カルミナ・ブラーナ曲目紹介

注:ここでは「カルミナ・ブラーナ」全曲の解説と共に口語訳詩をつけてあります。あくまでも「カルミナ・ブラーナ」をより楽しむためにわかりやすい言葉で文章化したものです。一般的に言う翻訳ではありませんので当サイトを学術的な目的で参照されても当方は責任を負いかねます。

参考にした文献:石井歓、浅沼圭司、呉茂一、細川哲士 各氏による日本語訳。P.Sommerschield氏による英語訳。その他辞書類多数。

序 <<フォルトゥナ、世界の女王よ>>

Fortuna Imperatrix Mundi

1.O Fortuna おお!運命の女神よ!  (00.01.13)

2.Fortune plango vulnera 運命の女神に傷つけられて  (00.01.16)

第1部 <<春に>>

Primo vere

3.Veris leta facies 春の陽気な面差しが  (00.02.19)

4.Omnia Sol temperat 太陽はすべてをいたわる  (00.07.23)

5.Ecce gratum 楽しい春がやってきた

 <<牧場にて>>

Uf dem Anger

6.Tanz 踊らんかな

7.Floret silva 気高き森は花盛り

8.Chramer,gip die varwe mir ルージュをひとつくださいな

9.Reie 輪舞 

  Swaz hie gat umbe 輪になって踊る

  Chume,chum geselle min おいで、私の恋人 

  Swaz hie gat umbe 輪になって踊る

10.Were diu werlt alle min 世界が我がものとなるとも

第2部 <<酒場にて>>

In taberna

11.Estuans interius 胸の内は抑えようもない

12.Olim lacus colueram 焙られた白鳥の歌(かつては湖に住んでいた)

13.Ego sum abbas わしは大僧正様だ

14.In taberna quando sumus 俺たちゃ酒場にいるときは

第3部 <<求愛>>

Cours d'amour

15.Amor volat undique 愛神はどこへでも飛んでいく

16.Dies,nox et omnia 昼も夜も何もかも

17.Stetit puella 少女が立っていた

18.Circa mea pectora 私の胸のうちは

19.Si puer cum puellula 若い男女が二人っきりで

20.Veni,veni,venias 来て!来てよ!

21.In trutina 揺れ動く我が心

22.Tempus est iocundum 楽しい季節だ

23.Dulcissime 愛するあなた

<<ブランチフロールとヘレナ>>

Blanziflor et Helena

24.Ave formosissima たたえよ!美しきものよ!

<<フォルトゥナ、世界の女王よ>>

Fortuna Imperatrix Mundi

25.O Fortuna おお!運命の女神よ!  (00.01.13)