代々木公園ドッグランで遊ぼう!


新緑のすがすがしい五月晴れのドッグランは気持ちのよいものです。代々木公園ドッグラン内には大小合わせて28本の木々が立っています。ドッグラン開設準備の段階では、これらの木々をどうするか、協議が重ねられましたが、結果、愛犬が走るのに安全上問題となる3本の木だけを切り、他の木々はそのままドッグラン場に残すことになりました。しかし、都立公園ドッグランの候補地は園内の遊休地や駐車場に近い場所を選ぶ傾向が多く、代々木公園のドッグラン用地も公園側では、当初からこの木々を倒さずドッグランの柵を設置することが予定されていたようです。この時期は園内のあちらこちらで若葉が美しく、各種の花々が咲き誇ります。愛犬が走るのに邪魔だと思われていたこれらの木々は、今では夏の日差し対策に一役買い、秋には燃えるような紅葉の葉のジュータンをドッグラン内に敷き詰めてくれます。夏の炎天下に利用者が以外と多いのも、これらの木々のお陰かも知れません。

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6月の雨季に雨が長く降り続けた後などは、ドッグランに水溜まりが出来ます。これはドッグランの土層の水はけが悪いためです。開設後2年目に入り、益々目立つようになりました。当初予定されていたチップの補充が公園の予算等の問題で確保出来ず、適切にメンテナンスが出来なかったことも水たまりを増加させる原因となりました。現在は公園側が水たまり対策を実施したため、雨季の水たまり問題は大きく改善をされていますが、開設当初に愛犬が味わった柔らかいチップ・ジュータンの感触を味わせることは難しくなったも知れません。.

Photo Album

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撮影ポイント

この時期ドッグラン内でのカメラ撮影で気をつけないといけないのは、木々の間から入ってくる斑模様の日差しです。一見、人間の目にはむらのない日差しに見えても、カメラのオート露出機能には複雑に反映されます。ドッグランと木陰から見える青空に、コントラストが思ったより強くカメラに映り出されます。愛犬をドッグランで撮る場合には、日差しの陰影のない場所を選んでシャッターを切りましょう。ドッグラン以外でも園内のバラ園や噴水広場なども撮影ポイントです。噴水広場では、愛犬の表情に合わせて噴水が高く上がったタイミングを待ってシャッターを切りましょう。奥行きのある写真が撮れることでしょう。