瞑想とは何か
瞑想は無心の状態だ
それは、中身のいっさいない純粋な意識の状態だ
あなたの意識は、たいがい、あまりにもがらくたでいっぱいだ
それは、ちょうど鏡がほこりでおおわれているようなものだ
心(マインド)はとだえることのない交通だ
思考が動き、欲望が動き、記憶が動き、野望が動いている
それはとぎれなき交通だ!
明けても、暮れても、眠りについている時までも
心は働いている、それは夢見ている
相も変わらず考え、相も変わらず心配事や心労の中にいる
明日のために準備をし、秘密裡に準備しつずけている
これは瞑想なき状態だ
瞑想とは、これとまるで反対のものだ
往来がとだえ、考えが止み
思考が動かず、欲望がうごめかず、あなたがまったく沈黙しているとき
その沈黙こそ瞑想だ
その沈黙のなかでこそ、真実は語られる
けっしてそれ以外ではない
瞑想は無心の状態だ
心(マインド)を通じて瞑想を見出すことはできない
なぜなら、心(マインド)はそれ自体を永続させるからだ
心(マインド)を脇におくことによって、はじめて瞑想を見出すことができる
冷静に、無関心に、心(マインド)と同化せずにいることによって
それと同化することなく、「自分はそれだ」と思うことなく
心(マインド)のよぎる姿を見ることによってだ
OSHOオレンジブックより
OSHOが提案する現代人のための瞑想法
リンク:●TOKYO MULTIVERSITY (東京でOSHOの瞑想が体験できる各瞑想センターの案内)
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