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2004年1月22日

新春の打ち初め(1月10日、ライトセンター)

アミーゴスでもお馴染み、ライトセンターI氏のご協力により場所が確保できたので、急遽練習。参加者はIKNOSYの6名にゲストに前述のI氏。
時間は3時間半といつもより長めでしたが、人数が少なかったこともあり、アタックやサーブ、パスなどの基礎練習を中心にじっくりと練習を行いました。次週に迫ったエンジェルカップに向けても丁度良い調整になったと思います。
それにしても、もし今回場所が取れなかったら、調整抜きで予選に臨むはめになっていたわけで、それを考えると恐ろしいですね。I氏には再度感謝。

エンジェルカップ東京予選(1月18日、文京盲学校)

例年より一月ほど早まった今度の全国大会、エンジェルカップには、東京からアミーゴスを含めた6チームが名乗りを上げていました。で、それでは多すぎるとのことで、4チームに絞るための予選会が開催されたわけです。
チーム練習のために確保していた場所を提供されたり、当日も役員として働かれた、森さんを初めとするファルコンの皆様には本当にお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。

予選会参加チームは、おにく、ナチュラルポジション、バッカス、ファルコン、V-QUICK、ブエノスアミーゴスの6チーム。対戦組合せは時間の都合により変則的で、まず2チームずつ3組に分けてそれぞれ対戦し、勝った3チームは予選通過。その後、第1試合と第2試合の敗者同士が対戦し(第4試合)、勝ったチームがさらに第3試合の敗者と対戦(第5試合)、その勝者が最後の出場枠を手に入れる、という方式でした。
厳正な抽選により組分けを決定し、いざ予選開始。

第1試合はおにく対V-QUICK。おにくはトーナメント戦ではお馴染みの即席チームですが、F野氏を筆頭に各チームのエース級選手が揃った豪華な顔ぶれ。一方のV-QUICKも言わずと知れた強豪チーム。全国レベルの力の持ち主同士の潰しあいの実現に、会場に緊張感が走ります。
管理人は残念ながら、自分たちの試合の準備のためにほとんど観戦できませんでしたが、やはり予想通り、期待通りの見事な攻防が見られたようです。結局、2セットとも接戦の末にV-QUICKが連取(15-13、15-13)し、予選通過第1号。
V-QUICKはこのところF野氏のいるエストレジャに対して連敗していましたが、今回は意地を見せました。一方のおにくはまさかの敗者復活戦行き。

第2試合はアミーゴス対バッカス。アミーゴスの出場者はIIKKNNOSYの9名。対するバッカスは初対戦の相手でしたが、前衛にスパイクヒッツの選手が加わっていた模様。
初対戦ということで様子を見つつも、15点制なのでそうのんびりもしていられない、という難しい試合でしたが(まぁ、本大会に出場したら、全ての試合がそんな具合なのですが)、アミーゴスにしては無難な立ち上がり。その後も中盤まで取ったり取られたりの接戦でしたが、終盤に突き放して第1セットをアミーゴスが取りました(15-11)。
第2セットは、珍しく前衛も後衛も人数が多いということで、メンバーを大きく入れ替えて臨みました。このセットは、序盤に点差をつけられたり、アミーゴス前衛某氏のダイレクトボレーが(アミーゴスコートに)突き刺さったりと大変でしたが、中盤以降の選手交代が上手く作用し、結局逆転勝ち(15-12)。見事、ストレート勝ちで予選通過を決めました。

第3試合はナチュラルポジション対ファルコン。ナチュラルポジションはエストレジャの以前の名前…だと思っていたのですが、今回のメンバーはH企、K村両氏率いるフェイカーズ、といった趣で、あまりエストレジャっぽくないのが謎です。
ナチュラルポジションのメンバーが判明した時点で、前衛後衛に強力なエースを擁するナチュラルポジション有利と管理人は予想していました。そして試合序盤はその通りの展開だったのですが、ここからファルコンが素晴らしい試合運びを見せます。
まずは職人揃いの前衛が、定評のある堅いブロックと絶妙のコントロール、それに森夫妻の秘技、ループシュートなどで前衛戦を互角以上に進めます。それに触発されるかのごとく後衛も好レシーブを連発。チームの仲の良さが具現化したような粘りのバレーで、強敵相手に互角の展開に持ち込み、観客を大いに沸かせました。
最終的には、ファルコン後衛のちょっとした隙を見逃さなかったH企氏の個人技で終盤に突き放し、ナチュラルポジションがストレート勝ち(15-12、15-11)したのですが、ファルコンの健闘に観客からは大きな拍手が送られました。課題だった後衛の攻撃に関しても、勝負できるだけのアタッカーが何時の間にか現れていましたし、ファルコンの今後の飛躍を予感させる好ゲームだったと思います。

