西国街道松
   昭和40年頃                             
 街道松は旅人を暑さや風、雨、雪などから守り快適な旅が出来るよう道の両側に3間(5.9m)間隔で松の木が植えられた。市域では岩戸土橋から廿日市の町並みまでに文化10年(1813)40本、文政2年(1819)68本と記されているが、短期間で大きく差がある理由は不明である。町並みを過ぎ河愛川土橋から越峠まで46本(文化10年)、越峠から大野村境までに297本(文政2年)が植えてあった。
  昭和40年(1965)頃には街道松が数本残っていたが現在では右側の1本が残っているだけである。
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