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F1記録集 投票ページ

第15回「ホンダにどうしてほしいか」
第13戦ハンガリーGP後
9/1(月)02:00投票開始、9/3(水)02:00締め切り

「今年は何としても勝つ。2003年、表彰台の常連となり、そして2004年にはチャンピオンをめざす。」(ホンダのサイトより)

今回の投票はホンダ関係者には余計なお世話かもしれませんが、われわれ見ている側がどう思っているかを知るものであります。2000年から始まった第三期ホンダは、栄光の第二期(10年間に6度の王座)はおろか、挑戦の第一期(5年間に2勝)よりも成績が劣ります。現時点では8位入賞ができるかどうかが実力です。百億単位の投資が空回りしています。BARへのエンジン供給とシャシーへの協力という体制に問題があるのでしょうか。もはやウィリアムズやマクラーレンと組むことはできません。自動車販売の業績が伸び悩む中、フル参戦するには膨大な資金を工面しにくい状況です。皆さんはホンダにどうしてほしいと思いますか? ご意見をお寄せください。下に選択肢それぞれのメリットとデメリットをあげてみました。

選択肢 メリット デメリット
オールホンダでフル参戦 指揮系統が明確 ばく大な資金、人材が必要
エンジン強化に専念 集中特化できる 今はエンジンだけで勝てない
シャシーにもっと介入 メーカーの技術と研究施設を供与 中途半端な体制のまま
一時撤収して時機を待つ 流動的な今のF1から距離を置く 最新技術から取り残される


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投票は、1度だけとします。匿名ホスト経由の投票は対象外とします。
この投票は2003/09/03-02:00:00で締め切られました。
順位項目名コメント票数グラフ
1オールホンダでフル参戦コメント174
2一時撤収して時機を待つコメント39
3シャシーにもっと介入コメント34
4エンジン強化に専念コメント18
投票数は全部で265票です。
投票結果を見て
全体の3分の2、予想以上に多くの方がオールホンダを望みました。

オールホンダはF−1創世記のホンダを知る私の夢です。
結果が責任に結びつくオールホンダで闘うべき。
オールホンダにした方が長期的に考えれば得策だと思います。トヨタのように。
F1で勝ちたいなら金を惜しむな
ハーベイ氏が亡くなったのが痛かった。ビビってシャシーを諦めてエンジン屋として復帰するくらいなら復帰を延ばした方が良かった。
今となってはホンダの参戦意義が薄れています、トヨタのように社運を賭け打って出なければ今後日本ではF1=トヨタになりますよ。
ヴィジョンも熱意もないBARと組んでいてもいつまでたっても勝てない。
シャシーが悪いなんて言い訳は聞き飽きた(本当かどうかも怪しい、エンジンにも欠点が多そうだ)。すべての責任を負う形での参戦を



一時撤収して時機を待つ。この意見は、はがゆいホンダファンの声でもあります。

既存チームの買収ではなく新チーム、本当の意味での「オールホンダ」として参戦して欲しい。そのために一時撤収もやむを得ない。
今のような中途半端な体制で続けるのを止めて、もう1度F-1に参戦する意義を確認して信念をもってF-1に取り組んで欲しい!
今のホンダには「こうしたいんだ!」という明確なヴィジョンが伝わってこない。
やはりトップチームの力は不可欠だろう。弱小チームと組んで1からスタートしてトップ争いをしようなど寝言もいいところ。
攻める姿勢をもてないなら金を払ってマイナスイメージを広めているだけ。撤退すべし。(私はホンダファンです)
いまのホンダには、亡き本田総一郎氏の時代の熱さと志が、感じられない。理屈よりも大義、無謀ともいえる挑戦、それが欲しい。



シャシーにもっと介入

エンジンパワーはトップと同レベルだから、シャシーを改善して欲しい。
チーム運営にもう少し介入すると良いような気がする。チームとして見た時にシャシーとエンジンの一体感がないような気がする。
高速コーナーが少なくなった現在、ホイールベースが極端に長いマシンは不利。



エンジン強化に専念

ホンダは原点に戻るべきだとかんがえる。シャーシまで手を出して中途半端
エンジンに専念して、BMWあるいはメルセデスの撤退を待って、ウィリアムズかマクラーレンに供給すべき。
技術以外の苦手な分野はB・A・Rに任せてなどいう認識の皆さんですから、これ以上余計なことをして傷口を広げないのが賢明と考えます。



トヨタが外人部隊なのに対し、ホンダは多くの技術者を派遣しています。これがホンダの特色です。しかし、宗一郎氏なき今、会社がF1に取り組むビジョンはトヨタが上のように思えます。トヨタは奥田前社長(現会長)が豊田家を説得しました。張社長も今年2回グランプリに駆けつけています。社長が変わろうと一本筋の通った戦い方を続けること、これがホンダに求められていると思います。
 

アンケート結果
ホンダエンジンの強さはどのくらいの位置にいるか。最も多かったのは「フォードと同等」でした。これは厳しい見方です。ホンダはパワーでトップクラスと自他ともに認めているはずです。しかし、ピークパワーだけでF1に勝てると思う人は少ないでしょう。ホンダ自身が、第二期の成功に今も引きずられているのでしょうか。
現代のF1は総合力の勝負です。「大きくて重い」エンジンが速さにとってマイナスであるという見方が最も多くなりました。「信頼性」について、今季のレースでエンジンがリタイヤ理由になったのは1回だけですが、マシン全体の印象が影響したかもしれません。そして、「低中速トルクが弱い」もよく言われることです。BARは低中速コーナーが遅いのですが、それがシャシーのせいなのか、エンジンにも原因があるのか。何よりもチームが改善しているように見えないことが深刻です。
ホンダがシャシーにも協力しているのが第三期の特徴ですが、今のところ成果が出ているように見えません。ホンダが協力しているのはサスペンションくらいしか聞こえません。シャシー全体の設計やトータルバランスを改善しないと、効果は少ないと思えます。ウィリアムズはそれをやってのけました。

現時点でジャガーと並んで5位のBARですが、1点差でトヨタも迫っています。一番多かったのはそれらの2チームに負けて7位に落ちるという見方でした。今のホンダにとって、5位で喜ぶくらいなら、どん底に落ちて奮起する方が良いかも知れません。