KTXでソウルへ KTX乗車、淸凉里調べ 6月4日(金) 晴れ・爽やかな暑さ
釜山 =(KTX)= ソウル _ 明洞 >> イビスアンバサダーホテル明洞 >>市廰 _ 龍山 - 往十里 - 淸凉里 >> 東大門 _ 明洞 >> イビスアンバサダーホテル明洞
 
1.心ときめかせ韓国の新幹線・KTX(Korea Train Express 韓國高速鐡道 한국고속철도)に乗車
 朝6時起床。血圧:H119,L77、正常(至適血圧)!
 持参したラジオからはNHK第一放送「ラジオあさ一番」が聞こえる。玄界灘を隔てた所にある福岡局だ。日本は韓国から近い国だということが実感できる。7時半にホテル2階レストランで朝食を摂ろうとしたが、7年前は客室にあったメニューがないので、今は営業していないようだ。そこで8時半頃チェックアウトし(追加料金請求なし、楽天トラベルはしっかりしている)「
안녕히 계세요.(アンニョンギゲセヨ=さようなら)」と言ってホテルを後にする。
 釜山驛へと向かい、駅ビルで朝食を摂ることに決めた。2階はロッテリアやコーヒー&サンドといったファストフード系の店が多い。
階へ行くエスカレーター乗り口上に종합식당가(チョンハプシクタンガ=総合食堂街)という表示があったので上がる。ピビムバプやコムタン、ユッケジャン等かある一般食堂やファストフードとみられる店3~4店ある。一般食堂で食べることとし、チャジャンミョン(자장면)を注文(4,000ウォン=約300円、安い、先払い)。チャジャンミョンとは、中華麺にハヤシライスのソースのようなものがかかっていて、ピビムバプのように混ぜて食べる。カクトゥギと沢庵を添えてある。窓からは宿泊した釜山アリラン観光ホテルが見える。2階のレストランフロアーの照明はついておらずやはり営業していない。その時気がついた。その1階にファミリーマートがあるではないか!先日の夕方、そこにファミマがあることを発見していればビールやチャミスルを買うのにわざわざ広い道を渡った所にある別のファミマへ行かずに済んだんだろうに。ま、今度釜山に来た時にそこに寄ろっと。食べ終わった後、返却カウンターに食器を戻した(自分で戻すかどうかはわからないのでそうした)。店のママさんに「안녕히 계세요.」、エスカレーターで2階に戻った。
 10時20分KTX発車を待つ間、JR東日本のNEWDAYやJR東海のBellmartに相当する駅構内コンビニを見つけた。名称はStoryWayでオレンジ色の看板。代わりにかつてあった売店はなくなっている。日本も同様、売店は廃止になりつつある。そして釜山驛にて新しい言葉を知る。첫차(チョッチャ)=一番列車、
차(マッチャ)=最終列車。また、韓国国鉄は2005年に鐡道廰(철도청・チョルドチョン)から鐡道公社(철도공사・チョルドゴンサ)と公社化している。ロゴも逆三角形のようなものから”KORAIL”に変更している。ソウルナビによれば、出発15分前に改札機が動くようになり、券を入れて通るとあった。時刻は9時50分頃で発車30分前、改札開始時は長い列ができているのでそろそろ改札口に行った方がよいだろう。타는곳(タヌンゴッ=乗り場)の表示がある開けっ放しにしてある扉を通り過ぎてコンコースに出る。南の方向を見たら工事用のクレーンが2~3台あり、釜山驛の工事はまだ続いているようだ。乗り場は5番線。自動改札機らしきものはない。階段やエスカレーターを降りた所に改札機があるのだろうと思って、エスカレーターを降りた。ところが、何と、列車が停まっているホームではないか!その時自動改札機は撤去されたことを知る。まだ時間があるのでコンコースに戻り、弁当を買う。