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Last Update 2013.9.10 About This Site   Site map   Mail  
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8月13日(水)曇り
 農耕って、やっぱりすごく破壊するものなのね

ここまで毎日草を刈っていると、惰性になります。
最初は、草刈りながらでも、「この土地が実り多き場となりますように」なんて 祈るように作業したんですが、この暑さと、セイタカアワダチソウの多さで、 いつしかただの単純作業になってしまいました。
一面草ばっかりで豊かなようにみえるのですが、セイタカアワダチソウが占拠しているだけで、 地面近くは茎が竹林のよう。スカスカなのです。 でもね、そんなところにも、虫たちの生活があるのですよ。 コオロギやバッタ、カマキリ、ウマオイ、蛙にトンボ。

はじめは遠慮しながら草刈り機を使ってたのですが、1時間もやっていると、最後の方はもうタダ惰性。 ブルルルッという音と震動、それにこの猛暑で、無我の境地。
だって、目の保護のためにゴーグルを付けて作業しているのですが、そのゴーグル内に汗が溜まるのですよ。 それくらいの暑さ!
もちろん、そこの虫たちを故意に死なせているわけでは無いのですが、気づかずに踏んづけたり、 ブルルルッとやってしまっているんだと思います。ご免なさいです。

たったこれだけの開墾ですが、多くの命を、いのちの場を奪っているんだなぁって。 もう少ししたら、もっといのち豊かな土地にして、いのちの楽園にしたいなぁ

でもきっと作物を荒らす虫が出たら、「このやろ〜」って思うんだろうな。きっと(笑)。
他の生き物を殺すこともなく生きてゆける都会の生活は、いのちの場所から遠ざかっていて、 それだけ楽なんでしょうけど、やっぱり不自然な感じがします。
屠殺の現場だけでなく野菜を作る現場でも、多くのいのちが奪われている。そしてそのいのちをいただいて生きている。 そのことに感謝して、文字通り、お命「いただきます」ですね。
日々感謝して、食べ物をいただきたいと思います。

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かなり開けてきました
多くの虫たち鳥たち動物たちの住処だったのでしょうが、 人間の開発の手が、とうとう彼らを追いやってしまいました。


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