この結果敗者復活戦は、まずおにくとバッカスが対戦、その勝者とファルコンが対戦することになりました。
正直、おにくのような強豪に復活戦に回ってこられると他の2チームにとってはいい迷惑なのですが、おにくが勝っていたとしても、代わりに降りてくるのがV-QUICKですから大差ありませんしねぇ。これも籤運というものでしょうか。

さて、敗者復活戦一回戦はおにく対バッカス。第1セットこそバッカスも善戦したものの、第2セットはF野氏を筆頭とするおにくの強力攻撃陣に粉砕され、結果はおにくのストレート勝ち(15-13、15-4)。
そもそも、S野、M輪という神奈川Aリーグ、ミッキーズ後衛のアタッカー陣が交代で退いた後でも攻撃力が全く落ちないなんて、おにくの後衛陣は層が厚すぎなんですよ。全くもって、1試合目で勝てて本当に良かったなぁ、としみじみ思わされた試合でした。

敗者復活二回戦、最後の代表決定戦はおにく対ファルコン。ナチュラルポジション相手に大健闘を見せたファルコンは、この試合でもF野氏以外のおにくメンバーに対しては健闘を見せていましたが、F野氏の弾丸スパイクを止めることは遂に叶わず。結果はおにくのストレート勝ち(15-7、15-7)でした。
この結果、おにくが最後の代表枠を獲得。バッカスとファルコンの皆様は残念な結果に終わりました。
なお、管理人は最後の試合で主審を務めていたのですが、人数の都合でこの試合(というかこの予選自体)には線審が一人もいませんでした。その状態でF野氏のような高速スパイクの行く末を判定するのはかなりの難事なので、やはり線審はいないと困るなぁ、と切に感じました。人数を揃えるのが大変なのはよくわかるのですが。

2004年1月24日

来年度のルール改定について

先日手元に届いた『JFVAニュース』によると、今回のルール改定議案は全て、賛成票が総数の3分の2に届かなかったため否決されたようです。あと数票で3分の2に届いた際どい議案もありましたが。
まぁとりあえず、ルールブックを買い直さずに済んだ、ということでしょうかね。

あみーごす五大ニュース 2003年版

今回は去年とは趣向を変えて、管理人の印象に残った昨年の試合を発表します。2003年はいろいろありましたからねぇ。

第5位は、7月6日、リーグ戦後半の初戦の湘南クーカーズ戦。これは管理人が初めて欠場した試合(しかも負け)であり、試合に出られる有難さを実感した試合でした。しかも湘南クーカーズは、後半戦の中で最も対戦を楽しみにしていたチームだったので尚更です。でも、それより何より…やっぱり指示役をできる人はチームに二人は必要だなぁ、と。
第4位は、10月12日、東京大会2回戦のミッキーズ戦。勝った試合なのですが、特に第2セット。お互いにきちんとやれば守れるものの気を抜くと点を取られる、という微妙な戦力関係だったため、サウナの中で将棋を指すかのような体力と精神力の壮絶な削りあいとなりました。時間制限無しだったとしたら、果たしてもう1試合行う力が残っていたかどうか。
第3位は、8月1日、サンフラワーカップのゴールデンシャッチー戦。後にこの大会で優勝するチームとの対戦でしたが、速くてしかもよく曲がるアタックを打ち、速攻もこなす後衛エースと、とんでもなく堅い守備陣の組合せからは、ライトセンターなどの関東の強豪とはまた違った強さが感じられました。それにしても、負けたとはいえ、K氏、S氏の両エースはよくあんな守備陣から何点も取れたなぁ…
第2位は、第4位のミッキーズ戦と同じ日の、東京大会決勝のエストレジャ戦。何しろ初の決勝戦。その大舞台であのF野氏率いるエストレジャ(+H企氏)とそれなりの試合を繰り広げることができ、誇らしく感じながらプレイしていたのを憶えています。これで勝てれば言うことなしでしたが、そんなに甘くはない、ということで。
そして第1位は、6月1日、リーグ戦前半の最終戦のビッグウェーブ戦。格上の相手からの勝利といっても、直前の試合からの勢いだけで得たようなアミーゴス初勝利のミッキーズ戦とは違います。対等の条件で臨み、苦しい試合展開を逆転したこの試合は、間違いなくアミーゴスというチームの大きな転換点の一つでありました。アミーゴスの歴史に永く残る勝利と言えましょう。

なお次点には、予期せぬところで得た待望の勝利ということで、10月26日、取手市大会のスパイクヒッツ戦を挙げます。最もあのチームに勝ちたがっていた某氏が欠場していたのが珠に傷ですが。

2004年2月2日

第12回フロアバレーボール関東大会 初日(2月1日、筑波大学付属盲学校および文京盲学校)

