今年も残りわずかとなりました。前回は下の記事で「今後のPL活動に期待すること」をまとめてみましたが、今日はその続編を書いてみたいと思います。
結論は繰り返しになりますが、単純明快で「来年こそ何らかのPL活動を」ということで、「PLとして公演、テレビ出演、新曲発売、アルバム発売、DVD発売」のどれか一つでも実現していただきたいということです。勿論複数でも。今年のようにPL活動が無いのは「さびしい」というより「もったいない」ですよ。本当に。
まず、テレビ出演ですが、お二人が番組にPLとして出演し歌唱するのは、コンサート映像を除けば、昨年8月の「24時間テレビ」以来中断しています。是非来年こそはと思うのですね。多くの歌手が出演する典型的な歌番組も勿論いいですが、わりと最近多い1人(1組)の歌手にスポットライトを当てて、トークと日常活動のドキュメント、そしてスタジオライブを行うという感じの60分程度の番組なんかもいいのではと思うのですね。この手の番組は「大御所といわれる歌手」や「若い頃スーパーアイドルといわれた方で今や中堅の歌手」に多いパターンですが、PLにも是非この手の番組に出演していただきたいと思うのですね。
また、歌メインの番組でレギュラー出演する番組、あるいはPLの冠番組があってもいいのではと思うのです。PLのレギュラー番組といいますと、国内で歌唱シーンがある番組としては、現役時代では1978年から1979年の冠番組「ピンク百発百中」が最後、その後1990年の再結成時にNHKの歌番組にゲストとしてレギュラー出演したことがありました。「解散やめ」になった今だからこそ、是非PLメインの番組を制作していただきたいなと思うのですね。
次は新曲やオリジナル・アルバムの発売です。今年は音楽業界の売上が昨年より上がったという報道を最近目にした記憶があるのですが(パッケージCDのことか、もっと広範囲のことか不明)、全体としては盛り上がりに欠ける状況だと思うのですね。
さて、我らがPLです。現役時代にあの路線で売れたわけですから、再結成後あるいは解散やめ後、新曲としてどのような路線がPLとしてふさわしいか、他の歌手に比べると難しい面もあるかと思います。「新曲を出さなくてもいい」というのも一つの選択ですが、やはりそれは「もったいない」ことです。今までの歌手活動の実績を踏まえて、今の年齢にふさわしいオリジナルの新曲やアルバムを出してほしいです。DVD付がいいと思います。そして、発売時には動画サイトを有効に活用してアピールすべきです。
「年齢にふさわしい」とは、なにも「ロングドレスで直立不動で」という意味ではありません。やはり「PLらしい衣装とパフォーマンス」は今後も大事にしていただきたいと思うのです。
その他、DVD・公演・衣装については、前回(下の記事)の通りですが、ちょっとだけ思いつきで付け加えますと…
まず、DVD。要は過去映像のDVD化の余地はまだまだあると思うのですが、その際「音楽DVD」のルートの他にも「DVDブック」つまり書籍扱いというルートもあるのではと思うのですね。PLのDVDブックというと2004年に発売された「フリツケ完全マスター」がありますが、書店にも並ぶことで新たな顧客を発掘することもできると思うのです。
それから、公演については、ライトなファン層も動員するホールコンサートは勿論いいですが、その他にも「コアなファン限定のライブ」みたいなものがあってもいいのではと思うのですね。その際、あらかじめ「メジャーなA面曲は2曲だけ」とか告知しておきます。そうすれば、来場するのはコアなファンばかりとなるでしょう。会場のキャパは小さくてもいいですが、演奏などは豪華にして、チケット代がホールコンサートより多少高くなってもかまいません。肝心の曲目はB面曲、オリジナルアルバム曲、期間限定再結成時の曲、CM曲など、マニアックなものばかり。例えば「カトレアのコサージ」(この曲はケイちゃんが「Singles Premium」のインタビューで「当時から好きな曲…機会があればライブでも歌っていきたい」と語っています)、マニアックに「ザ・忠臣蔵’80」、「BEST PARTNER」(20周年「再会」の時に披露)、「モンスターウェーブ」など、オリジナルの振り付けがあれば一層楽しいのでは。あるいはCM曲で「キャッチ・リップ」「シャワラン」など、こちらはおなじみのテレビCM振り付けで。こんなライブがあれば是非行きたいですね。なんて思うのは私だけ?(笑)
話はつきませんが、来年こそは是非「目に見えるPL活動」を一つでも多く実現していただきたいですね。
以上が一ファンの妄想でなく正夢になることを祈りつつ、皆様よいお年を!
