インキ浸透式印、2月から実用化へ!

 

 東京、関東郵政局管内の郵便局で試行実験として使用されてきました、「インキ浸透式日付印」が、ついに99年2月から実用化されることになりました。

 今回は実験としてではなく、「試行配備」として、各郵政局最低1局に配備が行われます。配備局数は159局です。

前回の実験では全て特定郵便局でしたが、今回はすべて普通郵便局への配備となります。

 使用開始は1999年2月1日(月)の予定です。往復葉書、さくらめーる、ふるさと切手の初日とぶつかりますので、ダブル初日を狙うのも面白いかもしれません。

 

【品名】

郵便用棒型(インキ浸透式)日付印      159個

郵便用棒型(インキ浸透式)日付印用活字セット159セット

 年活字は「11」「12」。時間帯は「0-8」〜「18-24」まで全て

錆桔梗色肉じゅう(浸透式用)        318個

【配備局名】

北海道

七飯、小樽、室蘭、厚別、札幌西、美唄、赤平、士別、美幌、芽室、中標津、江別

東 北

八戸西、青森西、宮古、北上、久慈、仙台東、名取、石巻、秋田中央、大館、山形南、新庄、いわき、須賀川、福島中央

関 東

常陸太田、高萩、筑波学園、下館、宇都宮東、壬生、桐生、藤岡、浦和中央、大宮、杉戸、越生、日高、深谷、千葉中央、富津、新東京国際空港(無)、銚子、習志野、野田、横浜中央、戸塚、宮前、伊勢原、海老名、鎌倉、横浜金沢、韮崎、都留

東 京

麹町、荒川、向島、足立西、代々木、荻窪、品川、田園調布、豊島、東村山、三鷹、武蔵村山、八王子南、東京小包(無)、京橋通(無)

信 越

新潟西、加茂、小千谷、糸魚川、新津、川中島、松本南、佐久、諏訪

北 陸

新湊、小矢部、富山北、上市、加賀、金石、七尾、輪島、鯖江、勝山

東 海

岐阜中央、土岐、浜松東、島田、吉原、熱海、名古屋中央、守山、岩倉、瀬戸、安城、東海南、豊川、鈴鹿、上野

近 畿

瀬田、洛西、左京、山城八幡、宮津、大阪港、都島西成、東住吉、豊中、大東、柏原、熊取、須磨北、洲本、和田山、生駒、串本、宝塚

中 国

鳥取中央、出雲、岡山南、倉敷、福山、呉、広島中央、広島西、新南陽、下関東

四 国

徳島中央、高松中央、坂出、新居浜、松山中央、宇和島、高知中央、土佐中村

九 州

城南、前原、大川、八幡、伊田、佐賀北、長崎北、大村、本渡、植木、佐伯、中津、都城、加世田、大隅垂水、出水

沖 縄

那覇中央

 この中での注目は(山形)新庄と(三重)上野で、いずれも同名普通局があるため、正式には県名が入らなければならないのですが、多分入らないでしょう。→結果的には入りました

 また、川中島局(長野)は、長野東局への統合が噂されているほか、特定局へ降格しそうな局がいくつかあります。完全に集めるのは早めが無難です。

注:川中島局は99/6/27に長野南局へ改称。インキ浸透式印は6/26で試用終了。

 岩手・宮古局は99/6/27に沖縄宮古局が宮古局に局名改称し、同一名称普通局が誕生したため、インキ浸透式印は新印が配備されず、6/26で試用終了。

なお、上記表中、(無)は無集配普通局、そのほかは集配普通局を示します。

 

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