ん? Two Medicine ちゃうのん? (1)
【9/12/1998】 Hidden Lake Trail
【9/12/1998】 Hidden Lake Trail
集合場所どこだっけ?
職場の友人に誘われ、 週末 Glacierにキャンプに行くことになった。 彼らは金曜の昼から休みを取り、 Glacierに向かうというが、 僕は土曜の早朝に出発することにした。 どこのキャンプサイトで落ち合うかは、 金曜の夕方に Pwintが現地から電話するという。 そして金曜の夕方、 電話が来た。「今から出るよ」...... って、 をいをい、 今から出たら着くの真夜中でっせ。 という他人の心配はこの際どうでもよく、 僕にとって重要な集合場所と時間は 「Two Medicine Campsite に朝9時。 遅れないでね。」 と決まった。 5時間半は見とかなきゃならないから、 逆算すると時差もあるので僕は次の日の朝2時半には家を出なけりゃならない。
しかし案の定.....実際起きたのは、3時半をまわっていた。しまったぁ... しかも用意はこれから。
結局 Flathead Lakeに到達する随分前に日の出を拝み、 Kalispell で給油した時には既に8時を過ぎていた。 ぐるり国立公園の外側をまわって Two Medicine まで、 ここから2時間はかかる。 今日はハイキングをすると言っていたから、 連中ももうそろそろ出掛ける準備を始めているハズである。
ペースの早い車の後ろについて US-2 をひた走り、 やっとの思いで Two Madicine Lake に着いた時、 時計は10時を指していた。 大遅刻である。 そして、 やはり彼女らの車は、 キャンプ場にもパーキングにも既になかった。 やられた。 仕方ない、 今晩キャンプサイトで落ち合うとして、 今日は一人で有効に使おう.....と遅れた旨を Voice Mail に入れようとして、 まずは自分の番号に電話をかける。すると一通の Voice Mail。 Pwint からだったが、 録音されている声がむちゃくちゃ小さくS/Nも悪くて、 何言ってんだかただでさえ認識困難な上、 彼女のしゃべる英語は速い......
結局その短いメッセージを10回近く聞いてわかったこと。 「Two Medicine は満杯で結局入れなかった」 んじゃー、 どこにおんねん。 言っている筈だが、 結局よく聞きとれない。 辛うじて聞きとった "Rising Sun" という単語を頼りに、 とにもかくにもまずはそこに行ってみることにした。 そう、 Rising Sun なら公園をぐるり回らずに GTTSを突っ切った方が絶対早かった... Kalispellで給油した時にメッセージを聞いておくんだった。 後悔先に立たず。 失敗は重なるもんである。
そして11時半....ああ、この貴重な週末旅行のうち、 もう既に半日を「彼らを探す」というしょーもない理由で費やしてしまい、 ついでにおいてけぼりまで食ってしまった.... とか何とか思いつつ、 Rising Sun キャンプサイトをグルリ回ると、 あったあった、彼らの車が。 .....しかも驚いたことに、この連中、まだここにいたのである (決して僕を待っていたためではない)。 まだ寝てるヤツもいる! 何しに来たんじゃーっ!! もう昼やでー。
まぁとにかく会えて良かった良かった..... 更にその場で30分以上うだうだしつつ、 どこへ行こうかなんて言っている。 朝ごはんの準備をしてるのもいる。 キミたち.....
結局、 誘ってもらったハズの僕が、 彼らのために時間のかからないカジュアルなトレイルをみつくろい、 引率することに。 まぁ僕も遅れたんだし、 食事もほとんど彼らが用意したものを頂いてしまったし、 あまり文句は言えない(^^;.....
ま、 とにもかくにもまずはやはり Logan Pass 〜 Hidden Lake Trail で決まりでしょー。
天気はほぼ完璧であった。 風は強かったが。 Hidden Lake Trail では、 前回訪れた Overlook を越え、 Hidden Lake 湖畔まで降りてみることにした。 Yuyu、 Pwint の女性2人は Overlook を越えたあたりの眺めの良いところで昼寝をして待ってることにしたのだが、 とにかくこのコースは大当たり。 Hidden Lake の、 それはそれは美しいこと。 水の透明度もびっくりするほど。 Paul と僕は靴を脱いで水に入ったが、 写真を撮ってもらうまで耐え難いほど冷たい。
いつもはちゃかしたような話し方をする Coban が一言呟いた。
帰り道、 Pwint が足首をヒネる。 この場では大事には至らなかったが.... 実はそれから半年の間に、 何と僕は彼女が足首や膝をひねる現場に合計三度も居合わせることとなった。 何故かよりによって必ず僕のいる時に。 三度目に膝をひねった時なんぞ結局松葉杖で全治一ヶ月くらい。 さすがにこの時(はスキーの最中だ) にはいつも元気で活発な彼女も病院に車で送られる間、 ブツブツ文句をたれながら涙目であったのだが(でもね、悪いのは誰?)、 そんな大したことをしてないのにこの故障率は一体....
僕にはわかっている..... そう、 体○ぢゃー。 結局君の○重を足が支え切れておらんのじゃー。 普通の生活には全く支障ないだろうが、 こういうアクティヴィティを末長く楽しみたいのなら、 ダ○○oトせいー。なんてことは口が裂けても本人には言えない。 ....のでここにそっと(日本語で)書くことにする。
なんてね。.....話がそれてしまった。