今年も早いもので残り1か月半となりました。昨年の今頃は、今年も何らかのPL活動があると思っていたのですが、今のところ無い状態が続いています。
ということで、今年の当HPは今後のPL活動について、「あれしてほしい。これしてほしい」とぼやき続けてきました(笑)「来年のPL活動は?」というのが、現在ファンにとって最大の関心事だと思われます。まだ今年を振り返るのには若干早いのですが、今日は今まで書いてきた今後のPL活動について、まとめて再考したいと思います。
以下の表に、当HPのあちこちで書いてきたことをまとめてみました。
項目 | 期待すること |
新曲・アルバム | 来年こそは新曲を出してほしい。ファン層の幅を広げる勝負曲を。 オリジナル・アルバム(コンセプト・アルバム)も出してほしい。 |
DVD | 昨年、日テレ・フジテレビの番組についてDVD商品化が進んだが、NHK・TBS・テレビ東京には、まだまだ貴重なPL映像が眠っている。順次DVD商品化をしてほしい。 |
公演 | ツアーが理想だが、大都市のみの公演でもいいから是非実現してほしい。 |
テレビ出演 | 公演の有無にかかわらず、歌番組には継続的に出演してほしい。 PLのレギュラー番組(できれば冠番組)をやってほしい。 |
衣装 | PLらしい衣装と言えばやはり「極限の超ミニ」。昨年の衣装では「初陣式のミニワンピ」やツアーのダブルアンコールで「ピンク・タイフーンを歌う時の衣装」が理想。エロオヤジの視点でなく(笑)純粋にカッコ良さの視点から。 「解散やめ!」宣言後の衣装 |
何やら「してほしい」のオンパレードであります。昨年はこのうち多くが実現したものの今年は無し。私にとっては想定外の展開でした。でも、おそらくお二人にとっては想定内なのでしょう。2010年の「解散やめ!」宣言でも「それぞれのソロ活動とともにPL…」でしたから。
ただ、一年以上のPL活動ブランクは、やはり寂しいので「来年こそは」と思うのですね。勿論、「上に書いたこと全てを来年やってほしい」とまでは言いませんが、「一つでも多くPL活動を」と願うところです。
PL現役時代のプロデューサー相馬さんがいない今、PL活動の企画・プロデュースについては、セルフ・プロデュースつまりお二人自身の手による部分が多いのではと思われます。これは一ファンが想像する以上に大変なことだと思います。その一端は昨年9月にOAされたドキュメント番組でも出ていました。
PL現役時代は、プロデューサー相馬さん・実演者ミイちゃんケイちゃんの分業体制でした。当時これをもって「PLは人形だ」と的外れな批判もありました。「PLを人形だ」と言うなら、当時の若手アイドルは全て人形です。当時セルフ・プロデュースの若手アイドルなどいないでしょう。せいぜい事務所にどれだけ意見するかの程度の違いだけでしょう。1980年4月、アメリカ帰国後の記者会見でケイちゃんが「まわりから『(PLは)人形だ』と言われても、しかた無い部分もありました」と話しておりますが、こんなことを歌謡界の功労者PLのケイちゃんに言わせる芸能記者の方こそ、情けない存在だと当時も今も思っています。(恨み骨髄)まあ、当時は「不仲ですか」「いつ解散ですか」ばっかりでしたけどね。
話が脱線しました。要は「今のPLは自身がプロデューサー的な役割をしなければならない。よって周囲の関係者の適切なサポートを」ということにつきます。関係者の皆様には文字通り「大きなお世話」ですが、一ファンの想いとしてあえて書きましたので、あしからず。
さて、上の表について補足していきましょう。
まず、新曲とオリジナル・アルバム。これは「解散やめ!」以来2年以上実現していません。是非来年こそ出してほしいですね。前回の新曲2003年「テレビが来た日」から既に9年が経過しています。これは今までの期間限定再結成でもない長期間のブランクです。また、PLのオリジナル・アルバムは1984年「SUSPENCE」以来ありません。ベスト盤のみの発売が続いています。まあ当時と比較して業界事情が良くないのはわかりますが、なんとか出してほしいですね。
次にDVD発売。表の通りですが、特にTBSとテレビ東京はPL映像の宝庫とも言えますから、是非商品化を進めてほしいですね。貴重な収益機会を逃してますよ!
