8月13日(水)曇り 農耕って、やっぱりすごく破壊するものなのね
ここまで毎日草を刈っていると、惰性になります。
最初は、草刈りながらでも、「この土地が実り多き場となりますように」なんて
祈るように作業したんですが、この暑さと、セイタカアワダチソウの多さで、
いつしかただの単純作業になってしまいました。
一面草ばっかりで豊かなようにみえるのですが、セイタカアワダチソウが占拠しているだけで、
地面近くは茎が竹林のよう。スカスカなのです。
でもね、そんなところにも、虫たちの生活があるのですよ。
コオロギやバッタ、カマキリ、ウマオイ、蛙にトンボ。
はじめは遠慮しながら草刈り機を使ってたのですが、1時間もやっていると、最後の方はもうタダ惰性。
ブルルルッという音と震動、それにこの猛暑で、無我の境地。
だって、目の保護のためにゴーグルを付けて作業しているのですが、そのゴーグル内に汗が溜まるのですよ。
それくらいの暑さ!
もちろん、そこの虫たちを故意に死なせているわけでは無いのですが、気づかずに踏んづけたり、
ブルルルッとやってしまっているんだと思います。ご免なさいです。
たったこれだけの開墾ですが、多くの命を、いのちの場を奪っているんだなぁって。
もう少ししたら、もっといのち豊かな土地にして、いのちの楽園にしたいなぁ
でもきっと作物を荒らす虫が出たら、「このやろ〜」って思うんだろうな。きっと(笑)。
他の生き物を殺すこともなく生きてゆける都会の生活は、いのちの場所から遠ざかっていて、
それだけ楽なんでしょうけど、やっぱり不自然な感じがします。
屠殺の現場だけでなく野菜を作る現場でも、多くのいのちが奪われている。そしてそのいのちをいただいて生きている。
そのことに感謝して、文字通り、お命「いただきます」ですね。
日々感謝して、食べ物をいただきたいと思います。
<- prev
index
next ->
|
|
かなり開けてきました
多くの虫たち鳥たち動物たちの住処だったのでしょうが、
人間の開発の手が、とうとう彼らを追いやってしまいました。
|
|