ここもコンビニと同じStoryWayだ。牛焼肉とタコが入ったもの、白菜キムチや牛蒡も入っている。8,000ウォン(≒600円、日本の駅弁より安いが量が多い、コンビニ弁当と同じ位の値段)。コンビニ弁当と同様電子レンジで温めてくれる。店のママさんは何か尋ねたが聞き取れない。適当に「(イェー=はい)」と言ったら、箸や匙を付けてくれた。おそらく「箸や匙をお付けしますか?」と尋ねていたのだろう。日本のコンビニやスーパーで弁当を買う場合「お箸お付けしますか?」と尋ねられることを思い出したからだ。9時50分発のKTX出発後、ホームに降りた。乗車券を確認、10時20分発のKTX、列車番号128、5号車の特室(특실・トゥクシル=グリーン車)、座席4C(ソウル寄りから4席目)。5番線に列車が入線して来る。そして停車。セマウル
釜山驛に停車しているKTX、内部(緑シートの一般室、茶色シートの特室)、特室で無料で入手できる水
やムグンファと同様、入口扉が飛び出し横に移動(戸袋に収まる方式ではない)して開く。一般室はドア付近は水色に、特室は赤く塗られている。これもまた同じで2段上がってデッキに入るようになっている。デッキに入った後、そこにいた乗務員が「
승차권(スンチャグォン……=乗車券……)」と言っていたので乗車券を提示、客室に入れる仕草をしたので室内に入り座席を確認、列車の撮影や着席をし発車を待つ。
 (新幹線到着前のアナウンスじゃないけどKTXの)列車は前(ソウル寄り)から動力車、1号車、2号車の順で、一番後ろは動力車。特室は2号車、3号車、4号車、5号車。自由席は17号車と18号車。全車両禁煙。キャリーケースはデッキの荷物置き場に置くとあるサイトに書いてあったが、新聞などを置いてあるので置くことはできない。キャリーケースは最後席の裏に置く人が多い。KTXは、日本の新幹線の全車両にモーターがある動力分散方式と違い、フランス・TGVと同様機関車が客車を牽引する動力集中方式。最近、一般室も座席の向きを変えられる車両もお目見えしたそうだ。だが実物は見ることが出来なかった。尚パンタグラフはあっても、車内の照明やテレビモニターなどの電源を引くためにあるものであり、走行はセマウルと同様に気動車。乗り心地は、縦揺れをする時があったので日本の新幹線が勝っているようだ。
 10時20分、列車は時刻通り出発。ワゴンサービスは来るが弁当売りはない(7年前、セマウルやムグンファにはあった)。釜山驛で弁当を買って正解。ペットボトルの水は特室はタダで販売機で入手できる。釜山→東大邱(덩대구・トンデグ)は在来線と共用(近々専用路線を通るようになる)、そこを過ぎると専用路線となる。ところが大田(대전・テジョン)まで
(テレビ番組ではないが)KTX車窓から、木々に覆われた山と農地の風景は日本そっくり  天井に取り付けられたモニターで304キロを出していることがわかる
はカーブが多いせいか、速くても285km/h位、大田を過ぎてやっとのことで300km/hを超えるようになった(モニターで確認)。停車駅は、東大邱と大田、一番速い。駅に到着すると、韓国の琴での演奏で「カノン」が流れる。車窓から見る風景は木々に覆われた山地、点在する住宅、日本の光景と同様田植えをしたばかりかこれから田植えをするという水田、畑。東大邱までは寝てしまったが、初めて乗るKTX、時速300キロ以上出すこと等で、眠気はふっ飛んでしまった。新幹線にはない「ピューピューピュー」と風を切る音がする。また、自分の席は2人掛けであったが、釜山からソウルまで誰一人隣に来ることはなかった。悠々楽々KTXの旅、ラッキー!