アミーゴスは出場していない今回の大会ですが、管理人は女性の部(文京盲学校)の審判としてお手伝いしてきました。
女性の部の出場チームはマリンフェアリーズ(神奈川?)、ミッキーズ(東京)、ラビッツ(東京)の3チーム。15点3セットマッチ、時間無制限(←重要)、総当り制で争われました。
なお、以下の試合結果の得点はファルコンのT中氏のご報告に基づいております。T中氏に感謝。

第1試合はマリンフェアリーズ対ミッキーズ。マリンフェアリーズは神奈川県のチームを中心とした合同チームのようで、あじさいのキャプテンの方が監督をされていました。対するミッキーズは、ミッキーズの女性陣にファルコンなどのメンバーを加えた合同チーム。
個々の能力にはそれほどの差は見られませんでしたが、手堅く試合を進めたミッキーズに対し、マリンフェアリーズは連携ミスなどもあり連続得点がなかなか奪えず、それがミッキーズに流れが傾く要因となったと思います。結局ミッキーズのストレート勝ち。

第2試合はミッキーズ対ラビッツ。ラビッツにも他のチームのメンバーがゲスト参加していた模様です。
第1セットは、前の試合の勢いそのままにミッキーズが大差で取りましたが、第2セットに入るとラビッツが、後衛のエースを中心に反撃を開始し、大きくリードを奪います。ミッキーズも粘って点差を詰めますが、ラビッツが逃げ切ってセットカウントを五分に持ち込みます。
そして最終セット。5分近く(!)にも及ぶ長いラリーなどを経て、両チームとも譲らぬまま終盤へ。マッチポイントを迎えたミッキーズに対してラビッツもあと一歩まで詰め寄りますが、僅かに及ばず。結局、1時間50分もの大熱戦(時間無制限でしたからねぇ…)はミッキーズの勝利で終わりました。この結果、連勝したミッキーズの優勝が決まりました。

第3試合のマリンフェアリーズ対ラビッツ戦は見られませんでしたが、第1、第3セットを取ったマリンフェアリーズが勝利し、その結果総合で1勝1敗、準優勝となりました。ラビッツは2試合とも1セット先取されてから追いつく粘りを見せましたが、惜しくも連敗で第3位に終わりました。

2試合を見ての感想など。元々一般の部においても、レシーブやブロックなどの守備能力に定評のある女性選手は多いので、今回の3チームの高い守備力はある意味で想像通りのものでした。一方、後衛のアタック力に関しては想像以上の強さを感じました。ラビッツのエースアタッカーを筆頭に、女性限定の試合でなくともアタックで勝負できそうな選手が何人も見受けられたことは喜ばしいことだと思います。
なお、前衛のアタック力も決して低いわけではなかったのですが、それにも増してブロックが堅かったので、前衛戦での攻撃にはどのチームも苦労しているように思えました。その分、前衛の攻撃で点が入ったときの盛り上がりもひとしおだったわけですが。

ちなみに一般の部(筑波大付属盲学校)の様子についてはほとんど情報を得ておりません。知っていることといえば、アミーゴスの後衛のエース、K氏がゲスト参加しているおにくが不戦勝で二日目に進出したことぐらいです。何かわかりましたらいずれ。

一方その頃、横浜では(2月1日、ライトセンター)

十条での練習の予定を変更して、ライトセンター、ファミリーとの練習試合に混ぜて頂きました。参加者はHIIKNYの6名。管理人は前述の審判業務が終わってからの途中参加でした。
ライトセンターとの練習試合(負けだった模様)には管理人は間に合いませんでしたが、ファミリーとの試合には途中参加できました。15点1セットだったこともあり、状況を飲み込めた頃にはもう終盤だったのですが、何とか逆転勝ちできたので幸いでした。
なお、アミーゴス期待の新人の一人、H氏は久々の参加。久々にしては大変な相手だったと思いますが、だいぶフロアバレーにも慣れてきたようで何よりです。

2004年2月11日

夜間練習に参加して(2月3日、文京盲学校)

F野氏ら有志で行っている夜間練習に参加させてもらいました。アミーゴスからは他にK氏が参加。
他にどんなメンバーが揃うのか知らずに行ったのですが、来るわ来るわ、アミーゴスでもお馴染みのファミリーU氏の他に、エストレジャ、V-QUICK、ミッキーズ(管理人が把握している限り)の精鋭陣がずらり。業師揃いの前衛と強力アタッカーだらけの後衛に囲まれて、あっという間の2時間半でした。
そんな中、アミーゴスの練習などにも参加してくれている管理人の後輩H氏は、相手の隙をピンポイントに突く芸術的スパイクなどで存在感を発揮していました。レシーブでも決して負けていませんでしたし、最早彼を初心者と呼ぶのは適切でないかもしれませんねぇ。

