(など)が貼ってある」こと、というものがありました。
後者の、「何枚かまとめて50円になるように」という条件については、「一連一群で貼り付けなければならない(一連一群とは、30mm以上離れていてはいけない、という基準です)」という補足条件がついていました。
この「一連一群」条件は平成6年11月21日から撤廃されました。しかし、それを定めたのは各郵政局が出す『記念押印の方法について』という、いわば個別通達に過ぎず、郵便局と応対するとき、トラブルの元でもありました。
しかし、ようやく今年に入って郵便局での業務の基準となるいわゆる『本文』、「集配郵便局郵便取扱手続第39条(無集配郵便局郵便取扱手続第36条)・記念押印」から、「一連一群」についての注記が削除されていることがわかりました。(加除訂正の途中で発見)
何はともあれ、よかったよかった(^^;)
なお、削除された記述は以下の通りです。
注記2 郵便切手のはり付け方 郵便切手は、少なくとも50円分を単位として一見して一連または一群のものと判別できるように、まとめてはり付けられているものに限り、記念押印の求めに応じます。 |
99年4月20日から、エコー葉書全国版「郵政省電波監理局」(全国−27)が発売されます。(700万枚。整理番号:全国−27)
実は、図案は「現時点で非公表」ですが、これは図案に高橋由美子さんがイメージキャラクターで起用されるためで、発表を別途行いたいためだそうです。(でも、実は報道発表を忘れたまま、結局行われなさそうです・・。「切手」誌には「発行枚数や図案は広告主の希望で不公表」とか出ているし・・^^;)
みほん葉書は既に配布されていますが、こういう理由で図案が発表しないようにということになっています。
個人的にはファンなので、官封を買うつもりですが(^^;)
ちなみに官封は200枚で、エコー葉書では異例のことです。(エコーは普通は100枚なのです。普通葉書は200枚。)
なお、その他にも『電波環境保護協力会会員、郵便局、地方自治体、社団法人各都道府県トラック協会及び社団法人各都道府県ダンプカー協会等へポスター約60,000枚、リーフレット約430,000枚を配布する予定です。』(郵政省99年5月31日報道資料より)とあります。
欲しいのですが・・・。余っていないでしょうか(^^)
→リーフレットは入手できました(^^;)(99/11/5)
ただ、5月頃に発行が相次いだ地方電気通信監理局発行のエコーは、すべて「デンパくん」などの図案でした(^^;)
3月21日から、愛知県博物館明治村簡易郵便局(犬山市)で、「重要文化財指定決定」小型印が使用されています。(4月26日まで)
これは、同簡易郵便局の建物(旧:山田郵便局局舎=三重県伊勢市を移設)が、建築的に貴重ということで重要文化財に指定されることになったことを記念して使用されています。
簡易郵便局での小型印の使用については明文がありませんが、あまり多くないのが実際です。(7例目。同局では2例目)
98年7月27日に設置されたマルチメディア郵便局「藤沢慶応前郵便局」(神奈川県)に引き続き、第2次のマルチメディア郵政施設が、4月3日(土)に開所します。
とはいっても、今回は郵便局ではなく、あくまで郵政省のPR施設にすぎないということのようです。
名称は「ゆうせい情報プラザ」で、施設の概要は以下の通りです。
施設の設置箇所 |
岐阜県岐阜市、岡山県岡山市、沖縄県宜野湾市 |
設置機械類 |
・ATM |
所在地 |
〒901-2202 沖縄県宜野湾市普天間1-1-10 |
営業時間 |
11時〜19時(火曜休業) 切手類自動販売機は24時間稼働 |
要員配置 |
非常勤職員1名 |
その他 |
4月3日(土)13時から開所セレモニーを実施 |
東京都区内に所在する集配(普通)郵便局全局(59局)が、3月15日から「ゆうゆう窓口」(旧:時間外窓口)の24時間営業を実施することになりました。
3月27日から実施の土日営業局の拡大とは別件(こちらは通常窓口の営業時間変更)です(2月26日報道発表)。
今回の24時間化に伴い、旧時間外窓口で「速達か定形外の引き受け、またそれに付随する業務」となっていた取り扱い範囲制限が撤廃され、不在留置郵便物の引き取り、書留の差し出し、また記念・ふるさと切手の購入も可能になります。(まさか発売日の午前9時より前に売ることはないとは思いますが・・・・)
東京都区内では従来でも東京中央、新東京、東京小包の3局は通常窓口を24時間営業で開けていましたが、東京中央局については記念切手を別窓口(郵趣窓口)で販売しているため、夜間取り扱い業務の範囲外でした。
東京都区内の集配局は深夜勤務で職員がすでにいるため、この措置が可能になったものですが、真夜中に職員をたたき起こして、ふみカードで切手を買う、なんてことはほどほどにしましょう(笑)。