新幹線とKTXとの比較
KTXの案内 新幹線の座席数新幹線vsKTX比較、時刻表参考 新幹線(のぞみN700形) KTX
動力 動力分散方式(各車両にモーター)、電気 動力集中方式(機関車が客車を牽引する)、気動車
車両数 16 18(前後の動力車を入れれば20)
Standard class名称 普通車 一般室(일반실
Standard class座席数 1,123 808
Standard class座席配列 通路を挟んで片方2席もう片方3席 通路を挟んで左右2席ずつ
First class名称 グリーン車 特室(특실
First class座席数 200 127
First class座席配列 通路を挟んで左右2席ずつ 通路を挟んで片方1席もう片方2席
総座席数 1,323 935
最高速度 300km/h(他路線で320km/hの計画有) 300km以上/h
主要都市間最短所要時間 2時間35分(東京・新大阪間515.4km)、東海道新幹線区間は最高270km/hだが山陽並みに300km/hとなることを期待 2時間40分(ソウル・釜山間423.9km)、近々全線専用路線となり2時間を切る
乗り心地(自分が感じたところによる) 揺れは小さい。 縦揺れあり。
料金 高い。グリーン車はやたらと乗れない。 安い。特室の料金は新幹線普通車より安い。
 

2.ソウル到着、ソウルの街へ
KTXより見た漢江沿いの高層団地
 KTXは予定到着時刻午後1時4分を約5分ほど遅
ソウル驛に到着したKTX、コンコースから見たソウル驛ホームはKTXでいっぱい
れてソウルに到着。エスカレーターを上がると乗車券の回収をしているのかと思ったが一切やっていない。そのままガラス扉がある出口を通過してコンコースに出る。つまりフリーパスだ。乗車券はもらえてしまう。帰国後知ったことによれば、かつてあった自動改札機はよく乗車券がつまり故障が相次ぎ、撤去してしまったとのこと。その代わりに車内検札ではなく端末機での乗客チェックをしているとのこと(今日もそうしていた)。予約がない席に人が座っていれば乗車券の提示を求められるそうだ。そう言えば渡された乗車券は改札機を通すような厚さではないローラーから切り取るペラペラのレシートのような紙だ。
新築したソウル驛
 国鉄ソウル駅を出た後、待っているのは次の難関・
年前に購入したソウル地下鉄プリペイカードの교통카드(キョトンカード)のチャージだ。現在はTmoneyが主流だというが、キョトンカードも使えるというのでTmoney購入はせず、使い続けることとする。地下鉄乗り場に降り、キョトンカードをチャージする機械を見つける。ソウルナビよりチャージの仕方をメモっておいた。それに基づき「교통카드 춘전(キョトンカード充填・チュンジョン=チャージ)の釦」→「カードを置く所にキョトンカードを置く」→「1万ウォン札を挿入」の順に行いチャージは終了(見知らぬ中学生くらいの男の子が
キョトンカード
手伝ってくれた)。「고맙습니다.(コマプスムニダ=ありがとう)」と言ってその場を去った(韓国での第七関門突破)
 今度は地下鉄4号線で明洞(명동・ミョンドン)まで行こうと、改札機にチャージしたばかりのキョトンカードを置く。エラー表示は出ずカードに残っている金額が表示される。ところがキャリーケースが邪魔でうまく通れない。5秒は経過しただろう、ついにエラー表示となってしまい改札を通ることが出来ない(ハプニング2号)。すると、5~60歳代の男性が現れ、何を言っているのかはわからないが、カードを渡してくれという仕草、そして渡し、そのカードを出口用の改札機にタッチしてくれて返し、再び入り口用の改札口にタッチするよう指示しているよう。そしてキャリーケースを持ち上げて中に入れてくれ、アームを押すよう手で指示、無事通ることが出来た。「あーよかった」と思っているうち、その男性は1号線ホームへと消えて行った(韓国での第八関門突破)韓国人は困っている人をよく助けるというけど、まさにそのことか。
 4号線のホームに降りる。何と、1993年頃で東京メトロ南北線で初めて見た転落防止の塀・ホームドアが、ソウルの地下鉄にも取り付けられているではないか!尚、今日、明日と利用して気づくが、ソウルの地下鉄は日本以上に転落防止のための完全密閉式のフルスクリーンタイプホームドア設置が進んでいた。名古屋市営地下鉄はまだない。日本はホーム柵(防護柵)の方が多く、名古屋市営地下鉄では上飯田線にある(ウィキペディア・ホームドア・ホーム柵とは)。また、韓国人は地下鉄に乗る時は、降車する人のためにドア付近は広く開けずまだ降りる人がいるというのに乗ろうとする。セッカチだ。そして今回もいた。あとで乗る1号線に椅子だか踏み台だか荷物に腰掛けてギターを演奏している人(地下鉄の流しか)やステレオを持って音楽をかけている人、地上国鉄線(中央線電鉄線)にキムチか何かを売っているおばあさん。日本じゃ見られない光景だ。前回は傘売り、雨合羽売り、宗教の布教なんかしている人がいたっけな。小型犬を連れている人もいた。また、名古屋市営地下鉄(東山線)が名古屋駅に到着する前に、英語、韓国語、中国語、ポルトガル語の自動アナウンスがあるように、ソウルの地下鉄も主要駅に到着する前「間もなくソウル駅に到着します」という日本語の自動アナウンスがある(釜山の日本語アナウンスは駅ホームでのみ)。
