【2000年機械印関係情報】

 こちらも結局、移管しました。収拾がだんだんつかなくなってくる(苦笑)。


西暦2000年・ミレニアムで記念押印大攻勢

 9月2日郵政省報道発表によりますと、「2000年1月1日」を記念し、大規模な記念押印サービスが実施されます。

 ただ、ご承知の通り郵便局の日付印は「和暦」が基本ですので、「西暦」が基本となる例外的な和欧文機械印と、図案に「2000」を表示した小型印を使用することで対応することになりました。(まぁ、何かの弾みで西暦年号ゴム活字が風景印に入っていることはありますが^^;)

・年賀状に和欧文機械印「年賀」を押印
 対象:平成11年12月15日〜20日差し出し分のすべての年賀葉書・封書
 (官製葉書を含む)、盲人用郵便
 実施局:区分機配備局等502局(下リンク参照)
 実施方法:区分機配備局に集められた年賀葉書・封書を消印

 図は本省発表資料に記載されていますが、西暦年号が4桁になっていることと、「年賀」表示があることがいままでと異なります。
 和欧文機械印の局名活字は実は毎年配給されており、今回は仕様を若干いじっただけになっています。
 しかし、区分機と押印機は同じものではありませんので、区分機があっても押印機がない局(150局前後あります)が、どういう印を押すのが気にかかります。(N6・G3などの和文押印機を使用する模様です。)

 また、西暦4桁表示が2001年以降も続くのかも気になります。(私は2001年以降も続くと思っています。理由は、いままではどちらの年号が西暦かすぐわかりましたが、今回はすぐわからないこと。また、年号2桁表示は一応法的にOKが出ているものの、万全を期すべきであること、の2点からです。)

 で、この「2000.1.1年賀」の目的ですが、「ミレニアム」だの何だの言っていますが、要は年賀状の早期差し立てをしてもらうためのもの、が一点で、その上、今年から区分機による郵便物物数管理が本省でほぼリアルタイムで可能になったための、年賀郵便物物数把握のための、下手な言い方だと「えさ」ではないかと想定されます。

 現場は大変でしょうね・・・。さっそく、準備と実験を実施した大分中央局で、通常郵便物に押印してしまったようですし。

活字は、和欧文機械印(取り揃え押印機押印部)の場合、

(今回の活字の埋め込み方) 20 00. 1. 1 年賀
(現在の活字の埋め込み方)    99.11.15 8−12

となります。

とすると、普通の日付印のように、めいっぱい穴があいていて、活字を差し入れる形式ということでしょうか? これを見る限りは、「年活字用」「時間活字用」のように別々に穴が空いているようには見えないのですが・・・。→どうもそのようです。「20」の活字部分だけ、別の活字として配給されています。

 2000年1月1日、本当にこんなことをしていられるのか、かなり不安なのですが・・・(^^;)知らないっと(^^^;;)

 

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