オーランドツアー2009 本文へジャンプ
2日目(ケネディ宇宙センター、エアボート)

2日目は、オプションツアーでケネディ宇宙センターとエアボートによる湖沼見学です。
ホテルに朝7時50分にガイドの加藤さんが迎えに来てくれ、車で東へ走ること約1時間半、NASAのケネディ宇宙センターに向かいました。

ケネディ宇宙センターは、ケープカナベラルの島1つをまるごと敷地としていて、約600kmの広大さです。内部にはワシやワニなどの保護区がいくつもあるそうです。
9時少し前にケネディ宇宙センターのゲートに到着しました。

まず、スペースシャトルの打ち上げ体験アトラクション「Space Shuttle Experience」に行きました。
これは、ジェミニ計画やアポロ計画、スカイラブ、スペースシャトルの飛行士たちがビデオで心構えなどをいろいろしゃべった後に、シートに座ってシャトル打ち上げ〜燃料タンク切り離し〜宇宙空間到達して地球を見るという体験ができるCGアトラクションです。

このアトラクションのまわりには、スペースシャトルや燃料タンクの実物大模型、宇宙飛行士がヒューストンの訓練基地からケネディ宇宙センターに来るときに(自分で操縦して)乗ってくるT−38の実物大模型などが展示してあります。
地球着水用の船 燃料タンク T−38
     
 スペースシャトル Exprience前   

次は、バスに乗ってスペースシャトル打ち上げ台の見学です。とはいっても打ち上げ台そのものを見られるわけではなく、打ち上げ台から約1kmのところにある展望台からの見学になります。それでも、打ち上げの際は見学者は安全のために5kmも離れたところで待機ですし、ここまで近くにいけるのはNASAならではです。

バスに乗ってしばらくすると、スペースシャトルの組立工場が見えてきます。この建物はスペースシャトルを打ち上げ台に設置する状態で組み上げるため、非常に大きな建物です。この大きさでだいたい5km先くらいの位置です。



展望台に着き、3階に上ると1km先に打ち上げ台が2つ見えます。シャトルの打ち上げを交互に行うために2つあるそうです。打ち上げ台の1つには、打ち上げ直前のスペースシャトルの姿がありました。2月12日打ち上げ予定(結局、3月12日まで延期されましたが、若田さんがISSに滞在するために乗るシャトル:ディスカバリーの雄姿のため、既に打ち上げ台に設置されていたのです。PonpokoHouseのイベント体質はアメリカでも健在でした。


上の写真は手持ちのデジカメの最大望遠で撮った写真です。肉眼では、左の写真程度の大きさです。ちなみにシャトルが設置されていない打ち上げ台はこんな感じです。

また、展望台の2階にはスペースシャトルのエンジンの実物大模型が展示されていました(1基分だと思います)。
    


再び、バスに乗り込んで、今度はアポロ計画の記念センターに向かいます。
その途中でまた先ほど遠くに見たスペースシャトルの組立工場が今度は近くに見えてきました。写真で見るとたいしたことない大きさにみえますが、ビル側面の星条旗の星1つの大きさが2mと人間1人がすっぽり入る大きさです。星条旗は星が11列あるので、それだけで22mになります。さらに全体としてはその倍以上の高さなので大きさが想像できるかと思います。地球上で一番大きな星条旗のペインティングだそうです。

シャトル組み立て工場は、現在のケネディ宇宙センターで最も高い建物ですが、かつてはアポロ計画に使われたサターンV型ロケットの組み立て工場が最も大きく、かつ1階建ての建物としては最高でギネス記録だそうです。この建物はあまりにも高くて、ビル内で気象条件が成立してしまって雨が降ったという逸話があったそうです。

シャトル組み立て工場をぐるっと回りこむと、スペースシャトルの格納庫が見えてきます。これも非常に大きなものですが、世界で2番目とのこと。1番大きな格納庫は、ボーイング747の工場のものだそうです。