いずれはコンビニエンスストアでの不在郵便物引き取りも考慮に入っていくことを思わせる一件ではあります。
4月26日発売分から、各都道府県最低1局、ふるさと切手の通常販売局が追加されることになりました。
販売局拡大は4回目で、これで通常販売局は270局となります。
なお、今回の販売局拡大実施局については、ハト印の定例使用局に該当すれば、ハト印を使用します。(一貫性のなさは、さすがです。)
最新の販売局一覧(附:ハト印使用一覧)をまとめました。参考までに。
ここ近年、郵便局の分室はコンスタントに年2〜3局あるところですが、今年も年度始めで早くも分室の異動が出始めました。
◎平成11年分、分室改廃一覧
3・16(火) |
移転改称 新東京国際空港内局南ウィング分室→第一旅客ビル内分室 |
新・第一旅客ターミナルビル完成のため。(南ウィング工事開始) 最終は3/15 20:30。 |
3・31(水)限り |
廃止 大阪中央局毎日ビル内分室 |
毎日新聞社ビル建て替えのため。新ビル「堂島AVANZA」内に無特設置予定。(4月1日設置「堂島アバンザ」局) |
4・30(金)限り |
廃止 札幌中央局簡易保険事務センター内分室 |
センター建物改装工事のため、無特局化(札幌簡易保険事務センター内局:5/6開局) |
5・14(金)限り |
廃止 神戸中央局国際ビル内分室 |
無特局化予定。(5月17日設置「神戸国際会館内」局) |
5・27(木)限り |
廃止 仙台中央局簡易保険事務センター内分室 |
無特局化予定。(5月31日設置「仙台錦町」局) 5/28(金)は空白日になるため、仙台中央局の臨時出張所を開設予定。 |
11・1(月) |
改称 天王寺局逓信病院内分室→天王寺局NTT西日本大阪病院内分室(大阪市天王寺区) |
NTT再編に伴う、病院名変更のため |
12・1(水) |
改称 大崎局関東逓信病院内分室→大崎局NTT東日本関東病院内分室(東京都品川区) |
NTT再編に伴う、病院名変更のため |
史上最高の発行件数となった「平成11年切手発行計画」。早くも延期が出てきました。
4月発行予定だった「日本人ペルー移住100周年記念」及び、「日本人ボリヴィア移住100周年記念」、またふるさと切手神奈川版「源頼朝」が延期となります。(以下表参照)
題材 |
当初予定 |
変更 |
日本人ペルー移住100周年記念 |
4月2日 |
5月18日 |
日本人ボリヴィア移住100周年記念 |
4月14日 |
6月3日 |
源頼朝(ふるさと神奈川版) |
4月9日 |
9月2日 |
隅田川花火(ふるさと東京版) |
6月1日 |
7月1日 |
外国との国交といった切手は外務省はむろん、相手方の国の発行スケジュールと計画を合わせる(時期はかならずしも一致しない)ため、遅れるというのはわかるのですが、ふるさと切手は、何というか・・・。
発行準備が間に合わなかったそうですが・・・。
印字不良(カスレが入る、上下押しつぶれされて印字される、など)や、誤額面での発行など、トラブル続きで発注が延期になっていた、「郵便切手・はがき自動発売機(印字式)」の発注がようやく出ました。
12月7日付の入札公示で437台の追加配備(1999/2/3入札、3/26までに納入)が出ました。現在までの349台と合わせると、約800台の規模となります。昨年度の増備では領収証が出るようになるといった改良が加わりましたが、それ以外の改良が加わるか、また印字打ち出し形式がオムロン型になるか、富士電機型になるか、または額面変更式のものがまかり間違って出現するか、注目されます。(といっても、額面変更式のものは法改正が行われない限りはできないですし、今年の通常国会には出そうもないことを考えると、固定額面印字式の可能性が高いと思います。)
※額面は固定式。メーカーは今回もオムロンです。
12月4日郵政省報道発表によりますと、専用機械を用いて、「裏面に」写真を印刷する「ぷりくらはがき」の実験が、12月15日から渋谷郵便局で開始されます。
この実験は、藤沢慶応前郵便局設置でタイアップした慶應義塾大学とのタイアップと同様の「マルチメディア対応実験」の第2弾となるもので、持ち込んだ写真を裏面に印刷するか、もしくはその場で写真を写して裏面に印刷するかを選択することができます。
操作自体は郵政省管轄の(財)郵便文化振興協会の担当係員が12時から19時まで常駐する形で行われます。が、、、1枚150円で、流行最先端の町渋谷とはいえ、公園通りともセンター街からも外れた宮益坂の建物のロビーの中で、どれだけの効果があるのかはかなり疑問に思えます。
印刷はあくまで「裏面」ですので、表面はまず変更はないと思います。が、「官製葉書(インクジェット紙)」を使用することになっており(注:12月末までは年賀はがき)、新規の葉書の登場とはなります。これが販売されるかどうかがかえって注目されます。(追加:1月11日より、東京都内の郵便局で発売され、4月1日から発売地域が全国に拡大されます。)
