猫又雑記

現地まで行って一度食べてみたいと思っていたもののうちの一つが桜えび。漁が解禁となったばかりで今が旬だとテレビで観たので、静岡県の由比町まで家族で行ってきた。
ネットで調べたら、どの店も多分美味しさに変わりはなさそうだったので、何となく雰囲気で“ゆい桜えび館”という所にした（笑）。
桜えびといえば矢張りかき揚げってことで、写真に写ってる通りかき揚げ定食と、かき揚げとそばのセットを注文した。
ウ、ウマイよぉ〜！！！(ToT)
実は猫又、市販の乾燥してる桜えびはあまり好きではない（笑）。でも、新鮮獲れたての生のかき揚げは絶対美味しいに違いないと確信していた。実際食べてみたら、もう予想以上の美味しさ。あの味とサクサク感は絶品にゃ〜♪
天つゆで食べるのもいいのだけれど、塩！猫又は断然塩がオススメ！あぁぁ、また食べに行きたい〜。

桜えびに満足したところで、次の目的地、富士国際花園へ向かった。
ここは、富士山の麓にある一年中満開の花（ベゴニア）が咲き乱れている所。中に入るとその凄さに圧倒された。
ここにはフクロウが沢山いて、１日に２回、写真のようなフクロウのショーも行われている。お姉さんの合図で、花の中をフクロウがバッサバッサと飛んで来たりして、とっても面白い♪そして可愛い♪
そんな可愛いフクロウも肉食。見学コースのガラスの檻に入っている様々な可愛いフクロウたちの足元には、可愛い黄色いヒヨコちゃんの無残な姿が……。な〜む〜。
また、フクロウ以外にも、オウムが居たり、小鳥が沢山居るケージの中に入って餌をあげたり出来る。外にはエミューも居て、恐る恐る手で餌をあげてみたら、相手は慣れたもんで（笑）、痛い一歩手前な感じでパクッと手に乗せた餌をついばむ。可愛い♪
もっと奥には水鳥の池とかもあるらしいけど、時間も無いので御土産買って帰路に就くことにしたのだった。
富士山をぐるっと回る楽しい日帰りドライブだった。

近所の某城址公園の桜が満開とのことで、散歩がてら花見に行ってきた。
近くではあるものの、多分中学生の頃以来行ってなかったと思うその公園は、記憶にあった姿とは全然違っていて、綺麗に整備されてしまっていた。
綺麗に整備された分、だだっ広い開放感は無くなってしまったけど、桜はとても綺麗だった。

友人に、ミントの栽培キットをもらった。
ぜ〜んぶセットだから、育つかどうかは腕次第？

ちゃんと育つかな〜♪

知り合いから、カッパピアが閉園になっていたことを聞かされた。
えぇぇぇ〜！？！？　そうなのかぁ〜。確かに閑古鳥鳴いてたもんなぁ〜。行っといて良かったぁ〜。
でも思い出の場所が消えてしまうのは、ちょっと寂しいね…。

カメラ雑誌に、ねんねこ家の写真が載っていて無性に行きたくなり、谷中へと繰り出した。
ねんねこ家の存在は、知ってはいたけど行くのは初めて。千代田線の根津駅が最寄駅のようなのだけど、乗換えが面倒だったからＪＲの日暮里駅で降りて、ちょっと時間掛かりそうだったけどてくてく歩いて行ってみた。
細い路地にある小さな焼き物のお店とか、可愛らしい絵葉書のお店とか、途中で何度も寄り道しながら歩いていたら、多分この辺なのになぁという辺りで迷子になった（笑）。近くにいたおじさんに聞いてみたら、ねんねこ家かどうかは分からないけど猫のなにかがあそこにあるよと言われ、なにかってなんだと思いながら（笑）行ってみたら、ギャラリーだった。
猫ものオンリーの、その名もギャラリー「猫町」。入ってみると、この日は櫻井魔己子さん（張り子や粘土等の置物系メイン）と白浪のりこさん（ほのぼの系イラストメイン）の個展が行われていた。凄く心奪われたものもあったのだけど、ここで散財してはいかんと心を鬼にして、目的地を目指すのだった（笑）。
つづく……。

「猫町」を出て住宅街を歩くこと数分（近かった。笑）、細い路地の奥にようやくねんねこ家を発見した。このマニアックな雰囲気がたまらない♪
ねんねこ家は、基本的には猫グッズのお店なのだけど、お茶も飲めるということで、まずは一服♪　それから店内を物色していると、お店の人が「遊んであげてくださ〜い」と子猫を２匹連れてきてくれたのにゃ〜♪

