またいつの日か 長いようで短かった4日間 6月6日(日) 晴れ・爽やかな暑さ
明洞 ++ 江南バス乗り場 **(リムジンバス)** 仁川空港 ^^(大韓航空)^^ 中部国際空港 -(名鉄ミュースカイ)- 金山 - 大曽根
 
早かった4日間、帰路につく
朝5時半起床、血圧:H124,L79、正常!先日は大酒飲みやったが、正常でよかった。
 7年前はパシフィックホテルよりタクシーにて仁川空港まで行った。高速込みで50,000ウォン位(当時のレートで≒5,000円)。今回は節約ということで、朝7時にチェックアウト後1階に降りホテルの案内係にタクシーを止めてもらい、江南にある高速バスターミナルへ向かうこととする。地下鉄で行く方法もあるが、キャリーケース内には土産類を入れ、重くなっているので、地下鉄階段の上り下りは大変、アーム式の改札機だと超重いキャリーケースを持ち上げるのも大変、このためやむを得ずバスターミナルまではタクシーで行くことと決めた。南へ行く道{三一路(삼일로・サミルロ)か}に曲がり、漢江を渡る。そして超広い道に出て南下。大げさに言えば片側10車線?名古屋の片側5~6車線の道よりずーっと広い。高速入り口の標識。しばらくすると団地街に入ってタクシーは止まった。ターミナルに到着したようだ。しかしターミナルビルらしき建物が無い。アパートばっかりだ
(ハプニング6号)。ターミナルビルがどこにあるかきょろきょろしていると、인천공항(インチョンコンハン)と表示してあるバスが止まっていた。釜山で乗ったリムジンバスと同様、右側1人掛け、左側2人掛けシートの高級リムジンだ。タクシーが止まったすぐ前。仁川空港まで行くのは間違いなし。運転手に「얼마입니까?(オルマイムニカ=いくらですか)」すると「(マン)」とだけ聞こえたので1万ウォンかと思った。だが1万ウォン札を出しても受け取ってくれない様子。4本の指を示し14,000ウォンであることがその時やっとのことでわかった。5千ウォン札を追加して渡し、千ウォンの釣をもらった。キャリーケースは床下の収納場所に入れもらい乗車。バスは出発後3箇所くらいのバス停に停まった。その度に2~3人は乗ってきただろう。一人の人が通路を通って後ろの席についた。匂ってきた匂ってきた。ニンニクを食べた人の匂いの塊が。韓国では当たり前のことだろう。バスはその後ノンストップで仁川空港へ向かった。
 しかしさっき乗車した場所が気になる。タクシーでソウル高速バスターミナルへ行ってもらいたかったが、そこを「江南バスターミナル(강남버스터미널)」だと思い込んで、そうタクシーの運転手に言ってしまったので、バスに乗車した所はおそらく江南駅付近だったのだろう。でも、仁川空港と表示されたバスに乗車できてよかった。道に迷ったりとんでもない所に行かされることがなくてよかった。そして1時間くらいかかったかな(乗った場所のことが気になって時間を計るのを忘れた)、仁川空港に到着。今回はタクシー2,800ウォン+バス14,000ウォン、合計16,800ウォン(≒1,260円)で済んだ。次回は「서울고버스터미널(ソウル高速バスターミナル)」、できれば、間違えられないように地図を見せて言った方がいいだろう。一つの失敗が成功を生み出す!また、現在金浦空港・仁川空港間のみの運転の鉄道・A’REXが2010年12月29日にソウル駅まで乗り入れる予定があり(ルートは鉄道の方がわかりやすい)、開通後だったならばそれを利用する。あるいは今回と同じく都心部のホテルを利用するなら、市廰やロッテホテルやウェステン朝鮮ホテルなど、最高級ホテル前からシャトルバスに乗ることとしよう。コネストによればバス代は15,000ウォン、江南とみられる所から乗ったバスより1,000ウォン高いが、タクシーなしで行けるから得だ。後でわかったがイビスアンバサダーホテルの前にも仁川空港行きバスの停留所があり、イビスに泊まったとしたらそれが最も便利かと思う。
 空港到着後、大韓航空の自動搭乗手続機のそばにいた係員に、eチケットとパスポートを提示。すると、機械にパスポートを挿入、何かの操作を行なうと搭乗券が出てきた。その次は搭乗カウンターでの荷物預け。そのあと、再両替、朝食代などや記念として5万ウォン程残しての両替。しかし随分余った。釜山アリラン観光ホテルやKTXはインターネット予約でカード決済、海苔名家やイビスアンバサダーホテルはカードを提示しての支払いだったからだろう。釜山で得たウォンは494,000ウォン、余らしたのは370,000ウォン以上。それまでの現金払いは120,000ウォン位。窓口に324,000ウォンを出すと23,400円戻ってきた。