平成11年(1999)のふるさと切手発行計画の報道発表が通年より1か月ほど遅れてようやく行われました。(12月4日郵政省報道発表)
前々から一部で、「郵政局に審査権限が移ったので無審査で通る」とか、「100件近い(種類ではないです。)発行数となる」などなど噂が流れていたのですが、ほぼそれを裏付ける内容です。
岡山の総社(正確にはJR伯備線の清音)から広島の神辺を結ぶ第3セクター「井原鉄道」開業記念(1月11日発行予定)が最初となります。交通上さほど重要とは思えないこのような路線でもふるさと切手なのですから、かなり気が滅入ります。去る11月26日に追加で発行された「多摩都市モノレール」も第3セクターでした。いくら公営鉄道の開業だからといって、そこまで露骨なことをしなくてもいいと思うのですが。
なお、記念切手とふるさと切手の発行計画をまとめたものを掲載してあります。ご活用下さい。
性懲りもなくと言うべきか、ふるさと切手の額面変更(62→80円)がまたも登場します。11月13日に発行される東北版「りんご」と近畿版「熊野古道」の2件で、「りんご」についてはペーンも同時発行されます。(9月18日郵政省報道発表)
封書80円になった平成6年1月に、旧額面となった41円、62円のふるさと切手はすべて廃棄処分とされました。販売できないものとして一旦廃棄しはしたものの、80円時代になっても売りたい。現場の要望に応える形で図案同一、額面変更のみというお気楽(原版が残っているから【注】コストがほとんど要らない。現在は額面は図案とは別に作られているようなので額面が変わることによる手間はほとんどない)な手法で、収集家は大変な目に遭わされるわけです。
いままでのふるさと切手の額面変更、増刷の経緯をまとめてみました。
安易な手法と言うべきか、営業努力というべきかは、かなり意見の分かれるところでしょう。
【注:「原版が残っているから・・・」について】
このページをごらんになった方からご指摘をいただきました。
東海版の「ふるさと飛騨」は、初版と増版とカラーマークの色の順番が違うのだそうです(^^;)。たしか昭和60年代からはカラーマークと切手の図版は別々に作ってかぶせるような形になっていると聞きましたので、版自体は同じものを使っていると考えます。
平成11年用年賀葉書の追加発行が発表されました(9月18日郵政省報道発表)。
なんと東京版「サザエさん」(1000万枚)で、全国の中央郵便局52局と東京都内の郵便局(簡易郵便局では発売されません)で発売されます。
今回の追加発行は郵政審議会があらかじめ認めた「追加発行する場合1000万枚以下」の制約のもとに発行されるものです(というか、このためにとっておいたと見ていいでしょう)。
本体の報道発表は8月26日でしたが、別々に発表したことはそれだけ注目されるために郵政省サイドも気を使ったということなのでしょう。というか、本体と一緒ならさほど気にもされないということを、当の本省自身がよく知っているのかもしれません。
http://www.mpt.go.jp/pressrelease/japanese/new/980918j201.html
ちなみに、最初の1000万枚はほぼ完売でしたが、次の1000万枚は売れ残る予想も出ています。需要予測が的確でないため、売り時を逃してしまっている面は否めません。
9月10日付郵政省入札公示によりますと、物流統合の目玉となる「東日本物流センター」「西日本物流センター」の建設工事の入札が行われます。(12月7日付で、「北海道物流センター」の工事が公示されました)
完成予定はいずれも平成12年(2000年)4月(北海道は5月)とされています。
北海道物流センター |
北海道札幌市東区丘珠町90番9,67番21 |
敷地面積 5,850m2 |
東日本物流センター |
茨城県水海道市内守谷町4887(公団常総ニュータウン画地71) |
敷地面積28,300m2 |
西日本物流センター |
兵庫県神戸市北区神戸国際港都建設事業北神戸第一特定地区画整理事業施行地域内135街区8-2画地 |
敷地面積27,000m2 |
貯金事務計算センターも東日本(千葉県印西市)、西日本(兵庫県神戸市北区)になっており、おおむね統合の方向にあるようです。
8月31日郵政省報道発表によりますと、今年度(12月以降)に発行されるふみカードの切れ目が変更になります。
現行は全券種1つの切れ込みですが、今後は500円1箇所、1000円2箇所、3000円3箇所の切れ込みになります。
報道資料によりますと、平成10年度発行予定のうち、
500円 475万5千枚 1000円 210万9千枚
3000円 40万3千枚
が、新型切れ込みになります。(旧型切れ込みというのは、既に発行されている、9805ホワイトと9806ホワイトのことです。)