可愛いよぉ〜！(ToT)
するとその後からママ猫のミチコさんが登場し、２匹はママのおっぱいを美味しそうに飲み始めた。
ずっと見ていたいけど、ミチコさんの頭をなでてから、オリジナルＴシャツやら小物などを購入して店を後にしたのだった。
つづく……。

ねんねこ家を後にして、一路浅草へと向かった。浅草の近くに、招き猫で有名な今戸神社というのがあるらしく、しかも縁結びのご利益があると聞いては行かねばなるまい！爆！
ただの土曜日なのに、雷門の前はすごい人だかりだった。とりあえず尾張屋の天せいろで腹ごしらえをして、今戸神社の場所がよく分からなかったから、雷門横の交番で道を聞いたら丁寧に教えてくれた。有難かったけど、交番をまだ二つ越えた先の結構遠いところにあるのが分かり、ちょっとブルーになった…。
でもめげずにご利益目指してひたすら歩いた。そしてやっと到着した今戸神社は想像していたより大きな神社で、本殿には大〜きな２匹の招き猫が出迎えてくれていた。その大〜きな招き猫に見守られながら手を合わせ、どうかご利益をと切々と神様に訴えた後（笑）お守りも入手し、再び浅草へと戻り、更に上野から帰路に就いたのだった。

とっても疲れたけど、猫三昧の美味しくて楽しい猫めぐりの１日だった♪

新聞の折り込みチラシで見た藤の花の写真が凄く綺麗だったので、あしかがフラワーパークへ行ってみた。
東北道の佐野藤岡ＩＣで降り、あとはチラシの地図と道端の案内板を頼りにプルプル行くと、信号もない細い丁字路のところにおじさんが立っていて、フラワーパーク入り口へはこっちこっちと旗を振って誘導していた。あのおじさんが居なかったら、恐らく訪れた人のうちの半分ぐらいは行き過ぎて迷子になるに違いない（笑）。
そこから少し行くと、右に入り口、左に舗装されていないかなり広い駐車場スペースがあり、満車に近い状態だったけど運良く入り口にわりと近いところから１台出て行き、間髪入れずに駐車。ラッキー♪と思ったら、よく見ればそこは西ゲートとなっており、もっと奥まで行けばちゃんとした駐車場があって正面ゲートから入れたらしい。ちっ。
でも別に園内を１周するのにどこから見ようが同じことと、西ゲートから入ってみると、いきなり美しい紫色が目に飛び込んできた。
綺麗ー！！　うわー！！　凄いー！！
微妙に色合いの違う満開の藤！藤！藤！　そしてほのかにイイ香りが漂っていた。
いざ写真！とバッグから夕べフル充電したデジカメを取り出し、枝振りと色味のよさげなものを狙おうとしたら、うげぇぇぇぇー！　小さな液晶画面に冷たく浮かび上がる「カードがありません」の文字…。入れ忘れた…。ららるぅ〜♪
そんなショックをも吹き飛ばす美しい藤の花と、色とりどりの躑躅もまた満開で綺麗だった。また、モネの池やら白藤のトンネルなんてのもあって見所いっぱいだった。勿論藤棚になっているのもあり、特にここの目玉である大藤は本当に見事だった。夜はライトアップされるらしく、さぞかし幻想的で美しいだろうなと思った。
レストランで昼食の後、お土産などを物色して、串に刺した焼き饅頭をかじりながら再びぷらぷらと歩いていた時、事件は起きた。レストランやショップのある正面ゲート付近は広場のようになっており、綺麗な花や芝生が植えられている中に、通路と堀のような水路がある。そこで記念撮影をしていた家族連れがいて、水路際でカメラを構えていたお姉さんが、その浅からず深からずの水路に落ちた。見事に後ろ向きにゴロンと倒れ、首までずっぽり浸かっていた（激爆！）。こんな時は見て見ぬフリをされるのが一番恥ずかしかろうと思い、笑いながらも大丈夫ですか（どう見ても大丈夫じゃないんだけど。爆！）と声をかけると、お姉さんも笑いながら「恥ずかしいぃ！」とか言いながら大丈夫らしかった。それどころか、持っていたバッグまですっかり水浸しで、お母さんらしき人が着替えなきゃ風邪ひくから帰ろうと言うと、「えー！　今来たばっかりなのにもう帰るのー！」とブーイング。逞しい〜（笑）。
そんなこんなのとっても綺麗で楽しいあしかがフラワーパーク体験だった。帰りに時間に余裕があったから、佐野厄除け大師に寄ってお参りしてから帰路に就いたのだった。