 出発の12時35分まで4時間位あるので、まだ食べていない朝食を2階レストランで摂ることとした。注文したのは前回お気に入りのカルビタン(갈비탕)。カクトゥギや小魚などの副菜付。それにしても空港のレストランは高い。14,300ウォン(≒1,100円)。そのあと、ダンキンドーナッツでアイスコーヒーを飲んだり、書店で日本への旅行書(東京、大阪はあったが名古屋はなかった)や日本語学習書等の立ち読み。また本棚には村上春樹著の1Q84韓国語版も並べられていた。
帰路の航空券、空港の書店で購入した韓国人のための日本語学習書
 時刻は11時頃、丁度いいだろう。セキュリティーチェック(ピピと鳴ったがズボンのベルトのせい)はパス、出国手続も何事もなく”ポン”と출국(チュルグク=出国)のスタンプを押してもらい免税店区域に出る。ロッテ免税店では、土産を買うのは済ましたので見るだけとした。それにしてもハブ空港をめざしているとあって、随分広いというか横の通路は長いもんだ。動く歩道だらけだ。また別の書店で日本語学習書があり、日本人と韓国人の仲間同士の口語体会話が書かれてあるし、「日本人にとってハングルは記号のようだ」また「韓国人にとってカナは絵のようだ」なんて言っている会話もあったので、日本円950円で買った。搭乗口へ向かう通路では琴の演奏。6弦で撥を用いる。その演奏が終わったら別の琴の演奏。そちらは弦の数がもっと多く指ではじく。何れにせよ日本の琴よりも小さく長さは140~150cm(5尺位と言った方がよいか)。
 約30分待ったあと搭乗が始まり機内に入る。12時35分発のKA757便(ボーイングB737-900)で中部国際空港への帰路についた。過去2回も事件に遭った大韓航空、何の事件も起きなかくてよかった。機窓から金浦空港は見ることが出来たがそこを過ぎると雲の海。当然「北」も見ることができなかった。「안녕히 계세요,대한민국,또 언제의 날인가 만날 수 있는 날까지.(さようなら、大韓民国、またいつの日か会える日まで)」。背もたれポケットの飛行機利用の注意事項を見た。「大声で騒いだり歌ったりすること、操縦室に入ること、セクハラ、……は禁止されています」。と書かれてあり、セクハラを韓国語で何と言うのかと、ハングルで書かれてある所を見ると2種類あるようで「
(ソンチヘン・性行とでも書くのだろうか?)/……」とあった。筆記具はあいにく収納ケースに入れてしまったので、/の前のみ覚えておいた。後の方も覚えようとすればは忘れてしまう恐れがあるからだ。また一つ言葉を覚えた!/の後の部分かどうかは不明だが、帰国後翻訳サイトで調べたことによれば、エキサイト、ヤフー、OCN、グーグル共:(ソンギロンあるいはソンゲロン・性弄か?)。機内食はジャガイモの角切りクリーミードレッシグ和えクレープ巻き。雲が切れ、日本海(韓国では東海=동해・トンヘ)、そして日本の陸地が見え始めた。島根と鳥取との県境にある中海、街は米子。真下は松江だろう。頂上付近に雪が残っている山は伯耆大山、向こうの連山は扇ノ山や氷ノ山だろう。そこも雪が残っている。中国地方上空を進み、瀬戸内海に出たのかなと思ったが、揖斐、長良、木曽の3本の川が見えてきたので、先ほど見えたのは海ではなく琵琶湖、そこを過ぎた所の街は大垣であることがわかった。3本川に沿って南下、名古屋港、伊勢湾、見えてきたセントレア(中部空港)。そして着陸。
 4日間だけだったのでなつかしさは感じなかったが、無事帰国できて一安心。入国手続き(パスポートの顔写真を自分の顔とを数回見比べていた。偽造パスポートを持った工作員がいるかもしれないから厳しくなっているに違いない。)や荷物受取、税関申告(特に申告するものはない)を済ませた。次に名鉄ミュースカイに乗車して金山、JR中央線に乗り換えて大曽根。大曽根駅下のそば屋兼居酒屋でお疲れの一杯、3日ぶりに食する日本の味を食しながら、KTX(特室利用)や名鉄ミュースカイ乗車以外は、金海空港→釜山驛はタクシーではなくリムジンバス、釜山やソウル市内移動は地下鉄(キョトンカードでエラーがでたためTマネーを購入した損があったが)若しくは徒歩、ソウル江南→仁川空港はリムジンバスというエコノミーな旅だったことを振り返る。次に行く時も安全なエコノミーコース(もっと安くなるよう)を選ぶ予定だ。
この日の晩の血圧:H120,L63、正常、よかった!
 
今回の調査による、街の対応
ソウル 名古屋 備      考
淸凉里 大曽根 前回(7年前に来た時)に決めた
往十里 千種    同上
東大門 今池・池下    同上
明洞・乙支路 栄・錦 中心繁華街、東京の銀座及び、坂が多いし迷路という渋谷の要素も加わる
梨泰院 星ヶ丘 他にも、千種区の地下鉄東山線沿線や天白区の鶴舞線沿線のどこかに相当するかも
狎鷗亭・淸潭洞 鶴舞南、池下→今池 道路片方が鶴舞公園:団地、また歩くと池下から今池(又はその逆)を思い出す。東京の赤坂・六本木にも相当か?
 
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