PART III フリートーキングに効果的な和順英会話

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III−3 目的キーワードと基本文

フリートーキングをしているとキーワードを口に出した後、
それが自分の気持ちの中では目的語だったということがあります。
これを無理やり主語にすると受身形の文にしなければなりません。

そんな時に文頭にきた目的語で一旦区切って、これを代名詞で受けて
言いたい事をまとめるのがコツです。

和文:ハワイでのショッピングを楽しみましたか?

最初から Did you 〜 と出てくれれば普通の英作文的な英会話として問題はありません。
英作文的英会話: Did you enjoy shopping in Hawaii ?

このように簡単な場合はとくに和順にする必要もありませんが、ま 練習ですので、
和順ではどのように扱うのかやって見ましょう。

目的語: Shopping in Hawaii. ここまで言ってしまってから、このキーワードが目的語だった、と
気づいた場合、ここで一旦区切ってしまいます。

そしてこれを代名詞の it で受け止めて次のようにまとめます。
まとめ: Did you enjoy it ?

和文:そこの赤いセーターの隣のを見せてください。

洋装店でいいセーターを見つけたようです。 手にとって見たいと思いました。
キーワーズ先行による和順英会話ではこうなります。

目的語: The red sweater.( there!)
               Next one. (Yeah ! That's it.)
まとめ:   Please show it to me.

和文: ハワイで自分の英語が通じたことを母に書きました。

文頭から話し始めました。 それが文章の目的語だったと、ここで気づきました。
でも無理やり主語にして文を続けるより、一旦区切ってしまいます。
後半これを It で受けて話をまとめます。

目的語: (The fact that) My English was understood in Hawaii.  (The fact that は省いても良い)
まとめ:   I wrote about it to my mother.

和文: 貴方が昨日案内してくれた工場の製品を注文したい。

これはは非常に長い目的語のケースです。
これも目的語を先に出しておくと、それを theirで受けて簡単にまとめられますね。

目的語: The factory which you took me yesterday.
まとめ:   I would like to order their product.