 そして4号線電車に乗車。ところが「えっ、逆方向に乗ってしまった。しまった!」。またまたハプニングだ、チャッ(ハプニング3号)。でもいたしかたない。次の淑大入口(숙대입구・スッテイック)で下車。それがまた島式ホームではなく岸式ホーム(方向分離型)、しかも改札口は別。一旦改札を出、ソウル駅や明洞方面のホームに入りなおさねばならない。アームのある自動改札機だ。さあ今度はうまくいくか、キャリーケースを持ち上げアームの外側に置き、キョトンカードをタッチ、残りの金額表示、アームを押して出ることができた!あーよかった。そして向かいの改札を同じようにして通過(韓国での第九関門突破)。ロスタイムや無駄な支払いを生じさせてしまったが、乗り直して無事明洞に到着。
 過去2回、地下鉄4号線でソウル駅から明洞まで乗っているが、方向を間違えることはなかった。7年ぶりの乗車で乗り方を忘れてしまったか?ホームドアがあるせいだろうか?このため電車の方向幕が見えないし、日本と違って右側通行であることも間違いを手伝ってしまったのだろう。ドア上にも次の駅名が書いてある。會賢(회현・フェヒョン)の方向だとういうことはわかっていたが、どうも見にくい。以前確認していた壁に貼ってある標識も今は塀で見にくくなっている。また後日確認したところ、地下鉄4号線のソウル駅は、国鉄正面入口の南東にあって、東にあると思い込んでいたのも間違った原因だろう。階段を降りて左側から乗るのが正解。東にあると思っていたので右側から乗ってしまったのだ。よし!次に来た時は、”地下鉄4号線ソウル駅は国鉄正面入り口の南東にあることをよく知っておいて”間違えて逆方向に乗ってしまうことがないようにしたい。
 明洞で降りたあとだ。地上に出るのに途中まではエスカレーターで上がったが、あとは階段ばっかり。しかも急。土産を買っていないからキャリーケースは軽いのでまだましだ。そう考えながら階段を昇り続けていると、パンツが見えるといけないから一生懸命薄茶色のミニスカを押さえながら上がっている女子中高生(私服)らしき奴を見かける。日本でもよく見るが。ただ日本でと違ってパンツ見る気なんか全くない。「ニンニク臭いパンツなんか誰が見るか、押さえているぐらいならミニスカなんかはくな、アホ。」と考えてしまう。
 無事明洞驛の改札機通過後、地上に出て宿泊場所・イビスアンバサダー明洞(이비스 앰버서더 명동)までキャリーケースをガラガラと引きにぎやかな明洞の通りを通行。日本人観光客が多く通るのだろうと思い、堂々と歩く。「居酒屋」と書かれた赤提灯がさがった店が目に入る。そしてロッテ百貨店のまん前、イビスアンバサダー明洞前に到着。またまた(韓流目当てと思われる)中高年女性数名がそこから出て来る。言葉で日本人だということがわかる。1階ホールには10人位の中国人だか台湾人の客。このホテルはオープンして丁度6年が経ちきれいである。また19階建で客室は10~18階、フロントは多くのホテルは1階だが最上階の19階にあるという個性あるホテルだ。1階~9階は商業施設にするようだが確認はしていない。19階に行くためエレベーターを待っている間、出張組のスーツ姿の日本人が通り過ぎる。サーズ騒ぎの7年前とは違い今回は日本人が多い。フロントに着き、パスポート提示、氏名やEメールアドレスを記入、支払いはクレジットカードにするのでカードを提示。カード型のキーを渡された。部屋は14階、エレベーターのセンサーにもカード型のキーをかざせば、自動で14階に止まるというが、センサーのランプがつかず、結局1階まで再び降りてしまった。このため14階まで上がりなおさねばならない。後でまた乗った時、他の客がやはりセンサーがきかないから「何だこりゃ」といっていた。日本人だ。部屋で休憩後、名古屋の大曽根に相当する街「淸凉里(
청량리・チョンニャンニ)」や千種に相当する「往十里(왕십리・ワンシムニ)」へ行くため、一旦ホテルを出て、市廰(시청・シチョン)より地下鉄に乗車。
韓国ソウルの大曽根・淸凉里その後]へ(往十里駅で、ハプニング4号あり)
 

