猫又は、神社仏閣にはよく出没するけど、洞窟や鍾乳洞の類にも物凄く興味をひかれるタチである。今回の高崎探検は、猫又が贔屓の明石少尉こと平田広明さんが旅されたという“洞窟観音”に興味をそそられ是非とも行ってみたいと思い、でも一人で行っちゃダメらしいので(笑)森の常連であり観劇仲間のおるさんを連れ出し決行したのだった。
白衣大観音 メインの見学場所は洞窟観音だけど、明石少尉が辿ったその周辺観光スポットも勿論巡ってきた。 関越道で藤岡ICまで行き、国道17号を通って行くルートで、午前10時頃に観音山駐車場に到着。土曜日だしそこそこ人出もあるのかなと思ったら、駐車場一番乗り。誰もいない。閑散としている(笑)。でも混雑しているよりはいいし、お昼頃から雨という天気予報だったから、早速最初の探検ポイントの白衣大観音へと歩き出した。 参道に連なる土産物屋さんも軒並み閉まったままのなんとも寂しい中、観音様の足跡を見つけてはしゃぎながらしばらく辿って行くと、その足元に出た。まずは観音様を護持するお寺、慈眼院にお参りしてから、いざ胎内へ。ジグザグに折れて上り下りする階段があり、その途中には小さな窓と、全部で20体の仏像が安置されていた。背中のあのゴルゴな穴の正体は、覗き窓と明り取り窓だった(笑)。 胎内から出て、観音様の正面にあるベンチに腰を下ろし、パラパラと見え始めた人影と、肥えた野良猫が横切る姿を横目で見ながら、持参のお茶とお菓子で小休止。ひどく穏やかで心地好い小休止だった。 ●観音山駐車場 420円 ●白衣大観音胎内内拝 大人300円(200円)・子供100円(50円) ※カッコ内は、インターネット割引券利用時の料金
ひびきばし 白衣観音の少し先に、ひびきばしという吊り橋があるらしいので行ってみた。絶好のハイキングコースのような遊歩道を歩くこと15分くらい(だっけ?おるさん。笑)、予想以上の大吊橋にはしゃいで真ん中まで行ってみる猫又に対し、5mほど進んで引き返してしまうおるさんなのだった(笑)。
つづく……
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