第12回フロアバレーボール関東大会 二日目(2月8日、筑波大学付属盲学校)

といっても管理人は観戦していませんので、伝聞にて。関東大会二日目に残ったチームは、NSG(群馬)、おにく(東京)、スパイクヒッツ(東京)、スレイヤーズ(茨城)の4チームでした。なお、おにくにはアミーゴスの後衛のエースK氏がゲスト参加しています。

準決勝第1試合、おにく対スパイクヒッツはおにくのストレート勝ち。現地観戦したアミーゴスY氏によると、両チームとも後衛の調子が今一つだったようです。朝だからでしょうかね。
準決勝第2試合、NSG対スレイヤーズはスレイヤーズのストレート勝ち。Y氏は観戦していなかった模様ですが、NSGは一日目にミッキーズを下したほどのチームですし、そのチームがストレート負けということでこの大会のレベルの高さが窺えます。
3位決定戦、NSG対スパイクヒッツはフルセットの末NSGが勝利。スパイクヒッツには、本来の主力が欠場していた代わりにV-QUICKの両エースがゲスト参加していたとのことで、そんなチームと正面から打ち合って勝った(らしい)NSGは凄いなぁと思います。他の大会でも姿を見られるとよいのですが。
そして決勝戦、おにく対スレイヤーズ。スレイヤーズは看板の強力後衛陣を中心に、特に第2セットは終盤までおにくと互角の戦いを演じましたが、最後は豪華メンバーを揃えたおにくが振り切り、結局おにくがストレート勝ちで大会5連覇を果たしました。スレイヤーズは惜しくも準優勝に。

Y氏の観戦されたおにくの2試合については、以下に得点経過の詳細を掲載しておきます。また、やはり当日観戦されたファルコンのM氏が、ファルコンのサイトの掲示板に観戦記を書いておられます。ログを残す予定はない(勿体無い!)ようなので、お早めに。

記号一覧
am=アタックミス、ap=アタックポイント、bo=ブロックアウト、bp=ブロックポイント、
cb=キャッチボール、of=オーバーフェンス、oz=オーバーゾーン、pf=ペネトレーションフォールト、
pm=パスミス、rm=レシーブミス、sc=スクリーン、sm=サーブミス、
sp=サーブポイント、tn=タッチネット、2c=ダブルコンタクト、4h=フォアヒット
*印のついた得点は連続ポイント(サーブ権移動せず)
準決勝第1試合 スパイクヒッツ(左、「ス」と略記)対おにく(右、「お」と略記)
第1セット…0-1(ap) 1-1(sm) 1-2(bo) 2-2(bo) 2-3(ap) 3-3(tn) 4*-3(am) 4-4(rm) 5-4(ap) 6*-4(am)
6-5(rm) 6-*6(am) 6-*7(bo) 7-7(ap) 8*-7(am) 9*-7(pm) 9-8(ap) 9-*9(ap) 10-9(am) 10-10(sm)
10-*11(am) 11-11(sm) 11-12(rm) 12-12(am) 12-13(ap) 12-*14(am) 13-14(am) 13-15(ap) 14-15(rm) 14-16(ap)
15-16(bo) 15-17(ap) 15-*18(ap) [タイムアウト(ヒ)] 15-*19(bo) 16-19(sm) 16-20(bo) 16-*21(rm)
第2セット…0-1(pf) 0-*2(am) 1-2(ap) 2*-2(am) 3*-2(ap) 3-3(am) 3-*4(am) 3-*5(ap) 4-5(am) 4-6(ap)
4-*7(ap) 5-7(sm) 5-8(am) 6-8(pm) 6-9(rm) 7-9(rm) 7-10(ap) 8-10(bo) 9*-10(am) 10*-10(bo)
10-11(ap) 11-11(rm) 11-12(ap) 11-*13(am) 11-*14(4h) 12-14(sm) 12-15(pf) 13-15(ap) 14*-15(am) 14-16(am)
14-*17(ap) [タイムアウト(ヒ)] 15-17(sm) 15-18(ap) 15-*19(am) 15-*20(am) 16-20(bo) 16-21(bo)
決勝戦 スレイヤーズ(左、「ス」と略記)対おにく(右)
第1セット…0-1(4h) 1-1(ap) 1-2(oz) 1-*3(sp) 2-3(bo) 3*-3(rm) 3-4(sm) 3-*5(am) 3-*6(4h) 4-6(bo)
4-7(ap) 5-7(rm) 5-8(ap) 5-*9(am) 6-9(bo) 6-10(rm) 7-10(sm) 7-11(rm) 7-*12(rm) [タイムアウト(ス)] 8-12(rm)
8-13(ap) 8-*14(ap) 9-14(bo) 9-15(rm) 9-*16(4h) 9-*17(rm) [タイムアウト(ス)] 9-*18(4h) 9-*19(ap) 10-19(sm) 11*-19(rm)
12*-19(4h) 12-20(ap) 13-20(bp) 13-21(bo)
第2セット…0-1(ap) 0-*2(am) 1-2(am) 1-3(sm) 2-3(sm) 2-4(oz) 3-4(sm) 3-5(ap) 3-*6(am) 4-6(sm)
4-7(ap) 5-7(rm) 5-8(ap) 6-8(tn) 6-9(sm) 7-9(sm) 7-10(sm) 7-*11(bo) 8-11(am) 9*-11(am)
9-12(4h) 10-12(am) 10-13(ap) 11-13(am) 11-14(am) 11-*15(bo) 11-*16(ap) [タイムアウト(ス)] 12-16(bo) 13*-16(am) 14*-16(am)
14-17(am) 14-*18(ap) 15-18(ap) 16*-18(bo) 16-19(sm) 17-19(ap) 17-20(bo) 17-*21(bo)

