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シャレたコメディを描かせたら右に出るものがない
花井愛子さんのラブストーリーです!
花井さんがまだコピーライターの仕事をしていらした頃、 カゴメトマトのCMリーフレットの仕事をさせて頂いていたのでした。 それがこの花井さんだったので、聞いたときはびっくりでした。 それがご縁で指名を頂いて、カバーと挿し絵を描かせていただきました。 |
上記と同じシリーズ。
この2本の仕事はとても楽しかったのですが、 ぴったりくるキャラクターがなかなか自分の絵に出てこなくて苦労しました。 いつも想像上のものばかり描いていると、 現実の現代社会に生きる人達を描く時、ちょっと冷や汗です。 |
カバー絵の依頼だったのですが、送った原稿の線が弱いと言うことで没になりました。
せっかく描いてもらったので悪いから・・・という事で、
裏にカットとして一部使っていただいています。 本の中身はちょっとむずかしい。
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ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、ワタシは本当に本を読みません。
特に新刊書は全滅です。そんなわけで草上さんのカバーを依頼された時も、
実は1度も作品を読んだことがありませんでした。
で、仕事をするときに読ませていただいたのですが
・・・これがもう・・・
ワタシはこの仕事を回して下さった編集者氏が、 どうしてこんなに私の好きなものを知っていたんだろうと 思ってしまいました。 坂田靖子の短編が気に入った方は、草上さんの短編集を読んでみて下さい。 「なるほど、いかにも坂田靖子が好きそうだ!」と納得していただけると思います。 |
ワタシはカバー絵を描くとき、
帯で隠れる部分に何かを仕込みたがるクセがあります。
読者の方が買ってあとでふとカバーをとった時、
なんだか嬉しいかもしれない・・・という貧乏性的発想です。
通常は「隠しアイテム」と呼んでいますが、
これはその中でも気に入っている一つ。
ちなみに少し前に発売されていた「くらげの日」や 「こちらITT」のカバー絵は、ワタシが心酔する吾妻ひでお先生で、 思わず「わー、吾妻先生の後継だぁー!」と大騒ぎしました。 ファンはしょうがないものです。 |
タイトルを見たとき、このセンスに涙が出ました。
SF短編の好きな方なら気持ちがわかっていただけると思います。 なお草上さんのあとがきは、それだけでも読む価値ありの絶品です! ワタシはFブラウンの 「この本を読まれた読者の喜びが、 私が印税を受け取ったときの喜びに、勝るとも劣らぬ事を・・・」 という後書きが最高だと思っていますが、この本を読んだとき、 ちょっとゆらいでしまいました。 |
発行年代の古いものは絶版になっていることが多いと思いますが、 古本屋さんを探せば、見つかる可能性があります。 |
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