公演について。とにかくファンにとっては「お二人がそろって歌い踊るシーンを数多く見たい」これにつきます。よって、ツアーが理想ですが、それ以外、大都市のみのホールコンサートでもいいから、とにかく何らかの公演をやってほしいですね。新曲・アルバム発売とセットが理想です。
テレビ出演。昨年はツアー実施にあわせて、テレビ出演による歌唱が5つの番組でありました。が、ツアー終了後はありません。ツアーなど公演をやっても、「どうしても行けない」というファンも全国にたくさんいると思います。ですから、「PLとしてテレビで歌唱する」機会は、公演の有無にかかわらず、コンスタントにお願いしたいものです。現在のテレビを見ていると、最悪期よりは歌番組が増えているようですし。ただ、傾向として出演する歌手は、PLより上のベテランと若手に2極分解しており、中堅層が手薄なのが最大の問題ですが。繰り返しますが、とにかくファンにとっては「お二人がそろって歌い踊るシーンを数多く見たい」のですから、その機会は積極的につくっていただきたいと思います。また、レギュラー番組も是非。深夜・昼間・NHK・民放問わず。
衣装については、表の通りです。1976年「スタ誕」のデビューコーナー、35年後、昨年のツアー・ダブルアンコール、いずれも超ミニ衣装。これも「PLだからこそ、できること」ですね。最近のCMではミイちゃんが若手グループと同じ衣装で踊っています。また、先日発売のケイちゃんのベスト盤、裏ジャケ?写真には、おみ脚ばっちりの衣装も。こんなことできるのも、「体型を維持しているPLだからこそ」です。
では。
今日は連休最終日ということで、昨年のツアー最終日(国際フォーラム)を思い出されているファンも多いかと思われます。早いもので、あれからもう1年なんですね。
この1年、PL活動はお正月番組を除くと予告も含めて無い状態が続いています。ネット上でも「そろそろPL活動を」と期待するファンの声が高まっているようにも思えます。
さて、ちょっと前に曲のコーナーで「ファン層の幅を広げる勝負曲」と題して書いたことがありました。今日はその続編という感じで、今後のPL活動を展望しつつ思うところを書いていきたいと思います。
要は「PLのファン層を広げてほしい」ということです。こんなこと書くと「何馬鹿なこと言ってるんだ!ファン層を広げるなんて、若手歌手ならともかく、中堅からベテランとなっては、今いるファン層を維持することで精一杯だろ!」なんて声が聞こえてきそうですが(笑)まあ、そう決めつけずに…
ここで再確認したいことは、「ファン層の幅を広げる勝負曲」であったはずの「マンモナ」が当時、その役割を充分果たせなかったこと。そして、昨年のツアー大宮公演で体感したのですが、PL初見の方が観客のおよそ半分以上だったこと。この2つですね。
そもそもPLのファン層とは、どんな構造なんだろうと考えるわけです。
昨年のツアー会場を思い出していただければ、いいわけですが、主流はアラフォー以上、男女分け隔てなくファンが存在。とりわけ当時の小学生女子(今や40代)には絶大な人気を維持している。とまあこんな感じですか。会場では女性グループが多かったようですが、結構夫婦と思われる方々も見受けられました。この場合も、夫婦共にPLファンである場合と、どちらか一方がファンで、もう一方は「連れてこられた」(笑)場合もあったのでしょう。でも、そんなふうに消極的に会場に来た場合でも、生のPLを体感することで「ファンになった」ということも少なからずあると思います。2003年の「メモリアルコンサート」スタート時に情報番組で、レッスン風景がOAされたことがありました。それを見て「PLを(いい意味で)見直した」という声を周囲で聞いたこともあります。
一口に「ファン層」といっても幅がありますよね。「PLのツアーがあれば日本中どこへでも」というコアなファンから、「近くの会場に来れば」「公演には行かないけど好き」というライトなファンまで。ファンで無い方にも、いわば「無関心層」から「PLの公演には絶対行かない」という「筋金入りのアンチ」(笑)まで。前述の「連れてこられた」夫婦の一方は「無関心層」に該当しますか。あるいは「隠れファン」かも(笑)
話が脱線しました。要は「ライトなファン」が「コアなファン」へ、「無関心層」が「ライトなファン」になってくれればいいわけですが。「そんなこと当たり前だろ。それが難しいから…」と言われそうですが。
一つ言えることは「PLには充分すぎるほどの知名度がある」ということです。PL無関心層でもPLのことは知っています。でも、ファンになっていないということは、ネガティブなイメージがあるのでしょう。おそらく「激しい振り付けとセクシー衣装で売れたけど、歌は子供向け」こんなイメージでしょう。彼ら(彼女ら)は「マンモナ」も「KISS IN THE DARK」も「希望への旋律」も当然知りません。ある意味PLの一部を見て判断しているのでしょう。
「ファン層を広げる」には、そんな「無関心層」にもPLファンとして加わっていただきたいと思うのですね。きっかけとしては、やはり「オリジナルアルバム」や「新曲」を発売し、いい意味でサプライズを与えることだと思います。また、今のPLの実像を紹介するドキュメント番組もいいと思います。「自分のPLの見方は偏っていた。見直した」と無関心層にも言わせる、そんな企画を是非お願いしたいものです。
そして、「新たに加わったファンの方々」と現役時代からのいわば「古参ファン」が一緒に楽しめるような公演が実現すればいいなと思うのです。「夢物語」と馬鹿にしないで、是非そんな方向で関係者の方々にはお願いしたいですね。では。