最後に。Kさん、公式戦初優勝おめでとうございます。二度目はアミーゴスで、になるといいですね。

2004年2月26日

第10回エンジェルカップ 本戦(2月15日、名古屋市レインボーホール)

大会プログラムによると、正式名称は「全日本選抜フロアバレーボール愛知大会 ANGEL CUP 2004」というそうですが、それはさておき。今年は第1部16チーム、第2部5チームの計21チームが全国各地から集結しました。アミーゴスは初めての出場です。
なお、アミーゴスと同じ東京都からは、おにく、V-QUICK、ナチュラルポジション、それにアミーゴスの計4チームが出場…と思いきや、直前になって予選敗退したバッカスの復活出場が決定。これは、東京都予選終了後に他地域の某チームが出場辞退し、欠員が出たためだそうです。まぁ確かに、16チームと15チームではトーナメントでの区切りの良さに雲泥の差がありますからねぇ。

今大会の第1部は、通常のトーナメント戦に敗者による順位決定戦を絡めた変則的な形式で行われました。その1回戦、アミーゴスのエンジェルカップ初陣の相手は大阪アタッカーズ(大阪)…のはずでしたが、当日になって大阪アタッカーズの欠場が発表され、何とアミーゴスの不戦勝に。…いやー、前回のサンフラワーカップで1勝しておいて本当に良かったなぁ、と思いますよ。もしあの勝ちがなかったら、記念すべき全国大会初勝利が不戦勝、という締まらない結果になるところでしたからね。
さて、首尾良く初戦突破したものの、折角の関東勢以外との試合が減ってしまって残念がるアミーゴス選手団でした。そこで注目したのが、直前の試合でライトセンター(神奈川)に敗れた岡崎盲学校(愛知)。というのもこのチーム、次の順位決定戦でアミーゴスの試合の敗者と試合する予定でしたが、対戦相手の大阪アタッカーズは勿論順位決定戦も欠場。というわけでアミーゴス同様、折角の試合が1試合減ってしまったわけです。
そんなわけで岡崎盲学校の皆様に練習試合を申し込んだところ、試合直後でお疲れにも関わらず快く承諾して下さいました。改めてお礼申し上げます。また、空きコートの使用を許可して下さった大会本部にも感謝致します。こういうときに融通が利くというか、話がすぐに通るのが規模の大きすぎない大会の良いところですね。
なお、肝心の練習試合は、アミーゴスの前後両エース、K氏とS氏が(珍しく)揃って好調だったこともあり、アミーゴスの勝利で終わりました。まぁ、岡崎盲学校の選手の中には、休憩だと思って直前まで食事していた方もいましたしねぇ。いずれ本当の試合をする機会があるといいのですが。

続く2回戦は、…なんでこんなところで当たるかなぁ。関東のチームでしかも強豪の、ライトセンターとの対戦でした。先日の神奈川トーナメントでも同じく2回戦で対戦したこともあり、「折角名古屋まで来たんだから、どうせなら他のチームが良かったのに…」との嘆きも聞こえる中、試合開始。出場者はIKKKNNSYの8名。
試合は15点3セット制で行われました。第1セット、アミーゴスは個々の調子は比較的良かったものの、ライトセンターの素早い攻撃の前に中々自分達のペースを掴めず、じわじわとリードされていきます。ライトセンターの珍しい連続サーブミスにも助けられ、終盤まで接戦を演じながらも、最後は突き放されて、結局11-15で第1セットを落としました。
第2セットになると、第1セットの反省を活かし、自分達のペースでの試合運びもそれなりに出来る様になりました。粘りも出て来て、1セット目には無かったような長いラリーも増えてきたのですが、残念なのはそのほとんどを相手に奪われてしまったことです。試合内容自体は1セット目より劣るものではなかったと思うのですが、結果的には6-15と大差がついてしまいました。結局ストレート負けで、牙城を崩すことはまたも叶いませんでした。
全体的に、そこそこの勝負はできていたと思うのですが、「そこそこ」で勝てるような相手でないのも確かなわけで。まずは第1セットの個々の好調さと第2セットの試合運びを両立させることが必要ですね。来期の神奈川リーグに向けて、新たな目標を得た一戦でした。

