さて、現地についたらホームページで調べた役場に行きましょう。 役場にはホームページだけでは分からない、その地域に関するさまざまな資料があります。 (土曜日、日曜日は休みなので気をつけましょう) |
原村役場 |
現地に着いたら、いっぱい遊びましょう。これが基本です。 しかし、もし、時間があって「地域を調査しようかな」と思ったら、事前にホームページで調べた役場へ行ってみましょう。 一番、行きやすい課は、観光課です。ここでは、この地域の観光名所などが紹介されたパンフレットやマップを手に入れることができます。 特に史跡などが書かれた地図が必ずあるはずですから、それをもらいましょう(無料) そして、その史跡を見学する方法は、とても簡単です。 |
もっと時間があって「もうちょっと本格的に調査活動したいな」という人には、次の部署に行ってみましょう。 1、教育委員会で情報を集めよう(無料) ここには、観光課よりも詳しいその土地の資料があります。ちょっと難しい資料かも知れませんが、ぜひ、中学生でもわかる資料がないか聞いてみましょう。 2.現地の5000分の1(2500分の1)の地図を手に入れよう(有料) 役所には、土木課などで使う縮尺の大きい地図があります。この地図を手に入れると、その地域の土地利用の様子がとても詳しく分かります。 有料ですが、手に入れることができます。教育委員会の人でも、役所のどの人でもいいので、どこの課に行けば買うことができるのか聞いてみましょう。やさしく教えてくれるはずです、 3.「村勢要覧」を手に入れよう(無料) 最近はインターネットでも分かるようになっている場合が多いですが、その村の地勢、気候、人口、福祉、健康、議会、選挙、教育、消防、村のあゆみなどが一つになった冊子があります。これを役所に行ったらもらいましょう。 おもしろいことに、財政が豊かな地域は、カラー写真が豊富でとても立派な要覧を作成しています。なぜ、その地域は財政が豊かなのか調査すると、とてもすばらしい地域調査の研究になります。 |
次に、行くところは、その地域にある郷土資料館です。ここは、教育委員会が管理している場合が多いので、役場でどんな資料館があるのか尋ねてみましょう。 ほとんどの場合、無料又は100円前後で入館することができます。 これも、その地域の財政に影響してきますので、財政が豊かな地域は、とても立派な資料館があります。 財政が豊かな資料館には、模型やスライド、ビデオなども豊富にそろっていて、とても分かりやすくなっています。 他にも、その地域に住む動物や昆虫、鳥、植生する植物などを展示した「自然文化園」のようなものもありますので社会科に限らず、理科の地域調査もとてもおもしろいでしょう。 縄文時代や弥生時代の遺跡後に「遺跡公園」として管理している場合も最近、増えてきました。 復元した縄文土器や住居などがあり、歴史の勉強になります。 |
パンフレットは、必ずもらいましょう。特に「ご自由にお取りください」というようなパンフレットも必ずもらいましょう。 家に帰ってからまとめるのにとても役に立ちます。 そして、カメラで写真を撮っておくことにしましょう。 最近、流行のデジカメなら現像の心配がいりませんから、バチバチ撮るようにしましょう。 この、上の写真のように一枚は、全景が写るように写真を撮ります(左) そして、その説明の看板があれば、それも撮るようにします。(右) このように撮っておけば、その場で、看板の説明をうつす作業をしなくてもOKなのでとても便利です。 字がとても小さいように見えますが、パソコンで拡大するととてもよく読むことができます。 |
事前に |
調査の基本 |
現地調査 |