3.東大門から明洞へ
 淸凉里(청량리・チョンニャンニ)驛、京東市場굥동시장・キョンドンシジャン)、祭基洞제기동・チェギドン)驛を過ぎた。それにしてもずいぶん歩く。용두교(ヨンドゥギョ)、안암교(アナムギョ)と2回も川に架かる橋を渡る。なかなか東大門(동대문・トンデムン)につかない。道を間違えたか?だが道路案内板に「흥인지문 興仁之門」↑と書かれてあるのを見て一安心。興仁之門(フンギジムン)とは東大門の正式名称。地下鉄の新設洞驛(신설동역・シンソルドンギョク)も見えてきた。そばにある案内図でも地下鉄1号線が走っている道を東大門方面に歩き続けていることがわかる。そのまま乗り物には乗らずまっすぐ歩き続けよう。運動にもなるし善玉コレステロールを増やすためにも。やがて道路南に古い建物が見えてきた。地下鉄・東廟동묘앞・トンミョアプ)駅前を通過。東大門が近くなってきた。あと少し!17時ごろ東大門駅に到着。淸凉里より歩いてきた道、旺山路(왕산로・ワンサルロ)はここより鐘路(종로・チョンノ)と名を改める。3km近く歩いた。その時気がついた。あの古い建物が東廟(동묘・トンミョ)であることを。今度の機会に行くこととする。
東大門北には城壁が残る
 明洞へ戻るのに、往十里驛でエラーを出したキョトンカードを再び改札機にかざす。やはりエラーだ。このため1回用キョトンカードを買い求めることとする。明洞までの運賃1000ウォンを入れたが保証金が別に要るのでキャンセル。往十里で購入した1回用キョトンカードを保証金戻し機に入れたら500ウォン玉がコロンと出てきた。カードは回収。その500ウォン玉と1000ウォンとで、新たに1回用キョトンカードを購入。他に1回用キョトンカードを買い求めている人がいて、てこずっているようだった。このため手助けしているがいた。日本語画面だったので日本人であることがわかる。機械でのカード購入やチャージは窓口で購入するよりかえって面倒なようで、韓国人でさえもてこずっていることが多いらしい。今購入したカードをタッチして、地下鉄4号線で明洞へと向かう。
 明洞驛下車後は商店が建ち並ぶ忠武路(충무로・チュンムロ)にある全州中央會館(전주중앙회관・チョンジュチュンガンフェグァン)で石焼ピビムバプ(전주곱돌비빔밥・チョンジュゴットルピビムバプ)を食べようと店を探した。が、見つからない。やっとのことで看板を見つけた。ビル工事を
コンビニで購入した缶詰めとレトルトカレー、帰国後食したそのカレー(매운맛=辛口)は日本のカレー並みの辛さだった。
しているためわかりにくくなっている。目印としてはユニクロだ。そのすぐ東の袋小路に入った所にある、ソウルに来たら毎回寄る店だ。店構えは前と変わらない。石焼ピビムバプは待たされると思っていたが意外とすぐに来た。注文する人が多いからすぐに出せるようにしてあるのだろう。やはり、モヤシナムルやキムチ、イカ塩辛など副菜がついていた。食している間、次の客がやってきた。3人の中高年女性だ。話し言葉で日本人だった。韓流目当てで韓国に来たのだろう。日本語で「イシヤキビビンバ」なんて言っていた。日本語が使えるからと言っても、自分は言いにくいな。ここは韓国なのだから。食べ終わり、勘定、9,000ウォン(≒680円)。値段は日本とそんなに変わらない。ソウルの飲食費は高いというし、日本人のための値段かも(韓国人だったらもっと安いかもしれない。二重価格かも。)。
 全州中央會館を出た後、海苔名家(해태명가・ヘテミョンガ)に寄り土産を購入。栗チョコ、唐辛子チョコ、柚子飴、高麗人参飴……、合計80,000ウォン(≒6,100円)。再両替を避けたいからカードで支払った。次に宿泊場所のイビスアンバサダー明洞裏のファミリーマートへ行こうとしたが見つからない。このため別に見つけたコンビニ・GS25で缶ビール500ml(ハイト)とチャミスル1本ずつ、ペットボトルの水、缶詰、レトルトカレーを買った。
 ホテルに帰って、日本の衛星テレビで次期首相候補の菅直人氏に関するニュースなどを見ながら、一杯やった。あと、エラーを出すキョトンカードはどうするか?払い戻しが出来るかどうかはわからない。思い切って次世代キョトンカードのTmoneyを買おうと決意した。
本日のソウル市内歩行距離:明洞驛→イビスアンバサダー明洞520m、イビスアンバサダー明洞→市廰驛620m、淸凉里驛→東大門驛3.5km、明洞驛→全州中央會館→海苔名家→LG25→イビスアンバサダー明洞800m、合計5.44km(+釜山驛構内、ソウル驛構内等歩行距離)
血圧測定。H106,L62、正常(至適血圧)!
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