アミーゴスは、2回戦で敗退したことにより、隣のブロックで同じく2回戦負けしたチームとの順位決定戦(勝てば同点5位、負ければ同点7位)に回ることになりました。相手はV-QUICK(東京)に敗れた川崎リバース(神奈川)です。ってまた関東勢ですか。
この試合は、時間の関係で21点1セット制で行われました。両チームとも、大会最後の試合で有終の美を飾りたい気持ちは同じだったと思いますが、難しい局面で微妙なジャッジが続いたこともあり、終始ふんわりとした雰囲気で試合は進みました。
内容としては、リバースのブロック陣の独特な陣形や、前述の雰囲気に戸惑ったこともあり、アタックでのネットが目立つなど波に乗りづらい展開でした。結局、一進一退の展開のまま終盤に突入するも、それまでのリードを保って何とか逃げ切りました。結果は21-16。
川崎リバースは、前期の神奈川Aリーグで3位入賞したチームですし、そんなチームに勝てたことは嬉しく思います。とはいえ、今回の試合ではその前期3位という躍進(というより復活?)の立役者の一人、後衛のエースU海氏を欠いていたなど、ベストメンバーでなかったことも確かです。来期のリーグ戦ではどのような試合になるでしょうか。

その他の試合の感想など。
1回戦の敗者による順位決定戦の最終戦、9位決定戦は、1回戦でライトセンターに敗れた岡崎盲学校と、リバースに敗れたマスカッツ(岡山)の試合、およびF-Lions(福岡)に敗れたファミリー(神奈川)と、キングシャッチー(愛知)に敗れたバッカス(東京)の試合の2試合でした。どちらも3位決定戦や決勝戦と同時刻に行われたこともあり、詳しくは見ていないのですが、得点経過を見る限りではともに大接戦だったようです。時間さえずれていれば観戦できたのに残念です。ちなみに管理人は、先程お世話になった岡崎盲学校と、神奈川リーグ等でお馴染みのファミリーを密かに応援していたのですが、岡崎盲学校は見事勝利、逆にファミリーは惜しい結果に終わりました。
5位決定戦のもう1試合は、2回戦でナチュラルポジション(東京)に敗れたF-Lionsと、キングシャッチーに敗れたおにく(東京)の対戦。これはアミーゴスの5位決定戦と同時に行われたのですが、こちらの試合のタイムアウト中にちらっと見た限りでは、力関係は互角に見えました。実際に良い試合だったようですが、結局おにくが接戦を制して5位に。
準決勝は時間の関係で見られませんでしたが、ライトセンターがV-QUICKをストレートで、キングシャッチーがナチュラルポジションを1セット失ってからの逆転でそれぞれ下し、決勝に進出しました。ナチュラルポジションは、敗れたとはいえサンフラワーカップ優勝チームを相手に最後まで接戦を演じる大健闘でした。

3位決定戦と決勝戦は同時に行われたため、管理人と他数名のチームメイトは両コートの中間で二股観戦。まず3位決定戦、V-QUICK対ナチュラルポジションの東京勢対決ですが、序盤からS野氏を筆頭にV-QUICKの強力後衛陣がエンジン全開、ナチュラルポジションの堅い守りをアタックで切り裂き、得点を重ねます。対するナチュラルポジションも、K村氏、H企氏の前後両エースを中心に反撃しますが、V-QUICKの作った流れを止めることはできず、結局V-QUICKのストレート勝ちに終わりました。この試合は全体的に攻撃での魅せるプレイが多く、華やかさでは決勝戦より上だったかもしれません。
そして決勝戦、ライトセンター対キングシャッチー。ここ数年間無敵を誇っていたライトセンターが公式戦(前回のサンフラワーカップ)で久々に負けた相手がこのキングシャッチーであるということで、「ライトセンターの雪辱戦」という極めて稀少価値の高い試合でした。
その前回の対戦では、真っ向から前衛戦を挑むライトセンターに対して、シャッチーの前衛陣が豊富な運動量と堅いブロックでライトセンターの攻撃を封じ込め、試合の主導権を握っていました。その反省を活かしたのか、今回のライトセンターは前衛陣の単発の攻撃が減り、左右の揺さぶりも絡めた前後衛のバランスの良い試合運びでした。対するキングシャッチーは、エースT木氏の切れ味や守備の堅さはいつも通りだったものの、ライトセンターの後衛陣の絶妙な位置取りなどの前に、点を取るのに2度、3度の攻撃を要するなど思ったように点を取ることができず、徐々に後手に回り始めます。結局この試合はライトセンターのストレート勝ちで、サンフラワーカップの雪辱を晴らすとともに大会連覇を果たしました。