変更は、当初10月下旬からの予定でしたが、遅れて、12月10日発行の四国版から変更されました。
http://www.mpt.go.jp/pressrelease/japanese/new/980831j203.html
なお、従来ふみカード地方版の発行決定権限は郵政本省が持っていましたが、来年からは各郵政局がその権限を持ち、規定枚数以内なら、時期に縛られることもなく、いつでも発行できることになります。かなり恐ろしい話です。(^^;)
また、従来のカードには裏面に「9806」といった製造年月が印刷されていましたが、今度の新版からはそれが「年度の最後の月」(98年度製造なら「9903」)に統一される模様です。これは、発行枚数を郵政省が管理しなくなったため、それと同時にフレキシブルな印刷態勢を取ることと関連するようです。つまりいつでも裏面を変えずに増刷できるということが想定されます。
これにより、地方版であってもこのホワイト地のものに加刷されるため、郵便局で加刷されるものと、実質的な違いはなくなります。(違いはといえば、郵政局で発注するか郵便局で発注するかの違いとなります。)
印字されない方の機械で発売されています10円コイル切手。昭和56年発売の「福寿草」がずっと発売されていました。が、10円の新図案の切手が平成7年に発売されて、そろそろコイル切手も・・・・と思われていました。
9月11日から、新図案(現在の「平成切手」図案と同じ)が発売開始となります。
実は、去年12月10日から発売という誤報を私の周辺に流しておりまして、今度外したらちょっと問題なのですが・・・。現行10円コイルの残数が少なく、コイル切手を全面的に印字にするにはまだ時間がかかる、といった事情で新図案コイルの登場となったようです。
ただ、10円コイルは町中の局でそんなに売れる券種ではありませんので、9月1日から直ちに入れ替わることはないでしょう。初日に発売になるのは、それこそ東京中央局をはじめとした一部の局になると思われます。(東京中央郵便局は間違いなく、初日に郵趣窓口で販売されます。ロール[1000枚単位]かどうかはわかりませんが)
コイル切手は通常の切手と図案が同一の場合は、官報への告示は行われません。ただ、報道発表は8月21日に行われました。
なお、「切手」誌2375号には「9月1日(火)発行」と書かれておりますが、こちらは誤りです。(切手誌編集部に確認ずみ)
初回配給の分は各郵趣窓口設置局とも、売り切れになったようですが、第2次配給分は「本来の用途用に」使用されている模様です。熊本市の熊本交通センター(熊本中央局管轄)設置の自販機にも新10円コイルが入っていますし、札幌中央局管轄自販機にも入っているという話を聞いています。また、平成11年1月には、ようやく2回目の印刷が行われたようです。
地方の風景などを描いた「ふるさと切手」、98年2月の発売局拡大で、「何のためのふるさと切手なんだか」と思ったのもつかのま、またもや発売局拡大です。
今回の拡大の対象となり、10月1日発行の九州版(鹿児島)「薩摩焼400年祭」から発売局となるのは、以下の局です。
郵政局 |
発売拡大局 |
北海道郵政局 |
旭川中央、函館中央、釧路中央 |
東京郵政局 |
現在発売局以外の普通郵便局全局 |
信越郵政局 |
長野県・新潟県の現在発売局(長野中央)以外の普通郵便局全局 |
近畿郵政局 |
大阪東、神戸中央、大津中央、奈良中央、和歌山中央 |
東京、信越にいたってはついに全普通郵便局が発売局となります。だんだん何をやっているのかさっぱりわからなくなっているのは、私だけではないでしょう。
ちょっと前の話ですが、「郵政省の高官が『記念切手は意味がない、ふるさと切手に統一する』と言っており、いずれはふるさと切手を主要局で発売し、記念切手は全廃する」という噂が流れました。1年位前の話ですが、なんか冗談で済ませられた当時が懐かしいです。(というか、本気にしなかった私の状況判断が間違っているのでしょうか・・・・?!)
信越管内に関して言えば、臨時出張所に並べる切手が物足りないので、ふるさと切手全銘柄の発売を本省に要望していたようです。しかし・・・。
なお、今回発売局に加わる局については、初日用通信日付印(ハト印)の追加使用は行われません。
ふるさと切手の発行については、今年下半期から発行権限が今までの本省から各郵政局に移されます。これに合わせ、変形切手やシール切手についても認められることになりました。今までのエコー葉書、絵入り葉書といった過去からして、収集する方としては大変な苦労が予想されます・・・・。
第1弾として11月26日に東京版「多摩都市モノレール」(80円1種、ペーンあり)が発行されます。従来ならエコーはがきレベルで済んでいたこんな題材がふるさと切手で出てくるのですから、世も末です(^^;)。
→その後販売局追加。最新の販売局は以下を参照してください。