2021年、江戸切子の清水硝子サイトはリニューアル shimizuglass.com
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こちらは旧サイトです。

江戸切子と薩摩切子の違い

切子・日本のカットグラスとして有名な江戸切子と薩摩切子。その違いです。
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江戸切子とは  薩摩切子との違い  江戸切子工程(作り方) 伝統工芸とは 清水硝子の歴史 ガラス・切子用語

江戸切子と
薩摩切子の違い

・江戸切子

 天保5年。(1834年)江戸で始まる。
 素材は透明な硝子と、
せ硝子で色を薄く被せたものとがある。
 カットは深く鮮明で正確であり仕上りがはっきりとして華やかである

・薩摩切子

 せ硝子を用いたカットガラス。色を厚く被せた素材で、
切子が半透明な淡い感じの仕上りとなる。
 幕末薩摩藩で20年位の歴史の中で
その後途絶え、現在あるものは復元的なものが中心である。

以上が、江戸切子の町工場が集まって作っている東京カットグラス工業協同組合の見解(平成4年策定)です。

薩摩切子は、薩摩藩が島津斉彬候の開明的殖産政策により、江戸切子の職人を招くなどして「集成館」にて行われた物。
陶器的に言えば藩窯ですね。
かつ、薩英戦争等で途切れ、当時のものの現存数は数が少なく骨董として高価な品です。
現在販売されている物は、1970年代以降に復刻生産が開始されたものです。
特徴は、被せの厚さとボカシ。

対して、
江戸切子は、お江戸の町工房といいましょうか、切子職人達によって行われて参りました。
庶民のガラスとして、菓子皿から装身具まで作られ、江戸の粋な文化を反映した模様と、透明なガラスというのが特徴でした。
その為、戦災も地震も掻い潜り・生き延びて現在となっています。

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