第1部最終結果は、優勝ライトセンター、準優勝キングシャッチー、第3位V-QUICK、第4位ナチュラルポジションでした。なおアミーゴスはおにくと共に5位入賞。エンジェルカップ初参加としては文句無しの成績でしょう。
東京勢5チームの成績は、それぞれ3位(V-QUICK)、4位(ナチュラルポジション)、5位(おにく)、5位(アミーゴス)、9位(バッカス)でした。まぁ、地域間の交流を深めるという大会の主旨から、1回戦で関東勢同士が当たらないようになっていたことも順位に多少の影響を及ぼしていると思いますが、それにしても東京勢の層が厚いことは確かだと思います。アミーゴスも及ばずながらその一角を担えるようになり、嬉しい限りです。
なお、ライトセンターの某氏からの情報によると、最優秀選手賞はキングシャッチーのT木氏に贈られたそうです。なにしろ、あれだけ強いチームの得点の大部分を叩き出しているのですから、納得の結果ですね。

2004年3月2日

NSA主催 フロアバレー体験会(2月29日、十条)

当サイトでも告知しておりました通り、NSA主催のフロアバレー体験会が行われました。 管理人他、アミーゴスのメンバーもお手伝いに行ってきました。
詳細はいずれNSAのサイトに載るでしょうからここには記しませんが、初心者と経験者合わせて約40名が集まり、とても盛況になりました。 内容的にも、アミーゴスのK氏S氏の両エースや、ライトセンターのM田氏などの容赦無いスパイクが飛び交い、今までになく激しい体験会となりましたが、初心者の方々も怯むことなく、数々の好プレイを見せて会場を沸かせておりました。 ちなみに、その日最も参加者の注目を集めたプレイは、アミーゴスのK氏とI氏の二人によって生み出されたのですが、そのときI氏の身に何が起こったのかはここには書かないことにしておきます。
少なくとも管理人の見た限りでは、初心者の方々も楽しんでいてくれたみたいです。 今回がきっかけとなって、フロアバレーにより興味を持ってくれる人が少しでも増えると嬉しいのですが。

2004年3月15日

エンジェルカップ以上の長距離移動の後に(3月7日、十条)

アミーゴスの練習がありました。 参加者はIIKNOSYの7名と新加入のI氏とO氏、それにゲストとしてミッキーズのM氏、NSAのA氏、管理人の後輩H氏の、総勢12名でした。 時間は2時間半と普段より少し短めでしたが、攻撃力の高い人が多かったこともあり、展開の速い紅白戦となりました。
新加入の両氏はともに実力者なので、上手く呼吸が合うようになれば、単に「層が厚くなる」以上の良い効果をチームにもたらしてくれそうです。 そのためにももっとたくさん一緒に練習したいものです。
なお、実は管理人はその日岡山から帰ってきたばかりでした。 なのでお土産を持参していたのですが、練習の参加者が多すぎてお土産が足りなくなるという非常事態に。 個数に余裕を持たせていなかったのが全ての原因なのですが、嬉しい悲鳴とはこのことです。

2004年度神奈川リーグ組合せ決定

実は、新たに参加表明したチームがあった関係で、最近まで本当にアミーゴスがAリーグ入りできるのかどうか確定していなかったようですが、無事にAリーグ入りが確定した模様です。 めでたしめでたし。
トップの試合予定にも載せましたが、アミーゴスは初日に昇格組の湘南クーカーズと、古豪復活を印象付けた川崎リバースを相手に2試合を行うことになりました。 まずはAリーグ残留を目標と考えると、同じ昇格組のクーカーズには負けられないところです。 また、川崎リバースには先日のエンジェルカップで勝っているものの、そのときは相手が後衛のエースを欠いていたこともあり、今度の試合はそのときより厳しい試合になることが予想されます。
アミーゴスの試合以外については、現在手元に組合せ表がないため未確認です。 確認できましたらこの欄でもお知らせしたいと思います。

2004年3月24日

日頃は後衛が足りないのが常なのですが、今回の練習は(3月21日、十条)

