Logan Pass でおにぎりを。(2)
【6/28-29/1999】 Avalanche/Hidden/Waterton/Swiftcurrent Lakes
【6/28-29/1999】 Avalanche/Hidden/Waterton/Swiftcurrent Lakes
Avalanche Lake で M&M を。
GTTSリターンズ。 曇りがちなのは今日も一緒、 まずは軽く Avalanche Lake Trail を歩く。 静かな森の中を Lake まで歩くこの Trail 上で、 とりあえず Bear に会わないために(いや、会った時のために?) 「森のくまさん」を歌ってみる (をを、2人いるとちゃんと輪唱ができる!)。
雲に隠れてなくて良かった。 Little Matterhorn (キュートな名前!)と Floral Park から落ちる Monument Falls をバックに侘む Avalanche Lake の眺め こんな眺めでした)は意外とバカにできない。 一ヶ月前に花盛りだった Glacier Lily の群生はもう終わっていたが、 帰りに森の中でオスの Mule Deer に遭遇したりと、 なかなか楽しい。
Logan Pass で雪中行軍を。
曇りがちではあったが時間が昨日より多少早かったせいもあり、 Logan Pass からは Reynolds Mtn. と Clements Mtn. ががっちり見えた。 しかし Hidden Lake Overlook へのトレイルを見て唖然。 だってお馴染みの木道トレイルがないんだもの! というかただの真っ白い雪原なんである。 Clements Mtn. の山腹まで自力で登ってスキー(クロカンじゃなくて普通の...) やスノーボードなんぞやってる人までいる.......。 さながら巨大なファミリーゲレンデという感じ。
さて、 雪原をひたすら Hidden Lake Overlook まで歩く。 靴が雪で濡れて冷え切った友人の機嫌がすこぶる悪い。 Overlook 付近のちょっとだけ雪のない所に Hoary Marmot を発見。 意外な大きさに驚く。
僕ら以外には誰もいない。 音は雪に吸収され、 とにかく静か。 そうか....こんな時期にこんな風景が見られるなんて知らなかった。 僕にとっては、 めったに体験できないレアな光景で勝手に盛り上がっていたが、 Glacier初体験の友人にしてみれば、 ちょっとがっかりだったかも知れない。
がっちり凍っている Hidden Lake を眺めながら、 残ったおにぎりとバナナをほおばり、 帰路につく。 ちょうど Logan Pass に戻ってきた頃に雨が降り始めたのはラッキーだった。
夕方はカナダ入りし、 Waterton Lakes National Park の Red Rock Canyon で締め。 しかし日が長いこと長いこと。
P.O.W. で朝食を。(6/29)
せっかくカナダ側に入ったんだから、 Waterton Lakes National Park をもうちょっと見よう。 P.O.W. こと Prince Of Wales Hotel でのバイキング形式の朝食は9:30までだが、 さすがに9:20に着いた僕らが最後の客だったらしい。 前回もそうだったなそういえば(あ、しかも見出しまで似ている)。 Akamina Parkway を奥まで行くと、 そこは Cameron Lake。 軽く湖岸を歩くも、 ナメてサンダル履きだった僕の足は、 びしょびしょ。 Akamina Creek のアウトレット付近で Steller's Jay(カケスの一種)という青く美しい鳥を見る。 帰路の Akamina Parkway 沿いで 2頭の Bighorn Sheepに遭遇! なんと立派な巻き角。 しかしでかいっ! 助手席から乗り出して写真撮影をしていた友人の証言によれば、 路肩の草を食みながらおしっこをしていたとのこと。 足くらいあげなさいっ(って犬じゃないって)。
Chief Mountain Hwy.沿いの池にそびえ立つ Beaver Lodge もでかかった。 池の周囲の灌木にはキレーに Beaver にかじり倒された跡が。
最後に Many Glacier に寄り、 Swiftcurrent Lake Nature Trail を歩くも途中で雨。 今日も Continental Divide 付近は午後から天気が崩れた。 前線がまさにロッキー山脈に沿って停滞してるんだから仕方ないか。
2日半の Glacier-Waterton 紀行を終え、 我々は一路 Yellowstone (これが近いようでえらい遠い)、 Grand Teton へ。 旅はまだまだ長い。
というわけで、 お客さんにはそこそこ満足してもらえたようだが、 Glacier さん、 次にいつか彼女が再び訪れた際には、 ぜひぜひ晴れてやって下さいね (こっちはお得意さんなんだから、 少しはサーヴィスしたって〜)。