猫又雑記

日記というか、まあその時々に思いついたことや出くわした事件(笑)等をつらつらと…。
なので、毎日書くことはまず滅多にないと思います。
あとは一応更新履歴なんかも書いておこうかな。

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2003年03月01日 01:高崎探検 その他

このゴルゴな穴の正体は…

猫又は、神社仏閣にはよく出没するけど、洞窟や鍾乳洞の類にも物凄く興味をひかれるタチである。今回の高崎探検は、猫又が贔屓の明石少尉こと平田広明さんが旅されたという“洞窟観音”に興味をそそられ是非とも行ってみたいと思い、でも一人で行っちゃダメらしいので(笑)森の常連であり観劇仲間のおるさんを連れ出し決行したのだった。

白衣大観音
メインの見学場所は洞窟観音だけど、明石少尉が辿ったその周辺観光スポットも勿論巡ってきた。
関越道で藤岡ICまで行き、国道17号を通って行くルートで、午前10時頃に観音山駐車場に到着。土曜日だしそこそこ人出もあるのかなと思ったら、駐車場一番乗り。誰もいない。閑散としている(笑)。でも混雑しているよりはいいし、お昼頃から雨という天気予報だったから、早速最初の探検ポイントの白衣大観音へと歩き出した。
参道に連なる土産物屋さんも軒並み閉まったままのなんとも寂しい中、観音様の足跡を見つけてはしゃぎながらしばらく辿って行くと、その足元に出た。まずは観音様を護持するお寺、慈眼院にお参りしてから、いざ胎内へ。ジグザグに折れて上り下りする階段があり、その途中には小さな窓と、全部で20体の仏像が安置されていた。背中のあのゴルゴな穴の正体は、覗き窓と明り取り窓だった(笑)。
胎内から出て、観音様の正面にあるベンチに腰を下ろし、パラパラと見え始めた人影と、肥えた野良猫が横切る姿を横目で見ながら、持参のお茶とお菓子で小休止。ひどく穏やかで心地好い小休止だった。
●観音山駐車場 420円 ●白衣大観音胎内内拝 大人300円(200円)・子供100円(50円)
※カッコ内は、インターネット割引券利用時の料金

ひびきばし
白衣観音の少し先に、ひびきばしという吊り橋があるらしいので行ってみた。絶好のハイキングコースのような遊歩道を歩くこと15分くらい(だっけ?おるさん。笑)、予想以上の大吊橋にはしゃいで真ん中まで行ってみる猫又に対し、5mほど進んで引き返してしまうおるさんなのだった(笑)。

つづく……


2003年03月01日 02:帰ってきた高崎探検 その他

カッパ伝説でもあるのかなぁ…

カッパピア
ひびきばしから再び観音様を通って引き返し、駐車場から少し下ったところにあるカッパピアへ移動。こちらには既に先客あり。と言ってもマイクロバスが2台と乗用車が4、5台といったところだろうか(苦笑)。
カッパピアは、遊園地とプールからなる総合レジャーランド(勿論この時期プールはやっていない。笑)。観音様の胎内からも見えた一際目立つループコースター(正式には宙返りジェットコースター。今時お得な1回500円也。)に乗るべく意気込んでいたのは猫又だけだった(笑)。吊橋に対する反応からも分かるとおり、おるさんは高いところが苦手らしい。ジェットコースターに1人貸切状態で乗る経験など滅多に出来ないとは思うものの、でも矢張りそれは余りにも寂しいから、嫌がるおるさんを約5分かけて説得し、ついに2人貸切状態でスタート。まず前方へとゆっくり引き上げられ、後ろ向きに落ちて行って宙返りし、今度は前向きに落ちていって宙返り。面白かった〜。ループの一番高いところでの滞空時間というか、スピードが落ちて逆さに止まりそうになる感覚がとてもいい。おるさんも意外と大丈夫だったらしく、ならば普通のジェットコースターにもと、またも2人で貸切乗車。あれが500円ならこっちの300円は高すぎないか?などとバカ話で笑い合えるほど、おるさんも余裕で乗れた可愛らしいコースターだった。
そして、もうめぼしい乗り物にも乗ったし先を急ごうと、次の探検ポイントへ移動したのだった。それにつけても人がいない。
●駐車場 無料 ●遊園地入場料 大人500円(400円)・子供250円(200円)

つづく……


2003年03月01日 03:高崎探検エース その他

実際はもっと奥行き感があるのにゃ。

洞窟観音
カッパピアから更に少し下ったところにあるのが、今回メインの探検スポットである洞窟観音。微妙に怪しげでこじんまりとした入り口の雰囲気と、し〜んと静まり返ったひと気のなさが相まって、猫又の探検心を刺激するのだった。
ドキドキワクワクしながら足を踏み入れると、洞窟内の両側の壁に間隔を置いて観音像が安置されてある。その観音様たちを有難く拝見しながら一直線に伸びる薄暗い坑道を進んでいくと、突き当たりで急に視界が開けた。広い空間に、いわゆる深山幽谷の景色と、沢山の観音像が彫られているのだ。凄いのは分かるのだけど、感動……というより、何か異様な感じがした。例えば磨崖仏を見た時のような神秘的だったり荘厳といった印象を受けないのは何故だろう……(苦笑)。黙ってじっとしていると全くの無音になり一段と不気味さが増して、明石少尉が「一人で行っちゃダメ」と忠告されていたのも頷ける(笑)。
そんなこんなでドキドキワクワクゾワゾワの洞窟観音探検を無事終えた二人は、併設の徳明園と山徳記念館も見学して、最後の探検ポイントへと向かったのだった。
●大人800円(700円)・子供400円(300円)