参加者はIIKNOSYの7名と、ゲストにミッキーズのM輪氏とS野氏、何回目かの参加となるT井氏とその友人W田氏、それにアミーゴスのI上氏の後輩S木氏。 W田氏とS木氏のお二人は初心者で、特にW田氏は今回が初めてのフロアバレーとのことです。 ゲストの皆様、ありがとうございました。
今回も初めにアタック練習をして身体をほぐし、残りは紅白戦を行いました。 ルール説明の後、途中からは初心者のお二人にも参加してもらいましたが、気が付けば後衛が7名に前衛が5名という、後衛の少ないアミーゴスにしては珍しい状況に。 そのため、普段は後衛のS野氏、それと管理人が交代で前衛に入ることになりました。
管理人にとっては不慣れな前衛でしたが、手元が狂って床に対して強烈なスパイクをかましてしまったことを除けばとても楽しいものでした。 ただ、アイマスクを着けていたため、アミーゴスのエースK氏も絶賛した初心者S木氏の見事なレシーブを見られなかったのが心残りでした。 W田氏も初めてとは思えないようなしっかりとしたプレイをしていましたし、面白い紅白戦だったのではないかと思います。 お二人にも楽しんでもらえていたら幸いなのですが。

神奈川リーグ組合せ決定 続報

アミーゴスのI藤氏が神奈川リーグの組合せ表をメールで送って下さいましたので、早速2004年度の対戦表を作成。 I藤氏に感謝。

Aリーグは、ライトセンター、エストレジャ、川崎リバース、V-QUICK、ミッキーズ、それに昇格組の湘南クーカーズとアミーゴスの2チームを加えた7チームの総当たり戦です。
管理人の得た情報によると、昨年度の上位4チームからはいずれも他チームに移籍した主力級の選手がいる模様です。 未確認情報が多いので、実際の上位チームの戦力ダウンの程度は不明ですが、優勝争いや残留争いに大きな影響を与える可能性はあると思われます。
アミーゴスもこのリーグの一員なので客観的な展開予想がしづらいのですが、昇格組の活躍がリーグを盛り上げるのは確かでしょうから、台風の目となるべく奮闘したいと思います。 ただ、現時点で何チームが来期に降格となるのかわからないのは困ったものですが…
なお、アミーゴスは初日(4月4日)にいきなり連戦の予定となっています。 第1戦は昨年敗れている湘南クーカーズへの雪辱戦、第2戦の相手は昨年度3位の川崎リバースです。 連勝して勢いをつけることができれば理想的な展開ですが、果たして。

Bリーグは、新加入の2チームを加えて10チームとなりました。 その10チームを5チームずつのブロックに分けてまず総当たり戦を行い、その結果の1位同士、2位同士、という具合に同じ順位のチーム同士が対戦して最終順位を決定するようです。
ブロックIは、降格組の悟空倶楽部の他、ファジー、ドランカーズ、あじさい、そして新加入のフェイカーズの5チーム。 本命は前回の神奈川トーナメントで4位に入り健在ぶりを示した降格組の悟空倶楽部と思いますが、そこに昨年度惜しくも昇格を逃したファジーと、近年成長著しいドランカーズの2チームが絡む展開になると面白くなります。 昨年度不調だったあじさいについては、看板のどこからでも攻撃できる後衛陣の復調が期待されます。 そして新加入のフェイカーズですが、このチームは、昨年度リーグ戦にビッグウェーブから出場したH企氏、川崎リバースから出場したK村氏らを擁して、各種トーナメント戦で活躍している同名のチームが基だと思われます。 今回のリーグ戦にどのような布陣で臨んでくるのかまだ定かではありませんが、メンバー構成の如何によっては、他チームを脅かす存在になる可能性は充分にあるでしょう。
ブロックIIは、降格組のファルコンの他、ファミリー、L&G、ビッグウェーブ、そして新加入のキューンの5チーム。 こちらはブロックI以上に混沌としています。 主力の前衛に加え、Aリーグの試合を経験したことで後衛も力をつけたファルコン。 ファジーと同様、昨年度惜しくも昇格を逃したファミリー。 経験豊富なメンバーを揃え、このブロック随一の強力前衛陣を擁するL&G。 エースH企氏を筆頭とする強力後衛陣のビッグウェーブ。 新加入のキューンの全貌は明らかになっていないものの、かなり強力な選手を擁しているという情報もあります。 敢えて本命を挙げるならば管理人はファルコンを推しますが、どのチームにも上位進出のチャンスは充分にある、非常に楽しみなブロックであると言えます。
なお、Bリーグからの来期の昇格枠もまだ不明です。 ですがいずれにせよ、今期のBリーグで上位に進出するのは容易ではないでしょう。 見る分には楽しみなのですが、当事者にとっては極めて厳しいリーグであると思われます。

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管理人 縫田光司(ぬいだこうじ)  nuida (アットマーク) mwa.biglobe.ne.jp