アポロ計画の記念センターに入ると、まず最初に打ち上げ司令室に通されます。ここでアポロ計画の宇宙飛行士であったJ.A.ラヴェル氏らのビデオクリップによる説明とサターンV型ロケットの打ち上げの様子が映像で見られます。ちなみに、アポロ計画では11号〜17号が有人(3名1組)で月に向かいましたが、月面に降りたのは12名しかいません。これは、母船待機が各1名に加え、映画にもなったアポロ13号(ラヴェル氏は13号の船長)は月に着陸せずに帰還を余儀なくされたためです。

続いて、ここだけでしか見られない、サターンV型ロケットの実物展示を見ました。サターンV型ロケットは使い捨てなので、本来は実物は残りませんが、唯一ここにだけ実物が展示されています。これは、アポロ計画が打ち切りになったとき、既に完成していたものでアポロ19号の打ち上げ用に使われるはずだったものだそうです。
実際に見た瞬間、ただ一言「でけぇ〜」としか声が出ないほど大きなものでした。全長110.6m、直径10.1m、重量3000tだそうです。

 第一段ロケット(S-IC) ノズル  展示室の奥行き 
シャトル搬送機のキャタピラ 第二段ロケット(S-II) 月着陸船(アポロ20号)
 
第三段ロケット(S-IVB) 月面車 月の石(触われます)
     
サターンVと一緒  けいたろとサターンV  

続いて、NASAのISS(国際宇宙ステーション)工場棟に行きました。ここでは各国のISS関連設備の組み立てなどをしています。日本の実験棟「きぼう」関連のものもありました。残念ながら組み立ては終わっていてしまわれており、5月の打ち上げ待ちの状態でした。


ケネディ宇宙センターバスツアーはここまでで終わり。ガイドの加藤さんといったん別れて、13時まで昼食&自由行動です。スペースシャトルのトイレとシャワールーム見学、過去の事故(アポロ1号炎上事故、チャレンジャー爆発事故、コロンビア空中分解事故)の犠牲者慰霊碑を見学し、最後にスーベニアショップで、家族揃いのスペースジャケットレプリカ、けいたろ用のTシャツを御土産にして、ケネディ宇宙センターに別れを告げました。

Tシャツの文言は、映画「アポロ13」のラヴェル船長の名セリフのパロディで、"Houston...We have a problem. Check diaper system"と書いてあります。
ちなみにdiaperはオムツのこと。

ケネディ宇宙センターから西に戻り、アメリカ合衆国を南北に貫く州間高速道路95号線(I−95)に入ります。この道路は、キーウエストからジャクソンビル、リッチモンド、、ワシントンDC、フィラディルフィア、ニューヨーク、プロビデンス、ボストンまで続いている文字通りのアメリカの大動脈です。ココア地区を抜けて国道520号に入り、Lake Poinsettに到着しました。
ここで、エアボート・ライドによる湖沼見学です。

まず、船待ちの間にワニの唐揚げをいただきました。けいたろは御年1歳でのワニデビュー、鶏肉みたいな白身の肉なので美味しそうに食べてました。

しばらく待って、店の裏手からエアボートに乗り込みます。エアボートは、大きなボートの後ろに巨大な扇風機がついている妙な形です。この扇風機が回ると推進力となって、高速で川面をすっ飛んでいきます。実際に乗ってみるとよくわかりますが、高速ゆえに正面から受ける風もものすごく強く、目をあけているのがせいいっぱいでした。けいたろも涙目になってがんばってました。

エアボートは途中、何度か速度を落とします。ワニや水鳥、さらには野生の馬もいて、フロリダの自然を満喫しました。

エアボート・ライドを終えて、国道528号を西へ。自動車専用のような道ながら途中でオレンジ販売の看板があり、Mihoが引き寄せられてしまったので、ガイドの加藤さんにお願いして寄り道してオレンジを買い込み、ホテルに戻りました。
この日の夕食は、当然ながらオレンジでした…。