山田かまち水彩デッサン美術館
洞窟観音探検ですっかり満足し、もうミッション・コンプリートな気分だった(笑)。でもこの美術館では、これまでの観光気分な楽しさとはうって変わり、とても新鮮な感動を味わった。
ご存知の方も多いと思うけど、山田かまちさんは非凡な絵の才能を持ちながらも、17歳の時エレキギターの練習中に感電死してしまった。ずーっと以前に観たテレビの特集番組でそのことを知ってから、いつか実際にその作品をみてみたいという思いがあり、今回ラッキーなことにそれが叶って本当に良かった。
とにかく凄かった!どう凄かったかを文字にすると「たった9歳で!」とか「17歳でこんな絵が!」というありきたりな表現にとどまってしまい、実際に受けた印象の100分の1も伝わりそうにないから割愛。彼は詩もたくさん残している。これがまた一々凄い内容なのだけど、絵と同じ理由で感想は割愛(笑)。
同級生だった氷室京介さんの言葉の中に「生き急いだ」とあったのだけど、猫又は不思議とそういう気持ちは湧いてこなかった。あの残された作品の数々を見てみて、十分彼は彼の天寿を全うしたように思えてならない。ふと尾崎豊さんを思い出したりした。何れにしても、だらだら生きてるよな〜と思い知らされたのは間違いない(笑)。けど、そこで感化されて生き方改めるほどヤワなだらだら人生送ってはいない筋金入りのだらだりすと猫又さんなのだった(って威張ってる場合じゃないかもー。爆!)
●大人500円(400円)・子供200円(150円)

てな感じで、どのスポットもかなり近距離に密集していたこともあって本当に有意義で楽しい一日を過ごすことが出来た。結局天気も帰りの関越に乗るまでもったし、言うことナシの高崎探検だった。


2003年03月25日 01:稲取 その他

プラス2品ぐらいあったと思う。

25、26日と一泊で伊豆稲取温泉に旅行に行ってきた。
目的は温泉ではなく、稲取で3月に開催されている「つるし雛祭り」の見学と制作体験に参加すること。母猫がつるし雛にえらく興味を引かれ、一昨年に続き2回目の稲取訪問である。
稲取に到着し、早速制作体験のできる会場へと向かった。一昨年より会場が遠いところになっていたのに加え、この日は天気も悪く雨と強風に晒されて散々だった。なので体験が終わったあとはそそくさと旅館へ行って温泉につかることにした。
宿は、前回と同じ旅館を予約していた。駅からもそう遠くなく、何と言ってもリーズナブルな料金なのに食事がとっても豪華だから♪海方面への旅の場合、豪華なホテルよりも海に近いこじんまりとした旅館や民宿のほうが、食事は絶対満足できるというのが猫又の自論である(笑)。今回も、カニに始まり名物の金目の煮付けまで、沢山の新鮮な海の幸を堪能したのにゃ〜♪
ただ、ここのお風呂は凄く熱い。たけし軍団の熱湯風呂かい!っていうぐらい熱くて、湯船に浸かるのにかなりの忍耐力を要するのである(笑)。
まあ何はともあれ、1日目は無事に終わり、海風の音を聞きながら就寝……。


2003年03月26日 01:伊豆高原 その他

部屋の窓からは稲取漁港が一望♪

翌日は一転、絶好の旅行日和で海も凪いでいた。
実は、2日目の予定として河津の桜を見に行こうと思っていたのだけど、時期を見誤りすっかり散ってしまっていた為どうしようかと検討した結果、観光スポットが集中しているのは伊豆高原だという結論に達し、行ってみることにした。
まず最初に向かったのが「ねこの博物館」。稲取に着いてからそんなものがあるとことを知ったから、一体どんな博物館なのか見当もつかないまま訪れた。2階建ての白くて可愛らしいその博物館は、1階が猫科の剥製が沢山展示してある博物館スペースで、2階が色々な種類の生きた猫とふれあえるスペースになっていた。猫好きの猫又としては、普段見慣れない猫を沢山間近に見ることが出来て嬉しかった反面、ずらりと並んだ小さな檻の中で丸まっている猫たちを見ると、何とも言えない罪悪感を感じたり、また檻から出されていて触ることもできる猫たちも勿論全て首輪で繋がれていて、頭や喉をなでながら心の奥のほうがチクチクとしていた……。
次に向かったのは「大室山」。山頂の火口をてくてくと一周した。山頂までの上り下りで乗ったリフトのなんと気持ちよかったこと♪
今度は吊り橋で有名な「城ヶ崎」へ行ってみた。なんと!吊り橋の根元の岩場の突端で、テレビのロケが行われていたのだ!観光客がいる辺りからはかなり遠かったけど、あぁぁ!っていう動きをしていたり鎖のような物が見えたりしていたところをみると、恐らく2時間サスペンスに違いない(笑)。灯台に登って見たら(ロケじゃなく景色をね。爆)本当に絶景で気持ちよかった〜。
てなわけで、2日目の観光も十分満喫したところで伊豆高原駅へと戻り帰路に就いたのだった。
あ〜疲れた……。



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日記帳 Ver 1.14 2002.10.04 by Kazuho/V.Sonic