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衛生害虫としての人との関わり


人間に対して直接的あるいは間接的に何らかの被害を与え,健康上好ましくない虫(昆虫やクモなど)を”衛生害虫”と呼んでいます.病原体を媒介したり,吸血,刺咬,皮膚炎などを起こす虫がこれに該当し,多くの苦情や相談が関係機関に寄せられます.

それ以外にも,アレルゲンとなったり,人に不快感を与える,家屋や貯蔵食品,樹木を食害するなどして間接的な被害を与える虫も害虫と呼ばれ駆除の対象になります.



スズメバチを始めとするハチの仲間は,刺咬により皮膚炎やアレルギーを引き起こすことから衛生害虫に含まれます.また,ミツバチのようにハチ蜜などを採取するために飼われている場合は重要な益虫ですが,ひとたび人を刺したり,分蜂群が市街地を飛び回ったりして大騒ぎになると,人々に恐怖心を与え,害虫や不快昆虫となってしまいます.

都市部でハチに関する相談が圧倒的に多数を占めており,地域によっては半数以上を占める都市もあり,その対策が大きな問題となっています.名古屋市でも2008年から2013年までの6年間に寄せられた30,649件(年間平均約6,000件)の相談の内,スズメバチ,アシナガバチ,ミツバチ等のハチに関するものが19,319件と全体の63.0%を占めています.